遊戯王Meer   作:彩花@clover

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デュエルさせるのが本当に難しくて困る…。
使った事のある奴だったら本当に簡単なのに使ったがないとか、
動画がないとか、初動の方法がわからないとか本当に困る…。

あ、新規のマリンセス楽しみです!!!!!!!(クソデカ声)

※11/18 多少修正
※22/01/27 再度修正


第四話【始まる学年代表戦】

学校の雰囲気が何か険しい感じがした。

それは簡単だ。今日クラス代表たちが学年代表を決める戦いが始まる。

最期の作戦会議の様な事の為か、HRはクラスの委員長が仕切っていた。

 

因みに、高校生決闘大会のルールは

現行のリミットレギュレーションを使用。

LPは8000(この学年代表戦では4000)

デッキを複数使う場合は3つまで使用可能。

不正を発見した時はその時点で失格となる

 

というルールだ。

 

「えっと、今回の相手は1-D組の五十鈴奏雅(いすずかなまさ)君。使用デッキは「六武衆」」

「六武衆って強いじゃん…。」

「たしか、フリーチェーンの除去持ってなかった?」

「魔法、トラップを一度しか使えなくするみたいなのもあったよね…。」

 

クラスではそんな話をしているのが聞こえる。

遊花はあまり興味がなさそうにそっぽを向いていた。

美影は少し気になるのか、チラチラとみている。

一応情報をおさえてきて来てくれているのに、興味は無さげである。

美影は流石にどうなのかと思って聞いてみる。

 

「ねぇねぇ、六武衆ってどんなことしてくるの?」

「…。基本的には妨害が得意。身代わり効果も多いから防御は高め。」

「へぇ…。」

「代表格は六武衆ーシエン。多分イゾルデは入ってるかな、以上。」

 

大体のデッキ像が出来ているのか、前に出て黒板を使わせてもらい。

デッキ解説が始まった。

 

「六武衆ーシエンがフリーチェーンで打てる無効破壊。」

「効果破壊を防ぐ方法も多数だし、六武の門も放置して置いたら面倒といえば面倒。」

「曲がりなりにも制限カードだしね。」

 

という風に解説していって対策は既にあるのかと質問されると

いつも通りにやれば何とでもできると返す。

いつも通りとはどのような感じなのかと思ったが、それを聞くことはしなかった。

 

「…。相手はレベル持ちだし、普通に考えて…。」

 

勝つことは考えてくれているらしい。

それを見た美影はほんのりと嬉しそうにしていた。

 

時間がたった後に別の先生が呼びに来た。

講堂で対戦が行われる。一年は全員観戦するそうで、後で行くねと美影が遊花に告げる。

遊花は頷いてすぐに先生についていく。

そこは控え室になっていた。遊花はそこに一人にされて近くに置かれている紙を見た。

どうやら、デッキを複数持っている場合は使う一つ以外はここに置いておいて欲しいとの事。

不正を防ぐ為である。

仕方なく、持ってきているデッキを隠すように置いておく。

どうやらこれを終わった後に、軽く休憩をはさんで再度行う様子である。

 

「さぁて!一年生学年代表決定戦!1-BVS1-Dの対決よ!」

「実況は私、放送委員の1-D組の芳名伊那(ほうめいいな)がお届けします!」

「解説の一年の学年主任間島謙(まじまけん)がお送りします。」

 

まさかこんなにも本格的にやっているとは思っておらず。

美影は驚いていた。他の一年生も驚いてはいるが、ノリに乗って行った。

 

「では、登場して頂きましょう!まずは、1-B組の海崎遊花さん!!」

 

遊花は少し集中するように目を閉じて、すぐに目を開く。

前に進んでデュエルフィールドに立つ。

近くに置いてある、デュエルディスクをその腕にはめる。

 

「更に、1-D組の五十鈴奏雅(いすずかなまさ)くん!」

 

黒髪でオールバックにしている少し幼さを残して居る青年だ。

同じ様にデュエルフィールドに立ち、デュエルディスクを手につける。

 

「先攻後攻はダイスで決めます!数字が大きい方が決めて決めてください!」

 

遊花が3、奏雅は5。泰雅が先行を選んでデュエルディスクにデッキを差し込む。

更に、手札を五枚持って

 

「よろしくね、海崎さん。」

「…えぇ。宜しく。」

 

「それではデュエル開始!」

 

今回のデュエルのルールLP4000のルールである。

何故、4000なのかというと、学園代表を決めるまでに時間がかかる為、

あまり時間を掛けない様に4000で行くらしい。

 

五十鈴奏雅

LP4000

手札5枚、墓地0枚、除外0枚

 

海崎遊花

LP4000

手札5枚、墓地0枚、除外0枚

 

「俺のターン、手札から魔法カード紫炎の狼煙を使用!」

 

通常魔法でっ効果は一つ。デッキからレベル3以下の「六武衆」モンスター1体を手札に加える。

というもので、『六武衆の影武者』を手札に加える。

 

「さらに、手札から魔法カード六武の門を発動!」

 

永続魔法であり、その効果はまぁまぁ厄介である。

永続魔法(制限カード)

①の効果は「六武衆」モンスターが召喚・特殊召喚される度に

このカードに武士道カウンターを2つ置く。

②の効果は自分フィールドの武士道カウンターを以下の数だけ取り除き、

その効果を発動できる。

 

「間島先生、五十鈴くんは六武衆ですけども、六武衆って…?」

「六武衆はシンプルな効果で単純なものが多いですね。」

「シンプルっていいんですか?」

「シンプルって言うのは案外馬鹿には出来ないものですよ。」

 

遊花は知っていた様子である。

面倒だなと思いつつも攻略方法を思い浮かべているのか、かなり真剣な顔をしている。

遊花の手札には手札から効果を発動できるものは無い。

 

「それじゃあ、次だ!真六武衆-カゲキを通常召喚!」

 

減らし増やしつつも展開を開始していく。

真六武衆-カゲキを通常召喚したのちに、召喚成功時効果があり、

このカードが召喚に成功した時に発動できる。

手札からレベル4以下の「六武衆」モンスター1体を特殊召喚する。

という効果で、六武衆の影武者を特殊召喚する。

 

「さらに、手札にある真六武衆-キザンを自身の効果で特殊召喚!」

 

真六武衆-キザンの効果は

自分フィールドに「真六武衆-キザン」以外の「六武衆」モンスターが存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

という効果が存在したためだ。

 

「真六武衆-カゲキと真六武衆-キザンでリンク召喚!Link2六武衆の軍大将!」

 

奏雅から見て右側のEXゾーンに置く、勿論このままでは止めない

六武の門に置かれているカウンターを4つ取り除いて以下の効果を適用する。

自分のデッキ・墓地から「六武衆」モンスター1体を選んで手札に加える。

デッキから真六武衆-キザンを手札に加えてそのまま特殊召喚をする。

 

「えぇ!?そんな強力な効果がターン1じゃないんですか?」

「あぁ、その通りですよ。」

「じゃあ、手元にある限り何度でもできるんですね!?」

 

それにうなづく。

遊花はそんな事も知らないのに、

よく実況できるなと一瞬思ったたがその方が解説冥利に尽きるのかもしれない。

深い事情はあまり知りたくないなと思う事にした。

まだ残っている六武衆の影武者と真六武衆-キザンでリンク召喚を行って

召喚されたのは聖騎士の追想 イゾルデ。

戦士族デッキにとってそれはもう当たり前の様に入っている。

聖騎士の追想 イゾルデの効果で

デッキから戦士族モンスターを1体手札に加える。

その効果で影六武衆-フウマを手札に加える。

イゾルデのデメリットがあるがそれは省こう。

更にそのままイゾルデのもう一つの効果を使用する。

デッキから装備魔法カードを3枚(団結の力、巨大化、最強の盾)

を墓地に送って、影六武衆-ハツメを特殊召喚。

 

「よし、これで!」

(ルートが出来てる、これはシエンを呼び出すか…。)

 

遊花の予想は当たった。

ハツメの効果で

①自分の墓地及び自分フィールドの表側表示モンスターの中から、

「六武衆」モンスター2体を除外し、「影六武衆-ハツメ」以外の

自分の墓地の「六武衆」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

という効果を使って、カゲキとキザンを除外して影武者を呼び出す。

そして、影武者とハツメでシンクロ召喚2+3=5

 

「来い!真六武衆-シエン!」

 

シエン。遊花はここは予想していた。

ただ、これにより、一度迂回しないといけないという事になり、手札をちらりと見る。

問題は無さそうでまた相手の顔を見る。

 

「俺はこれでターンエンド。」

「私のターン、ドロー。」

 

五十鈴奏雅

LP4000

手札2枚、墓地8枚、除外2枚 デッキ27枚

 

海崎遊花

LP4000

手札6枚、墓地0枚、除外0枚

 

盤面

左の一番端の罠・魔法カードゾーンに[六武の門]

右のEXモンスターゾーンに「六武衆の軍大将」

の右側に 「聖騎士の追想 イゾルデ」左側に「真六武衆-シエン」

「六武衆の軍大将」ATK2300

 

「さて、ここからは海崎さんのターンですけど…どんなカードを使うんでしょうか…。」

「そうですね…データが全然ありませんから予想が出来ませんね。」

 

実況も観客もわくわくしたように見る。

あのでデュエルを見たものは知っているだろうにと思うが、多分これはそういう話ではないだろう。

あの盤面をどうやって崩すのかというのが気になるのだろう。

 

「手札から、魔法カードブラック・ホールを発動」

「な!?」

「おっと!ものすごい雑に除去しようとしたがこれは…?」

「通すものか!真六武衆-シエンの効果!」

 

1ターンに1度、相手が魔法・罠カードを発動した時に発動できる。その発動を無効にし破壊する。

というシンプルな効果だ。

何処かの大企業(DD)にも似たような効果を持っている奴が居た気がするが気のせいだろう。

 

「…。まぁ、そうするしかないよね。」

「な…?」

「更に手札から、魔法カード隣の芝刈りを発動!」

 

隣の芝刈り(準制限カード)

自分のデッキの枚数が相手よりも多い場合に発動できる。

デッキの枚数が相手と同じになるように、自分のデッキの上からカードを墓地へ送る。

という効果だ。40枚~60枚までのデュエルモンスターズにおいてはこれほど有効な墓地肥やしは無いだろう。

遊花のデッキは50枚、泰雅のデッキは40枚。つまり44枚-27枚。17枚を墓地へ送る。

 

「ブラックホールは完全にブラフ…?」

「さぁ、どうかしら。」

 

そのまま海晶乙女シーホースを通常召喚。海晶乙女シーホースを一体使ってリンク召喚。

Link1海晶乙女ブルースラッグ

ブルースラッグの正観寺効果でマリンセスモンスターを言ったい手札に加える効果で海晶乙女シーホースを手札に加える。

海晶乙女シーホースを自身の効果で特殊召喚。

その効果の内容はマリンセスリンクモンスターのリンク先となる

自分フィールドに手札から特殊召喚できる。という効果である。

そのまま海晶乙女シーホースを一体使用してリンク召喚

Link1海晶乙女シーエンジェル

召喚成功時、デッキからマリンセス魔法カードを一枚加える。

勿論手に入れるのは海晶乙女の闘海である。

手札に加えた 海晶乙女の闘海を発動。

既に一度使わせたので問題なく使える。

 

「墓地にいる海晶乙女マンダリンの効果発動。自身をリンク先に特殊召喚。」

 

その効果は

手札か墓地に存在して自分のフィールドにマリンセスモンスターが2体以上存在している時

水属性のリンクモンスターのリンク先に召喚できる。

この効果呼び出された後は除外される。

除外をもろともしないマリンセスのデッキにハンデですらない。

ブルースラッグとシーエンジェルをリンク素材として呼び出すのは海晶乙女コーラルアネモネ。

コーラルアネモネの召喚成功時効果で1500以下の水属性のモンスターを呼び出す。

呼び出したのは黄紡鮄(きほうぼう)デュオニギスだった。

 

「デュオニギス…?え、あのデッキはシンクロも…?」

「特殊召喚成功時。相手のデッキの上から水属性モンスターの数だけ除外。」

「ぐ…。」

 

上から3枚除外することになった。

そのままコーラルアネモネとマンダリンでリンク召喚を行う。

Link3の海晶乙女マーブルド・ロックだ。

コーラルアネモネの効果でブルータンを手札に加える。

そしてマーブルド・ロックの効果で海晶乙女波動を手札に加える。

 

「…バトル。海晶乙女マーブルド・ロックで聖騎士の追想 イゾルデ」

「っ!」

(…あのマーブルド・ロックの攻撃力は2700…。軍大将は倒せるはずだが…。)

(…正直どの子でもよかった。)

 

二人の思想は誰にも読まれはしないまま、進んで行く。

遊花は特にセットしないでターンエンドを選ぶ。

 

五十鈴奏雅

LP2900

手札2枚、墓地1枚、除外5枚 デッキ24枚

 

海崎遊花

LP4000

手札5枚、墓地21枚、除外1枚 デッキ24枚

 

盤面

左の一番端の罠・魔法カードゾーンに[六武の門]

右のEXモンスターゾーンに「六武衆の軍大将」

の左側に「真六武衆-シエン」

「六武衆の軍大将」ATK2300

左のEXモンスターゾーンに「海晶乙女マーブルド・ロック」

の矢印の下に「黄紡鮄デュオニギス」

フィールド魔法「海晶乙女の闘海」

 

「俺のターン!ドロー!」

 

だが、手札を見ても彼女の布陣に対抗できそうなものは無い。

何もしない事は無い。やれることはする。

手札にある「六武衆の師範」を特殊召喚する。

 

「これは、五十鈴くん、不利っぽいですかね…?」

「…そうだね。やろうと思えば完全耐性を持つこともできるマリンセスを許してしまいましたからね。」

「え?先生どういうことですか?」

「先ほど海崎が使っていたあのフィールド魔法です。」

 

その言葉を聞くと泰雅が驚いたように遊花をみる。

 

「たい、せい?そのフィールド魔法の効果はマリンセスの攻撃アップだけではないのか?」

「…確かに、主だった効果は攻撃力アップとモンスター装備してその分攻撃力アップだけど。」

「その真価は先生が言った通り条件はあるけど、完全耐性を付ける事だよ。」

「!そんな、ものが何故…!誰にも使われない!」

 

そんな事知った事じゃないと言い放つ。遊花にとってはまさにその通りだった。

しいて言うなら条件が1ターンで達成できるか運要素が絡んでるからじゃないのと更にいう。

他にも、その完全耐性には弱点がきちんと用意されているとか色々あるからじゃないのという。

 

「で。どうするの?そいつの攻撃力でもうちのマーブルド・ロックは超えてないけど。」

「っ、バトル!六武衆の軍大将で、黄紡鮄(きほうぼう)デュオニギスを攻撃!」

「…ぐっ…。」

(流石に二回守れば次に生かせない。ごめん、デュオニギス…。)

 

やはり、ダメージを追っている様で少し苦しそうな顔をする。

手札にはあまりいいものがなかったようで、セットもせずにターンエンドを宣言。

 

五十鈴奏雅

LP2900

手札2枚、墓地1枚、除外5枚 デッキ23枚

 

海崎遊花

LP2900

手札5枚、墓地22枚、除外1枚 デッキ24枚

 

盤面

左の一番端の罠・魔法カードゾーンに[六武の門]

右のEXモンスターゾーンに「六武衆の軍大将」

左側に「真六武衆-シエン」

右側に「六武衆の師範」

「六武衆の軍大将」ATK2600

左のEXモンスターゾーンに「海晶乙女マーブルド・ロック」

フィールド魔法「海晶乙女の闘海」

 

「私にターン。ドロー。」

「…っ。」

「宣言する、このデュエルこのターンで終わらせる。」

「なっ…!」

 

マーブルド・ロックの効果で、墓地から海晶乙女シースターを手札に加える。

手札にある海晶乙女パスカルスを召喚して、更に手札にあるブルータンを特殊召喚する。

ブルータンの効果でマンダリンを墓地に落とす。

マンダリンの効果でマーブルド・ロックのリンク先に登場する。

パスカルスとブルータンでリンク召喚。Link2海晶乙女クリスタルハート

そのままブルータンの効果でデッキから三枚をめくって海晶乙女シーホースが出たので手札に加えた。

 

「そして、Link3海晶乙女マーブルド・ロックとLink2海晶乙女クリスタルハートでリンク召喚!」

「美しき青の海の力を持つ者よ。世界にその美しさを見せつけよ!来て、Link4 海晶乙女グレート・バブル・リーフ!」

 

勿論そのまま効果を使用する。フィールド魔法海晶乙女の闘海の効果。

自分の墓地から「マリンセス」リンクモンスターを3体まで選び、

そのリンク召喚したモンスターに装備カード扱いとして装備する(同名カードは1枚まで)。

選んだのはブルースラッグとシーエンジェルとクリスタルハートであった。

 

「そして、クリスタルハートをリンク素材にした場合EXモンスターゾーンの自分のモンスターは相手の効果を受けない。」

「これが、条件…!」

 

手札にいる海晶乙女シーホースの効果で、自身の場面に出して更に、

マンダリンと海晶乙女シーホースでリンク召喚して、コーラルアネモネを出す。

マンダリンが除外される時、グレート・バブル・リーフの攻撃力が上がる。

コーラルアネモネの効果で墓地にいる

 

「おいでなさい!オルターガイスト・メリュシーク!」

「な、オルターガイスト!?」

 

そう、このカードは三つ目の効果以外はオルターガイストの指定は無い。

何でもできてしまう。

更に墓地にいる黄紡鮄(きほうぼう)デュオニギスの効果を発動させる。

墓地のこのカードを除外して発動できる。フィールドの水属性モンスター1体を選び、

その攻撃力をターン終了時まで、除外されているモンスターの数×100アップする。

選んだのは、オルターガイスト・メリュシーク。

今現在除外されている枚数は、合わせて8枚。その中にモンスターカードは7枚。

攻撃力700アップである。

 

「勿論、この程度で終わるわけがないんだよね。」

「は…?まだ何か…?」

「勿論。手札のシースターの効果発動!対象はコーラルアネモネ!」

 

攻撃力800アップである。

これで、今現在

海晶乙女グレート・バブル・リーフが5600

海晶乙女コーラルアネモネが3000

オルターガイスト・メリュシークが1200である。

しかもメリュシークは直接攻撃が出来る。それが当たれば正直致命傷だろう。

 

「バトル!オルターガイスト・メリュシークでダイレクトアタックを選択!」

「なっ!そのカード直接攻撃が出来るのか!?っ!まずい…!何も…!」

「そして、攻撃が通った時!効果を発動!」

 

相手フィールドのカードを一枚墓地に送ることが出来る。

破壊じゃない為破壊で反応するカードは基本軒並み反応しなかった。

それは何を意味しているのか、分かるはずだと言わんばかりに遊花は続ける。

 

「私は、真六武衆-シエンを選択!」

「罠封じを排除しにかかった!」

「何が起こってもできるようにしていますね。」

「そのまま攻撃!海晶乙女グレート・バブル・リーフで六武衆の師範に攻撃!」

 

防ぐ手段は無い。あまりにも高すぎる攻撃力に屈服するしかない。

火力が一番足りないものだった。

…いやそれ以前の問題かもしれないが。

 

「勝負ありです!!!勝者!1-B組の海崎遊花さん!!」

 

会場が沸き上がる。

遊花はふと振り返ると、美影が楽しそうに手を振っていた。

少し微笑むとすぐに講堂の外に出て控室に向かう。

その姿が敗者には興味が無いように見えたらしく、対戦相手である1-Dは悔しそうだった。

本人は勝てる訳ないとあのデュエルを見て確信してしまった。

彼女の強さは何が原因のなのか知らないが、本当に強いと感心した。




疲れた…使ったことないデッキだったから色々考えた結果がこれです。
動画が無くてな動かしてる動画だとメチャクチャ前のしか出てこなくて…。
動かし方おかしくないっていいわないで…。wikiとかと格闘して出来たんだから…。
やはり表計算ソフトは最強。

もしこんなモンスターいるよって言うのがあれば是非とも教えてください!

因みに、攻撃力を分散させたのは戦闘ダメージ一度無効系を警戒した結果です。
別に適当にやっていたわけでないです。

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