ロクでなし魔術講師とマダオ(まるでダメなおっさん) 作:嫉妬憤怒強欲
東方の少年
クイーバーク街
商店街・繁華街・商館・倉庫街・ブラックマーケット街からなる経済の中心となるフェジテの南地区のはずれにある歓楽街。政府の統制を外れており、街の中には普段絶対にお目にかかれないであろう店があちらこちらに当然のように置かれている。
住んでる住人は魔術とは縁のない人間が殆どで、表の世界から追放され行き場を失った者、敷かれたレールの上に乗せられる事に嫌気がさした者、街そのものに魅了されて抜け出せなくなった者、なんかいつの間にか住人になってた者などの訳ありが多い。
そんな訳ありの住民の巣窟となっている街に、レイモンド=バルフェルムが拠点にしているなんでも事務所『万事屋レイちゃん』があった。
「こらレイモンドぉおおお!ぐだぐだ言ってないで耳揃えて家賃払えって言ってるだろうが!」
「だぁかぁら、今月はまだ無理だっつってんだろうが!もうちょい待ちやがれ!」
「五か月も同じこと言ってるだろうが!」
10時を過ぎた時間帯。マダムとレイモンド=バルフェルムが口論をしていた。
「大体この前セリカから請け負った分はどうしたんだい!?」
「セリカの酒隠れて飲んでたのが本人にバレて、その弁償代にあてがわれました」
「お前馬鹿だろ!」
「うるせえ!飲まなきゃやっていけねえ年頃なんだよ俺は!」
通りを歩いていた住民はまたかと苦笑しながら通り過ぎる。
レイの事務所はマダムが営んでいるバーの上の階にある。マダムはその建物の大家であり、毎月家賃の取り立てに来てるが五か月も支払いは滞っていた。
「知るかぁ!いいから家賃寄越せっつうんだよ!ないなら腎臓でも肝臓でも腰にいつもぶら下げてる玉でも売り飛ばして金つくりな!」
「俺に臓器売買しろってか!?つーか最後のやつ一度取ったらもう生えてこない奴だぞそれ!」
「それが嫌ならさっさと大口の仕事見つけて報酬もらいな!」
「わかった!わかったから!首を長くして待ってろ!」
そう言ってレイは逃げるようにその場から去った。その姿を見ながらマダムはため息をつく。
「まったく……セリカのところはなんか収入の安定した職場についたってーのにウチの馬鹿ときたら」
愚痴を溢しながら郵便ポストの中を確認していると、国外からの一通の手紙が入っていた。
「おや?随分と懐かしい人からきたじゃないか。なになに………」
一方、マダムのところから離脱したレイは街道を歩いていた。
「ったく、ババアめ。そう簡単に大口の仕事が見つかるかっての」
『万事屋レイちゃん』の請け負う内容は、ざっくり言えばなんでも。
人探しや物探し、ペット捜索から浮気調査まで探偵事務所のような仕事から、屋根の修理といった大工仕事の依頼など多岐に渡る。
一回で多額の報酬が貰える仕事など本当に稀のことだ。
「やっぱ賞金首でもとっ捕まえてギルドに引き渡した方がたんまり貰えるか?いや、ギルドにはあいつがいるから一番高い奴は難しそうだな」
そう愚痴っていると、前方に変わったものを発見してしまう。それは人だかりであり、だれもが困ったように様子を眺めている光景だった。
「おいなにがあった?」
「あっ、万事屋の旦那」
近くにいた住民に声を掛けると状況を説明してくれた。
どうやら1人の子供が帝都から来たゴロツキ達のリーダーと思しき人物とぶつかってしまい、一触即発の状態にあるというのだ。
「そりゃマズいな」
レイは「通してくれ」と言いながら人だかりの中を掻き分けるように無理矢理体を押し込んでいく。
掻き分けた先でレイの開けた視界に飛び込んできたのは、大きな風呂敷を肩に担いだ1人の少年の姿である。そしてそれを取り囲もうとする男達だ。
少年はこの街では見かけない顔で、東方系の整った顔立ちに首元まで伸ばした黒髪、線の細い華奢な体つきをしている。そして少年を取り囲もうとする男達は皆、屈強であり、酒に酔った雰囲気を漂わせている。
「だから悪かったって言ってるだろ」
「おいおい人様にぶつかっといて態度がなってねーなァ!見た事ねーか?俺ァおたずね者でな帝都の裏の奴は俺が仕切ってる。土下座して泣いて謝ったほうがいいぜ?ま、もうおせーけどな?」
「いや帝都からここまで三日以上かかるだろ。なんで帝都で仕切ってる奴が此処にいるんだよ?」
「うるせえ!ガキが細かいことごちゃごちゃ言うな!」
男の1人、最も屈強そうなリーダー格の男が拳を強く握り締める。少年と男、比べればその差は圧倒的だ。その胸板、腕の太さ。そして漂わせる暴力の匂い。男が殴りつければ、少年の体なんか簡単に吹き飛ぶだろう。それが予測できる周りの人間達は、少年の身にこれから起こる悲劇を思い、微かな悲鳴を上げる。
ただ、その中にあってレイだけが、微妙な違和感を感じていた。
確かに男の方が屈強そうに見える。だが、あの中で一番の強者の雰囲気は、少年の方から漂ってくるような気がしたのだ。
一瞬だけ呆け、その短い時間の間に少年に対して男が暴力を振るおうとするのを、止めるチャンスをレイは失う。そして――――
「ぶへぇ!?」
―――少年は勢い良く迫りくる拳を難なく躱し、虚空を掴んだまま男は勢い余ってすっ転んだ。
レイの周りから驚きの声が上がる。これで驚くなという方が嘘だろう。
「急に殴りかかってくんなよ。危ないだろ」
「ンのガキャッ!」
少年の態度に逆上した男は立ち上がって再び殴りかかる。だが少年にまたもやひらりと躱され、ちょうど近くにいた子分にぶつかり、そろって地面に倒れこんだ。
「このぉ!」
その光景を見て頭にきたのか、残りの男達が怒号にも似た叫び声をあげながら少年に襲い掛かった。
その数は、5人といったところか。
だが少年はまるで闘牛士のようにヒラリと彼らの拳を避け続ける。
そんな彼の姿に男達はますます頭に血を上らせ、形振り構わず少年に突っ込んでいった。そしてそれを少年に避けられ、それでも勢いが止まらない彼らは、互いに体を衝突させてその場に崩れ落ちていく。
そして気がついたときには、5人ほどいたゴロツキ全員が、地面に倒れ伏したまま息も絶え絶えになっていた。そしてそれを見下ろす少年は、息が上がるどころか汗1つ掻いていなかった。
「ガキがッ……!調子に乗るなよ!」
少年の後ろで倒れていたゴロツキ達の頭目が息を切らしながら懐からナイフを取り出した。
(いかん!)
痛めつけるどころか殺す気でいると察知し、レイはすぐさま行動に移した。
「ん?」
「死ねやガ「ほわたぁ!」ぶへらぁ!?」
駆け出したレイが途中で大きくジャンプし、少年に襲いかかろうとしていた頭目の頭へキックを繰り出した。
「にゃ、ぬわんでまた俺がこんな目に……」
地面に頭がめり込んだ状態でそう嘆きながら、頭目はガクッと気を失った。
「ったく、ガキ相手にナイフ使うとかアブねぇな。おい坊主、怪我ねえか…って聞くまでもないか」
「お、おう。すまん助かった」
レイの乱入に少年は驚きつつも、助けてくれたレイに感謝の言葉を告げる。
「あ、アニキ……!」
「お、おい逃げるぞ」
「誰が逃げていいって言った?」
「「ひぃっ!?」」
地べたに転がった男を抱え逃げようとする男達へと一気に詰め寄るレイ。男達はレイの威圧感に恐怖で固まった。
「てめえらどうやら此処に来たばかりの新顔みてぇだな。帝都じゃそれなりに幅を利かせてたみてぇだが、訳ありが集まるここじゃんなのは通用しねえぞ。つーかてめえらお尋ね者だって?ならこの後の展開わかってるよな?」
ニヤりと黒いニヒルな笑みを浮かべるレイの顔を見て、男達は来る街を間違えたと後で後悔するのだった。
「いやー儲かった儲かった」
男達を簀巻きにして街近くのギルドに突き出したレイは、受付で受け取った報奨金が詰まった袋に舞い上がっていた。
「まさかあのゴロツキども、一度捕まってすぐ脱獄して賞金が一桁上がってたとはな。こりゃ滞納していた分の4割は払えるぜ」
ちなみにいくらかは酒の飲み代として隠そうと企んでいる。
「………しっかし、あのガキはいったいなんだったんだ?あの身のこなし、どう見てもただの一般人じゃなさそうだったが……まぁ、いいや」
どうせすぐに会うことはないだろうと、レイは思考を切り替え、ギルドハウスから出る。
すると、玄関付近に見たことのある人物が立っていた。
「テメェは……」
「さっきは危ないところ助かったぞ」
先程ゴロツキに絡まれていた少年だった。
「わざわざ礼を言いにここまで来たのか?」
「それもあるが…オッサン、どんな依頼も引き受ける万事屋をやってるんだってな?」
「誰がオッサンだ……で、それを聞いてくるってことは俺になにか依頼したいってことか?」
「そうだぞ。実は人を捜しててな」
「悪いが俺この後色々と予定があるからなぁ」
「金ならあるぞ」
「それで、誰を捜してるんだ坊主?」
「切り替えはや」
何とも現金なレイの態度に少年は呆れつつも話をする。
「説明の前にまずは自己紹介からだな。オイラの名前は倉麻……じゃないや、ショウ=ソウマだ。東方の日の輪の国出身だがこっちの学校に留学することになってな。それでこっちにいる婆ちゃんの旧い知り合いのところに居候させてもらうことになったんだが……」
「あーはいはい。つまりその肝心の居候先の人がどこなのかわからない、と?」
「まあ、そんなところなんよ。クイーバーク街にいるアヤメって女の人なのは聞いてるんだけどな」
「……おいおい、よりにもよってこの街かよ」
ショウから告げられた言葉に、レイは嘆息する。
「お前のばぁさんの旧い知り合い……見つけるの難しいぞ」
「?どうしてだよ?」
「いいかガキ、この街の住民になるのならまず先に説明しておく。このクイーバーク街には訳ありの住民が集う。その中には過去と決別し、名前を変えている人間もいる。そのアヤメとかいう女も、今じゃ別の名前を名乗ってるかもしれねえぞ」
「えぇなんだよそれ……そんなの聞いてねぇぞ婆ちゃん」
ここにはいない祖母に愚痴をいいながら項垂れるショウに、レイの対応はというと…………。
「まあそう落ち込むな。俺には祈ることしかできねえが………頑張ればそのうち何かの巡り合わせで見つかるよ」
「いやいやいや待たんかい!」
手を振りながら去ろうとするレイの肩を掴んで引き止める。
「なに良いこと言いながら逃げようとしてんだよ!?どんな依頼も引き受けるんじゃなかったのか!?」
「あぁ?まだ引き受けるとか言ってねえし、それに幅広く仕事を引き受けるがこっちにだって仕事を選ぶ権利はあんだよこらぁ。つーか早く酒飲みてぇし」
「はああ!?こんな真昼間に酒!?ここまで説明させておいて難しいからやらないって、ふざけんな!!」
あまりのレイの対応に、怒りのあまりショウは声を荒げ、レイの胸倉をつかむ。
「助けてくれたからいい奴だと思って頼ったら、アンタただの”ま”るで”ダ”メな”オ”ッサン、略してマダオじゃねえか!」
「あっ、テメェまで俺をマダオ呼ばわりするか!」
「じゃあ”マ”ジで夢も希望もない、”ダ”ラダラ生きてるだけの”オ”ッサン、略してマダオ!」
「略称変えただけじゃねえか!上等だこらぁ!どっかの国の留学生だか何だか知らねえが、大人を怒らせると怖ぇぞ!」
マダオ呼ばわりされてカチンときたレイは、ショウの胸倉を掴み上げたとき
『気安く若に触るなモジャモジャぁ!』
突然下から別の声がしたと思いきや、レイの股間に強い衝撃が奔った。
「●※〒∞◆∴♂■♀¥℃▲$¢£#▼&*@★§!」
声にならない声をあげて苦痛の表情と脂汗を浮かべながら、レイはその場に崩れ落ちていく。その時、視界に珍妙なモノが見えた。
『けっ、汚ねぇもん蹴っちまったニャー』
え?
二本の尾を生やし、黒の着物を着た白黒の猫だった。しかも二本足で立ち、人語をしゃべっていた。
「おいタマフミ、なに勝手に出てきてるんだよ」
『すみません若。ですが、このモジャモジャの無礼な態度には我慢できず……』
猫とショウが普通に会話している。
「あ、あのぅショウ君、その喋る猫はいったい……?」
「ん?オッサンタマフミが見えるのか?」
奇妙な光景に、レイは思わず畏まった態度でショウに問いかける。するとショウと猫の方もレイの反応に驚いている様子だ。
「なら説明しとくか。こいつはタマフミっていってオイラの……うーん、付き人ならぬ付き猫かな」
『従者が正しいですニャー。まあもっとも、この国ではみゃーたちの関係を使い魔とマスターと呼んでるみたいですニャー』
「い、いやそうじゃなくて…なんで猫が直立歩行して喋ってんの?」
「なんでって猫又だからに決まってるだろ」
「ねこまたってなに?」
「妖怪……この国でいうところの、妖精、みたいな?」
「なんで疑問形なんだよ…」
『若様……あまりみゃーたちのことを喋り過ぎぬよう……』
「おっとそうだった。スマン、これ以上は詮索しないでくれると助かる」
あやふやな返答だがなんとなくわかった。
タマフミという喋る猫は精霊種なのだろう。
精霊種とはこの世界に存在する自然現象から発生した超自然的な存在の事で、基本的に人から知覚出来ない程度のものを妖精、人に知覚出来る規模のものを精霊と呼ぶ。
前者であるタマフミを認識できるということは、レイもそれなりに霊感のようなものが強いということなのだろう。
『それより、若の依頼を蹴ったおみゃーに聞きたいことがあるにゃー』
「あ?なんだよ猫」
『おみゃー…………右と左、どっちを残してほしいにゃ?』
「なんの右と左!?」
タマフミのドスの効いた声での質問にいろんな意味で身の危険を感じ、土下座しながら(股間を押さえたまま)謹んでショウからの依頼を受けることにしたレイであった。
♢♦♢
「結局わからずじまいか…………」
「だから言っただろ。見つけるのは簡単じゃねえって」
時は流れ、空が赤く染まった時間帯。
クイーバーク街の住民の何人かに聞き回ったものの、誰もアヤメという女性のことを知らなかった。
「…今日はもう遅いし、探すのは明日にするか」
「お前今日どこに泊まるんだよ?」
「うーん…どっかその辺にある旅籠屋に泊まるさ」
「そんなのここにはねえぞ」
「えぇ……」
どうなってるんだよこの街、ガラの悪いのが多いし、女装したオッサンたちが経営してるバーがあるし、とブツブツと独り言を呟くショウに、レイはため息をついて頭をボリボリと搔きながら一つの提案をする。
「じゃあうちに泊まるか?」
「え?」
『にゃ?』
レイからそんな言葉が出るとは思わなかったのか、ショウとタマフミは一瞬固まる。
「…いいのか?」
「ガキを野宿させるほどドSじゃねえんだよ」
『面倒臭がって依頼を断ろうとした奴の口から出るセリフとは思えないニャー』
「うっせ、とにかく探し人が見つかるまでの間は泊まってけ。ただし居候する分依頼料は上乗せさせてもらうぜ」
「あんた抜け目ないな……」
呆れ顔でレイを見ながら、ショウはタマフミとごょごにょと小声で相談をし、
「……わざと時間をかけたりするなよな」
『寝込みを襲ってきたら切り落とすにゃー』
「するか馬鹿!」
どこぞのロリコンダスじゃないから間違いなんか絶対起こらないと断言し、レイはショウたちを事務所へと連れていく。
「ば、ばんじ、や?」
『”よろずや”と読むのではないですかにゃ。簡単に言いますとなんでも屋という意味になりますにゃ』
事務所前の看板に書いてある文字を見てショウは「おおそうか」と納得する。
「でもなんで万事屋なんだ?」
「……まあ簡単な話が、なにもやることがなかったから………だな。それより先にここの大家に挨拶するぞ。結構口うるさいから覚悟しとけ」
事務所の下にあるバーの扉を開く。
「おや?帰って来たってことはようやく家賃を払えるのかい?」
「そっちの方は安心しろ。それより婆にちょっと相談がある」
「なんだい相談って?そっちの小さい客人と関係あんのかい?」
「まあな、ほれ。お前から説明しろ」
「お、おう……」
レイに促され、ショウは煙管から煙を立てるマダムに事情を説明する。
「ふーん、わざわざ遠いところから遠路はるばるとご苦労なことだね」
「……まあ、アヤメって人が見つかるまでの間だけしばらく世話になるが……その、いいんかね?」
「安心しな。もう探す必要はないよ」
「そうか。助か…………え?」
なにを言ってるんだ?
「えっとどういう意味だ?」
「だからレイモンドへの依頼が無事完了したから見つかるまでの間じゃなくていいって意味だよ」
「えっと、スマン…何言ってるかわからん」
「察しが悪いね。アンタそれでもキノさんの孫かい?」
「えっ、どうして婆ちゃんの名前を――――」
ここに来て、ショウとタマフミ、レイがある答えに辿り着く。
「ま、まさか婆……ひょっとして?」
「よくマダムと呼ばれてるけどね……あたしの名前は
「「『えええええええええええ!?』」」
店内に二人と一匹の驚嘆の声が響く。
「朝郵便を確認したらキノさんから久し振りに手紙が届いてね。孫がこっちの魔術学院に通うから居候させてくれないかって書いてあったからレイが戻ってきたら見つけるよう頼もうと思ってたけど……どうやら先に見つけたようだね」
マダムが懐から出した手紙を見て、ショウは確かに婆ちゃんの字だと確認する。
「んだよ。完全に灯台下暗しってやつじゃねえか。俺の時間をかけて依頼料上乗せ作戦がパーにしやがって」
「知るかいそんな頭がパーのアンタの作戦。そんなことよりショウ、あんた今日からレイのところで泊まりな」
「え?」
「いや、はっきり言ってこいつの駄目さっぷりときたら呆れてものが言えないぐらいでね……一緒に行動してたんだからわかるだろ?」
「…まあ、な」
「おい、本人が傍にいるぞこらぁ」
「まぁやるという時はやる奴だけどね…………監視も含めていろいろと世話してやんな」
「うーん……まあ、ぼちぼちとやるよ」
「あれ?なんか居候と家主の立場逆じゃね?」
兎にも角にも、ショウとタマフミの宿泊先が無事決まったのであった。
『というわけでしばらく世話になるニャー』
「えっと…………これからよろしくなオッサン」
「オッサン言うな………同居するならちゃんと名前で呼べ……ショウ」
「…………そうだな。わかったよレイ…さん」
ちなみに登場したゴロツキは原作1巻の最後に青髪脳筋娘にボコボコにされた連中です。