ボチヤミサンタイ
もはや、これら言葉が懐かしく感じてしまう。
「僕は魔法カード『
「うーん、じゃあガイアペライオの効果を使ってその発動を無効にするかな」
通常魔法
このカード名のカードは1ターンに1枚しか発動できない。
(1):デッキから「融合」1枚と「エッジインプ」モンスター1体を手札に加える。
流石にそれを通すのは不味いかな。
「なら、『ファーニマル・ベア』の効果発動!このカードを捨ててデッキから『トイポット』をセットしてそのまま発動!墓地の『エッジインプ・シザー』の効果発動!手札を一枚デッキトップに置いて自身を特殊召喚!『トイポット』の効果発動!手札を1枚墓地に送ってカードを1枚ドローする!そしてドローしたカードがモンスターだった場合、手札からモンスター一体を特殊召喚出来る!」
トイポット
永続魔法
(1):1ターンに1度、手札を1枚捨てて発動できる。
自分はデッキから1枚ドローし、お互いに確認する。
確認したカードが「ファーニマル」モンスターだった場合、
手札からモンスター1体を特殊召喚できる。
違った場合、そのドローしたカードを捨てる。
(2):このカードが墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「エッジインプ・シザー」1体または
「ファーニマル」モンスター1体を手札に加える。
ファーニマル・ベア
効果モンスター
星3/地属性/天使族/攻1200/守 800
「ファーニマル・ベア」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードを手札から墓地へ送って発動できる。
デッキから「トイポット」1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。
(2):このカードをリリースし、
自分の墓地の「融合」1枚を対象として発動できる。
そのカードを手札に加える。
うーん、止めたのに結構回ってるよ。
「ドローしたカードは『ファーニマル・オウル』だから、そのまま特殊召喚!そして、効果発動!デッキから『融合』を手札に加えてそのまま発動!僕はフィールドの『ファーニマル・オウル』と手札の『エッジインプ・チェーン』を融合!魔物の爪よ! 悪魔の使徒と一つとなりて新たな力と姿を見せよ! 融合召喚! 現れ出ちゃえ! 自由を奪い闇に引き込む海の悪魔!『デストーイ・ハーケン・クラーケン』!」
ファーニマル・オウル
効果モンスター
星2/地属性/天使族/攻1000/守1000
「ファーニマル・オウル」の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードが手札からの召喚・特殊召喚に成功した時に発動できる。
デッキから「融合」1枚を手札に加える。
(2):500LPを払って発動できる。
自分の手札・フィールドから、
「デストーイ」融合モンスターによって決められた融合素材モンスターを墓地へ送り、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
エッジインプ・チェーン
効果モンスター
星4/闇属性/悪魔族/攻1200/守1800
「エッジインプ・チェーン」の(1)(2)の効果は
1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。
(1):このカードの攻撃宣言時に発動できる。
デッキから「エッジインプ・チェーン」1体を手札に加える。
(2):このカードが手札・フィールドから墓地へ送られた場合に発動できる。
デッキから「デストーイ」カード1枚を手札に加える。
デストーイ・ハーケン・クラーケン
融合・効果モンスター
星8/水属性/悪魔族/攻2200/守3000
「エッジインプ」モンスター+「ファーニマル」モンスター
(1):1ターンに1度、相手フィールドのモンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを墓地へ送る。
この効果を発動するターン、このカードは直接攻撃できない。
(2):このカードは1度のバトルフェイズ中に2回攻撃できる。
(3):このカードが戦闘を行ったバトルフェイズ終了時に発動できる。
このカードを守備表示にする。
厄介なカードが出てきてしまった。しかもチェーン握ってた。クラーケンは破壊耐性をすり抜けて来るんだよね……。ここはさっさと処理してしまおう。
……それに今更だけど、悪魔族モンスターって近くで見ると怖いんだよね。ウィンダちゃんを見習え。
「リバースカードオープン、『霊獣の連契』。私のフィールドの霊獣モンスターの数までフィールドのモンスターを破壊する。私はクラーケンとドッグを破壊する」
「それは、さっき手札に加えてたカード……!しかし、墓地に送られた『エッジインプチェーン』の効果は発動させて貰う!デッキから『
霊獣の連契
通常罠
(1):自分フィールドに「霊獣」モンスターが存在する場合に発動できる。
自分フィールドの「霊獣」モンスターの数まで、
フィールドのモンスターを選んで破壊する。
通常魔法
「魔玩具融合」は1ターンに1枚しか発動できない。
(1):自分のフィールド・墓地から、
「デストーイ」融合モンスターカードによって決められた融合素材モンスターを除外し、
その融合モンスター1体をエクストラデッキから融合召喚する。
さて、次はどう来るかな?
「……墓地の『ファーニマル・ウィング』の効果を発動!このカードと『ファーニマル・ベア』をゲームから除外して1枚ドロー!そして、フィールドの『トイポット』を墓地に送って更にドロー!そして『トイポット』の効果発動!デッキから『ファーニマル・シープ』を手札に加える!」
ファーニマル・ウィング
効果モンスター
星1/光属性/天使族/攻 100/守 100
「ファーニマル・ウィング」の効果は1ターンに1度しか使用できない。
(1):自分フィールドに「トイポット」が存在する場合、墓地のこのカードを除外し、
自分の墓地の「ファーニマル」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを除外し、自分はデッキから1枚ドローする。
その後、以下の効果を適用できる。
●自分フィールドの「トイポット」1枚を選んで墓地へ送り、
自分はデッキから1枚ドローする。
うげっ、トイポットの時に墓地に送ってたか。一気に手札補充されてしまった。
「よし!『
デストーイ・サーベル・タイガー
融合・効果モンスター
星8/闇属性/悪魔族/攻2400/守2000
「デストーイ」融合モンスター+「ファーニマル」モンスターまたは「エッジインプ」モンスター1体以上
(1):このカードが融合召喚に成功した時、
自分の墓地の「デストーイ」モンスター1体を対象として発動できる。
そのモンスターを特殊召喚する。
(2):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、
自分フィールドの「デストーイ」モンスターの攻撃力は400アップする。
(3):モンスター3体以上を素材として融合召喚したこのカードは
戦闘・効果では破壊されない。
うぐぐ、これは少し不味い……
「サーベル・タイガーの効果発動!墓地のデストーイモンスターを蘇生させる!戻ってこいっ!『デストーイ・ハーケン・クラーケン』!守備表示!そしてハーケン・クラーケンの効果を発動!相手のフィールドのモンスター一体を墓地に送る!僕は『精霊獣使い ウィンダ』を墓地に送る!」
…まあ、そう来るよね。一度ウィンダの効果は見せてるし。これは次にモンスターが融合されたらこのターン中に殴り殺されるが……
「うーん、サーベル・タイガーの効果で僕のフィールドのデストーイモンスターの攻撃力は400ポイントアップするけど……ガイアペライオの攻撃力には敵わないね」
デストーイ・サーベル・タイガー ATK 2400 → 2800
デストーイ・ハーケン・クラーケン ATK 2200 → 2600
「僕はカードを2枚伏せてターンエンド。出来ればこのターン中に勝負をつけたかったんだけどなぁ」
あっけらかんに素良ちゃんは言う。ぶっちゃけクルーエル・ホエールが追加で来てたら負けてた。さて、私のターンか。
「ドロー」
「トラップ発動!『融合準備』!僕はエクストラデッキの『デストーイ・ホイールソウ・ライオ』を見せてデッキから融合素材の『エッジインプ・ソウ』を手札に加える。更に墓地の融合も手札に加えちゃう!」
あ、これはあかん。次のターン殴り殺される。このターンで決着をつけないと……私はドローしたカードを確認する……ん?これは……私、こっちに来てから引きが強くなった気がする。
「さぁ、どうするお姉さん?次の僕のターンでそのお姉さんのエースを引き裂いてあげるよ」
サディスティックな表情で素良ちゃんは言う。やめて!その表情は私の性癖が超融合して私の中の何かが滅びのバーストストリームして太陽神合一してしまう……!!
いや、何言ってんだ私?
とと、取り敢えずとっととこのデュエルを終わらせよう。早くしないと私が私でいられなくなる気がする……もう戻れなくなっちゃう。
「私は『紅蓮魔獣 ダ・イーザ』を召喚する」
「ん?霊獣じゃないの?しかも、攻撃力が『?』のモンスター?」
「まぁね」
このデッキ、マクロコスモスや次元の裂け目、ディメンション・アトラクターなんかも入っててややメタビート気味だったんだよね。だからだろうか、このカードも入ってた。
「このカードの攻撃力は私の除外されているカード×400となる」
「……え?」
紅蓮魔獣 ダ・イーザ
効果モンスター
星3/炎属性/悪魔族/攻 ?/守 ?
(1):このカードの攻撃力・守備力は、
除外されている自分のカードの数×400になる。
「私の除外されているカードは計16枚。よって、攻撃力は6400となる」
「攻撃力6400……!?サーベル・タイガーの攻撃力は」
「さて、バトル!ダ・イーザでサーベル・タイガーに攻撃!」
「ぐぁぁぁぁぁぁぁぁぁ!」
素良 LP 3300 → 0
蓋を開けてみれば完勝だったけど、地味に危なかった…慣れないデッキはやっぱり使わないものだね……
◇◇◇
「……凄い!凄いよお姉さん!融合は僕が一番だと思ってたのに!凄いよ!」
……んん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛ん゛!!!?
「ひょっとしたら、師匠より強いのかも?」
………はっ!?私は何を…?
「あれ?お姉ちゃん聞いてる?」
「聞いてますよ」
たしか、私に貴方の姉になって欲しいって話だっけ?
「……え?頭大丈夫?」
「……」
ヒドイッシュ。ちょっとした冗談なのに。それで、私は何の為にデュエルしてたんだっけ?
「……本当に大丈夫?」
ショタの心配する表情はグッと来るけど……あ、思い出した。
「えっと、先生を募集しているデュエル塾を教えるって話だったよね?」
「ちゃんと覚えてるじゃん…しっかりしてよ」
私今心配されてる……!勤務中はいつも同僚から「まあ、あいつならなんとかするだろ」と言われて仕事をぶん投げられていた私が……!しかも、こんな可愛い子に……!!
「……やっぱり、教えるのやめようかな?」
「ごめんなさい」
こんな子に手を出すなんて最低だよね。YES!幼い子、NO!タッチ。
「じゃ、ついておいで?…あ、そう言えばお姉さんの名前は?」
「あ、それはですね……」
私達はそんな話をしながら一緒に歩き出した……事案に見えなきゃいいけど。
◇◇◇
この人、なんとなくこの次元の人と雰囲気が違う。それで気になって話したところ、デュエル塾の先生を募集しているところを探しているとの事。どうやら今は無職らしい。……それで、試しにこの人とデュエルをしてみた。すると、この人意外と強くてさ。少し本気を出したんだけど勝てなかったや!
……でもこの人……名前は藤野明美と言うらしい……は時々顔がニヤける。はっきり言えば気持ち悪い。多分、だらしのない事でも考えているのだろう。ひょっとしたら、僕よりもある意味危ない人かもしれない。デュエルの腕は高いんだけど。こんな人持って帰って大丈夫かなぁ……?今更ながら、少し不安になって来た。
……それはそれとして、次は勝つ。同じ融合で負けたなんて、僕のプライドが許せない。
……だから待ってろよ、藤野明美。今度こそ、僕が勝つ。
素良君の残りの伏せカードはデストーイ・マーチでした。
やっぱ創作デュエルって難しいなおい!?
ミスとかしてなきゃいいけど……
9/5 誤字修正しました。指摘してくれた方ありがとうございます!
9/25 トイポットは直接セットされますね……指摘してくれた方ありがとうございます。
9/25 除外されているカードの枚数が間違っていたので修正しました。