-1/-1   作:風緑.


原作:東方Project
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いわゆるパズルとしてギリギリ合格するお話です。
個人ブログのエラーページに書いてたんですが、完結したのでここにも置いておきます。

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見つけた?

 

こんなところに来るなんて、あんたよっぽど暇なのね。

 

ああ、怒らないで頂戴。

 

私も暇だからここにいるんだもの。

 

 

まぁ、暇人が二人そろったところで何ができるわけじゃないわね。

 

だから飽きたら早めに出ていった方がお得よ。

 

期待されたって、私が何かできるわけじゃないから。

 

一緒にいるだけなら、できるけど。

 

 

……

 

別に、いつまでいたっていいけれど。

 

やることはちゃんとやっておきなさいよ。

 

あんたの未来がどうなっても、私は責任取れないからね。

 

それを笑って見過ごせるほど、強い人間なんていないでしょう。

 

 

あんたが弱いって言いたいんじゃないわ。

 

私だって同じよ。

 

だからここにいるの。

 

立ち止まってるのよ、ここで。

 

 

どうにも肌に合わなかったの。

 

いつでも明日は明るいもんだって。

 

そんな希望を信じてるんだもの。

 

なんか、急にその言葉が信じられなくなったからさ。

 

しばらく暇を作ろうと思ったのよ。

 

 

それだけ。

 

 

 

……

 

 

何よ。

 

なんて言われても、動くつもりはないわよ。

 

少なくとも今はね。

 

だから今日のところは帰りなさいな。

 

 

思い通りにならないし。

 

辛く苦しく面白くない。

 

それでも何もかも、美しく思えてしまえる。

 

そんなあんたの居場所にね。

 

ほら、あっちよ。さっさと行った行った。

 

 

 

 

 

そうそう、あんたの事嫌いでも好きでもないから。

 

暇になったらまたここに来てもいいわよ。

 

きっと私は同じ話をするでしょうけどね。

 

それでもいいなら。

 

 

 

 

 

 

 

 

また今度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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……

 

ほんとに来るなんてね。

 

思ってもみなかったわよ。

 

確かに私はああ言ったけどさ、あんなの社交辞令ってやつよ。

 

それとも、やっぱりよっぽど暇なのかしら。

 

 

まぁ、いいわ。

 

のんびりしていきなさい。

 

やることが終わってるならの話だけど。

 

食事、睡眠、買い物、掃除、洗濯、課題、お風呂、料理、育児、裁縫、仕事、読書……

 

やり残したことが無いって、胸を張って言える?

 

 

無いのなら、いいけどね。

 

有るなら、やってきなさい。

 

どうせ私はしばらくここにいるもの。

 

終わるまで待ってる……っていうのも、変か。

 

終わるまでなら、きっと私はここから動かないわ。

 

 

 

で。

 

何か聞きたいことでもあったのかしら。

 

二回目なら、きちんとわかって来たんでしょ。

 

ここには何もないってこと。

 

 

今の私、何をするでもないから。

 

何も置く必要が無いのよ。

 

むしろ、置いたら気が散っちゃうじゃない。

 

暇を作りに来てるってのに。

 

 

そういう意味なら、あんたは退かすべきなのかもね。

 

あんたのおかげで、暇じゃなくなるし。

 

別にやるつもりはないけどさ。

 

誰が来ても、受け入れてるから。

 

 

本当は諦めてるのかもしれないけどね。

 

信じて勝手に裏切るよりか、ただそこにいるだけの方がいいとか。

 

でも、そんなに深く考えることじゃないわ。

 

結局、私はただ面倒くさいだけだから。

 

 

今の話を聞いて、あんたは次も来るのかしらね。

 

あぁ、答えなくていいわよ。

 

次のお楽しみにしておくからさ。

 

それじゃ、そろそろお帰りなさいな。

 

 

 

理性と理論がつくった場所に。

 

どんなことにも根拠がある場所に。

 

そういえば、最近は確率もいるんだったわね。

 

ちゃんと認めてあげるのよ。

 

 

 

 

 

 

また今度。

 

 

 

 

 

 

 

……来なくてもいいのよ?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


 

 

 

 

 

 

 

 

 

はっきりしたわね。

 

あんた、私を見に来てるんだ。

 

それが良心なのか、好奇心なのか、私は知らないけど。

 

私の細工を抜けてくるんだから、本物だわ。

 

どっちにせよ、物好きね。

 

 

良心なら、一つ言っとくわよ。

 

別に気にしなくても、いずれ私はここから出ていくから。

 

しばらくって言ったからにはしばらくなのよ。

 

予定は決定してますので。

 

 

……

 

ま、確かにいつまでとは決めてないけど。

 

ただ、今すぐじゃない、かな。

 

温もりとか、希望とか、思い出とか。

 

口に出すだけでも、何となく気分が塞いじゃうから。

 

 

……

 

塞いでるのよ?

 

何ともなさそうかしら。

 

私にとっては好都合ね。

 

私のことで悩まれるとか、地獄だから。

 

私の言ってることに悩むなら、好きにすればいいけどさ。

 

 

……

 

好き勝手、かしらね。

 

私の都合ばかりで。

 

気にすることじゃないか。

 

あんたも、好きでここにいるんでしょうし。

 

もう暇じゃない、でしょ。

 

……

 

……

 

 

……

 

……んー。

 

調子狂っちゃった。

 

悪いけど、今回はこの辺で帰ってもらえる?

 

次は普通になってるからね、きっと。

 

今度はあんたが楽しみにしてなさいな。

 

 

……あっ。

 

別に、来なくたって気にしないから。

 

そこだけはっきりさせとくわ。

 

……

 

本当だかんね。

 

 

あー、もう。

 

どうでもいいのよそんなの。

 

ほら、道はもうわかるでしょ。さっさと出てけ。

 

髪の毛一本でも残したらしばき倒すわよ。

 

 

夢は現に。

 

違えて幻。

 

羊でも数えて忘れなさい。

 

 

 

 

 

 

また今度。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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……

 

うまく、行っているかしら。

 

それならいいのだけれど。

 

 

前にも言ったけれど、頼めるのはあなたぐらいよ。

 

親友で、人間で、もう一度彼女を狂わせても構わないとさえ言える人。

 

他に適任はいないわ。

 

 

でも、気楽にやっていっていいのよ。

 

誰も急いでいないし、失敗もない。

 

あそこには何も存在しないのだから。

 

 

あの子も知っているのよ。

 

そこにいる意味が無いんだってこと。

 

出ていったとして、帰るべき場所はもうどこにも無いってこと。

 

 

それでみんな納得してたかなんて、あの子が背負うことじゃないのにね。

 

 

だから、ちゃんと伝えて頂戴な。

 

私たちは幸せだったって。

 

これまでも、これからもそうなんだって。

 

 

……ええ、未来でも、ずっとそうなのよ。

 

分かっているでしょう。少なくとも、私たちよりも。あなたは。

 

あなたは、今でも人間だもの。

 

 

それじゃ、そろそろ時間ね。

 

願わくは願う心があること。

 

求めるは求む姿を持つこと。

 

責任は私に任せて、今度もやってきなさい。

 

 

 

 

 

 

いってらっしゃい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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……

 

……

 

……

 

 

 

……別に、怒ってないわよ。

 

あんたの交友がどうだって、別に。

 

気にしてないし、気にする相手じゃないし。

 

むしろ、理由がわかってすっきりしたわよ。

 

 

心配性よね、あいつ。

 

私が気紛れなことなんて、今更だし。

 

それを心配する立場でもないでしょうに。

 

もう。

 

 

……

 

分かってるわよ。

 

もう少し、もう少しって愚図り続けて。

 

誰か帰ってくるかもしれない、なんて希望に縋って。

 

一番縛られてたのは、私なんだってこと。

 

 

 

いつの間にか、霧は姿を消してしまって。

いつの間にか、桜は全て散ってしまって。

いつの間にか、宴は自然と開かれなくなって。

 

いつの間にか、夜は二度と訪れなくなって。

いつの間にか、花はみんな枯れてしまって。

いつの間にか、紙は文字を描かれなくなって。

 

いつの間にか、山は緑がなくなって。

いつの間にか、天に人は居なくなって。

いつの間にか、底は声を響かせなくなって。

 

 

 

いつからか、法は何も縛れなくなって。

いつからか、日常は知られなくなって。

いつからか、筆は真実を語らなくなって。

 

いつからか、妖精は日なたを恐れ初めて。

いつからか、欲は不死をも穢してしまって。

いつからか、心は表せなくなって。

 

いつからか、城は輝きを失って。

いつからか、嘘は言わなくなって。

いつからか、夢は見なくなって。

 

 

 

いつしか、月は陰らなくなって。

いつしか、貧富は気にしなくなって。

いつしか、四季は薄れて変わらなくなって。

 

いつしか、自分は自分かわからなくなって。

いつしか、形は見た目ばかりになって。

 

 

 

それでもここで待ってようなんて。

 

そんなの、ただの我儘だもの。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

……

 

……

 

……分かってるのよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

……

 

……

 

……ねぇ。

 

あんた、覚えてる?

 

 

私はまだ迷ってる。

 

あんたは私を連れ戻したい。

 

そんな主張のぶつけ合いとか、ぶつけ方とか。

 

そんなときに私が、――私たちが、どうしてきたか。

 

まだ、覚えてるかしら。

 

 

……いや、忘れてたってかまわないわよ。

 

やってるうちに、思い出したって。

 

そんなの知らないって、驚いたって。

 

私には関係ないもの。

 

 

薄情かしら?

 

でも、こんなもんでしょ。

 

あんたがどうなっても、私のやることは変わらない。

 

 

覚えてようが、忘れてようが。

 

面倒だろうが、乗り気だろうが。

 

私のやることは、いつも単純だった。

 

だから、さ。

 

 

 

 

 

 

 

 

いつか、札がただの紙切れになってても。

 

私と一緒に、遊んでよ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ねぇ、   。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 


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