私は気ままにデュエルがしたい   作:紙吹雪

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前回のあらすじ!

ショタロリコン&不審者その1VS沢渡さん&TFSPのラスボスVSダークライ

以上!
沢渡「おい、なんか変なのが混ざってるぞ!?」
紙吹雪「これも全部ドン・サウザンドって奴の仕業なんだ!」
ダークライ「マジかよドン・サウザンド最低だな」
ドンちゃん「#^ω^)ピキピキ」



8話

そういえば、まだこの人の名前聞いてなかったね。

 

「君の名前は?」

「…………」

「ずっと黙ってるつもりなら舌入れてチューしますよ?」

「…………ユート」

 

ありゃりゃ、距離を置かれてしまったようですね。一歩分くらい離れられました。マフラーとかゴーグルとか付けてるし、実はシャイなんでしょうか?

 

「いや、当たり前ですよ……」

「ん?何か言いましたか、柚子ちゃん?」

「なんでもないです」

「おいっ!そっちが先攻だろうが!早くしろ!」

 

あらあら、怒られちゃった。

 

「お先にどうぞ?」

「………俺のターン」

 

手番を譲ると割と素直に受け取りましたね。さてさて、相方のデッキは〜?

 

「俺は手札5枚、全てのカードを伏せる」

「「はぁ!?」」

「ふむ……?」

 

なんだ、インフェルニティか。

……いや、違う。タッグデュエルだと相方の手札は確認できないけど伏せたカードは確認出来る。

 

『幻影騎士団シャドーベイル』×2

『幻影死槍』

『サイクロン』×2

 

なるほど、【幻影騎士団】か。そういえば少し前に『RR』と『幻影騎士団』として扱うカードが出たような……もしかして、あのCMの黒咲って人と関係あるのかな、この人。

 

「ターンエンドだ」

 

「……クハハハハハ!!おいおい!なんかカッコつけて登場した割に、それだけかい!?」

「沢渡さん、大嵐っすよ!」

「モンスターが1枚も入ってなかったかい?気の毒だがお前、持ってないねぇ?」

「聞こえなかったか?ターンエンドだ」

「ああん?」

 

いや、これでいい。そう、【幻影騎士団】ならね。それにしても、今回の私のデッキと相性結構、いやかなりいい。私、珍しくついてる。

 

「ほら、貴方のターンですよ?」

「ふん、見せてやる。俺の完璧なデュエルを!……俺のターン、ドロー!」

 

さあ、どう来る……?

 

「お前の伏せたカード、利用させて貰うぜ!相手の魔法・罠ゾーンにカードが2枚以上存在する時、手札からこのカードを特殊召喚する事が出来る!出でよ、『氷帝家臣エッシャー』!」

 

あれ、【帝王】?【妖仙獣】じゃなくて?……まあ、問題はないかな。真帝王領域さえ来なければ。

 

「さらに俺はエッシャーをリリースしてアドバンス召喚!氷帝メビウス!メビウスの効果発動!このカードがアドバンス召喚に成功した時、フィールドの魔法・罠カードを2枚まで選択し破壊できる!」

 

 

氷帝家臣エッシャー

効果モンスター

星4/水属性/水族/攻 800/守1000

(1):相手の魔法&罠ゾーンにカードが2枚以上存在する場合、

このカードは手札から特殊召喚できる。

 

氷帝メビウス

効果モンスター

星6/水属性/水族/攻2400/守1000

(1):このカードがアドバンス召喚に成功した時、

フィールドの魔法・罠カードを2枚まで対象として発動できる。

そのカードを破壊する。

 

 

メビウスさんチィーッス。中々懐かしいカードだ。しかし、破壊されたのはシャドーベイルと槍だ。むしろありがたいんだが。私ならアーティファクト警戒して局所的ハリケーンとか使うかな。何回友達とのデュエルで羽箒引いて喜んではアーティファクト踏んで痛い目を見たか……

 

「まだ始まったばかりだ!俺は手札から魔法カード『カード・アドバンス』を発動!このカードはデッキの上からカードを5枚まで確認して好きな順番に戻し、このターンもう一度アドバンス召喚を可能にする!」

 

「!?攻撃力2400のメビウスをリリースして、まだアドバンス召喚するって言うの!?」

 

アドバンス召喚したモンスターをリリースするって事は多分出てくるのは……

 

「その通りさ!俺は氷帝メビウスをリリースしてアドバンス召喚!出でよ!『凍氷帝メビウス』!」

 

 

凍氷帝メビウス

効果モンスター

星8/水属性/水族/攻2800/守1000

このカードはアドバンス召喚したモンスター1体をリリースしてアドバンス召喚できる。

このカードがアドバンス召喚に成功した時、

フィールド上の魔法・罠カードを3枚まで選択して破壊できる。

このカードが水属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚に成功した場合、

その時の効果に以下の効果を加える。

●この効果の発動に対して相手は選択されたカードを発動できない。

 

 

ふむ、君か。まあエレボスじゃなくて良かったと思おう。

 

「本来ならばモンスター2体のリリースが必要な所だが、アドバンス召喚に成功したモンスターならば一体のリリースでアドバンス召喚できる!それが、この凍氷帝メビウスだ!」

 

知ってるってば。

 

「凍氷帝メビウスの効果発動!このカードがアドバンス召喚に成功した時、フィールド上の魔法・罠カードを3枚まで選択し破壊する!」

「んで、水属性モンスターをリリースしてアドバンス召喚したからチェーンできないと」

「……!?な、何故知っている!?」

「このくらい知っていないと先生は出来ませんからね」

 

新しいカードが出る度にwikiに齧り付いていたからね。分からないカードだってあると思うが環境に出てくるようなカードは大抵頭に叩き込んでいる。何はともあれ、無事に全てのカードが破壊されたね。ノータッチでバトルに入られていたら不味かったね。うう、メビウスの冷気が寒い寒い……ん?

 

「……え?どうしてアクションフィールドじゃないのに風を感じるの……?」

「…………」

 

このデュエルは闇のデュエルだった……?え、ちょ、何で!?一体いつのまに!?でも、相手が闇のデュエルみたいな雰囲気でも無いんだよね……という事は、原因は、

 

「あんたの仕業?」

「…………」

「舌入れてチューするよ?」

「………………………」

 

原因こいつか。確定だわ。なんて事してくれたんだよおい。負ける気は一切ないけどどうすんだよ。怪我したら責任とれよ……?

 

「後で詳しく聞くからな……!」

「……」

 

おい喋れよ冨岡義勇かお前は。

 

「ふん!カードの効果を知っていようが、これでお前らの伏せたカードは全滅。そして手札も0。おまけに壁になるモンスターもいない。カッコつけて出てきた割には情けないもんだ」

 

「ね、ねぇ、貴方!しっかりしなさいよ!こんなんだったらでしゃばらないで、私にやらしておけばよ……!」

 

一瞬、マスク男ことユート君が柚子ちゃんの方へ顔を向ける。すると、何故か柚子ちゃんは押し黙った。……ははーん。

 

「さては恋だな……?遊矢君がいながら……ちょ、危な!?」

「…!?…!?」

 

ハリセン振り回さないで!?というかいつも持ち歩いてるのそれ!?

 

「……さて、黒ずくめのナイト君。大変目障りなので、早めにご退場願いたい!」

「……」

「バトルだ!俺は凍氷帝メビウスでダイレクトアタック!」

 

メビウスから発せられる冷たい風が強くなっていく。寒い。なのに私以外は割と平然としている。デュエリスト怖い。

 

「墓地より罠カード、『幻影騎士団シャドーベイル』を発動!」

 

「「はぁ!?」」

「墓地から……!?」

「罠カードを…!?」

 

「罠カードを墓地から発動するだと!?」

 

あ、お約束の反応だ。

 

「ダイレクトアタックの宣言時、墓地のこのカードをモンスターカードとして特殊召喚できる。この効果で特殊召喚したカードがフィールドから離れた場合、除外される!俺は2体のシャドーベイルを特殊召喚する!」

 

 

幻影騎士団シャドーベイル

通常罠

(1):自分フィールドの表側表示モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターの攻撃力・守備力は300アップする。

(2):このカードが墓地に存在する場合、相手の直接攻撃宣言時に発動できる。

このカードは通常モンスター(戦士族・闇・星4・攻0/守300)となり、

モンスターゾーンに守備表示で特殊召喚する(罠カードとしては扱わない)。

この効果で特殊召喚したこのカードは、フィールドから離れた場合に除外される。

 

 

「ふん、所詮は壁になるモンスターを慌てて召喚したに過ぎない。蹴散らしてやるさ!行け、凍氷帝メビウス!シャドーベイルを攻撃!」

 

メビウスの攻撃で、シャドーベイルは破壊されてゲームから除外された。

 

「首の皮1枚繋がった、ってところかな?俺はカードを2枚伏せて、ターンエンドだ。次の俺のターンまで生かしておいてやる!」

 

タッグデュエルだと結構先ですよ、沢渡君。

 

「……ふん」

「さて、私のターンですか」

 

ユートくんが不機嫌そうだ。まるで自分ならこのターンで決めれるのに、とでも言いたげだ。むむむ……

 

「ドロー。ふむ。貴方の残したモンスター、使わせて貰いますよ?」

「ふん……勝手にすればいい」

「どーも」

 

さて、許可は貰った。やりますか。丁度私がエクシーズ主体のデッキで良かったね。このデッキにして正解だった。まずはっと。

 

「カードを一枚伏せる。そして、伏せた罠カード『幻影騎士団シェード・ブリガンダイン』を発動!」

「何!?罠カードを伏せたターンに発動するだと!?」

「このカードは墓地に罠カードが存在しない場合、セットしたターンに発動する事ができる。このカードをモンスター扱いとして特殊召喚する!」

「……俺と、同じカード……」

「お揃いだね!」

「……」

 

また距離を取られた気がする。ちくせう。

 

「もう、照れ屋なんだから……」

「早くしろ」

「はいはい……私は手札から『クロノダイバー・リューズ』を召喚。リューズの効果を発動。デッキからクロノダイバー・アジャスターを手札に加える。速攻魔法発動、『クロノダイバー・スタートアップ』。手札からクロノダイバーモンスターを特殊召喚する。来い、クロノダイバー・アジャスター。アジャスターの効果発動。デッキからクロノダイバー・ベゼルシップを墓地に送る」

 

 

クロノダイバー・リューズ

効果モンスター

星4/闇属性/サイキック族/攻1800/守1300

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分フィールドのX素材を1つ取り除いて発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。

デッキから「クロノダイバー・リューズ」以外の「クロノダイバー」カード1枚を手札に加える

 

 

クロノダイバー・スタートアップ

速攻魔法

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):手札から「クロノダイバー」モンスター1体を特殊召喚する。

(2):自分メインフェイズに墓地のこのカードを除外し、

自分フィールドの「クロノダイバー」Xモンスター1体を対象として発動できる。

自分の墓地から、「クロノダイバー」カード3種類(モンスター・魔法・罠)をそれぞれ1枚ずつ選んで、

対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

 

 

クロノダイバー・アジェスター

効果モンスター

星4/闇属性/サイキック族/攻1200/守1800

このカード名の(1)(2)の効果は1ターンに1度、いずれか1つしか使用できない。

(1):自分が「クロノダイバー・アジャスター」以外の

「クロノダイバー」モンスターの召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。

このカードを手札から特殊召喚する。

(2):このカードが召喚・特殊召喚に成功した場合に発動できる。

デッキから「クロノダイバー・アジャスター」以外の「クロノダイバー」カード1枚を墓地へ送る。

 

 

ふむ、私は今日も調子が良い。不思議。

 

「そ、そんなモンスターいくら並べたってどうって言うんだ!」

「……私はレベル4のブリガンダインとシャドーベイル、リューズとアジャスターでオーバーレイ!2体のモンスターでオーバーレイネットワークを構築!

エクシーズ召喚!来て、時を超える快盗!ランク4!『クロノダイバー・リダン』!『クロノダイバー・パーペチュア』!」

 

 

クロノダイバー・リダン

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/闇属性/サイキック族/攻2400/守2000

レベル4モンスター×2

このカード名の(2)の効果は1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分・相手のスタンバイフェイズに発動できる。

相手のデッキの一番上のカードをこのカードの下に重ねてX素材とする。

(2):自分・相手ターンに発動できる。

このカードのX素材を3種類(モンスター・魔法・罠)まで取り除く。

その後、以下を適用する。

●モンスター:このカードをエンドフェイズまで除外する。

●魔法:自分はデッキから1枚ドローする。

●罠:相手フィールドの表側表示のカード1枚を選んで持ち主のデッキの一番上に戻す。

 

 

クロノダイバー・パーペチュア

エクシーズ・効果モンスター

ランク4/闇属性/サイキック族/攻1900/守2500

レベル4モンスター×2

このカード名の(1)(2)の効果はそれぞれ1ターンに1度しか使用できない。

(1):自分・相手のスタンバイフェイズにこのカードのX素材を1つ取り除き、

「クロノダイバー・パーペチュア」以外の自分の墓地の

「クロノダイバー」モンスター1体を対象として発動できる。

そのモンスターを特殊召喚する。

(2):このカード以外の自分フィールドのXモンスター1体を対象として発動できる。

デッキから「クロノダイバー」カード1枚を選び、

対象のモンスターの下に重ねてX素材とする。

この効果は相手ターンでも発動できる。

 

 

うーん、召喚口上とかもっと考えた方がいいのかな?

 

「エクシーズ……召喚……!それも、一気に2体も……!」

 

柚子ちゃんが驚いている。そういえば塾ではエクシーズ召喚はまだ見せていなかったっけ。

パチパチと音がする。沢渡君だ。

 

「一気に2体のエクシーズ召喚は驚いたよ。しかし、そのモンスター達で俺のメビウスにバトルを仕掛けるつもりかい?クロノダイバー・リダンの攻撃力は2400、クロノダイバー・パーペチュアに至っては1900。それに対し、メビウスの攻撃力は2800!エクシーズ召喚も、所詮は虚仮威しってわけだな」

 

ははは、こやつめ。

 

「はっはっは」

「何を笑っている!?」

「君は何も分かっていないね。エクシーズモンスターの恐ろしさはオーバーレイユニットを使ったインチキめいた効果や次々と重ねる事で暴れていく事にある」

 

 

まあ、例外はあるけどね。タイタニックとか。

 

 

「特別授業だ。貴様に講義をしてやろう」

「エクシーズの講義は結構だ。興味ないんでねぇ!」

「ならば、その身で学びなさいな……!

 

さぁ、講義の時間ですっ!!」

 

 

◇◇◇

 

 

「(こんなエクシーズモンスター、見た事がない。一体この女、何者なんだ?先程、たしか戸籍不明と言っていたが……俺と同じカードを持っていたし、こいつもハートランド出身……?いや、それだとこのモンスターを見ていてもおかしくないはず……)」

 




Q 先生って遊矢シリーズは守備範囲内?
A もう少し若ければなおいいが十分守備範囲内。が、柚子シリーズのが好き。

ユート「(なんだこいつら……ここは何処だ……?)」
ねね「私、空気過ぎません?」
紙吹雪「ごめんね。次回は大暴れするから……」
沢渡「ま、一番活躍するのはこの俺、沢渡シンゴだがな!」
ユート「(誰か説明しろ)」

アンケート、規約ひっかかるらしいので活動報告にて行おうと思います。既に投票してくれた方、本当に申し訳ございません。

9/8 誤字を修正しました。指摘してくれた方ありがとうございます!
9/25 シャドーベイルが1体しか出してないように見えるとご指摘を頂いたので修正しました。
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