遊戯王小説でこの機能は死に機能なのでは?というかそもそも段落文字下げを今まで書いてきた小説全てにおいて忘れてました……俺はどうしたらいい!答えろ、答えてみろルドガー!
「全て修正しろ」
っ!デュエリストっていつもそうですよね!物書きの事なんだと思ってるんですか!
……とにかく、これからはちゃんとします。これまで読んでくださった方の中に「空白がねぇじゃねぇかァ!このド素人がァ!」と思ってらっしゃった方がいられたら今まで本当に申し訳ございません。私の代わりにトマト君がセプクします。ハイクも詠んであげてください。
「私のターン、ドロー!」
ドロー。それはデュエリストにとっては希望であり、絶望を齎すこともあるパンドラの箱である。時に引いたカードに歓喜し、時に引いたカードに落胆する。誰もが経験のある話だろう。しかし、大抵のアニメ出身デュエリストにとっては大体逆転のカードをただ引くだけの簡単なお仕事です。つまり、何が言いたいのかと言うとだな……
「……来たわ!まず、私は速攻魔法禁じられた聖杯を召喚獣メルカバーを対象に発動!このターン、召喚獣メルカバーの攻撃力は400ポイントアップするけど……その代わり、効果は無効になる!」
絶対トップ解決してくるってことだよちくしょう!それにしても懐かしいカードだなぁ聖杯。今では一滴の方がよく見られるよね。って私は一体誰に同意を求めてるのかは知らないけどさ。
「そして、墓地の置換融合の効果発動!墓地のこのカードをゲームから除外して墓地の融合モンスター1体をエクストラデッキに戻してデッキからカードを1枚ドローする!私はブリリアント・ダイヤをエクストラデッキに戻して1枚ドローするわ!」
「墓地から魔法ですって!?」
出た!真澄んのマジックコンボだ!
「……更に!私は魔法カード闇の量産工場を発動!墓地の通常モンスター2体を手札に加える!私が加えるのはジェムナイト・ガネットとジェムナイト・サフィアよ!」
一気に手札増やしに来たな……ちゃっかり素良きゅんの置換融合も使いこなしてるし。これはまだまだ来るぞ。
「更に、魔法カード手札抹殺を発動!お互いの手札を全て捨て、捨てた枚数分ドローする!」
「タッグフォース形式だから、この場合は真澄んと柚子ちゃんだけ効果を適用するんだっけ」
「ええ、そうね」
「そ、そうなんだ……」
ゲームのタッグフォースやった事ないからそこまで詳しい訳でもないけどね。実質ギャルゲーらしいけどプレステ系列一切持ってなかったからなぁ……買っときゃよかったやもしれぬ。ロリもショタも居るって話だったし。
「私は手札を2枚捨てて2枚ドローするわ」
「えっと、私も2枚捨てて2枚ドローっと……」
まあ、真澄んの手札はさっき手札に加えたジェムナイトなんだけどね。闇の量産工場をそんな風に使えるならそこそこのデュエリストやね。む、柚子ちゃんの手札にヴァルハラが……すまない、事故らせてしまってたようだ。もう1枚は……もう1枚もヴァルハラだと!?
ん?
……あっ、これ墓地にラピスラズリいるからマスター・ダイヤ来た時のフィールドによっては負けるなこれ?いや、それ以前にパーズで殴り殺されそうだなこれ?
「……これなら!墓地のジェムナイト・フュージョンの効果を発動!墓地のジェムナイト・ラピスをゲームから除外して、このカードを手札に加えるわ!」
あ、やばい。このままだと負けるわ。……勝ち筋は、1つ。アレに賭けるしかないか。
「……行くわよ!ジェムナイト・フュージョンを発動!手札のジェムナイト・アレキサンドとジェムナイト・ルマリン、そしてフィールドのジェムナイト・アクアマリナを融合する!」
「3体も融合素材に……!?」
「融合召喚!現れよ、全てを照らす至上の輝き!ジェムナイトマスター・ダイヤ!」
来たか、ジェムナイトの切り札が。
ジェムナイトマスター・ダイヤ
融合・効果モンスター
星9/地属性/岩石族/攻2900/守2500
「ジェムナイト」モンスター×3
このカードは融合召喚でのみエクストラデッキから特殊召喚できる。
(1):このカードの攻撃力は、自分の墓地の「ジェム」モンスターの数×100アップする。
(2):1ターンに1度、自分の墓地のレベル7以下の「ジェムナイト」融合モンスター1体を除外して発動できる。
エンドフェイズまで、このカードは除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る。
私達の残りライフは2500。幸いにもフィールドの特殊召喚されたモンスターの合計はダイヤ、メルカバー、ディーヴァ、超雷龍で4体だから即死はしない。だけど……
「まず、融合素材として墓地に送られたアクアマリナの効果発動!フィールドのカード1枚を手札に戻す!私は幻奏の華歌聖ブルーム・ディーヴァを選択!」
「ブルーム・ディーヴァ!?」
「ブルーム・ディーヴァは戦闘・効果で破壊されない効果を持つ……が、だからと言って無敵ではない。手札やデッキに戻したり除外したりだとかには無力だ。そこらの対策もちゃんとしておくといいよ」
幻奏のイリュージョン腐っちゃったね、残念。
「私はジェムナイトマスター・ダイヤのモンスター効果発動!墓地のレベル7以下のジェムナイトと名のつく融合モンスター1体をゲームから除外することでエンドフェイズまで除外したモンスターと同名カードとして扱い、同じ効果を得る!私はジェムナイト・パーズをゲームから除外!」
そっちを選ぶか……!
「ええっと……つまり、どう言うこと?」
「ジェムナイト・パーズの効果は2回攻撃できるのと、戦闘で相手モンスターを破壊した場合、破壊したモンスターの攻撃力分のダメージを与えるもの……」
「それって……!?先生、大丈夫なの!?」
「……んー、そうだなぁ」
柚子ちゃんの表情を見るに……あ、これやばいな?
「ふーん、お姉さんも結構やるねぇ」
「ふん、言ってなさい。ジェムナイトマスター・ダイヤの攻撃力は墓地に存在するジェムと名のつくモンスターの数×100ポイントアップするわ。私の墓地に存在するジェムナイトは7体。よって、700ポイントアップする!」
ジェムナイトマスター・ダイヤ ATK 2900 → 3600
「これで、私の……いや、私達の勝ちよ!バトル!ジェムナイトマスター・ダイヤで超雷龍-サンダー・ドラゴンを攻撃!」
ふむ、そっちを攻撃するか。
「せ、先生!?」
「大丈夫大丈夫。超雷龍は戦闘・効果で破壊される場合に墓地の雷族モンスターを除外することで破壊を免れる効果があるから」
「な、なら大丈夫ね。えっと、墓地の……雷鳥龍-サンダー・ドラゴンをゲームから除外するわ」
「!くっ……まさかまだそんな効果を持っていたなんて……!でも、ダメージは受けて貰うわ!」
くっ、まさか殆ど同じセリフを言われるとは……
先生&柚子 LP 2500 → 1500
超雷龍が2回攻撃されてもライフはギリギリ残る。そして、私達の最後の逆転の機会が訪れた。
「柚子ちゃん、雷鳥龍はゲームから除外された場合、手札のカードを任意の枚数デッキに戻してシャッフルし、戻した数だけカードをドローする効果があるよ」
「え?……じゃあ、折角だし。私は手札のカードを2枚ともデッキに戻してシャッフル……そして、カードを2枚ドローするわ」
いや折角って……唯一の逆転の機会やぞ?手札抹殺の時にはあのカードは捨てられていなかった。
「……これって」
……おおっと?
「さあ、ラストバトルよ!ジェムナイトマスター・ダイヤ!あの忌々しい戦車を破壊しなさい!これで、終わりよ!」
「……ここ、ね!その戦闘のダメージステップ開始時に!」
「ダメージステップ開始時!?そのタイミングで発動するってことは、まさかその伏せカードは……!」
「いいや、違うぜ真澄ん」
「先生、口調がおかしくなってるよ」
「いや、普段からおかしいから別に普通じゃないかなぁ?」
「それもそうね」
……酷くね?
「おほん。さあ、やったれや柚子ちゃん!」
「何故関西弁……私はダメージステップ開始時に手札からオネストの効果を発動!」
やっと引けたか……!
「オネストはええっと……何々?自分の光属性モンスターが——」
オネスト
効果モンスター
星4/光属性/天使族/攻1100/守1900
(1):自分メインフェイズに発動できる。
フィールドの表側表示のこのカードを持ち主の手札に戻す。
(2):自分の光属性モンスターが戦闘を行う
ダメージステップ開始時からダメージ計算前までに、
このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
そのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、
戦闘を行う相手モンスターの攻撃力分アップする。
「——攻撃力分アップする。これなら……!!」
「……焦っちゃった、のね」
「いや、正直私でもそこはそうしたと思うよ」
「慰めはいいわ」
やだ、ストイック。
「……とにかく、これで終わりよ!」
「反撃だ、メルカバー!」
えっと、攻撃名は……これだッ!
「オネスティ・ロードローラーだッ!」
「何その攻撃名!?」
私の言葉に乗ったのか、召喚獣メルカバーは光り輝きながら高く跳び上がり、ジェムナイトマスター・ダイヤを上から潰した。WRYYYYYY!って幻聴がしてくるね?
真澄&素良 LP 800 → 0
◆◆◆
「あーあ、また負けちゃった」
「貴方は悪くないわ。敗因は私……」
「いいや、僕がもっと……」
おお、反省会か。何と言えばいいか……新鮮だ。吹奏楽部でのコンクール後で学校に帰った後の良かったとこと悪かったとこを言い合ったことを思い出したなぁ。
「さて、ちょっと趣旨がズレたかもしれないけれど融合の基礎?は教えたつもりだよん」
「今イントネーション的に?がついてなかった?」
「キノセイダヨ」
「……まあ、いっか。ありがとう、先生。色々と教えてくれて」
「いいんよ、それが私の今の仕事だし」
「……たしか、前はOLしてたんだっけ?」
「うん、まあ結構ブラックだったんだけどね……」
まず、職場の同僚が全員結婚してない。先輩も。それに、仕事ができなければ容赦なく残業になった。入社したての頃は遅くまで残ってたなぁ……いや、慣れてからも何故かそれなりに帰るのが遅く……いや、これ以上はよそう。
「さて、じゃあ私は塾に帰って仮眠を取るから……」
「え、どうして?」
「素良きゅんを夜まで探したからだよ」
私が長女だったから耐えられたけど次女だったら耐えられなかった!……そもそも私一人っ子だけどな!
「もー、素良ったら!少しは反省したらどう?」
「うーん、探させてしまったのは謝るよ。ごめんね?」
「許す!あと、気になったんだけど素良きゅんって何処に住んd」
「あ、用事思い出した。それじゃ……」
「ちょ、待ってよぉ……うーん」
なーんか怪しい気がしないでもないんだよなぁ素良きゅん。ま、そこが可愛いんだけど!(?)
「それじゃ、今日は修造先生に任せて寝るとしますか……」
「……待ちなさい」
「んあ?」
帰ってからNo.41の如く惰眠を貪ろうと思っていたら、何故か真澄んに呼び止められた。
「何?もしかしてお持ち帰り?」
「……やっぱりいいわ」
「待って待って!冗談だから!そんな養豚場の豚を見る目で私を見ないで!」
「……はぁ。それで要件なのだけれど」
「うん」
なんだろう。鬼になれとかかな?
「……明日、貴方の……遊勝塾だったかしら?また行ってもいいかしら?」
「ん、なんでまた?」
「貴方はデュエルの技術だけは素晴らしいわ……だから、私は貴方からもっと学びたいの」
「いやぁそれ程でも……」
……いや待って、「だけ」って何よ!
「……まあ、いいよ。今のところうちの所属人数はかなり少ないからね」
「ええ!?いいの、先生?」
「
「先生……」
……しまった、心の声と建前が逆だ!
「……そう。感謝するわ」
「あ、そうだ。あの2人も連れて来てくれても別にまあ構わないよ〜」
「あっそう」
一応友達かもしれないから伝えたんだけど以外とドライッ!でもそれが良いッ!
なんとか投稿。予定通りの終わり方です(震え声)。
次回は真澄んを交えて遊勝塾日常編です。真澄ん可愛いヤッター!
3/5 誤字修正しました。指摘してくれた方ありがとうございます!