私は気ままにデュエルがしたい   作:紙吹雪

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前回のあらすじ

手札誘発握ってない奴が悪い。

すいません、人狼とかラッシュデュエルにハマってて遅れました。
最近筆が乗らねぇ………

色んなデッキ案をありがとうございます!
今後もデッキのリクエストは受けようと思いますので気が向いて頂ければ活動報告にて挙げてもらえると嬉しいです。



14話

 

「そんなバカな……この俺が何も出来ずに負けただと!?」

「手札誘発握ってないのが悪い……さて、これで三連勝っと」

 

やったぜ。そしてソリティアでそこそこ満足できたぜ。流石に先攻ワンキルは悪いような気もしたけど……ま、いっか!

 

「先生っ!!」

「すっげー痺れたぜ!!」

「カッコ良かったー!」

 

ふっ……小さい子からの賞賛が心地いいぜ。

 

「……これで、我々の勝利ですね。この場は引いて貰いたい」

「ぐっ……!」

 

ふぅ、これにて一見落着かな?ちょっと疲れちゃったよ。

 

「先生、お疲れ様ー!」

「凄かったぞ先生!」

「うむ!流石は遊勝塾の教師だ!」

「それにしても良かったわ。これでこの件は無事に終わり……」

 

柚子ちゃんそれはフラグだ!……とは口に出せなかった。何故なら……

 

 

 

 

 

 

「……お見事」

 

 

 

 

 

!?このまるで止まるんじゃねぇぞとか戦局を変えるとか言い出しそうな声は!?

 

「貴方は……まさか!?」

「私のことを知っているようで——」

「たしかCMのっ!!」

「……人違いでは?」

 

この声、その顔……DDが出てくるパックのCMに出てた人だ!某団長や軍師と同じ声だしきっと間違いない。赤いマフラーも着けてるし。

 

「ごほん……えっと、どちら様でしょうか?」

「……私は赤馬零児という」

「どのような御用件で?」

「君とデュエルがしたい」

 

え?

 

一体どういう目的で……?彼とは初対面のはずだし、どういうことなのだろう?

 

「藤野明美。貴方は異常だ」

「え?なんで?」

「私以外でこれほどエクストラデッキからの召喚に精通している人物は見た事がない」

「はぁ……」

 

それだけの理由で何故怪しまれるの私?ルールさえ理解できれば小学生でも出来るのだけれど……ただし他の難しいルールは除く。

 

「それに、君の事をいくら調べても何も出てこない。まるで、急にこの世界に現れたかのように、な」

「…………」

 

やっべ、否定できない。

 

すると……彼はとんでもない事を言い出した。

 

 

「君はもしかして、異次元の出身なのではないか?」

 

 

「…………!?」

 

この人、何故それを……!?

 

「は?何言ってるんだ?そんなもの、あるわけないじゃないか!」

「そうよ!ファンタジーやメルヘンじゃあるまいし……」

 

やめて2人とも、事実なので心が痛い。

 

——いや、待てよ?

 

異次元と言うより、異世界の出身って行った方が正しいのではなかろうか?私が異世界だと思ってる世界は彼にとっての異次元なのだろうか?もしかすると、異次元が本当にあるのかもしれない。私の居た世界とは全く無関係の。

 

「どうなんだ?」

「……」

 

……これ、なんて答えればいいんだ……?相手は多分勘違いしている可能性が高いけど確定ではないし……そういえば、私がこの街に来た時に降りた駅、前に一回戻ってみたんだけど何もなかったんだよね……今から思い出してみると私以外に誰も居なかったし……あの駅、もしかして如月駅の類のものだったんだろうか……?って、それは今はいい。問題は今この状況をどうするべきか、だ。

 

……考えても何も思いつかないや。ここは、はぐらかすしかない、か。

 

「……その答えは、デュエルの中で見つけるしか無い!」

「…………いいだろう」

 

……よし、乗ってきた。デュエル脳万歳!

 

「……本当は、直にペンデュラム召喚を見るために彼とデュエルする予定だったのだがな」

「へ?それなら私がペンデュラム召喚を使いましょうか?」

「……!?使えるのか?」

「ええ」

 

「「「ええーーーーーー!!?」」」

 

「ちょ、先生!?聞いてないぞ、それ!?」

「あ、言ってなかった?」

 

遊矢くん、ちょっと慌てすぎでは?

 

「そもそも、ペンデュラムは俺が最近初めて使った召喚法で俺以外の奴は使い方をほとんど知らない筈だ……!何故先生が使えるんだ!?」

 

あ、アニメ1話でそんなこと言ってたような気がしないでもない。正直全く覚えてないが。

 

「私がペンデュラムを使える理由?そんなの簡単だよ?」

「そ、それは……?」

 

「「「それは……?」」」

 

 

「生徒に出来て先生に出来ない事なんてあるわけないじゃない?」

 

「………」

 

何故だろう、呆れられた気がする。ほわい?

 

「……い、いや!それでも!ペンデュラムカードを持ってるのか!?俺しか持ってない筈なのに!?」

「カードは拾った」

「ええ!?」

 

正確にはいつのまにか持ってたが正解なんだけどね。

 

「ほう……よもやだ。ペンデュラムまで使えるとはな。さらに君に興味が湧いた」

「それはどうも……」

 

声イケメンだけどショタでもロリでもないしどうでもいいや。

 

「……ふむ。私が勝ったら我が塾に来ないか?」

「いや、それはちょっと……」

「給金はこのぐらいだ。さらに、休日もそれなりに設けよう」

 

な!?私の会社なんかと比べ物にならないくらいの高待遇!?

 

「……か、考えとく」

 

「「「先生ッ!!?」」」

 

「はっ!?」

 

いかんいかん、

 

こうして、何故か私は本日4回目のデュエルをする事になりましたとさ。まあデュエルしたかったし別にいいんだけどね?なんというか、原作のイベントを完全に乗っ取ってしまっている気がする。原作あんまり知らんけど。

 

 

◆◆◆

 

 

「先生ならきっと勝つよ!」

「だな!」

「うんっ!」

 

おお、少年少女が応援してくれている。タカキも頑張ってたし私も頑張らないと。

 

「それはどうかしらね?貴方達、うちの零児さんがどれ程強いのか知らないようね?」

 

理事長の言う通り、【DD】って結構強いんだよなぁ……一時期は環境にも顔を出してたし。まあ、魔術師にゃ負けるが。悪魔族で統一されているからいっそ守護神エクゾディオスでも入れてやろうかとも考えたけど流石にやめておいた。手札事故の原因となる未来しか見えない。

 

「アクションフィールドはどうします?」

「ご自由に」

 

ん?今何でも良いって言ったよね?(幻聴)

 

「じゃあアクションフィールドは無しでいきましょうか」

 

「………それはつまり、アクションデュエルではなく普通のデュエルをする、と?」

 

「「「えっ」」」

「先生っ!?」

 

あのね、お姉さんはね、お姉さんはねっ(強調)、運動苦手なんだよぉ。もう腰が痛いんだ。え?お前ほとんど動いてないだろって?いやいや、そんなことないよ!

 

「……別に構わない」

「そっか。なら、修造先生。そういう事で」

 

「お、おう!ふ、2人がいいなら何も言わないぜ!」

 

この人、名前までなんか熱苦しい……って、それよりもデュエルを頑張らないと。

お互いに向き合い、デュエルディスクを構える。

 

「ここまできてアクションデュエルじゃないのか!?」

「でも先生、この前ちょっと動いただけで息上げてたし……」

「……そう言えば俺、先生が家でちょっと重い荷物持っただけで腰痛めてたのを見たな」

 

遊矢くん、それ恥ずかしいから言わないでくれ。蹲りたくなる。

 

「先攻は……ふむ、貴方みたいですね」

「そのようだな」

 

残念。今回は普通に先攻取りたかったけど。

 

「私のターン!」

 

さて、お手並み拝見と行きましょうかね。

 

「私は手札から永続魔法『地獄門の契約書』を発動!」

 

早速来たか……生憎こういう時に限ってうららは握ってない。なんで(殺意)?

 

 

地獄門の契約書

永続魔法

「地獄門の契約書」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分メインフェイズに発動できる。

デッキから「DD」モンスター1体を手札に加える。

(2):自分スタンバイフェイズに発動する。

自分は1000ダメージを受ける。

 

 

「地獄門の契約書の効果を発動!デッキからDDモンスター一体を手札に加える。私が手札に加えるのはDDスワラル・スライムだ」

 

うーん、【DD】でよく見る動きだぁ。

 

「手札のDDスワラル・スライムの効果を発動!手札のこのカードを含むモンスターを墓地に送り、DDD融合モンスターを融合召喚する!私は手札のDDスワラル・スライムとDDバフォメットを融合する!」

 

「モンスター効果での融合……!」

「へ〜?」

「先生、頑張れッ!」

 

大丈夫、この手札ならサイフリくらいなら処理できる。

 

「自在に形を変える神秘の渦よ、異形の神を包み込み、今ひとつとなりて新たな王を生み出さん!融合召喚!生誕せよ、『DDD烈火王テムジン!』」

 

 

DDスワラル・スライム

効果モンスター

星2/闇属性/悪魔族/攻 200/守 200

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが手札に存在する場合、自分メインフェイズに発動できる。

「DDD」融合モンスターカードによって決められた、

このカードを含む融合素材モンスターを手札から墓地へ送り、

その融合モンスター1体をEXデッキから融合召喚する。

(2):墓地のこのカードを除外して発動できる。

手札から「DD」モンスター1体を特殊召喚する。

 

 

DDD烈火王テムジン

融合・効果モンスター

星6/炎属性/悪魔族/攻2000/守1500

「DD」モンスター×2

「DDD烈火王テムジン」の(1)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードがモンスターゾーンに存在し、

自分フィールドにこのカード以外の「DD」モンスターが特殊召喚された場合、

自分の墓地の「DD」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカードが戦闘または相手の効果で破壊された場合、

自分の墓地の「契約書」カード1枚を対象として発動できる。

そのカードを手札に加える。

 

 

来たか、DDのいつもの。

 

「DDD……Dが3つ……」

「どういう意味だ?」

「なんか、全然違う……もしかして本物?でも……」

 

たしか、ディメンション・ディファレント・デーモンだっけ?詳しくは知らんが。あと素良きゅんは何ぶつぶつ呟いているんだろう?

 

「融合召喚だけ?なら、先生の方がずっと凄いや!」

「そうだね!」

 

「……それはどうかしら?」

 

「「「えぇっ?」」」

 

外野が騒がしいね。それにしても、バフォメット墓地に送ったという事は多分アイツが来るねこぉれは……

 

 

「DDDとは、ディファレント・ディメンション・デーモン……異次元を制す王の力、とくと見るがいい……」

 

……実際、一時期環境に顔出してたからね。見くびることなんてとてもじゃないができない。

私は改めて気を引き締めて、あの赤マフラーの社長を見据えた。

 





中途半端だけどここで切ります。最近投稿できてないので……ほんとにごめんね
いや、書く気はあるんだよ?でもね、現実が最近忙しいんよ()
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