なろうで投稿してる作品の方も見てくださると作者が鳴いて悦び庭駆け回り跳び上がって月まで到達して令和のガガーリンになります。
なお、今回のデュエルは例のあの人のターンのみになります。
私には後悔が多い。大体その場の雰囲気によく流されて行動するからだ。覚えてる失敗の数なんて幾らでもあるし、黒歴史も量産された。え、私の黒歴史が知りたい? お巡りさんこいつです。
失敗にはいくつかの種類がある。
単に知識もしくは経験の不足。ケアレスミス。勘違い。
それらは大体もう一度やれば正す事ができる類いの失敗だろう。取り返しの付かない失敗なんて普通の人生には早々ない筈だ。アニメや小説じゃあるまいし。数年後に酒の席で笑って肴にできるような失敗が殆どではないだろうか。
あ、受験とかはまた別の話よ?
んで、なんの話だったっけ……ああ、そうだそうだ。失敗についてポエム作ってる……もとい、語ってるんだった。
私はね、これでも慎重かつしっかりと準備をして事に臨むタイプなのだよ。「なので(ガバは)ないです」とは言い切れないけど。謙虚だなー憧れちゃうなー。いや待てよ寧ろここは敢えてそう発言する事で笑いを取りに行くべきか……?
おっと、話を戻すね。まあお察しの通り、たまには失敗しちゃう訳。専門用語でうっかりもしくはガバと言われるそれ。
集中力の問題だろjkだのお前はいつもツメが甘えんだよだの言われると思うよ。あれ、なんかRTAの話になってるような……まあええや。
RTAはあくまでゲームだからね。登山の奴とかも含めて練習は出来る。けど、人生だと……んにゃぴ。
人生、何が起こるか分からないから。
真剣勝負ではあらゆる手を尽くして準備をする。何が起こっても取り乱さず、リカバリできるように備える。それが私の信条だった。
……でもね、ガバは起こるさ。割と、唐突にね。
見ている側だと楽しいけれど、やってる側はマジ勘弁だからね。その事を忘れないように、ね。
……私は常に見ている側にいたいけどね!
◆ ◆ ◆
目の前に倒れている3人の容態を確認する。別に医学知識もなんもない一般通過市民な私だけれど何もしないよりかはマシだろう。とは言え大した事は出来ないが。
……呼吸はちゃんとしている。脈拍も問題ない。多分デュエルの衝撃で気絶しただけだろう。いやデュエルの衝撃ってなんだよ。いや、アニメだとこれが普通なんだっけ?
私は立ち上がり、その惨状を作り出した張本人……黒咲隼に歩み寄る。ただし、近付き過ぎないように。物理で来られると負ける。もやしとクロワッサンじゃカロリーが違いすぎる。
「派手にやるじゃん」
「貴様はたしかユートが言っていた……」
「藤野明美。ちょっと前まではOLだったけど今はデュエル塾の講師をしている」
昔、つべで見たっけ。ま、私としては使用デッキさえ知っていれば今は問題ないが。
「おい、デュエルしろよ」
「……貴様はこいつらとは大した関係でもないだろう。何故怒っている?」
別にね、怒ってないですよ? いやぁ私をキレさせたら大したもんだははは。ほら今だってこんなに笑ってるじゃんか。にっこりスマイルで口も弧を描いてるよ。
「以前、顔を合わせた。その時この子らと縁が出来た……なーんて。顔見知りが重傷っぽくて、怪我負わせた下手人がその場に居ればそりゃあね?」
「ふん、くだらん」
「で、デュエルできないのか?」
「……いいだろう。ユートから聞いていた貴様の実力、見せて貰おう!」
「「デュエル!!」」
私は……相変わらず気持ちの整理が下手くそだ。先程まではのんびりだったからだろうか。シリアス嫌いだからだろうか?
……どうでもいいな。こいつにも事情があるかもしれないけど。
ぶちのめす。久しぶりに、本気で。
ああ、でも、少し怖い。足が震えているのかもしれない。もし指摘されたら武者震いとでも言い訳しようか。
「……先攻は君だね」
「……俺のターン! 手札からRR-バニシング・レイニアスを召喚。 バニシング・レイニアスのモンスター効果発動。このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンに一度だけ、手札からレベル4以下のRRを特殊召喚することができる。俺は手札のRR-ミミクリー・レイニアスを特殊召喚!」
RR-バニシング・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1300/守1600
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの
自分メインフェイズに1度だけ発動できる。
手札からレベル4以下の「RR」モンスター1体を特殊召喚する。
RR-ミミクリー・レイニアス
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻1100/守1900
「RR-ミミクリー・レイニアス」の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功したターンの自分メインフェイズに1度だけ発動できる。
自分フィールドの全ての「RR」モンスターのレベルを1つ上げる。
(2):このカードが墓地へ送られたターンの自分メインフェイズに、
墓地のこのカードを除外して発動できる。
デッキから「RR-ミミクリー・レイニアス」以外の「RR」カード1枚を手札に加える。
いつ見てもメカメカしい鳥獣族だ。個人的にはBFの方が好みだったな。こっちも嫌いじゃないけどね。
「更に永続魔法ラプターズ・ネストを発動! 1ターンに1度、自分フィールドにRRが2体以上存在する場合、デッキ・墓地からRRを1体手札に加える。俺はデッキからRR-ファジー・レイニアスを手札に加える」
ふむ……純構築っぽいな。まあアニメのキャラは大体純構築だろう。アニメ殆ど知らないから偏見かもしれないけどさ。
「俺はRR-バニシング・レイニアスとRR-ミミクリーで、オーバーレイ! 冥府の猛禽よ、闇の眼力で真実を暴き、鋭き鉤爪で栄光をもぎ取れ! エクシーズ召喚! 飛来せよ、ランク4! RR-フォース・ストリクス!」
RR-フォース・ストリクス
エクシーズ・効果モンスター
ランク4/闇属性/鳥獣族/攻 100/守2000
レベル4モンスター×2
(1):このカードの攻撃力・守備力は、このカード以外の自分フィールドの鳥獣族モンスターの数×500アップする。
(2):1ターンに1度、このカードのX素材を1つ取り除いて発動できる。
デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4モンスター1体を手札に加える。
初手として理想的な回転だな。守備表示だし。リンク無くてよかったやもしれん。
ヴェーラーもうららも残念ながらお留守だ。だけど……代わりにこれがある。
「フォース・ストリクスのエクシーズ召喚成功時、手札からディメンション・アトラクターの効果を発動。私の墓地にカードが存在しない時、このカードを捨てることで次のターン終了時までお互いの墓地に行くカードは全てゲームから除外される……」
「……くっ! 流石はユートが危ないと言っていただけはある」
ディメンション・アトラクター
効果モンスター
星6/闇属性/魔法使い族/攻1200/守2200
(1):自分の墓地にカードが存在しない場合、このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
次のターンの終了時まで、墓地へ送られるカードは墓地へは行かず除外される。
この効果は相手ターンでも発動できる。
「……俺はフォース・ストリクスのモンスター効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、デッキから鳥獣族・闇属性・レベル4のモンスター1体を手札に加える。俺が手札に加えるのはRR-シンギング・レイニアスだ。そしてシンギング・レイニアスは自分フィールドにエクシーズモンスターがいる場合、手札から特殊召喚できる!」
「本来墓地に送られるオーバーレイユニットだが、ディメンション・アトラクターの効果によりゲームから除外される……」
まだ展開するつもりか。使ったエクシーズ素材は当然バニシングの方だった。まあ、誰だってそうする。私もそうする。
「更に手札からRR-ファジー・レイニアスのモンスター効果発動! 自分フィールドに同名カード以外のRRがいる場合、手札から特殊召喚できる!」
効果モンスター
星4/闇属性/鳥獣族/攻 500/守1500
「RR-ファジー・レイニアス」の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できず、
このカードの効果を発動するターン、自分は「RR」モンスターしか特殊召喚できない。
(1):自分フィールドに「RR-ファジー・レイニアス」以外の
「RR」モンスターが存在する場合に発動できる。
このカードを手札から特殊召喚する。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「RR-ファジー・レイニアス」1体を手札に加える。
「俺はシンギング・レイニアスとファジー・レイニアスでオーバーレイ! エクシーズ召喚! RR-フォース・ストリクス!」
ふむ……2体目か。
「俺は2体目のフォース・ストリクスのモンスター効果発動! オーバーレイユニットを1つ使い、デッキからRR-ブースター・ストリクスを手札に加える」
おっと、守りを固めに来たか。どう処理しようかな……若干怠いな。今回は普通の……普通かどうかはまた別としてビートダウンデッキだし。
「俺はカードを2枚伏せ、ターンエンドだ」
ハンドレスになったな。RRの伏せカードと言ったら……ゴドバ、レディネス、ラプターズガスト辺りか? シンプルに神宣とかなら笑うが。私の勘だけど……片方はレディネスな気がするぞ。
「……」
「どうした、臆したか?」
「いや……」
たしかにカードが実体化するとか言う謎技術は怖い。ただ……
「随分と私は冷静だな……と、ね?」
……いつの日かの記憶が蘇る。
『心に火を灯し、頭をキンキンに冷やすんだ……』
『自分を失くして行くんだ……そうだな、人形になればいい』
『負けるのを恐れるな。負けて死ぬわけでもないだろうし、な?』
『そんなにビビるなよ、慣れれば簡単な事だぜ?』
これは私が何歳の時の記憶だろうか。よく覚えていない。そもそも誰の発言なのかも分からない。いやでも割と最近な気もするような。いや、今はいい。
別に、負けるのはいい。だけど……
「後悔したくない。ミスが怖い。恐れるな? 怖いに決まってる。言い訳は醜いぞ……」
「……?」
「私の、ターン!」
これから始めるのは反逆でも仕返しでもない。そんな高尚な事は私にはとても理解できない。
だから……これは。
ただの苛立った元OLの、やつあたりだ。
赤馬社長「なんかあの変な教師おる……せや、見守ったろ!」(意訳)
なんか、らくがきじゅうがOCG化しとる……マジかよ。
メル・ゼナ強くて草枯れる。ソロ討伐無理やろあれ。
風花雪月無双楽しみ。