やべぇ、この話を投稿する頃には既に私はこの世に居ないだろうってなってるかもしれない……
読んでくださっている皆さん、本当に感謝しかないです。これからも投稿頑張ります、とは言いません。初投稿した時から反響に関わらず必ず完結させるって決めていますので。ですが、これからも読んでくださるとモチベーション向上に繋がります。まだまだ拙いところが多いですが、それでも良ければよろしくお願いします。以上、浮かれて焼肉食べ過ぎてちょっと「うぷっ」てなった作者でした。
今回は番外編みたいなアレです。ホワイトデー番外編とか言っておきながらバレンタインに出せなかった分です。私には来世まで縁がないと思われますが。
ホワイトデー番外編 ①
「諸君、今日は何の日だか分かるね?」
「と、突然どうしたんだ、先生?」
「正解はリア充爆★殺デーです」
「いや、バレンタインでは……」
「と言うわけで先生は街のリア充を片っ端からデュエルで爆発させてきます」
「「「やめて!!」」」
ええい、私はこの世からリア充を撲滅する使命があると言うのに……!あいつらの桃色オーラで私の職場がどれだけ荒れたと思っていやがるんだゴラァ!え?普通クリスマスでやるイベントじゃないかって?クリスマスはクリスマスでやるよ、ああ!
「と言うか先生、普通そう言うのはチョコを貰えない男が妬みからそう言う行動を取るんじゃないの?」
「周りがピンク色だとなんか腹立つ」
「ええ……?」
高校どころか中学時代から渡す相手も貰う相手もいなかった。つまり……そう言う事だ。友達は居たけど大体家族に渡してた……それはまあええんよ、うん。あの子凄いいい子だったし。
「私だけ捨て置いて幸福になるだなんて許せない……みんな不幸になりましょう……さあ、こっちへおいでぇ……」
「先生がまたおかしくなった」
失礼な。私は常に正常だよ。ホントウデス。
「さて、まずはそこらの学校でチョコの受け渡ししている不届き者どもを懲らしめてやりますか……」
「流石にそれは犯罪でしょ!?」
「警察が怖くてデュエルができるかっ!」
「いや、その理論は流石におかしい……」
いや、だってたしか遊星さんも1話で牛尾さんから逃げてたし……
「はぁ、全く……ほら、先生にもチョコあげるから大人しくしててよ」
「はい、柚子ちゃん様!!」
ああ、世界ってこんなにも美しかったんだ……
「……先生がトリップしてる」
「いつもの事でしょ?放っておけば治るわ」
「と言うか性別が……」
さて、今宵は特別にリア充共の爆発は控えておいてやろう。光栄に思うんだな。そしたら今日はどうしようか。すっかり予定が開いちゃったよ。
「ふむ……みんな用のチョコでも買ってこようかな?」
「え!本当ですか先生!」
「うん。まあ暇だしね」
街に入り浸っているリア充共に片っ端から破壊輪を使おうと思ってたけどその分の時間でもっと色んな事ができるよね、ふふん。一応塾長さんからお給料は貰ってるし。
「それじゃあ、ちょっと行ってくるねー」
さてと、どんなの買うかな〜……
◆◆◆
美しい街だ、舞網市……他にこんなところがあるかなぁ。
私の名前は藤野明美。年齢の27歳、結婚はしていない………仕事は『遊勝塾』の講師で毎日遅くと夜8時には帰宅する(居候)。タバコは吸わない。酒はたしなむ程度。夜11時には床につき、必ず8時間は睡眠をとるようにしている。寝る前に暖かいミルクを飲み、20分ほどのストレッチで体を解してから床につくと、ほとんど朝まで熟睡さ。赤ん坊のように疲労やストレスを残さずに、朝目を覚ませるんだ。健康診断でも異常なしと言われたよ。私は常に心の平穏を願って生きてる人間と言う事を説明しているのだよ。勝ち負けにこだわったり、頭を抱えるようなトラブルとか夜も眠れないといった敵を作らない(大嘘)。と言うのが、私の社会に対する姿勢であり、それが自分の幸福だということを知っている。もっとも、デュエルしたとしても私は誰にも負けんがね。
仕事はまじめでそつなくこなすが今ひとつ情熱のない女(?)……なんかエリートっぽい気品ただよう顔と物腰(笑)をしているため男性社員にはもてるが(妄想)生徒からはデュエルの催促ばかりさせられているんだぜ。悪いやつじゃあないんだが、これといって特徴のない……影のうすい女さ。
「……よし、現実逃避終了」
「……お姉さん変わってるねぇ?」
そこらのお店、大体回ったのに何処も売り切れだった……嘘やろ?3軒も売り切れとかマジマジマジシャン★ギャルですか?マッチにも勝利するわってうるせーよ。
「くっ、生徒達に必ずチョコを渡すって約束したのに……!」
「ああ、それなら1つだけ手があるぜ?」
「何ッ!?それはなんじゃらほい?」
「ああ、俺も話だけ聞いたんだが……」
ふむふむ?この店長が言うには近くでバレンタインデーデュエル大会が開催されているらしい。それで、そこの優勝賞品が沢山のチョコらしい。なんとまあご都合主義と言うかなんと言うか……まあ、そう言うので良いんだよ、そう言うので!
「さんきゅ!ちょっと取ってくるわ!」
「お〜言うね〜?まあ、頑張れよ、へっ」
店長にお礼を言いその場を去る。教えて貰った建物に向かうと何人もの人が集まっている。大会があるのはどうやら本当のようだ。仕切りみたいなものがあってその奥でデュエルをするんだと思う。まだ参加出来るだろうか?取り敢えず、受付的な人が居たのでその人に話しかけてみる。
「あのぉ、すいません。バレンタインデュエル大会ってここで行われるのですか……?」
「おや、貴方も参加したいのですか?」
「あっはい」
「では、このカードをお持ちください。そのカードに貴方の番号が書かれております。確認しましたらこちらにどうぞ。貴方様が勝ち上がるのをご期待しております……ふふ」
受付の人はそう答え、私を奥に通してくれた。なんか笑ってたけど気にしない方向で行こう。番号は15番みたいだ。特に参加規定とかはないみたい。高校生くらいの歳の子が大半を占めている。ああ、カップルみたいな雰囲気な奴もいるなぁ?ああ、やはり裏山。いいもんねーだ。私の嫁は灰流うららだもーんだ。いいだろ羨ましいだろこのこの。
「——では、そろそろバレンタインデュエル大会を初めたいと思います!」
司会の説明によるとどうやら4回勝てば優勝らしい。まあよくあるトーナメント制だね。ちなみに一等賞は高級ブランドのチョコレートで二等賞が私の目的の沢山のチョコみたいだ。なるほど、最低でも3回は勝たないとだね。ちなみに三等賞は図書カード二千円分だ。なんだろうね、この急な雑な感じは。まあいいや、とにかく勝てばいいんでしょ?
「さて、最初のデュエルを行うのは〜?」
ああ、そう言う感じか。箱の中の番号の書かれた紙を取り出してーってやる。昔何かで見た気がするなー。
「はい、決まりました!初戦を飾るのは8番と15番の方です!どうぞ、こちらにお上がりください!」
おっと、早速か。私はステージに登った。と言っても大した高さでも装飾でもないけどね。対戦相手は……うん、高校生の女の子みたいだ。
「彼へのプレゼントの為……この勝負、勝たせて貰いますっ!」
「潰す」
「ひっ……!ひ、怯みませんからね!」
いや怯んどるやんけ。
「アクションフィールド、オン!」
げっ!?しまった、これアクションデュエルか!やべぇよ……主に私の腰が。明日腰痛になるのは覚悟しなければ……いや、まだ腰への被害を諦めてはいけない!
「戦いの殿堂に集いしデュエリスト達が!」
「モンスターと共に地を蹴り宙を舞い!」
「フィールド内を駆け巡る!」
「——見よ、これがデュエルの最強進化系!」
「アクショォォォォォン!」
「「デュエル!!」」
私 LP 4000
相手 LP 4000
だがしかし。それならそれでやりようはあるって事を教えてやるよ!
……いや、誰にだよ。まあいいや。
「先攻は私か。私のターン。堕天使ナースーレフィキュルを召喚!」
堕天使ナースーレフィキュル ATK 1400
現れたのは全身包帯まみれの悪そうな天使ちゃん。まあ……やる事はもう分かるよね?
「私はカードを2枚伏せてターンエンドよ」
「私のターン、ドロー!」
「その瞬間、私は永続罠真実の目を発動する。このカードがフィールドに存在する限り、君は手札を公開しなければならない」
「そ、そんな!?」
「おおっと〜!15番、8番の女の子の手札を覗き見だ〜!」
言い方ァ!これじゃ私がまるでいかがわしいことする変態みたいじゃないか!やれやれ……ふむ、手札を確認してみよう。
レッド・ガジェット
リミッター解除
奈落の落とし穴
グリーン・ガジェット
マシン・デベロッパー
レアメタル化・魔法反射装甲
割とガチじゃねぇかこんちくしょう。取り敢えず魔法除去もないみたいだし丁度いいね。
「……!あった、アクションカード!」
そして私が相手のカードを確認してる間にちゃっかりアクションカードを手に入れている女子高生デュエリスト。あの子絶対陸上部だ……あの走りは陸上部だろ。大半のデュエリストがそのくらいの身体能力を持っているとか言われたらそれまでなんだが……
「ああ、そうだ。手札を除き見れるんだけど……真実の目が存在する限り、貴方のスタンバイフェイズ時に貴方の手札に魔法カードがある場合、貴方は1000ポイントのライフを回復するわ」
「そ、それならまだ……」
「……が、しかし。レフィキュルの効果により、君へのライフ回復効果は反転し、ダメージとなる」
「なっ……そ、それじゃあ!?」
「おおっと〜!これでは8番は手札を完全に暴かれた上、毎ターン1000ポイントものダメージを受けてしまうぞ〜!なんて恐ろしいコンボだ〜!?」
相手 LP 4000 → 3000
「うぅ……で、でも!まだ勝負が決まったわけじゃあ!」
「それはどうかな」
「……へ?」
「さて、貴方は負けるわ。だから、その代わりと言ってはなんだけど……私からプレゼントよ」
「それは、どう言う……!」
さあ、破壊輪よりも痛いぞこいつは。
「罠カードギフトカードを発動。このカードは相手のライフを3000ポイント回復するわ……この意味はお分かり?」
「!?そ、そんな……!」
「さあ、私からのプレゼントだ!ありがたく受け取っておくれよ!」
「きゃあぁぁぁぁぁぁぁ!!」
相手 LP 3000 → 0
さて、まずは1勝だ。
「な、なんと!もう決着がついてしまったぞ〜!!勝者、15番!あっという間に相手のライフを削り切ってしまったぞ〜!」
相手の女の子の持っていたアクションカードはどうやら自分のライフを回復するものみたいだった。危ない危ない。シモッチ以外のバーンデッキならやばかったかもね。
フィールド名とか決めるの面倒臭いので誤魔化しています。
それともなんかオリジナルのフィールドとかあった方がいいんでしょうか?
モブはタッグフォースから出そうかと思ったんですけど……キャラが濃いすぎるので……レイン恵ちゃんとかツァン・ディレちゃんとか藤原雪乃ちゃんとかが参加してたら目立ち過ぎるわそんなん!主人公が勧誘もといお前も鬼にならないかとか言い出しかねないので……またの機会に。でも雪乃ちゃんくらいなら出しても良いかも。守備範囲外だし。紬ちゃんは……うん、流石にこんなデュエルに彼女を巻き込みたくなかったんや……