リハビリ作品なので構想は無茶苦茶で物語のラストだけ書かせていただきました。
自身がハマっているうたわれるものの設定を少しだけ使わせていただきました。
「こんな世界になったって言うのに大人は戦えってな」
仮面を持った少年は呟きながら仮面をつける。
「これが最後か…ったく最後までこんな無茶ぶりよくやってくれるよ」
仮面に手を添えながら愚痴が続く。
「ここまでやるんだぜ、時間外労働手当を払ってもらわなしょうにあわん」
そう言っていままでやる気のない言葉から感じられない殺気を放ち叫ぶ。
「仮面よ、扉となりて根源への道を開け放てっ!」
少年の声と共に体は蒼い光に包まれた。
それは遠くで戦っている者たちの視認できていた。
「ダメだよ、ハク君それを使ったら」
満身創痍になりながら戦っていたピンク髪の少女が呟いた。
光が消えて現れたのは大きな怪物だった。
「悪いがここから先は某が引き受ける」
ハクと呼ばれた少年は怪物になり同じ怪物を殴った。
それは一瞬の出来事だった。
殴られた怪物は吹き飛びこの戦況を変えるにはいい出来だった。
「お前たちは引け」
そう言って歩く怪物は更に叫ぶ。
「仮面ヨ! 我ハサラニ求! 我ガ魂ヲ全ヲ喰ライテ、天元ヲ超エシ天外ノ力ヲ示セ‼」
そこからは一方的だった。
推し負けていたのが嘘かの様に敵を殲滅していくハクと呼ばれた少年だった怪物。
それまで戦っていた少女達は集まりそれを見ていることしかできなかった。
「綺麗です」
誰かの呟きを聞いて全員は頷く。
光り輝いている彼を見てそう思わずいられなかった。
「あんな隠し玉があるならタマ達に言って欲しかった」
オレンジ色の服を纏った少女に対して、青色の服を纏っている少女は握り拳を作りながら悔しそうに呟く。
「だが、見ていることしかできないのが辛い」
「あれが彼の本気なのね」
紫色の服を纏った少女は悔しそうな表情をしていた。
「ちがうよ、ハク君は」
ピンク髪の少女は涙を流しながらそれ以上のことは言えなかった。
戦いが終わり樹海から帰還したがハクと呼ばれた少年は一人黄昏ていた。
「来ると思ってたよ、姫さんよ」
少年に姫と呼ばれた少女はゆっくりと彼に歩み寄る。
「行かれるのですね」
「あぁ」
そう言ったハクの足は白い粉になっている。
「あいつらには何処かに行ったぐらいにはぐらかしといてくれないか?」
「それでいいんですか? 友奈さんの気持ちに気付いてるのでしょ」
「知ってるよ、でも俺にはこうすることしかできないんだわ」
そう言って仮面を渡した。
「そいつは上にバレないように封印頼むわ。そいつを持って行けそうにないみたいだから」
「分かりました、私が必ず誰にも触れられない場所に保管します」
ハク自身の体から白い粉が風に舞うように飛んでいく。
「すまんな、面倒ごとを押し付けるような形になって」
「謝らないでください。それが貴方の望んだ結末ですので」
「そうだな」
そう言って夜空を見て呟いた。
「これで良かったんだよな」
そう言ってハクは消えていった。
その場に残ったのは彼が着ていた服だけだった。
「本当にありがとうございました」
彼が消えて緊張の糸から解放されたのか少女は涙を流しながら感謝した。
「貴方が居たから皆さんが死なずにいられました」