私は気ままにデュエルがしたい   作:紙吹雪

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最近お気に入りが凄い勢いで増えてて夢心地になっています。
私は下弦の壱の血鬼術を受けていた……?いや、デス13かもしれない……


ホワイトデー番外編②

 まずは1勝。この様子なら余裕だけど一応次の対戦は違うデッキにしておこう。さっきのデュエルは観られてたから多分効果ダメージに対する対策をしてくると思うんだよね。だから念の為効果ダメージによる虐殺は自重しておこう。普通のデッキより事故が起こりやすいしね。

 

 それから3回のデュエルを挟んでまた私のデュエルの順番が回ってきた。私の対戦相手は12番だそうだ。ふむ、たしかこの人は魔法使い族軸のデッキを使ってた人だな。ヴァルキリアロックを披露していた。まあ、一応対策はしておいた。無視して効果で除去してゴリ押しでもいいんだけどね。

 

「貴方は最初のデュエルで相手を瞬殺した……!ですが対策はしました!絶対に負けません!私の事を待っている彼の為にも……!」

てめぇの血は何色だ?(あはは、よろしくね)

「っ!ひ、怯んだら負けです……!」

 

 いやだから怯んどるやないかーい。

 

「「デュエル!!」」

 

私 LP 4000

相手 LP 4000

 

 掛け声は私の中でカットさせて貰ったぜ。

 

「私のターン!」

 

 今度は後攻か。まあ別に不都合はないかな。今回は別のデッキにしておいたし。

 

「私はマジシャンズ・ヴァルキリアを召喚!さらに、魔法カード二重召喚を発動!このカードの効果によって、私はこのターンもう一度だけ通常召喚が行える!私もう一体のマジシャンズ・ヴァルキリアを召喚!」

 

マジシャンズ・ヴァルキリア ATK 1600

 

 おい積み込みしてるだろこいつ……と思ったけど遊矢くんも毎回星読み時読み握ってるからあまり気にしないようにしよう……考え出すとドツボにハマってしまいそうだ。

 

「……これで貴方は攻撃できないわ。私はカードを1枚伏せてターンエンドよ!」

 

 懐かしいなぁ、ヴァルキリアロック。昔切り込みロックとかあったなぁ。それにしてもあの伏せ、あれがさっき私の使った対策カードかもしれないな。なんだろ、レインボーライフか痛魂の呪術かな?今回は効果ダメージを与えるカードは入ってないから一才問題ないけど。

 

「さて。私のターン、ドロー」

 

 ……ふむ、ちょっとソリティアしようか。

 

「私は魔法カード成金ゴブリンを発動。私はデッキからカードを1枚ドローし、相手はライフを1000ポイント回復する」

「……あのライフの回復を反転させるモンスターは」

「今回は別のデッキだよ」

「なっ……!」

 

相手 LP 4000 → 5000

 

 同じデッキしか使ってはいけないなんてルールは知らないなぁ?くひひっ。

 

「よし、私は更に魔法カードアームズ・ホールを発動するね。まず私のデッキの上からカードを1枚墓地に落としてっと。それからデッキ・墓地から装備魔法カードを手札に加える。私が加えるのは折れ竹光だ」

「装備魔法ですって……?」

「墓地の魔法カードをゲームから除外することで、マジック・ストライカーは手札から特殊召喚できる!」

 

マジック・ストライカー ATK 600

 

 現れたのは可愛らしいモンスター。まあこれから凶悪な事になるわけだか

 

「攻撃力たったの600……その程度のモンスターで何ができると言うの?」

「あはは、まあ見てなさいな。私は装備魔法折れ竹光を発動!マジック・ストライカーに装備!」

「それは先程アームズ・ホールの効果で手札に加えたカード……!」

「このカードを装備したモンスターは……攻撃力が0ポイントアップする!それだけ!」

「……は?」

 

「ど、どうしたのだ〜!?攻撃力が全く上がらない装備魔法なんて……これは15番、勝負を捨てたのか〜?」

 

 ええい、喧しいわ!

 

「全く……私は魔法カード黄金の竹光を発動!このカードは自分フィールドに竹光と名のつく装備魔法が存在する場合に発動でき、デッキからカードを2枚ドローする!」

 

「な、なんと〜!ここであの強欲な壺と同じ効果を持つ魔法カードを使ってきた〜!先程の無意味だと思われた装備魔法はこのためだった〜!」

 

 だからあの時折れ竹光を発動しておく必要があったんですね。さて、もう少しカードを引く作業をしないと。

 

「私は魔法カード無の煉獄を発動。デッキからカードを1枚ドローし、このターンの終わりに手札を全て捨てる。……おおっと、またまた成金ゴブリンの効果を発動!効果は言わずもがな、よね?」

 

相手 LP 5000 → 6000

 

「な、なんと!このターンの終わりに手札を全て捨て、相手のライフは6000もある!相手を自ら有利に導く15番の思惑は一体なんだと言うんだ〜!?」

 

 よし、来た。

 

「私は装備魔法脆刃の剣をマジック・ストライカーに装備する!このカードを装備したモンスターは攻撃力が2000ポイントアップする!」

「なっ……!?」

 

マジック・ストライカー ATK 600 → 2600

 

「おおっと!今度は打って変わって攻撃的な装備魔法だ〜!と言うか攻撃力が2000ポイントも上がるだなんて反則だ〜!」

 

「まあ、その代わりにこのカードを装備したモンスターの戦闘によって発生する戦闘ダメージはお互いが受けるんだけどね。しかも、私が一度に2000ポイント以上のダメージを受けた場合、このカードは破壊されるわ」

「そ、それなら……いや、それ以前に!マジシャンズ・ヴァルキリアの効果は知っているでしょう!貴方は一切の攻撃はできないわ!」

 

「た、たしかに12番の言う通りだ〜!いくら攻撃力が高くても攻撃ができないのなら意味がないぞ〜!」

 

 ここの解説もお相手さんもフラグ建築士一級の資格を持ってるのかな?まあそれを言うなら私もそうなると言うかなんと言うか……

 

「さて、私は装備魔法アサルトアーマーをマジック・ストライカーに装備!このカードは私のフィールド上に存在するモンスターが戦士族1体のみの場合に発動できる。このカードを装備したモンスターは攻撃力が300ポイント上がるんだけど……それがメインじゃないわ。装備したこのカードを墓地に送ってアサルト・アーマーの効果発動!このターン、このカードを装備していたモンスターは2回攻撃が可能となる!」

「だから、そんな事したって無駄……」

「いいや、無駄じゃないね。マジシャンズ・ヴァルキリアの効果をよーく見てみるんだな」

「……?」

 

 

マジシャンズ・ヴァルキリア

効果モンスター

星4/光属性/魔法使い族/攻1600/守1800

(1):このカードがモンスターゾーンに存在する限り、

相手は他の魔法使い族モンスターを攻撃対象にできない。

 

 

「マジシャンズ・ヴァルキリアはあくまで他の魔法使いへの攻撃を不可能にする効果だ。それが2体揃うとヴァルキリア自身も魔法使い族の為、ロックが成立すると言う訳だ」

「つまり、何が言いたいのよ!」

「つまり……モンスターを攻撃するのでなければ、マジシャンズ・ヴァルキリアの効果は全く関係ない!マジック・ストライカーは直接攻撃できる!」

「な、なんですって!?」

 

 くくく、通称マジストワンキルはその程度のロックでは止まらないでござるよ。

 

「はっはっは、困難な読解を毎回やる語力。略してコンマイ語の勉強が足りなかったようだな!装備魔法魔導師の力をマジック・ストライカーに装備!このカードは装備モンスターの攻撃力を私のフィールドに存在する魔法・罠カードの数×500ポイント分アップさせる装備魔法!これでマジック・ストライカーの攻撃力は1500上昇!」

 

マジック・ストライカー ATK 2600 → 4100

 

「攻撃力4100のダイレクトアタックが2回ですって……!?いや、でも!脆刃の剣の効果で私の受ける戦闘ダメージを貴方も受けるのよ!私の今のライフは6000。つまり、先にライフが尽きるのは貴方の方……」

「それはどうかな?マジック・ストライカーはな、私への戦闘ダメージを0にする効果を持つ。つまり、私はダメージを受けず、脆刃の剣も破壊されないってわけ」

「そ、そんな……!」

「最後に禁じられた聖衣をマジック・ストライカーを対象にして発動!マジック・ストライカーの攻撃力は600ポイント下がる……」

 

マジック・ストライカー ATK 4100 → 3500

 

「わざわざ攻撃力を下げた……?」

「考えている余裕はあるかい?バトルだ!さあ、マジック・ストライカーでダイレクトアタック!」

「ま、まだ!アクションマジック、回避を発動!相手モンスター1体の攻撃を無効に……な、発動しないっ!?」

 

 こいつ、やっぱり人がソリティアしてる時にアクションマジック見つけてたか。姑息な手を……(禁じられた聖衣を使いながら)。

 

「無駄無駄無駄無駄ァ!禁じられた聖衣は対象としたモンスターを効果による破壊と対象をとる効果から守る効果を持つ!そしてアクションマジック回避はあくまで相手モンスターを対象にとって発動するカードだ。よって、回避は無効!」

「そ、そんな……」

「マジック・ストライカー、ダイレクトアタック!ニレンダァ!」

「きゃあぁぁぁぁぁ!!」

 

相手 LP 6000 → 2500 → 0

 

「決まったぁぁぁぁぁ!勝者、15番!一戦目と同様、圧倒的な実力で完全勝利だぁぁぁ!」

 

さて、これで後2回だ。

 

 

◆◆◆

 

 

「さあ、第3回戦だぁ!対戦カードは9番と15番!さあ、今回も15番が圧倒的な勝利を見せてくれるのか!それとも9番が15番を乗り越えるのか!」

 

 さて、次の相手は暗黒界使ってた人だな。参加者の中では珍しく男だ。

 

「1つ……聞いて欲しい事がある……」

「……な、なんだ?」

「この大会に優勝すれば、賞品の最高級のチョコが手に入る。それはつまり……デュエルと言う彼女からチョコを貰える事にならないか?」

 

 なん……だと……?

 

「お前……さては天才だな?」

「ふっ、実は俺は天才だったのさ……」

 

 な、なんて賢い奴なんだ……!これはもしかすると苦戦するかもしれない。

 

「「デュエル!!」」

 

「先攻は俺が貰う!俺のターン!うおぉぉぉぉぉぉ!チョコが欲しいぃぃぃぃぃぃ!!」

 

 欲望になんて忠実な奴なんだぁ……で、今回の私の初期手札酷いな?ポーカーでもするのか私は。いや、この場合だとスロットか?

 

「よし、これなら……!俺は手札から魔法カード手札抹殺を発動!」

「ファッ!?」

「ふっ、何をそんなに驚いてるんだ?」

 

 いや、だってその……ね?おいおい、たしかにそうなる可能性があると思ったからこのデッキにしたんだが……まさか本当にそうなるとは。このリハク(ry。

 

「手札抹殺はお互いの手札を全て捨て、捨てた分だけカードをドローするカード。俺は4枚捨てて4枚ドローするぜ!」

「あっはい。私は5枚捨てて5枚ドロー……」

「ふっ、いいカードが墓地に行ったのか?それなら残念だったな!俺は手札から捨てられた暗黒界の術師 スノウ、暗黒界の狩人 ブラウ、暗黒界の導師 セルリ、そして暗黒界の鬼神 ケルトの効果をそれぞれ発動させて貰う!」

 

「おおっと〜!なんと4体ものモンスターの効果を連続して発動だ〜!!これは9番の有利か〜?」

 

 あー、その……うん。取り敢えずチェーンはちゃんと組めよ。まあ、いいけどさ……今回は。と言うかどんな手札してるんだよ。絶対積み込みしてるだろ……

 

「その前に、私の墓地に送られたカードの効果も使わせて貰うよ」

「ほう、君も私の暗黒界のように手札から捨てられた時に効果を発揮するモンスターを持っていたのか……」

「いや、そうじゃないんだけどね……先に謝っておこう。すまない」

「……それは、どう言う意味だ?」

「こう言う意味だ。私は墓地に送られた3枚のジャックポット7(セブン)の効果を発動する。このカードは相手の効果によって墓地に送られた場合、ゲームから除外される」

「……はぁ?なんだその効果は」

「そしてこの効果によって除外されたジャックポット7が3枚揃った時……私はデュエルに勝利する」

「………………は?」

 

 上部に強欲な壺、機械の部分はファラオカラーな言ってはなんだけどちょっと気持ち悪いスロットマシーンが3台現れた。そして、スロットが回転する。左から順番にストップし、最終的には7が9つ並んだ。3枚集めたのに9つ並ぶのってなんぞ……そして、最後にファンファーレが流れた。

 

「な、な、ななななんと!15番、0ターンキルをやってのけたぁぁぁぁぁぁぁぁ!!」

「今思ったけどそんなに観客いないのになんで司会はこんな騒がしいんだよ……」

「そ、そんな馬鹿な……0ターンキル、だと!?」

 

 だから言ったじゃん。先に謝っておくって。

 

「勝者、15番!!」

 

 さて、あと1人か……

 




よい子のデュエリストはチェーンについてしっかり勉強してからデュエルをしようね!チェーンがよく分からないと女の子デュエリストにモテないゾ。

感想や誤字報告でミスを指摘してくれるのが非常にありがたい半面、ミスを出さないようにしなければ……
それはそれとして指摘してくれた方、本当にありがとうございます。
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