生産職になりたいのでDEXに極振りしたいと思います。   作:紙吹雪

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メイプル×サリーが尊いので初投稿です


イベント結果と学校

 

「ガオ〜!終了!結果、1位から3位まで順位変動はなかったドラ!」

「やった〜!私凄い!」

「はぁ、はぁ・・・」

「?どうしてそんなに息を切らしてるの?」

「!・・・それは、その、えと・・・」

「(?雰囲気が変わった?)」

 

イベント終了まで、なんとか持ったようだ。相手の攻撃よりも味方の攻撃の方が怖かった・・・なんですかあの三首の毒竜は。見た感じそんなに【INT】は上げてなさそうなのにどんな威力してるんですか・・・あと、気軽に話しかけてくるのはやめてください、吐血しそうになる。

 

「あ、そうだ!貴方の名前は?」

「え、えと、ミルフィー、です・・・」

「ミルフィーさんって言うんだね!ああ、私の名前はメイプルって言うんだ!よろしくね!」

 

距離が近い・・・やめて、その笑顔で浄化されそうになる。というか、この人かなりちっちゃい。私もあまり背の高い方ではないけど私よりも背の低い。しかし、先程の戦いを見る限りおそらくだが【VIT】極振りだろうか。まさか、自分以外にも極振りがいようとは思わなかった。

 

「それでは、3位から順にインタビューしていくよ!」

 

な!?なんですと!?インタビュー!?聞いてない聞いてない!?私がこれって多分大勢の人に伝わるよね!?私そういうのすごい苦手なのに・・・!ど、どうしよう!?

 

「メイプルさん、振り返ってみてどうだったドラ?」

「えっあっえっ?えっと、その、一杯耐えれてよかったでしゅ・・・」

「ガオ〜!おめでとう!それでは、記念のメダルをどうぞ!」

「あ、ありがとうございましっ・・・やだぁもう、恥ずかしいよ〜!」

 

あ、すごい噛んでる。とか言っていられない。たった今目撃したのは未来の私自身なのかもしれないのだ、とても楽観できない。

 

「お次は2位のミルフィーさんドラ!」

「・・・ええと。」

 

な、何を言えば良いんだ!?誰か教えて〜!

・・・あ、一つ思いついた。

 

「と、とても疲れました。あ、あと、私は普段はイズさんのお店では、働いています、そ、その、良ければ来てくだしゃい!・・・う〜、噛んじゃった・・・」

「ガオ〜!おめでとう!それでは、記念のメダルをどうぞ!」

「・・・」

 

一度噛んじゃったのでこれ以上何も言わないでおく。これ以上余計なことをして恥を重ねる必要はないでしょう・・・

 

「あ、イズさんのお店で働いてるんだ!私、今度行くね!」

「は、はい。えっと、ご利用あ、ありがとうございます・・・」

 

もしかして、メイプルさんはイズさんの知り合いなのかな?

そんなこんなで、イベントは無事に終わった。

 

 

 

 

◆◆◆◆◆◆

 

 

 

 

「ふわぁ・・・」

 

翌日、私は学校の朝にて、机に頭を埋めていた。あのイベントの後、すぐにログアウトしてゆっくり休んだとだけれど、どうやら睡眠が足りなかったらしい。今日も今日とて教室は騒がしい。友人と一緒に話をしている人が多い。いいなぁ・・・友達欲しいなぁ・・・

 

「ええ・・・!なにその化け物キャラ・・・流石楓、天然すぎる・・・」

「?そうかな?」

「そうだよ!・・・あー、これは楓に追いつくの大変そうだな〜」

「で、でも私と同じようにすれば・・・」

「ぶー!。楓は楓、私は私。」

「じゃあ、理沙はどうするの?」

 

特に、前の席にいる2人の話がよく聞こえてくる。多分、ゲームの話だろう。あーあ、NWOの話なら私にも出来るのになぁ。いや、無理か。まず、まともに会話出来る気がしない。

 

「・・・よし、決めた!私は回避盾になる!」

「回避盾?」

「うん。敵の攻撃を惹きつけて回避することで攻撃を無力化するんだよ!」

「おー、カッコいい!でも、盾なら私がやるよ?盾と盾が組んでも仕方ないんじゃない?」

「楓と私のパーティはどんな戦いに出てもノーダメージ!いつだって無傷!・・・どう?カッコ良くない?」

「・・・!良い!すっごく良い!

 

女3人集まれば姦しいなんて言うが、2人でも十分楽しそうだなぁ・・・さて、陰キャである私は授業まで寝るとしますか・・・

 

「そう言えば楓、1位の人と2位の人ってどんな人だった?」

「えっとね、1位の人は知らないけど2位の人なら知ってるよ!たしか、ミルフィーって名前だったんだけどね・・・」

「げほ!?げほごほ!?」

「ん・・・?どうかしたの?荒川さん?」

「な、なんでも・・・」

 

え!?この人まさか、3位のメイプルさん!?嘘でしょ!世間狭すぎじゃない!?どんな偶然なのよ・・・

 

「んー・・・?」

「どうしたの、楓?」

「いや、最近学校以外で荒川さんを見かけたような・・・」

 

話しかけられた時の陽キャ特有のオーラといい、話し方や言動といい、間違いない。この人、たしか本条さんがメイプルさんだ。

 

「え、ええっと・・・」

「ん?何?」

「ひうっ・・・そ、そのや、やっぱりなんでもないです・・・」

「理沙ー、怖がらせてない?」

「えー。そんなつもりはないんだけどな〜・・・」

 

くっ・・・なんて光のオーラだ・・・メイプルさん(仮)もすごいオーラだったけど、白峯さんと合わせるとさらに強くなって気を抜くとすぐに浄化されそうだ・・・

 

「ごめんごめん。そんなつもりはなかったんだ。許して?」

「は、はい・・・それでその・・・」

「なぁに?」

「あの、えっと・・・メイプルさん、ですか?」

「え!も、もしかしてミルフィーさん?」

「は、はいぃ・・・」

 

ぜぇ、ぜぇ・・・学校でこんなに口を開くのは授業以外だと初めてかも知れない・・・

 

「え!?嘘!?こんなに身近にそんな人がいるってどんな偶然よ・・・」

「わ、私もそう、思います・・・」

「ねぇねぇ!キャラの方針はどんな感じなの?」

「ひゃっ・・・」

「もー、理沙ー?」

「えー・・・」

 

と、学校にいる間、彼女達は積極的に話しかけてくれたので少しだけ人見知りが改善でき・・・てるといいなぁ。

 




バーに色がないと悲しいので評価を付けてくださるとありがたいです。低評価でも全然構いません

ペイン「これは俺も噛まなきゃいけない流れなのか?」
ドレッド「違うと思うぞ」
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