生産職になりたいのでDEXに極振りしたいと思います。 作:紙吹雪
戦闘シーン描くのがとても難しかったので初投稿です
「さてと。2人とも、次はどうしよっか?」
「取り敢えず、前進してみよ!」
「そうですね、あの高い山にも何かありそうですしね。」
平原に戻った私達は、取り敢えず山に向かうことになった。
そして、翌日。なんとか私達は山の頂上付近に到着した。
「着いた〜!」
「もうクタクタです〜」
「もう、2人とも情けないなぁ。む、あれは・・・」
あれは魔法陣?あれ、後ろから誰か来てる・・・警戒しなきゃ。
「2人ともちょっと来・・・!」
「誰ですか?・・・っと」
「!?」
背後を見ると、クロムさんと多分そのパーティメンバーさん達がいた。
「クロムさん?」
「なんだ、クロムさんですか・・・」
「おう、メイプルとミルフィーか!あとそっちはサリー・・・だよな?」
「・・・はい」
「ああ、戦闘の意思はないぜ」
「その通りだ」
「やり合う気なんてないよ」
「私も知っている人とは戦いたくないかな・・・」
「私もそれはちょっと・・・」
「まあ、2人がそう言うなら良いけど・・・でも降りかかる火の粉だったら、払ってたとこです」
「おお、おっかないなぁ」
結局、メイプルの提案で先にクロムさん達が魔法陣になることになった。クロムさん達は礼を言って魔法陣に乗ったのだが・・・
「・・・あれ?」
「再突入出来るみたい」
「なんで?1パーティしか入らないんじゃなかったの?」
「可能性は2つ・・・」
「メダルを回収だけですぐに終わったか、強力なモンスターに瞬殺されたか、でしょうか・・・」
「・・・」
「どうする?」
「・・・行こう」
「分かった。でも何があるか分からない。メイプル、悪食を使えるようにしといて。ミルフィーも糸で警戒を続けて」
「うん」
「わかった」
メイプルさんが盾を持ち替えた後、私達は魔法陣に乗った
◆◆◆◆◆◆
転移した先は、円形の広い空間だった。壁は青く輝く結晶に覆われ、天井は吹き抜けになっている。
「誰もいない?」
「うん・・・」
「絲にも反応はないよ」
私がそう言った直後、上空から轟音と共に、何かが高速で広間に撃ち込まれた。しかし、警戒していた私達は辛うじて後ろへと飛び退いて躱すことが出来た。それは鋭く尖った氷だった。それに続いて雪のような白の翼を持った怪鳥が急降下してくる。ギラついた目に鋭い嘴と爪、強者の持つ風格をその身に纏い怪鳥は広間に降り立った。女王カマキリの時のような和解の道など最初から存在しないだろう。
「かなり強敵っぽいね・・・でも負けられない」
「うぅ、強そうです・・・」
「来るよ!【カバー】!」
メイプルさんが盾をサリーさんに預けて怪鳥の放った氷の攻撃をその身一つで受け止める。すると、怪鳥は大きな氷塊を放ってきた。それもメイプルさんが盾を持って受け止めた
「よし、反撃だよ!」
「【絲弾】!」
私がスキルで怪鳥の気を逸らし、サリーさんが突っ込んで行く。しかし、怪鳥が一鳴きすると、地面から氷が突き出して来る。まずい!?
「危ない!?」
「やば!」
「【カバームーブ】!」
「ナイスタイミング!」
メイプルさんが咄嗟に庇ったのでサリーさんは無事だった。ヒヤヒヤさせないでほしい。
「【超加速】!」
「【カバームーブ】!」
2人がほぼ同時にスキルを発動する。怪鳥はメイプルさんに襲い掛かったけど、【悪食】付きの盾で片脚を削り取っていた。
「えーい!【
第一回イベントでも見せた三つ首の竜が怪鳥に襲いかかる、が・・・
「どうだ!?」
怪鳥はなんと毒竜を凍らせて砕いた。HPゲージもほとんど減っていない。
「全然減ってない!」
「うそ・・・」
「来ますよ!」
「【カバームーブ】!」
盾を渡す暇もなくメイプルさんが怪鳥の氷の礫の攻撃を受け止める。悪食の回数がまた削られてしまった。
「【瞑想】!」
「【ヒール】!」
あのメイプルさんがダメージを受けているということはあの攻撃、貫通攻撃!?どうする?あの怪鳥には絲が全くと言って良いほど効かない。
このままだとジリ貧だ。
「行くよ・・・」
「うん・・・!」
サリーさんが突っ込み、怪鳥が攻撃してくる。それをサリーさんはすごい速さで躱していく。え、すご。なにあれ、なんかのスキル?
そして、すれ違いざまに斬撃を喰らわせる。
今度は、怪鳥がメイプルさんに向かって直接攻撃しようとする。
「・・・!ここ!はぁぁぁぁ!」
メイプルさんが悪食の盾で迎撃する。怯んでいる内にサリーさんが怪鳥の上に飛び乗った。
「【大海】!」
「【
サリーさんが大量の水を発生させるらしきスキルを使い、メイプルさんが追撃する。すると・・・
「う、何か来ます!」
「【カバームーブ】!【カバー】!」
怪鳥がすごく太いレーザーを放ってくる!しかし、メイプルさんが身を挺して私達を守った。地面が抉られている・・・メイプルさん以外が受けたら即死だったね・・・
「悪食はあと一回・・・」
「うん、分かってる」
「了解です」
すると、怪鳥が空に舞い上がってその白く輝く翼を闇すら飲み込むような漆黒に染めていった。そして、こちら目掛けて物凄い勢いで突進してくる
「来るよ!」
「【カバー】ッ!!」
真正面から怪鳥が突進してくる。空気が震え、地面にも伝わるほどの衝撃がメイプルさんを襲う。そして
「えっ・・・!?」
「なっ!?」
怪鳥の突進はメイプルさんを吹き飛ばしただけでなく、なんと大盾と防具までも破壊してしまった!
そして、怪鳥は再び空高くに飛び上がる。まだ余力があるのか・・・!
「メイプル!こっち!」
「く、【カバームーブ】!」
怪鳥が先程と同じ様に突進してくる。そして、またメイプルさんが前に出る。だ、大丈夫なの!?
「【カバー】!!」
突進を受けたメイプルさんは、またも吹き飛ばされてしまった!しかし、盾も鎧も壊れていないし、怪鳥も疲れてるのか少しのけぞった。
「メイプル!」
「メイプルさん!?」
「大丈夫!やって、サリー!ミルフィー!」
「・・・メイプルの作ったチャンス、絶対無駄にしない!」
「行きます!」
「うん!」
サリーさんが跳躍して怪鳥目掛けて突っ込んでいく。?いや、あれは・・・なるほど。
怪鳥は、空中にいるサリーさん目掛けて氷の礫を飛ばしてくる。が・・・
「スキル【蜃気楼】・・・私のとっておきはどう?」
空中にいたサリーさんの姿は掻き消え、気付くと怪鳥の足元にいた。
「【
メイプルさんが渾身の攻撃を繰り出す。怪鳥は飛んで逃げようとするが、
「逃がすかっての!」
絲で拘束してその場に釘付けにする。そして、怪鳥はメイプルさんの攻撃を受け遂にその身を地面に落とし、光り輝く粒子になって消滅した。
◆◆◆◆◆◆
「や、やった・・・勝った・・・!」
「疲れたぁ・・・」
「お疲れ様です・・・あまり役に立ちませんでしたね・・・」
「そんなことないよ。最後、糸で相手を拘束してくれなかったら躱されてたかもしれなかったし」
「そう言ってもらえるとありがたいです・・・」
「そうそう、最後ヤバくなかった?やられちゃったかと思ったよー」
「あの瞬間新しいスキルが手に入ったみたい。えっと、これかな?
【不屈の守護者】。HPが一割以下の時に味方を庇うと習得出来る大盾専用スキル。一日に一度だけ、どんな攻撃もHP1で耐えられる、だって」
「なるほどね〜・・・って、それがなかったらやられてたってこと!?HP1!?」
「あはは・・・そうみたい、うぇ!?」
「笑い事じゃないですよ!?」
「【ヒール】!【ヒール】!【ヒール】!【ヒール】!【ヒール】ゥ!」
「早くポーション飲んでください!私の分あげますので!」
どうにも締まらないなぁ・・・
評価、感想お待ちしております!
運営A「銀翼がやられた!」
運営B「この人でなし!」