ウマ娘が体験したゾッとするエピソードを話し合うだけのお話し

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タマモクロスのゾッとする話

①タクシードライバー

 

 これなぁ、未だにウチ、どう捉えたらエエのか分からへんねん。

 

 いつやったかなぁ、その日レース走って、でレース終わって帰ろうかって、トレーナーと2人でおってな。

 

 そん時トレーナーが「タマちゃん疲れてるだろうし、タクシーで駅まで行こうか」言うてな。それならお言葉に甘えようかーてことでタクシー乗ったんよ。

 

 タクシー乗ったんやけど、ドライバーのおっちゃんにウチのことバレててな、これが陽気なおっちゃんで結構喋ってくるんや。

 でもまぁウチもトレーナーもレースで疲れてるし、相手するのもしんどいなぁ思いつつそれなりに話合わせてたんや。「あーそうですかー」ゆーてやってたんよ。

 

 で、目的地の駅着いて、お金払って降りる時に

 

 

「飴舐めます?」

 

 

 って言われてな。

 

 いきなりなんやねん、って思ったんやけど「いやいいです」言って、降りた瞬間におっちゃんが…………

 

 

 

 

「色んなモノなめてるんでしょ?」

 

 

 

 

 …………………………

 

 バタン!!ブゥゥゥゥゥゥゥン……!

 

 

 …………………

 

 えええええええええええ!!?

 

 何がァァァァァァァァア!!?

 

 未だに分からへんねん!!

 

 意味が!!!!!!

 

 

 

 

②夏合宿にて

 

 夏合宿ん時な、何泊目か経った時にウチの他に一緒に合宿きてた子ら何人かと一緒に買い物して、宿帰る途中やったんやけど。

 

 そんな広い道やあらへん、車2台はギリ通れるかぐらいの道や。

 

 そんでその、前方でな?なんかこう……ちっこいモンが揉みあっとったんや。

 なんやなんや?思て、ゆっくりそーっと近づいていったら…、野生のネコが取っ組み合いの喧嘩しとったんや。

 

 もうなんてゆーかホンマに総合格闘技みたいなポジション取りみたいになって。

 最終的にデカいのが上乗ってマウント取って、こうボコボコにしばいてて!下のちっこいのもガードをこう!

 

 それでもうウチらマジかマジか思て!いやホンマウチらみんな見てて!!

 

 で最終的にデカいのが、ちっこい方のネコの耳をプチーン!って噛みちぎったんや!!

 

 「ええええ!?」って思ってほんなら噛みちぎられた方がウチらの方目掛けて逃げてきて!それでその噛みちぎった方のネコがホンマにウチらの方見て

 

 

 ニャッ♡って笑ったんや…。

 

 アレはホンマに下手なサファリパークより迫力あったで………!

 

 

 

 

③トモダチコレクション

 

 【トモダチコレクション】ってゲームあるやろ?例えばオグリやったらオグリそっくりのキャラクターを作って、誕生日だの趣味嗜好だのまぁ色々細かく決めて、ゲームの中のマンションで生活させるっちゅー。

 簡単に言えばたまごっち!の進化系みたいなモンやな。え?たまごっち!知らん?

 

 まーそれはさておきや。それがチビ達の間でも流行っとってな、チビ達の友達とか、友達のオカンとか、色々登録しとって。

 

 ほんでそん中で色んなモンを買い与えたりすることが出来んねん。それはプレイヤー指導でな、キャッキャキャッキャしながらチビ達が言うとるんよ、◯◯に服買ってあげるーとか、大好きな食べ物作ったから部屋に遊びにおいでーとか。そんなことやっててな。

 

 ウチも遠巻きに見てて楽しそうやなー思っとったら、あるタイミングで、

 

「「ギャハハハハハハ!!」」

 

 ってもうチビ達が爆笑というか激笑しとるような笑い声あげて。

 

 何や思うて気になるから、見に行くやろ?

 

 ほならな……

 ウチそっくりのキャラクターがパジャマ1枚で土砂降りの雨ん中立ってんねん……

 

 それでもうチビ達爆笑してて、パラメーター見たらウチめっちゃ腹すかしとんねん。

 

 もうなんか知らんけど居た堪れなくなってな、「頼むからゲームの中のウチにメシ食わしたってくれ!」言うて。

 

 そしたら「ほならもうコレでエエやろ」って言ってクロワッサンをな、ビチョビチョやで床、そこに投げつけよったんや。

 

 ほんならウチそっくりのキャラクターがそれ拾い上げて「どうもありがとう」みたいなポーズ取って食べるんよ……。

 

 それでもうウチゾッとしてな、部屋出てった瞬間にまた「ギャハハハハハハ!!」聞こえて。なんか切ない気持ちになってな。

 

 ウチ、頑張っとるんやけどチビ達にはあんま伝わってないんかなぁ…?

 

 

 

 

④バイトの面接

 

 3年ぐらい前やから、トレセン学園入る前の話なんやけどな。

 

 ウチの家、まぁ言っちゃなんやけどめっちゃ貧乏でな。オトンはおらん母子家庭ってやつで、それでオカンは1人働いて生活費やらウチの学費やら工面して大変やったんや。

 

 で、そんな生活がずっと続いて、此処に入学するって話出てきた辺りで、このままやとアカン、せめて今の学校やトレセン学園へむけた学費は自分で稼ぎたい思うて、アルバイト探したんや。

 

 それでバイト先探して、家の近くにあるカラオケボックスに面接しに行って。

 

 シフトやら何やら聞かれて、面接自体は別に何てことなく終わってな。で帰ろうかと思ったら店長さんから「ちょっと待って」って呼び止められたんや。

 

 ウチが「なんですか?」言うたら店長さんが、

 

「お化け大丈夫ですか?」

 

 ってハッキリ言われてな。

 

 何でですか?てゆうたら、いやこのカラオケボックスに、子供の霊がおるらしいと。目撃した人も結構おって、1人や2人じゃないんです言われて。

 だからもし霊感とかあるんでしたら大丈夫ですか?ってな。

 

 でもそんな霊感とか特に無いしまぁ大丈夫やろ!思って「あぁ大丈夫です。いいです」ゆうてその日は帰ったんや。

 

 それで帰ってきてからは疲れてウチ寝てたんや。

 そしたら夜中の3時ぐらいに、携帯に着信があって、こんな時間に何やろ?思うてパッて取って見たら、そこのカラオケボックスからだったんや。

 

 え?バイトの採用の連絡ってこんな時間にくるもんなんか?って電話出たら、子供の声で———

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「今度いつ来るの?」

 

 それ聞いた瞬間めちゃくちゃ怖くて、その後も何回か着信あったけどさすがに取れんかったわ。


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