私は気ままにデュエルがしたい   作:紙吹雪

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前回のあらすじ
先生がセルゲイになった

引き続き柚子ちゃん視点
まだデュエルは終わらない……先生がハイテンションなのが悪い

ロジェ「早くも藤野明美の様子が妙だな……洗脳装置はちゃんと機能してるんだろうな?」
研究員「はい。セルゲイに付けて居たのを改良したので制御装置の精度が向上したはずです」




49話

 

 何かが無理矢理壊されたような音が響いた。

 音の発生源は、実況席のヘリコプター。

 私がヘリに視線を向けると、先生の友人が無惨に壊れたマイクを握り締めていた。

 その表情は、怒り一色に染まっている。

 

 ……よく見れば、マイクは折れたのではなく潰れている。

 まさか、素手でマイクを握り潰したって言うの!?

 どんな握力してるのよっ!

 

 

「あれ、先輩のマイク壊れちゃった?」

 

「……予備のマイクを頼む」

 

「ひぃっ!? わ、分かったから怒らないでよ。ほら、スマイルスマイル……」

 

 

 いや、今はそんな事よりも!

 

「先生、どうしちゃったの!?」

 

「ハハッ……別に、どうもしてないけどォ?」

 

 先生はおかしかった。

 口調もいつもと全然違うし、雰囲気に至ってはまるで別人。

 目もギョロギョロ動いてて気持ち悪い。

 普段からおかしい人だったけど、今は明らかにもっとおかしい!

 

 ど、どうすれば……

 こうなったら、デュエルで落ち着かせるしかないの!?

 

「私はダイノルフィア・テリジアを召喚!」

 

 先生が召喚したモンスターは、両手に巨大な爪があり尻尾の付いた人型のモンスター。

 何処か恐竜の名残みたいなのがチラホラと見受けられた。

 恐竜が、人間の姿に進化したかのような……

 

 

ダイノルフィア・テリジア

効果モンスター

星4/闇属性/恐竜族/攻1500/守 0

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。

デッキから「ダイノルフィア」罠カード1枚を選んで自分の魔法&罠ゾーンにセットする。

自分のLPが2000以下の場合、さらにこのカードの攻撃力は500アップする。

(2):このカードが戦闘・効果で破壊された場合、

自分の墓地から罠カード1枚を除外して発動できる。

自分の墓地から「ダイノルフィア・テリジア」以外のレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

「ダイノルフィア・テリジアのモンスター効果を発動ォ! デッキからダイノルフィア罠カードを1枚選んでセットできる。私が選ぶのは当然、ダイノルフィア・フレンジー!」

 

 何が当然なのかも分からないし、無駄にテンションが高い……

 

「私はカードを4枚伏せる。そして、手札の天獄の王をモンスター効果を発動させて貰うよォ?」

 

 手札からモンスター効果……一体どのような?

 ふと、私の視界に影が入る。

 

 上を見上げると、巨人が先生の背後に追従していた。

 天獄の王だ。

 

「っ……!」

 

「相手ターン終了時まで天獄の王を公開する。その間、フィールドにセットされたカードは効果で破壊されない……私はカードを4枚伏せてターンエンドォ!」

 

 こ、これでターンエンド……?

 

 

「おおっと明美選手、柚子ちゃんの万全な盤面に手も足も出ないか〜?」

 

「……いや、それはどうかな」

 

「え?」

 

 

 少なくとも、伏せカードが5枚もあるのは怖い。

 先生の事だから、無闇に除去しようとしたら逆に痛い目に遭うかもしれない。

 無策に突っ込むのは論外だけど、今の私の手札では処理できないわ。

 

 ……落ち着いて。

 油断せず冷静に対処するのよ、柊柚子。

 

「エンドフェイズ、私は幻奏の華歌神フラワリング・エトワールのモンスター効果を発動! 自分フィールドの幻奏モンスターを任意の数だけターン終了時まで除外して、その数まで相手フィールドの表側表示のカードを手札に戻す! 私はローリイット・フランソワをゲームから除外して、ダイノルフィア・テリジアを手札に戻すわ!」

 

 

「おおっと、これで明美選手のフィールドはガラ空きだ〜! これはもう決まったか〜?」

 

 

 この程度で決まる程、先生は甘くない。

 いつだってそうだった。

 

 授業の際……先生はただの一度も負けなかった。

 短い間だったけど、先生とのデュエルは私達にとって忘れられない記憶だ。

 

 だから。

 

「先生。私は今ここで、貴女に勝つわ!」

 

「ヒヒヒッ……やれるモンならァ、やってみろよォ?」

 

 ……先生の呂律が怪しくなった気がする。

 早く、終わらせてあげなきゃ!

 

「ローリイット・フランソワがフィールドに戻り、私のターン、ドロー!」

 

 ドローカードは残念ながら伏せカードを除去できるカードではなかった。

 でも、先生のフィールドにモンスターが居ないのは見過ごせないわ。

 ここは、臆さずに攻めるしかない!

 

「私は幻奏の歌姫クープレのペンデュラム効果を発動!」

 

「なら、それにチェーンしてリバースカードを発動させて貰おうかァ! 罠カード、ダイノルフィア・フレンジーを発動!」

 

「っ!?」

 

「さらに罠カードダイノルフィア・ドメインも発動するゥ……ライフを半分払い、ダイノルフィア・ドメインは手札・デッキ・フィールドのモンスターを墓地に送り、ダイノルフィア融合モンスターを融合召喚するぜェ!」

 

「デッキ融合!?」

 

 先生はいつも、融合関連の話をする授業の時に言っていた。

 デッキ融合は強いと。

 口が酸っぱくなるくらい、耳にタコが出来そうなくらい。

 そう語っていた。

 

 でも、ライフポイントを半分払うのは決して軽くないデメリット。

 先生とは言えども、ライフが無ければ戦い辛い筈……

 

「うぐおォォォォォ………!!」

 

 先生は、女性らしからぬ苦痛の声を上げる。

 何かと思えば……先生の周りに管のような物が出現し、先生の身体に食い付いていた。

 まるで、先生から何かを吸っているかのように。

 

 

藤野明美 LP 3000 → 1500

 

 

「ケヒッ、ヒヒヒッ、ヒハハハッッッ!!!」

 

 でも、先生は恍惚としながらそれを受け入れた。

 痛い筈なのに、苦しい筈なのに……

 疑いようもなく、先生の感情は歓喜に溢れていた。

 

「さ、さっきから自分のライフを減らしまくって……何考えてるのよこの人?」

 

 ……私にも訳が分からない。

 分からない事は、怖い。

 でも立ち向かわなきゃならない時だってあるの!

 

「私はデッキのダイノルフィア・テリジアとダイノルフィア・ディプロスを融合! 鋭き巨爪よ! 地を薙ぐ尖尾よ! その身体に流れる血潮の命ずるままに、敵対者共を薙ぎ倒す力へと生まれ変われ! 融合召喚! 現れよ、レベル6! 棘を張り巡らせる、赤光の軌跡を描く女王! ダイノルフィア・ケントレギナ!」

 

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 4000

 

 

「こ、攻撃力4000……!?」

 

 

「……な、なんと明美選手、攻撃力4000の融合モンスターをあっさりと繰り出して来たー!」

 

 

 流石に単に攻撃力の高いモンスターってだけではない筈……

 

「ダイノルフィア・ケントレギナの攻撃力は、私のライフポイントの数値分ダウンするゥ……ヒヒッ」

 

 先生の、ライフポイント分?

 って事は、つまり……

 

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 4000 → 2500

 

 

「って、弱体化しちゃうの? あ、弱体化する前提だからそんな攻撃力なの?」

 

「……」

 

 

 ……なるほど、それなら攻撃力4000も納得できるわ。

 

「そんでェ、ダイノルフィア・フレンジーの効果! 此方もライフポイントを半分払い、融合召喚を行う効果だよォ。カハッ……」

 

 

藤野明美 LP 1500 → 750

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 2500 → 3250

 

 

 先生がライフを減らす度に、ケントレギナは強化される……

 戦術としてライフを減らすのは正しくとも、このままだと先生の身体が持たないかもしれないわ。

 なるべく早く終わらせてあげないとっ!

 

「ただし、こっちはエクストラデッキのモンスターとデッキのモンスターを一体ずつ融合素材にするゥ!」

 

 エクストラデッキのモンスターで融合ですって!?

 そんな効果、聞いた事がないわ……

 

「私はデッキのダイノルフィア・ディプロスとエクストラデッキのダイノルフィア・ステルスベギア! 地を薙ぐ尖尾よ! 隠密する翼よ! その身体に流れる血潮の命ずるままに、敵対する愚か者共をひれ伏せさせる力へと生まれ変われ! 融合召喚! 現れよ、レベル8! 恐れる力を今こそ解き放て! ダイノルフィア・レクスターム!」

 

 

ダイノルフィア・レクスターム ATK 3000

 

 

「……っ!」

 

 今までとは打って変わり、恐竜にそっくりだけど機械的な部分が多いモンスター。

 人型ではなく、一見巨大な恐竜だけど口内に砲が見える。

 何よりも。

 

「怖い……!」

 

 私だけじゃない。

 私のモンスター達が、怯えている……!

 

「ダイノルフィア・レクスタームがフィールドに存在する限り、私のライフ以上の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターは、効果を発動できない」

 

 そんな強力な効果が……モンスター達が怯えるのも無理はない。

 フラワリング・エトワールの効果を封じられたのは痛いわね。

 今はフィールドに居ないけど、ブルーム・ディーヴァの効果も使えなくなった。

 だけど「効果を発動できない」なら、「発動しない効果」や「フィールド以外で発動する効果」は生きている筈。

 アリアやエレジーの効果が消えた訳じゃないって事だわ。

 それに、私の手札には……

 

「チェーンの逆順処理の最後だァ。さっさと処理するんだねェ!」

 

「……デッキから幻奏協奏曲を手札に加える」

 

 先生の事だから、何か策があるに違いない。

 だけど……私だって成長したんだから。

 先生の思惑を掻い潜って、攻撃を届けて見せるわ!

 

 私のエクストラデッキに、この状況を解決してくれるモンスターはいない……

 だから、融合はしない。

 今は。

 私は、先の方にあるアクションカードを見据えた。

 

「ケントレギナのモンスター効果発動ォ! 自分・相手メインフェイズにライフを半分払い、墓地のダイノルフィア通常罠カード1枚をゲームから除外し、その効果を適用するゥ! こ、ふっ……」

 

 

藤野明美 LP 750 → 375

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 3250 → 3625

 

 

ダイノルフィア・ケントレギナ

融合・効果モンスター

星6/闇属性/恐竜族/攻4000/守 0

カード名が異なる「ダイノルフィア」モンスター×2

このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):このカードの攻撃力は自分のLPの数値分ダウンする。

(2):自分・相手のメインフェイズに、LPを半分払い、

自分の墓地から「ダイノルフィア」通常罠カード1枚を除外して発動できる。

この効果は、その罠カード発動時の効果と同じになる。

(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

自分の墓地からレベル4以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

 う、高い攻撃力だけじゃなくてそんな効果まであるなんて……

 レクスターム程では無いとは言え、とても厄介ね。

 できればフラワリング・エトワールの効果でどかしたいけど、レクスタームの所為で出来ない。

 やはり、戦闘で突破するしかないわね。

 

「私が除外するのは、ダイノルフィア・フレンジー! 私はデッキのダイノルフィア・テリジアとエクストラデッキのダイノルフィア・ステルスベギア! 後は……分かるよなァ?」

 

「っ、まさか!?」

 

「融合召喚! 現れよ、2体目のダイノルフィア・レクスターム!」

 

 

ダイノルフィア・レクスターム ATK 3000

 

 

 2体目が来るなんて……

 うぅ、すごい威圧感だわ。

 

 それでも、私は勝たなくちゃならない。

 先生の正気を取り戻す為に!

 

「ローリイット・フランソワを攻撃表示に変更し、バトルよ!」

 

「バトルフェイズ開始時、私はカウンター罠ダイノルフィア・シェルを発動するゥ!」

 

「このタイミングでカウンター罠ですって!?」

 

「このカードは、相手のバトルフェイズ開始時にライフを半分払って発動できるゥ! くはっ……」

 

 

藤野明美 LP 375 → 188

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 3625 → 3812

 

 

「明美選手、ライフポイントの数値が凄く微妙な値に……と言うか、ライフって割り切れないと小数点未満四捨五入するんだ?」

 

 

「私のフィールドにダイノルフィアトークンを特殊召喚し、このターンの間、トークンがフィールドに存在する場合トークンにしか相手は攻撃できないィ!」

 

 

ダイノルフィアトークン DEF 3000

 

 

 守備力の高い壁モンスター……しかも、攻撃を誘導させるおまけ付き。

 そう簡単には突破させてはくれないみたい。

 一度、私のフィールドのモンスターの攻撃力を確認しましょう。

 

 

幻奏の音女アリア ATK 1900

 

幻奏の音姫ローリイット・フランソワ ATK 2600

 

幻奏の華歌神フラワリング・エトワール ATK 3100

 

幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト ATK 2700

 

幻奏の音女エレジー ATK 2300

 

 

 この中で、ダイノルフィアトークンを破壊できる攻撃力を持つモンスターはフラワリング・エトワールのみ。

 マイスタリン・シューベルトの効果を使えれば良かったんだけど、レクスタームの効果がある限りそれは不可能。

 まだ見ぬ2枚の伏せカードも不安だけど……ここは、強行突破する!

 

 デュエルアカデミア……融合次元の脅威もあるのよ。

 こんな所じゃ、終わらないっ!

 

「改めて、バトルに入るわ!」

 

「その前にぃぃぃ……天獄の王の効果を発動させて貰おうかァ?」

 

「なっ!?」

 

「セットされた魔法・罠カードの効果が発動された場合、手札からこのカードを特殊召喚できる。さらに、このカードが相手に公開された状態でこの効果を発動した場合、デッキから魔法・罠カードを1枚をセットできる。私がセットするのは、罠カードイタチの大暴発」

 

 

天獄の王 DEF 3000

 

 

 イタチの大暴発?

 先生は色んなデッキを使うけれど、このカードは使ったところを見た事がないわね。

 

 でも、関係無いわ。

 何としてもこのターン中に決めて見せるから。

 

「私は幻奏の音女アリアで、ダイノルフィアトークンを攻撃!」

 

 

「おっと柚子ちゃん、攻撃力1900のモンスターで守備力3000のモンスターに攻撃しちゃった!?」

 

 

「……ふん、なるほどなァ?」

 

 どうやら、先生には私の考えが分かったらしい。

 

「ダメージ計算時、手札から幻奏の音女スコアを墓地に送って効果発動! 自分の幻奏モンスターと戦闘を行う相手モンスターの攻撃力及び守備力を0にする!」

 

 

ダイノルフィアトークン DEF 3000 → 0

 

 

「行け、幻奏の音女アリア! シャープネス・ヴォイス!」

 

 よし、これで邪魔者は消えたわね。

 

「行くわよ、幻奏の華歌神フラワリング・エトワールでダイノルフィア・レクスタームに攻撃!」

 

「その攻撃宣言時、ダイノルフィア・レクスタームのモンスター効果発動ォ! ライフを半分払い、相手フィールドのモンスター全ての攻撃力をターン終了時まで私のライフの数値と同じにするゥ! けふっ……」

 

 

藤野明美 LP 188 → 94

 

ダイノルフィア・ケントレギナ ATK 3812 → 3906

 

幻奏の音女アリア ATK 1900 → 94

 

幻奏の音姫ローリイット・フランソワ ATK 2600 → 94

 

幻奏の華歌神フラワリング・エトワール ATK 3100 → 94

 

幻奏の音姫マイスタリン・シューベルト ATK 2700 → 94

 

幻奏の音女エレジー ATK 2300 → 94

 

 

「あわわ、大半のモンスターの攻撃力が中途半端な値になっちゃった!?」

 

「このままでは、柚子選手は2906の戦闘ダメージを受けてしまいます」

 

「ダメージもややこしい数字だ〜!?」

 

 

ダイノルフィア・レクスターム

融合・効果モンスター

星8/闇属性/恐竜族/攻3000/守 0

「ダイノルフィア」融合モンスター+「ダイノルフィア」モンスター

このカード名の(2)(3)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分のLPの数値以上の攻撃力を持つ相手フィールドのモンスターは効果を発動できない。

(2):自分・相手ターンに、LPを半分払って発動できる。

相手フィールドの全てのモンスターの攻撃力はターン終了時まで、自分のLPの数値と同じになる。

(3):このカードが戦闘・効果で破壊された場合に発動できる。

自分の墓地からレベル6以下の「ダイノルフィア」モンスター1体を選んで特殊召喚する。

 

 

 そんな効果も持っていたのね……それでも!

 私はこの瞬間を待っていたわ。

 先生が先に動き、私の攻撃を阻止してくる時を!

 

 尽くせる所はとことん尽くす。

 貴女にそう教わったから。

 

 私のデュエルの腕前じゃ、今の先生に敵わない。

 だから、使える物は活用させて貰うわ。

 遊勝塾で学んだ事と先生から学んだ事。

 そして、素良から教えて貰った融合召喚も。

 私は私の出せる全身全霊を出し切る!

 

 

 私は先程確認しておいたアクションカードを見逃さずに手を伸ばし、ゲットした。

 

 

 ああ、良かった。

 狙い通りのタイミングだわ。

 

 

 取ったカードを確認する。

 よし、このカードなら!

 この状況にそぐわないカードでも、一応役割が持てたけど……

 運も実力の内、ね。

 

「アクションマジック、立体交差を発動! 戦闘するお互いのモンスターの攻撃力を入れ替えるわ!」

 

 

幻奏の華歌神フラワリング・エトワール ATK 94 → 3000

 

ダイノルフィア・レクスターム ATK 3000 → 94

 

 

「攻撃力が逆転した〜!」

 

「引き運がとても良いですね」

 

 

「先生……これで、目を覚させてあげる! やりなさい、フラワリング・エトワール!」

 

「っ……」

 

 

 フラワリング・エトワールの華やかな歌声が、確かに先生へと届いた——

 

 





先生へ響け、恩返しの歌声……


お気付きだろうか。
先生は、セルゲイよりも本性を現すのが早い事に……
早◯だな(最低)


ところで、片手で金属製のマイクを潰すのに必要な握力ってどれくらいなの?


Q.ライフ計算とモンスターの攻撃力が分かりにくいです
A.ダイノルフィアなんで、それはもうどうしようない。仕方無いっス……
計算間違いがあったら是非コメントで教えてください()







次回予告!

やめろ!〇〇〇・〇〇〇・〇〇⚪︎〇⚪︎〇のダイレクトアタックで、フィールドを焼き払われたら、

ライディングデュエルで体勢が不安定な柚子の身体が大変な事になってしまう!

お願いだ、死ぬな柚子!

お前が今ここで倒れたら、俺や遊勝塾の皆との約束はどうなるんだ?

ライフはまだ4000丸々残ってる。ここを耐えれば、先生に勝てるんだぞ!


次回「柚子 死す」 お楽しみは、これからだ!

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