*個性黎明期、原作から見て過去スタートです。
*作者はヒロアカは詳しくありません。ガバがあっても許してね。
ヒロアカ世界にTS転生したらとんでもない個性持ちになってしまった。個性は『穢れなき真実の剣持つ「白き」女王』だ。
ライトノベル 未踏召喚://ブラッドサインに登場するメインヒロインにしてラスボス。多分ライトノベル業界最強のキャラクターだろう。比べるならお兄様とかリムルとかアインズとかを一方的に倒せるぐらいには強い。
容姿はとにかく白、宝石のように美しい瞳に、腰まで届く白髪のツインテール、露出の多いウェディングドレスのような衣装。
転生して最初は『近所で噂のすごくかわいい女の子』ぐらいだったのにヒーローみたいなことを始めたのがいけなかった。
個性によって混沌を極める黎明超人時代、圧倒的な力を持ってヴィランを鎮圧し人々に安寧をもたらす存在、それが神秘的な雰囲気を醸し出すほどの美少女であれば、民衆の熱狂がどれほどのものになるかは考えてみれば分かることだろう。個性も人々に信仰を持たせる力が備わっていた。
メディアでは連日連夜報道され、実際に会えば人は滂沱の涙を流し、敵でさえ戦わずして降伏した。
そうやり過ぎてしまったのだ。勝手に信仰する集団が生まれ、近所は生誕の地として神殿が建てられた。
限界だった。世間の大きすぎる期待(ほぼ信仰の域)に答え続けるために、毎日のようにメディアへの露出、ヒーロー活動とその報告書類の作成、ワープのような移動と不眠不休でも大丈夫な体がこのハードスケジュールを実現させたがココロが追いつかなかった。
どうせなら原作主人公を見てから引退したい。そんな時メディアでポロッと「ヒーロー育成機関って無いの?」的な発言をしたら、あれよあれよと話が進んでいき"つい最近"国立雄英高等学校が設立されるらしい。
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よく考えて見ると個性は警察と自衛隊がメインで取り締まってるし、オールマイトもいない。原作まで何年待てばいいんだよ!
「教えてくれ、どれだけ待てばいいんだ?」
「なんのことかは存じ上げませんがゆっくり待てばいいのではないでしょうか」
そう答えたのはアザリア・マゼンタレイン(仮)だ。突然やってきて私のサイドキックを勝手に名乗ってる金髪でザ・お嬢様と言った風の少女だ。最初はなんだコイツと思ったが、彼女のおかげで書類仕事は減ってきた。
もう少しゆっくりしていたいので無理難題を振ってみよう。
もう日本飛び回るのやだ〜
「陛下、世界展開してしてはいかがでしょうか?」
ふざけんな、日本でさえままならないのに世界を対象に活動したら、発狂するわ。あとヒーローネームも「白き女王」で登録してるけど陛下呼びはやめて
陛下は小さい仕事にも取り組みすぎなのです。大したことのない敵は凡百のものどもに任せて、天才外科医のように難しいところだけに少しだけ来てあとは任せて仕舞えばいいのです。
「それ世界展開したらトントンにならない?」
「陛下がご自身で移動なさらないなら、移動時間を全て休憩に使えると思われます。」
アッそうですね。こうして俺は世界を転々としてヒーロー活動を行うようになった。
なお派手な事件ばかり解決して目立っていたので全世界に白き女王を信奉する教団が出来てしまったのはもうダメかもれない。素のカリスマ力高すぎるのよ。
「僕のヒーローアカデミア」まであと110年、これは「私」が無個性の彼に出逢うまでの物語。
・白き女王
白き女王になってしまった男。自分の手が直接届くところまでは人を助けたい系ヒーローだったが、自分の手は全世界に届いてしまった。ワーカーホリックぎみ。信奉者をファンぐらいにしか思っていないが、たまにヤバい奴が出てきてドン引きする。110年間で完全に女性寄りの感性になるのがこの話のミソ。
・アザリア・マゼンタレイン(仮)
ここでも名門家のお嬢様。狂信者第一号。白き女王の信奉者が増えたのは彼女のプロデュースが原因の一つだったりする。このあとマゼンタレイン家は白き女王の付き人を輩出し続けることになる。(仮)なのは過去編と原作編で違うアザリアを出すつもりだったから。
・緑谷出久
皆さんご存知主人公。ここでは女王に生まれる前から期待されている存在。まだ祖父も生まれてないゾ。
・オール・フォー・ワン
どんなに個性を集めても絶対に白き女王には勝てないことを悟ったので、認識阻害系の個性をコソコソ奪うことを始めた。この後、100年以上バレないように細心の注意を払って活動していた。ある意味猛者。
・原作編
白き女王が強すぎてコメディにしかならないので多分書かない。白き女王のおかげで原作時空よりは平和。