帰郷したら許嫁が束縛系ヒロインになっていた。   作:黒樹

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夢の中で

 

 

 

太陽が水平線に沈んだ夜の家。

一家団欒、家族で食卓を囲んでいる時のことだった。

突然、廊下に繋いである黒電話がジリリリリと蝉にも負けない音を鳴らす。

パパとママとおばあちゃんとあたし。

その音に、おばあちゃんが真っ先に反応した。

 

「おや、なんだろうね?」

「私が出てきますね」

 

箸を置いて、廊下に出たママが対応に向かった。

黒電話の音が止み、ママが誰かと話している声が聞こえる。そして、「ええっ!?」と驚いて二言三言返すと居間へと戻ってきた。

 

「どうしたんだ?何かあったのか?」

「それが黒崎さんのところの圭君が、家を飛び出しちゃったんですって。それで家に来てないかって」

 

もう時刻は夜の七時を過ぎるというのにあのバカは……。

そんなことを思っていると、おばあちゃんがぽつりと呟く。

 

「大方あの爺さんと何かあったんだろう。まぁ、短気な家系にしちゃあ大人しい方だからね、婿殿は。不満が爆発したってところさね」

「そんな悠長なことを言っていていいの母さん?」

「夜の森にさえ入らなければ大丈夫だろう。あとは、そうだね。しばらくして帰ってこなかったら捜索隊を出すか」

 

本来なら心配するところなのだが、おそらく圭には狐の一匹や二匹が監視するようにくっついているので心配はいらないと判断したのだろう。そう言っておばあちゃんは、夕食を再開した。

 

 

 

それから夕食時を過ぎても帰ってこない圭を心配に思って、七時半頃には黒崎の屋敷に大勢の大人達が集まった。総勢三十名ほどの男達と、普段から関わりのあるあたし達まで。

亮介、真広、美咲もあたしと同じく集められた理由は圭の行き先に心当たりがないか聞き出すためなのだろう。

もっともこの島で人を探すなら、狐達の手を借りた方が手っ取り早いから無用かもしれないけれど。

 

「あの、ありがとうございます。集まっていただいて」

 

集まった男衆を相手にお礼を言っているのは圭の母親。黒崎のおじいちゃんは「あんなやつ探す必要はない!」と言って、外にも出てこないらしい。本当に相性最悪だ。あの二人は。

 

「はぁ、まったく呆れたもんだね。どっちが子供なんだか」

 

そんな黒崎のおじいちゃんに対して面と向かってそんなことを言えるのは、うちのおばあちゃんくらいのものだ。他の人が言えないようなことを平気で口にする。

 

「さて、それじゃあいつも通り一匹と一人、組んで探すとするかね」

 

おばあちゃんが指笛を吹いた。狐達を呼び出す合図だ。

その音にざわざわと木が揺らめくような感じがして、ひょっこりと狐が顔を出す。

しかし、現れたのは数匹だけ。

それもおばあちゃんが特に仲良くしている狐だけだった。

 

「……?おや、少ないね」

「それがさっきもうちの人が呼んだんですけど、数匹だけで……」

「黒崎の当主が呼んでも、鈴白が呼んでも、か……」

 

狐達の様子がいつもの様子と違うらしく、おばあちゃんは何やら考え込むように裏手の木々に目をやった。その視線を辿ったあたし達が目にしたのは、数え切れないほどの黄金色の宝玉。それが全てあたし達を観察するように、森から覗いている。

 

「これは……とんでもないね」

「ひっ……!」

 

思わずあたしはびっくりして、おばあちゃんの背中に隠れた。

 

森から覗いていたのは、狐達の双眸。

こんな近くにいるにも関わらず、一匹として人々の呼び掛けに応えず、警戒するような視線を島民達に浴びせている。

普段とは違う狐達の様子に、大人達も異様な何かを感じたのか言葉を発せずにいた。

その沈黙を破ったのは、険しい顔で狐達を見つめ返していたおばあちゃんだった。

 

「……次期黒崎の当主は、確実に婿殿で決まりだね」

「ど、どうして、おばあちゃん?」

「島にいる狐達の殆どが婿殿の味方をしている。おそらく、私や黒崎の爺さんがどれだけ狐達にお願いしても、婿殿の捜索には手を貸してくれはしないだろう」

「それが何なの?」

「黒崎の当主も、鈴白の当主も、複数の子供が産まれた場合、継ぐのは一番上じゃなくて狐達の信頼を勝ち得た者だよ」

 

少し緊張したような様子で、おばあちゃんは続ける。

 

「黒崎には代々『ケイ』という名前が継承される。白い狐が現れるのも、黒崎の家にその名前を継承するべき子供が産まれた時だけだが、こうも名前の意味を見せつけられると迷信とは言い難いね」

 

あまりの光景に動き出せなかった大人達が、おばあちゃんの落ち着いた様子に徐々に落ち着きを取り戻して、各々が自分のやるべきことを思い出したように声を上げる。

 

「そういう場合じゃねぇだろ、坊主を探さねぇと!」

「あぁ、そうだ」

「森に入ってると怪我してるかも知れねぇ」

 

思い出したように声を上げた男達は、決起して行動を起こそうとしたが、そこに今までになく大声を張り上げたしわがれた声が響く。

 

「やめときな!今山に入ると、狐に惑わされるよ!」

「だけど、婆様……」

「狐がついてる限り、婿殿には危険はないだろう。これだけの狐を掌握したのだって、白い狐が関わっているはずだ。どうにもあの白い狐は黒崎に執着しているようだしね……」

 

探そうにも探せない、この状況に大人達は反論することがなかった。

 

「探すにしたって朝になってからだ」

 

おばあちゃんの言葉に、渋々と大人達は解散していった。

 

 

 

 

 

 

翌日、あたし達は秘密基地に集まっていた。

今回の集会を計画したのは、美咲。

亮介、真広、あたしは美咲に集められた形になる。

もっとも、あたしは不満だったが。

 

「–––それでは、第一回圭君捜索会議を始めたいと思います!」

 

議題が議題だけに、あたしは不満だった。

何故かって、帰ってこないなら帰ってこないで別にどうでもいいからだ。

あいつの場合、殺したって死なないだろう。

心配するだけ無駄、というのが当時のあたしの見解である。

 

「そもそも見つけてどうするのよ」

「一緒に帰るんだよ」

「いや、帰るの嫌だから家出したんでしょ」

 

根本的な問題を解決しなければ、圭は家に帰らないだろう。

そう指摘すると、美咲はこんなことを口にした。

 

「じゃあ、ボクの家に帰ればいいよ!」

 

うん。まぁ、森にいるよりはマシかも知れない。

そもそも家出して圭があたし達を頼らなかったのは、大人達がいるからというのもあるが、あいつ自身自分で全部抱え込んでしまう性格で、頼るということをしないからというのもある。だから、美咲の家に連れて帰るという案も無駄とは思うのだが、そこまで指摘する気にはならなかった。指摘するだけ無駄だし。

 

「じゃあ、どうやって見つけるのよ?」

「呼んだらきてくれると思う」

「それだったら大人達は苦労しないでしょ」

 

今も大人達があたし達の情報を元に、行きそうな場所を巡回しているのだ。さっきだって秘密基地に大人が来た。もしかしたらここをねぐらにしているんじゃないかと。

 

「圭君はボクのこと無視しないもん」

「はいはい、じゃあ試してみましょ」

 

外に出て、美咲は島の中心の方を向く。

そして、大きく息を吸って大声で名前を呼ぶ。

 

「けいくぅぅぅーーーん!!!!」

 

しばらく待ってみても返答はない。まぁ、大人達に見つかるリスクを考えれば、返答するなんて馬鹿なことは余程の馬鹿でもない限り考えないだろう。

 

–––ガサガサッ、ガサッ。

 

突然、近くの茂みが揺れる。

驚いてそっちを見ると、見慣れたあいつが顔を出した。

今やお尋ね者の黒崎圭が。こんなにもあっさりと!

 

「呼んだか?」

「圭君!」

 

美咲は走って、圭に飛びついた。

それを受け止めた圭は無表情でされるがまま。

抱きついてぐりぐりと頭を擦り付ける美咲の頭を、ちょっと複雑そうに撫でていた。

 

「「本当に出た!?」」

 

亮介と真広は驚いている。斯くいう、あたしも驚いてる。

 

「圭君帰ろう。ボクたちの家に」

 

美咲は感情が先走り過ぎて何を言ってるのかわからない。

圭はその言葉を受けて、嫌そうに顔を顰めた。

 

「嫌だ。誰が帰るかあんな家」

「そうじゃなくて、ボクの家。きっとパパもママも歓迎してくれるよ!」

「そんなところにいるの知ったら連れ戻されるだろ」

 

どうやらあれでも会話は成り立ったらしい。

もっともらしい理由を述べて、圭は美咲の提案を蹴った。

 

「圭君、昨日の夜から何も食べてないでしょ?ボクの家に来たら、お菓子がいっぱいあるんだけどなぁ」

「食料ならいくらでも手に入るし困ってない」

「え?」

 

昨夜、夕食を食べる前におじいちゃんと喧嘩して家を出て行ったという話だったような気がするのだが……。彼はどこで食料を手に入れたのだろうか。

 

「おい、いたぞ!」

「捕まえろー!」

 

圭と話していると周りが突然騒がしくなる。

ガサガサと茂みが揺れて、木々の間から大人達が姿を現した。

二人ほどの男衆だったのだが、圭はその姿を見るや逃走を始める。

まさに脱兎の如く逃げ出した圭は、瞬く間に山の中へと姿を消した。

 

「ちくしょう早い!なんてすばしっこさだ!」

「あいつ本当に人間かよ!狐みたいに木々の隙間を抜けていきやがる!」

「二人で捕まえるなんて無理だぞ!」

「せめて、囲い込んで逃げ場を無くさないと!」

 

一分もしないうちに突き放されたのか、大人達が諦めて戻ってくる。してやられた大人達を見て、亮介と真広の二人はほくそ笑んでいた。

 

「ほら、やっぱりな。大人達でも団長は捕まえらんねぇよ」

「そうだな。リーダーは捕まったことがないからな」

「見てねぇで手伝ってくれよ」

 

そうしたいところは山々なのだが、圭は鬼ごっこで捕まったことがない。そんなあたし達では捕まえることなど無理だ。協力したところで逃げられるに決まってる。

 

「「「「むり」」」」

 

あたし達は声を揃えて拒否した。

理由は様々だけど、その理由の大半が捕まらないことにある。

裏切るのもなんだか嫌だし。

理由は知らないけれど、あたし達は圭の味方だ。

 

 

 

それから二日が過ぎた。圭はまだ家に帰っていない。

そこで大規模な捕獲作戦が行われることになった。

さすがに圭の両親も心配していて、一刻も早く家に帰ってきてほしいと言っている。

今は夏、食料の心配もあれば、脱水症状も考えられる。

そういった危険性を考えると、一刻も早く捕まえた方がいいとのことだった。

 

「じゃあ、呼ぶね」

 

あたし達は圭の味方。……とはいえ、数日家に帰っていないと心配になってくる。密かに美咲が食べ物を貢いでいることもあって、美咲はあいつからより一層信頼されている。その信頼関係を利用して、大人達の包囲網に圭を呼び込もうという作戦だ。

そんなことをやっていたのなら食料に困らないのも納得だが、それだって微々たるものだ。あいつの普段の食事量を考えれば足りないだろう。故に弱った今がチャンスとは、大人達の談。

 

「けいくぅぅぅーーーーん!!!」

 

名前を呼んで、十分後。

ガサガサと茂みが揺れて、圭が姿を現した。

 

「なんだ今日は琴音達も一緒か」

「う、うん。圭君まだ帰らないの?」

「帰らん」

 

おじいちゃんのことでも思い出したのか、苦々しげな顔をして、声には怒気が含まれていた。

時間が過ぎれば怒りも収まるかと思えば、そんなことはないようで頑なに帰ろうとしなかった。

 

「じゃあ、はい。今日の!」

 

そう言って美咲が差し出したのは、大きめのリュックだ。中には水と食料が入っている。それを背負った瞬間–––

 

「今だ!捕えろ!」

 

周囲の茂みから、大人達が一斉に飛び出す。

圭を囲むように、十人くらいの大人達が迫る。

 

「ちっ、罠か!」

 

だけど、圭は迷いなくリュックを捨てるとそのまま木を蹴って登り、包囲網から流れるように上へ逃げた。

 

「よし、もう追い詰めたぞ!」

「諦めろ坊ちゃん」

「そうだ。家帰って美味い飯食いたいだろ!」

「はっ、狐達と食べる飯の方が百倍美味いわ!」

 

追い詰められたというのに、圭は余裕綽々に言い返す。

何か策があるのか、それともただの虚勢か。

ジリジリと包囲網を狭める大人達を見下ろしながら、圭はその場で咆哮を上げた。

 

「クォォォーーーン!!!!」

 

狐の鳴き声に似ていたように思う。

遠吠えが、島中に響き渡った。

その数秒後、地鳴りのような音が響いたかと思うと狐色の波が押し寄せてきた。

山に、波–––その正体は大勢の狐達だ。

大移動を開始した狐達が、森の中を縦横無尽に駆け回る。

あたし達の足の間を擦り抜けて、その刹那–––

 

「じゃあな」

 

包囲網の外に着地した圭が、狐達と一緒に駆け抜けて行った。

 

「しまった!」

「くそっ、狐達に気を取られている隙に!?」

「いいから追え!」

「もう無理だ!包囲網は完全に突破された!」

 

瞬く間に視界から消える圭。

完全に追い詰めたはずが、まんまと逃げられたのだった。

 

 

 

何度も大人達は圭を捕まえようとした。でも、唯一可能性のあった包囲網に誘い込む作戦が破られた現在、追い詰めるまでには至っておらず、それを上回る策は実行されていない。

圭は警戒を強くしたのか美咲の呼び掛けにも応えず、姿を現さなくなった。

それどころか大人達が新しい策を講じるたびに、さらに賢く立ち回るようになってしまった。

目撃情報がなくなり、神隠しに遭ったのではという噂まで立った。

ついには美咲も大泣きして、泣きながら島中を探し回った。

 

ある日、森の中に不審な煙を見つけたあたし達は、導かれるようにその場所へ向かった。

 

–––河原だった。

 

そこに焚火をしながら、むしゃむしゃと白い狐と一緒に焼き魚を食べる圭の姿があった。

 

「け、圭君!」

「……ん?美咲?」

 

あれから一週間経ったというのに、あいつは何食わぬ顔で食事に没頭していた。あたし達を見ても、逃げる様子もなく黙々と食事を続けている。舐められているのか、逃げる気がないのかは不明だが、あいつは気にした様子もない。

 

感極まって駆け出した美咲は止める間も無く、圭に抱きついていた。

 

「うわぁぁぁーーーん!!死んじゃったのかと思ったよぉ!」

「はぁ?大袈裟すぎだろ。なんでそんなことになってんだよ」

「だって圭君の姿を大人達の誰も見なくなったし、ボクが呼んでも来てくれないから……!」

 

抱きつかれながら器用に食事を続ける圭。

正直、心配して泣いている美咲が可哀想に思えてきた。

 

「本気になったら姿を消すくらい簡単だろ」

 

この数日、本気で人を避けてきたのか何食わぬ顔で圭は言い放つ。

 

「それに、おまえこの前俺を罠に掛けただろ。警戒して姿現さないのは当たり前だろ」

「ボクのこと嫌いになった?」

「んー、うん」

 

あの時のことを怒っているのか圭は迷わずそう口にした。

すると、美咲は大泣きしながら圭に謝った!

 

「うわーん、ごめんなさい!だって、ボク圭君のことが心配で!」

「心配?なんで?」

 

裏切ったのに、と言わんばかりの様子で圭はそっぽを向く。これは聞く耳持たない時だ。

 

「と、とにかく帰ろう!」

「嫌だ死んでも帰らない。俺はもうこいつとこの森で暮らすって決めたんだ」

 

傍でゆらゆらと尻尾を揺らす白い狐に愛おしそうな目を向けながら、圭は決意した顔で言う。

 

「なに馬鹿なこと言ってるのよ」

 

見兼ねてあたしもついに口を出してしまう。

美咲だけでは、説得は不可能だと悟ったからだ。

何度も捜索に連れ出されるのも手間だし。

さすがのあたしも、神隠しに遭ったとか、死んだとか言われたら心配しないわけじゃない。

 

「こんな生活いつまでも続かないわよ。いつか本当に死ぬわよ」

「その時はその時だ」

 

どうやら心まで野生に帰ってしまったらしく、圭は達観した表情であたしの忠告も受け流した。頑固なのは祖父譲りらしい。

 

「とにかく俺は帰らないからな」

 

話は終わりとばかりに焚火に水を掛けて消化する。

そんな圭に抱きついたまま、美咲はこんなことを言い出す。

 

「じゃあ、ボクも帰らない!圭君と一緒にいる!」

「はぁ?おまえには無理だって」

「無理じゃないもん。圭君と一緒がいい!」

 

ここで初めて、圭の表情が別の感情を浮かべた。

困り果てたようなそんな表情。

さすがに美咲にそんなことをさせられないのか、たじろいでいる様子だ。

ここぞとばかりに美咲は決意を表明する。

 

「圭君が帰るまで、ボクも絶対に帰らないから!」

「うっ……」

 

圭はいつだって美咲には甘かった。

いや、正確には女の子に甘いのか。

もしかしたら、今回の祖父との喧嘩にも何か関係があるのかもしれない。

ここまで頑なに反応したのは、あたしも初めて見たのだ。

だったらその理由に、何か関わりがあるのか–––。

 

「……わかった。帰ればいいんだろう。帰れば。ごめんな、ハクア。一緒に暮らすのはもう少し先になりそうだ」

「クゥーン」

 

悲しげに鳴く白い狐に「俺たちはずっと一緒だ」と慰める。

その言葉に気を良くしたのか、尻尾をぱたぱたと振る。

 

「それじゃあ、帰るか」

 

あんなに嫌がっていたのにこんなにあっさりと。……いや、苦虫を噛み潰したような表情を見るに相当嫌なのだろう。我慢しているようにしか見えない。

 

「本当に手間が掛かるんだから」

「今回はあのクソジジイが悪い」

 

断固としてそれだけは譲れないらしい。

いつものことなので、あたしは呆れた顔をしてため息を吐いた。

住宅街へ向けて、山を降りようと圭が先頭を行く。

その最後尾で、あたしは記憶にないはずのその声を耳にした。

 

『……カエ…サナ、イ……』

 

振り向いたあたしに、突然夜になったかのような真っ暗闇が襲い掛かった。

 

 

 

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