生産職になりたいのでDEXに極振りしたいと思います。 作:紙吹雪
425名前:名無しの大盾使い
例の首狩り少女ともフレンド登録できたw
426名前:名無しの大剣使い
は?うらやま。というか名前w
427名前:名無しの弓使い
なぜ貴様ばかり・・・ぐぬぬ、どうやったんだ?
428名前:名無しの大盾使い
知り合いがいるのを見かけてな。話しかけようとしたらその子がいたんだよ。まぁすぐにその知り合いの後ろに隠れられたが。その後、ちゃんと会話したあとフレンド登録した。
428名前:名無しの魔法使い
で、結局その子について何か分かった?
429名前:名無しの大盾使い
それに関してはすまん。知り合いがあまりそういうことを聞かせてくれなかったんだ。結局その子は知り合いの店、ああ、知り合いは生産職ね。そいつがその子を雇ってな・・・
まぁイベントには参加するかもしれないからそこで何か分かるかもな。
430名前:名無しの槍使い
成る程、明日のイベントを楽しみにしてるわ。
◆◆◆◆◆◆
「い、いらっしゃいませー!」
私はイズさんに誘われて、お店の接客をしていた。私が人見知りを克服したいと言ったからだ。イズさんは快く私を受け入れてくれたおかげで、今ではイズさんとはある程度話せるようになった。
「ミルフィーちゃーん、この注文をお願い出来ない?」
「は、はい!任せてください!」
今では、主に裁縫スキルが必要になる注文は私が担当していた。他にも調合や料理なんかも私がやることもある。特に裁縫だけならイズさんよりも上手いかもしれない。が、鍛治に関しては私の場合筋力が足りないせいであまりいいものは出来なかった。残念。
暇な時はひたすら裁縫したり、一人で狩りに行っているので今ではだいぶレベルが上がった。
ミルフィー
Lv21
HP 32/32
MP 25/25
【STR 0〈+15〉】
【VIT 0】
【AGI 0】
【DEX160 《+75》】
【INT 0】
装備
頭 【紫藍の髪飾り】
体 【金麗眩のドレス】
右手 【煌金の鎖鎌】
左手 【空欄】
足 【金麗眩のドレス】
靴 【初心者の魔法靴】
装飾品 【ミドリシアの花飾り】
【ハンディリング】
【空欄】
スキル
【神業師】【大物喰らい】【短剣の心得Ⅲ】【裁縫Ⅳ】
【鍛治Ⅰ】【採集Ⅲ】【料理Ⅲ】【首狩り】【跳躍Ⅱ】【釣り】
【気配遮断Ⅰ】【採取速度強化小】【スラッシュ】【パワーアタック】
だいぶ成長したなぁ・・・そして、戦闘中のDEXの実数値はなんと940である。ちなみに、【ミドリシアの花飾り】は自作のDEXが5上がる装飾品で、【ハンディリング】は店売りの同じ効果の奴だ。
「そう言えば、ミルフィーちゃんは明日の第一回イベントに参加するの?」
「うーん、しようとは思っているんですがまだ対人戦にはあまり自信がなくて・・・どうするか迷っています。」
「参加すれば良いんじゃない?貴方ならそこそこの成績を残せそうだと思うわ」
「・・・そうでしょうか。」
「そうよ、もっと自分に自信を持って!かわいいんだから!」
「か、かわいいだなんて、そんな、私には勿体ないです・・・///」
うう、時々唐突に褒め言葉が飛んでくるのが油断ならない・・・
ちなみに、イベントの内容はバトルロワイヤルだ。あまり私はそういう経験がないので実は密かに楽しみにしている。
◆◆◆◆◆◆
そして、イベント当日。
「準備よし!・・・それでは、行ってきます!」
「頑張ってね〜。応援するからね〜。」
「はい!ありがとうございます!」
イベント開催時刻より少し早めにログインした私は、イズさんのお店でポーション等の準備をしてから開催場所に向かった。
「ガオ〜!それでは、NWO第一回イベントを開始するドラ!制限時間は3時間!ステージは、イベント専用マップ!ちなみに僕は、このゲームのマスコットドラぞう!初めての人は、以後よろしくドラ!」
どうやら割とギリギリだったようだ。私が来た時には大半のプレイヤーがすでにログインしていた。見回してみると、クロムさんも居る。すると、こちらに気づいたようで小さく手を振ってきたので私も小さく振り返す。
クロムとは、まだイズさんほどではないがそこそこ仲良くなった。たまにお店に来てくれるからだ。フレンド登録もしてくれた。
と、そろそろ始まるみたいだ。
「それではカウントダウン!」
「最後に持ち物を確認しておこう。回復ポーションよし!毒系回復ポーションよし!そして・・・」
「3! 2! 1! 0ー!
それではみんな頑張ってー!ガオ〜!」
最後の確認を済ませ、私はステージに転移した。
◆◆◆◆◆◆
「ここは・・・何処だろう?」
転移してすぐに自分の場所を確認する。どうやら、私は森のエリアが初期配置らしい。【絲使い】のことを考えると立体的な動きの出来る森は悪くない場所だ。
「・・・【絲生成】」
私がそう告げると、鎌を装備していない左手から絲が出て来る。どうやら【絲使い】は鎌のスキルスロットに付与しているから鎌から出る、というわけでもないらしい。私は絲を周囲に張り巡らせる。絲には感覚が繋がってるようなのでこうすることで事前に敵プレイヤーを探知することができるのだ。
「お、早速誰かいるみたいだ、どうしよう?」
倒しに行こうか?それとも逃げようか・・・いや、逃げない!
今まで、私は逃げることの方が多かった。折角ほんの少し、ほんのちょっとだけ人見知りを克服できたのだ。もうこれ以上怖いことはないだろう。
「よし、こっちに向かっているみたいだし迎え撃とう!」
「おっ?いた!覚悟しな!」
おっと、弓使いは厄介だな、ここはこっそり・・・
「さあ、倒してや・・・な!?」
「・・・かかったな」
背後からひっそりと絲を操作して相手を拘束する。どうやら私の絲はちゃんとプレイヤー相手でも機能するらしい。
「くそ!これは一体・・・ぎゃあ!?」
「・・・さようなら。」
私はゆっくり近づいて、鎌で直接首を掻っ切った。
初戦は無事に突破出来たようだ。
「さて、移動するとしますか・・・」
周りの木の枝に絲を絡ませ、私は獲物・・・じゃないや、敵のプレイヤーを探す為移動を開始した。
この小説はアニメとweb版を元に作られています
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