これがある前提で今後進んで行きたいので出してます。
正直あんまり書くことがないですけど、
あ、そうですね。
次の11月の水属性楽しみですね。
何かありましたら
Twitterアカウント
→@clover2245
クラス代表が決まり、学年代表を決める戦いが行われるまで3日。
それまでに他のクラスは勿論練習の為にデュエルを行っていたり、
それをごまかすためにデュエルを行っていたりしているのだが、
今現在は昼休み。
遊花の1-B組も一応デュエルを行っているようだが、遊花は一切デュエルをしていない。
クラスに偵察に来ている同学年の子供が居るのだが、イラついた顔をしていた。
「情報正しかったら、あいつだろ…。」
「なのにデュエルしてなくて偵察もくそもねぇ…。」
そうつぶやいているのは別のクラスの子たちだった。
情報が行き交っているのは事実らしい。
クラスに入らず廊下で見ている様子だが、遊花は読書をしていた。
美影は邪魔しない様に隣の席で座って端末を弄っている。
「…へぇ…こんどの水属性の氷水(ヒスイ)って子可愛いねー。」
「まぁ、確かにね。」
簡単に話をする。だが、あまり長い会話をしない様にしている。
デュエルをする気配は一切ない。
その姿に文句を言うわけでもないクラスメイト達にも
別クラスの子たちは苛立ちを覚えている様子ではあった。
せめて何か情報があればいいと思っているのだが、本当に何も情報が手に入らない。
一応二年の風前俊郎と戦った履歴はあるが、それしかない。
今回の高校生決闘大会は一人3つまでデッキを登録ができるという。
だからせめて複数のデッキなのか単一デッキであるのか知りたい様子ではある。
昼休みが終わり、放課後へ。
「また明日。」
「また明日ねー!」
遊花と美影が一緒に下校する。
ここで、陰には何か別の奴らが居る。壁に隠れているのは1-D組の者たちの様子である。
クラスでデュエルをしないならもしかしたら学校ではなく、
どこかのショップでしているのではと尾行しているのである。
「さて…どんな店でデュエルしてるんだ…?」
「きっとかなりの強豪のいる店でしょうね…!」
二人で歩いてマツバヤ商店街の方へ向かう。
なんでここに行くのかとD組のメンバーは頭にはてなを浮かべていた。
ここにあるのはカードショップは無く、あるのは食事処と八百屋や魚やだけだ。
本当にこんなところにあるのかと疑問に思いつつも尾行を続けている。
「じゃあ、私はここで!」
「うん。じゃあね美影。」
食事処【まるまや】の前で遊花と美影が別れる。
美影がどうやらそのまるやに用事があるみたいだ。
「なんで、ここに…?」
「いや、これただの鷺原さんの護衛みたいな…?」
「あぁ、風前先輩に誘拐事件があったから…。」
そうだ、美影が誘拐事件(?)に巻き込まれた時から遊花と共に帰るようにしている。
遊花が一人になったらもしかしたらと、まだ尾行を続ける。
商店街を抜けて住宅街に入る。
その一番大きな豪邸に入っていく。近くには鷺原の文字が見えるがもしかしたら
美影の家はこの近くにあるのだろう。
ならばあの【まるまや】は店だけの店舗なのではと考えられた。
まぁ、その豪邸に入っていた遊花を見た瞬間に驚くしかない。
「こ、こんな豪邸に住んでるなんて…。」
「え、じゃあここでデュエルしてるのかよ…?」
「じゃあわかんないじゃん…。」
「こうなったら…。」
D組の一人が大きな壁を乗り超えて進もうとしてしまう。
立派な犯罪で他のクラスメイトが止めようとしているが、既に壁に上りきってしまった。
だが、その直下には見覚えのある顔が見えた。
「不法侵入で警察呼ぶわよ。」
「え、あ、海崎!?なんで!?」
「どうでもいいから家の外に出てくれない?説明してあげるから。」
遊花がそこにいた。
その隣にはとてもガタイの良く、肌黒男が立っていた。
顔がなぜか見えない様にサングラスと黒の帽子をかぶっていた。
何とか壁から降りて外に出る。勿論遊花も外に出る。
「あのさぁ、分かってたけど家まで普通来る?ストーカーだよ。犯罪だよ。」
「ぐ…。」
「次、こんな事したら隣の私のボディーガードの『ウェイン』が容赦なく警察に突き出すから。」
わかったらさっさと帰れと遊花が言い張る。
本当は帰りたくないが、警察に突き出されては意味がない。
仕方なくさっさと帰る。
「全く。」
「本当によかったのか?」
「うん、ウェインもありがと。」
「つけられてるって言われたので少し焦ったぞ。」
そう言うと豪邸の中に入る。
追い出されて家に無事に帰らされたD組のメンバーが話をする。
「しっかし、あのウェインって呼ばれてたやつどこかで見た事があるような…。」
「そうよね…どこだったかな…。」
D組のメンバーが何か見覚えがある様子で、頭を悩ませていた。
あのガタイの良さと肌黒の男は本当に見覚えがあるのだと考えているが何も思い出せない。
豪邸の方では。
「
「あぁ。どうした。マスター遊花。」
「あんなことに使ってごめんなさい。」
「…気にしないでくれ。」
ここはリビングだろうか。大きな机があり、椅子もありテレビもある。
遊花は
だが、目の前に、先ほども他の人間に完全に視認されていた。
本来そんな事が出来る訳が無い。なのだが、そうなっている。
「…最後はきっとあなたたちだけになるのかしらね。」
「そんな事をいう物ではない。遊花。」
「ごめん。いつか美影が思い出したら、きっと。」
「きっと嫌われる。」
そう言うと、遊花は自室に戻るように部屋に戻る。
その背中は何と言うか悲しそうであった。