只の男がISの世界でIS学園に観光に行く話です。
リハビリ投稿です。
短いです。

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IS 大人になったな

 その日、俺は一人で電車を乗り継いでIS学園に向かっていた。

 俺は一度死んで再びこの世界で生を受けた。

 顔や名前こそ前世のままだったがそれについては別にいい。結構気に入っているし。それからしばらくして俺がいるのがISの世界であるということがわかり、舞い上がったもんだ。最後に原作を読んだのがかなり前だったのでおぼろげな記憶しかなかったが、ISという名前のパワードスーツ、いやマルチフォームスーツだったか。

 まあほかにも織斑千冬や篠ノ之束という聞いたことがある名前がニュースなんかで流れてくるのを聞いて確信した、自分が今いるのがISの世界だということに。

 ただまあ、わかったからと言って何かをしたかというとそんなことはなく。

 ただ前世の知識を利用して何とか成績を向上させようとしたが、前世から勉強をせずに好きなアニメや漫画、ゲームといったサブカルチャーたちに浸かっていた自分は完全に勉強をおろそかにしていた。そのため学力は小学生低学年レベルがせいぜいで高学年になると完全において行かれ、中学になるころには完全に前世と同じ、いや、勉強を全くしていなかったから前世よりもひどいことになった。

 何かで言われてたっけ、初めは天才と言われていても努力を怠れば待っているのは穏やかな堕落だけだと。

 結局自分はその通りになってしまった。

 だけど自分にはまだ希望があった。いや、それは希望なんかじゃない。すべてが過ぎてしまった今となってはそう言えるがあの頃の俺にはそのことに気が付けなかった。

 

 

 

 電車を乗り換えて今度はモノレールへ、海岸沿いを行く。

 モノレールの中には乗客がほとんどいない。それもそうだ、今は平日の昼間。このモノレールはIS学園への直通の物。何か用事がない限り一般人が乗り込むことはない。

 オートメーション化されているため運転士もいない。そのため、乗客がいなくともモノレールは止まらずに動いている。

 外に広がるは広大な海。ぼ~と海を見ていると気が付いた時には駅についていた。

 急いでモノレールを降りて駅から出るとそこにはアニメで見たまんまの世界が広がっていることに感動する。

 さらに歩みを進めるとあのIS学園の校門が見えてくる。一般的な高校の物よりもかなり仰々しいそれはおそらく警備のためだろう。

 近くに守衛の詰め所も見える。

 そのことから長時間、目の前をうろちょろしていてもいいことは何一つないことが容易に想像できた。

 俺は、そのまま門の前を通過して学園の周りを一周していると思われる道を歩き出す。

 と言っても学園の周りは高い塀で囲まれているため中の様子は全く分からない。わざわざ塀をよじ登る気もない。

 ゆっくりと周辺を見て回る。

 やっぱりかなり大きな施設だ。歩くだけでもかなりかかりそう。

 まあ、いい。時間はいくらでもある。お金はないが。

 そうして歩いて一周すると。日が傾いて夕方になっていく。駅に入ると自分以外にも数名、モノレールを待っている人がいる。

 モノレールに乗り込む。また再び自分は日常に帰っていく。

 まあ、踏ん切りというか心がすっきりした。だからまあ、明日も頑張ろうかなと思う。

 とりあえずは、仕事探すかこっちで。


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