時間は少し進み
翼がケージを持ったノイズを倒しネフィリムの入ったケージを掴もうとした時死角から黒い槍が飛んでくると翼を弾きケージを確保する。
その相手は勿論ガングニールのギアを纏ったマリアだ。
ウェル「時間通りですよフィーネ」
そしてマリア・カデンツァヴナ・イヴをフィーネと言ったウェル、そして翼の足場として浮上した二課の潜水艦の上で向かい合うマリアと翼
そして陸地の方では響とクリスに向かって鎌の刃と鋸が飛んでくる。
2人はそれを対処するがそれと同時にギアを纏った切歌と調が着地しウェル博士を回収する
ウェル「いや〜助かりましたよ」
切歌「さっさとずらかるデス」
調「剣士は煉が対処するって言っていたし早くしないと」
と話している2人の元へアランと疾太が剣を構えて攻撃した。
アラン「ネフィリムもドクターウェルも逃すことはしません!」
疾太「逃がすかよ!!」
2人が斬りかかるも遠くから伸びた剣がその攻撃を妨げる。
アラン「これは西遊ジャーニーの!」
アランが言い終わる前に剣が動きアランと疾太を吹き飛ばす、遠くからこちらに近づく煉の姿が見える。
アランと疾太は剣を構え煉の動きを警戒する
切歌「煉が来たからにはこちらの勝ち確デス!」
調「2人を倒した後だけど余力は十分」
調の2人を倒したと言う言葉にアランは翔太と東吾が敗れた事を知る、それでも煉が翔太と烈火を持って現れないといいことは急いできたと言う証拠。
アラン(と言っても僕と疾太君で煉君に勝てるかは分かりません、もしこれで倒されて翔太君を拾いに戻られたらそれこそ此方の完璧な敗北.......どうすれば)
煉が来た事で完全に動けない状態に全員が陥っていると、コツ.......コツ........とアランと疾太の後ろから近づく足音が聞こえる。
それはどうやらその場にいた全員に聞こえたらしく全員がそちらに顔を向けると剣士達は驚いた顔を装者やウェルは見たこともない人物に驚いていた。
現れたのは音也成人だったのだ。
成人「ソフィア様から不吉な予感と言われ来てみたがこう言う事か。」
成人はそう言うと煉を見据えてライドブック、ヘンゼルナッツとグレーテルを開き後ろに携えた聖剣、音銃剣錫音を逆手に持って構え装填する。
ヘンゼルナッツとグレーテル
とある森に迷い込んだ小さな兄弟のおかしな冒険のおはなし
装填するとポップなメロディが流れ、成人は剣を順手に持ちかえトリガーを引く、そして剣を顔の横まで引き構え叫ぶ
銃剣撃弾!
成人「変身!」
剣を突き出す様にすると衝撃が形となって前に飛んでいき成人の身体をお菓子が包み姿を変え最後に飛ばした衝撃が顔につくと変身を完了する
銃でGO!GO!否!剣で行くぞ!
音銃剣ス・ズ・ネ!
錫音楽章!甘い魅惑の銃剣がおかしなリズムでビートを斬り刻む!
新たな聖剣の戦士仮面ライダースラッシュが現れた。
成人「いざ参る」
成人はそう言うと煉に向かってゆっくりと歩いていく、煉は落ち着いている様に見えるが彼は初めて剣を構えて臨戦体勢になっていた。
そして近くにいる切歌と調に向かって言う
煉「ウェルを連れて早く戻れ」
切歌「え?どうしてデスか?」
調「3人でやれば」
煉「早くしろ、マリアも急がせろ」
煉の滅多にみない様子に切歌と調はウェルを連れてマリアの元へと向かい空へと飛び空にいたスカイキャリアに乗り込んだ。
煉「マム、俺は後で合流する。この人相手に逃げるのは難しい」
煉はイヤホンに向かってそう言うと逃げる様に言う、スカイキャリアは煉以外を収納するのを確認した後その場を後にする。
クリスが痛む身体で撃ち抜こうとしたがスカイキャリアはその姿を消して反応すら掴めなくなった。残った煉は成人と対峙し様子を伺っていた。
成人「煉.......何故俺達に何も言わないんだ?」
煉「・・・言う訳にはいかないんだ、たとえ仲間だとしても!」
煉はそう言って成人に向かって駆け出す、煉は剣で切り裂こうとするが成人はそれを防ぐと受け止めた瞬間に剣を動かし受けた衝撃を逃すと同時に月闇を滑らせ受け流す。
煉「クッ!」
成人「俺の剣術は知っているだろう、大人しく投降しろ。一度ノーザンベースで話しを」
煉「フッ!」
成人は話しを持ちかけるが煉は聞く耳持たずと言った感じで攻撃の手を止めない、しかし攻撃の全ては成人によって受け流されまともに通った攻撃は無い。
煉(相変わらず攻撃が当たらない、この人の耳を攻略するには)
成人「フッ、セイ!」
成人は剣を切り上げ煉を弾く、煉は空中で一回転するとトライケルベロスのライドブックをリードする。
トライケルベロス
ジャアクリード
ジャアクケルベロス
習得一閃!
月闇から3つ首の紫色のケルベロスがスラッシュへと向かっていくがスラッシュは剣を腰まで持っていき居合の構えをとると
斬!
一閃
ただそれだけの動作で紫色のケルベロスを消し去った、その技量に装者やその光景を画面越しで見ていた二課の職員たちは絶句していた。
成人「ならば.....ここで切り裂こう」
ヘンゼルナッツとグレーテル
成人はライドブックを外して下のスロットにライドブックをリードさせると剣を正眼に構えるとカリバーに向かって勢いよく振るう
成人「スナック・音・ザ・チョッパー!」
成人が振り抜いた後に桃色の斬撃の衝撃波が煉へと向かっていく、煉は月闇でガードをするが衝撃波を殺しきれず後方へ大きく下がらされる。
煉は剣で地面を支えながら肩で息をしている。
煉「クソ.........」
ジャアクドラゴン
煉はライドブックを押しジャアクドラゴンを出現させるとジャアクドラゴンが紫の炎を煉の姿を隠す様に吐き出し見えなくなる。
炎はすぐに消えたが煉の姿はすでにそこには無かった。
成人「退いたか」
スラッシュはそう言うとブックゲートで扉を開き疾太とアランをゲートに押し込みその場を後にする。
翔太が身体に痛みを感じて目を覚ますとノーザンベースのベッドの上だった、顔を動かせば横には包帯を巻いている東吾が見えた。
翔太(そうだ.........確かあの時)
翔太はカリバーの一撃を防御している時に東吾が自ら前に出てその攻撃を全て受け止めたことを思い出す。
そのお陰で翔太は軽傷で済んだが東吾は大きな怪我を負った。
翔太は東吾を起こさない様にベッドから起き上がると部屋を出る、中央の部屋へとやって来るとそこでは激土を修理している成人の姿が見える。
翔太「成人さん」
成人「起きたか、傷はどうだ?」
翔太「俺はそこまで、東吾が守ってくれたから.........」
成人「お前と東吾が倒れていた時は少し焦ったが、煉につれていかれてなくて安心した。」
翔太「・・・成人さん、カリバー.......煉って一体」
成人は激土の修理を止める事なく話し始める
成人「常闇煉、アイツは元々はアメリカの研究機関、F.I.Sの研究所にいた聖剣適性者の生き残りだ」
翔太「聖剣適性者?」
成人「俺達は聖剣に選ばれる、ここまでは知っているな。F.I.Sの研究者達は孤児やストリートチルドレンを集めて聖剣に選ばれそうな子供を集めて定期的に研究していたんだ。」
翔太はその話しを聞いて言葉が出なかった、孤児やストリートチルドレンを狙うにしても容赦がなさすぎるからだ。
成人「だが聖剣が選ぶのは誰かわからない、そんな方法ではまさに研究の無駄でもあった。だが煉は選ばれたんだ皮肉な事にな、そこからが本当の地獄だったはずだ。聖剣の力を最大限に引き出すためにあらゆる研究が行われた。F.I.Sのシンフォギアの装者と同じかそれ以上のな.........」
翔太「じゃあ煉は自分で逃げたんですか?」
翔太の質問に成人は首を振る
成人「アイツは俺は連れてきた、F.I.Sがネフィリムを過去にも機動実験をしてなそれを止めたかったが遅くてな、研究所は火の海だった。」
成人は思い返すかつての悲惨な光景を
過去:F.I.S研究所ネフィリム機動実験時
成人「なんて有様だ.........」
成人はスラッシュに変身して火の海の中生存者を探す、そして聖剣の強い反応を頼りにその場所に行くと煉が月闇を抱きしめて倒れていた。
成人「聖剣の適性者!?こんなところにいたのか。」
成人は煉に近づきその身体を抱えると、煉は弱々しいが力強くスラッシュの腕を掴むとか細い声で
煉「頼む........マリアを.......マムを..........助けてくれ」
煉はそれだけ言うとぐったりと倒れる、成人はブックゲートを開き煉を一度ノーザンベースに預けると再び燃え盛る研究所内を走り回る。
獣の雄叫び声を聞きその場所に到着すると起動停止したネフィリムとその前で血を口と目から流す少女研究所の天井が崩落する時スラッシュは錫音を剣盤から銃奏に変えヘンゼルナッツとグレーテルを読み込む。
ヘンゼルナッツとグレーテル
マゼンタの弾丸を崩落する天井へ向けて放ち動けない少女を優しく抱え先ほど叫んでいた女性の元へ少女を側に降ろすと何も言わずにその場を後にする。
スプリンクラーも作動し時期に消化作業破終わるだろう。
現在
成人「・・・これがアイツが過去の一部だ、俺も崩れた研究所のデータを見てこれまでのアイツの事を知った。」
翔太「もしかして.......」
成人「俺もさっき知ったがあの黒いガングニールを纏っていたやつは昔のあの泣き叫んだやつに似ていた。もしかすると知り合いなんだろうな。」
翔太は煉は裏切ったのではなくかつての研究所の知り合いの為にやっているのだと考える。だがこれはあくまでも翔太の考えであり実際にそうである確率はとても低い
それに煉は頑なに喋ろうとしない、どうやって事情を聞くかと考えているといつの間にか成人が翔太の側により肩に手を置くと
成人「もしアイツの真意を知りたいなら剣で語れ」
翔太「剣で?それってどう言う」
成人に問い返そうとしたが成人はそれ以上は何も言わずに再び剣の修理へと戻った。
翔太は疑問を浮かべながらその日は眠りについた。