幸せってどこですか?
普通って知ってますか?
あなたの人生悔いはないですか?
この話は1人の男が人生に幻想を抱き、人を疑い続けた末路を書き綴ってます。
フィクションでは無いです。1部誇張しているところがあります。
日が登り光が差す頃、社会に出て勤労に勤めるものもいれば、勉学を育む人もいる。1日のやるべきことが終わり帰路にに着く夕焼けが沈む頃。僕の家族も家に帰ってくる。こうして僕は目覚め僕の1日は始まろうとしている。
そんな僕も今まではそうだった、これからもそれが続くであるはずだった、、、
「健士郎!!今日は大学行ったの?!行ってないのになんで何も片付いてないの?!もうお母さん居ないんだよ?!」と、姉の声がリビングから2階の僕の部屋まで十分にまで聞こえてくる。相当仕事が忙しかったみたいだ。そりゃそうだよな、自分が仕事から帰ってきて、ずっと家にいる奴が何もしなかったら余計にストレスだろう。しかもそれを片付けるのは僕ではない。姉の罵声の通り僕は大学にも行かず、働きもしない。ネットスラングで言う廃人だ。
そんな僕でも光が差す世界に居た。そんな僕は勉強も運動もやればなんでも出来る。特段苦手ということも無く、友達も多かったし、周りからも一際目を置く存在感であった。端的に言えば学校の人気者であった。
しかし、僕が13歳の頃だ。母がガンで亡くなった。僕はその事に理解が追いつかず、しばらく不登校が続いた。しばらく経ってから、僕は父に「お前よ、お母ちゃんはそんなこと望んどらんぞ?」その頃の僕はちょうど不登校の生活も退屈に感じたので、少しづつ学校に顔を見せた。勉学は元々嫌いだったためやる気は無かったが、部活動に関しては好きな事だったので指定校を貰えるほど努力した。だがしかし、私立の学校を行けるほど僕の家庭に余裕は無かったため。僕は奥歯を噛みしめ公立校に進学した。
そのまま近くの公立高に入学しアルバイトをせざるを得なかった。母も居なく、姉と父も働きに出てたため自分の家事は自分でこなしていた。その頃の僕には趣味といったものもなく。夢もなく、生き甲斐が無かった。そんな僕にも彼女が出来た。いずれ僕はその彼女と結婚するんだろうなぁと思いつつ高校生活をともに送っていた、、、
16の夏。彼女と別れた。理由は自分自身の生活に余裕が無く、自ら彼女を振ってしまった。僕は凄い喪失感に襲われ、生きがいだった彼女の笑顔をもう見れない事に嘆いた。なんて情けない終わりだろうか。その頃から僕は何も努力できなくなった。
そのまま適当な大学に進み今の『廃人』である僕は。この事を仕方がないことと思い込み、ひたすら自分を庇護し続けた。過去の後悔、自分の過ちを断ち切れないまま暇を弄ぶそんな自分は大嫌いだった。だからといってどうすればいいかも分からずひたすら光の届かない世界で今日も自分の殻に篭っていた。
この世界はとても、暗く冷たいだけで居心地は良かった。大事な人、大切にしたかった人。努力の成果。失いたくない物は失わず時間だけがすぎる日々だった。どうしてここまで僕の人生は空っぽなのだろうか。どうして周りの同学年の人とは違う、生まれた瞬間からハードモード何だろうか。普通ってなんだろうと考えた。
考えれば考えるほど訳わかんなくなった。そりゃそうさ。普通の基準はたぶん人それぞれ違うのだろう。ならもう仕方がない。僕はこれが普通なんだって受け止めるしかない。お母さんは亡くなった。でもお母さんは頑張った。なんせ余命から2年も長生きしたのだ。部活動も仕方がない。最後まで出来ただけで楽しい思い出だった。彼女との別れもまだ高校生の生活だ。まだ大好きでもこれからもっと素敵な人が見つかるかもしれない。この日はそんなふうに思えた。
少しでも変えようと僕はアルバイトを始めた。それは新しい出会い、やりがいのある仕事、少しでも変わろうと慣れない職場を選んだ。少しでも光に届くように1歩踏み出したのだ。
そこには、仕事熱心な奴。ひたすらに優しい奴。仕事仲間が大切な奴。みんながみんな光そのものかのように思える、今の僕には眩しい世界だった。
しばらくすると僕はそんな人達と一緒に光届く世界を生きていた。働くのはしんどいけどその分、アルバイトとはいえ、本気で打ち込めた。暗く冷たい、光の届かない世界とは違い、生きていると実感できた。この時僕はそれを幸せと感じていた。忘れたくない、大事にしていきたい。光にさえ届きうる世界だと感じ僕の居場所になった。
長い月日を経てば仕事仲間の事がよく分かってきた。みんな僕が思っていた普通の生活を送っていると思っていたが、僕みたいに闇を抱えて生きたやつばっかだった。正直僕は職場の人をすごい尊敬していた。壮絶な人生を過ごしてきたのに、前向きに頑張っていた、、、そんな仲間のためになりたいとよりいっそ僕も頑張った。
でもいつからだろう、、、そんな好きで、大事にしたかった仲間が嫌いに感じたのは、、、、
僕は知らなくていい事まで知ってしまった。僕の職場の関係は表面とは全く違うかった。「仕事熱心なやつ」 「とにかく優しい奴」「仲間思いなやつ」全部表で見えてた物は嘘のようなものだった。全て自分をよく見せようといい奴を演じていた。そうか、全部私利私欲なのか。全部優しさと感じていた物が全て信じれなくなった。
僕は生き甲斐だったアルバイトを辞めた。もちろん店長や社員、他の従業員から止められた。「今まで一緒に頑張ってきてんから、辞めんといてや!」「寂しいやん!お前がおらな楽しくないねん!」
ちがう、全部お前らが困るからだろ。負担が大きくなるから辞めて欲しくない。そうとしか思えなかった。僕は別れの挨拶もせずに出ていった。
僕はまたなにもかもが無い、空っぽなあの世界に戻ってきた。けどなぜなだろう、なぜか居心地が悪い。なんだろう一言で表すなら、「死んでないだけ、生きてるだけ」
僕はこれからもこうして何も無いまま、虚無を味わい、ひたすらに生きていくだけなのか。僕の名前の由来、小さい頃の夢、幸せな家庭何もかも疑い続けていくんだろうな。みんながみんな生まれた時から主役で、人と人が手と手を繋いで助け合っていく。そんな幻想は打ち砕かれた。
僕は今まで現実から目を逸らしていたんだ。この人間が住む世界に光はない。ただ人が光であろうと頑張っているに過ぎない世界なんだ。自分が幸せなら他のものを蹴落としてでも這い上がる。人と人が助け合うなんてのは遠く。生まれた時から平等などない。なんて欠陥だらけの生き物なんだ人間なんて。
感情なんてクソ喰らえだ。
僕は次の日息を引き取った。家族や少数友達が泣いて葬式に来た。
バイトの人たちも来た。今度は何が目的で来たんだろう、、、
何があっても現実を向き合うのって大事ですよね、人生不幸あれば必ず幸ありです!宗教勧誘ですか?のっと!違います!
読んでいただきありがとうございます!
私初めて小説を書いてみたもので凄い読みづらいところが多かったと思います!よろしければTwitterアカウントありますのでフォローしていただけたら主クソほど嬉しいです!作者名もTwitterアカウント名も一緒なので是非ともお願いします!