死にたくない呪霊は割とすぐ死ぬ   作:常時腹痛マン

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 呪術廻戦SPでわくわくしたので投稿。
 前話、および前々話の続きです。



呪霊と呪術師(5)[1/3]

 七海はここに現れた理由も、どうやって場所を知ったのかも、僕には説明しなかった。「虎杖君が最近、コソコソと何かしていると聞いてましたので」とは言った。

 

 虎杖は尾行されていたのだろうか? まさか、とは思うが、そうでなければここで見つかる理由が分からない。

 

 

「えっと、今日の仕事は」どうでも良いことを訊ねてしまう。

 

 七海は答える代わりに、近付いてきた。

 右手を少し前に出すので、ここで時計を確認するのかと驚いたが、つまりそう感じてしまうくらいには僕も混乱していたのだが、よく見れば、差し出されたそれは()で、目を疑わずにはいられない。

 

 武器? まさか七海に限って殺すとは思えない。そう高を括っていた。が、予想に反し、彼は僕の首にそれを定め、「言い残すことはありますか」と冷たく言ってくる。

 

 その途端、背筋の毛が逆立ち、寒気に襲われた。

 

 

 本気?

 術式を知っているのに?

 僕を殺すの? 七海が?

 

 

 周りの景色が急に、白くぼんやりとし、頭の中身が水に浮かんでいるような感覚になる。何かの間違いであってくれ。そう願う自分が、必死になって感覚を麻痺させようとしているのかもしれない。地面を踏みつけている感覚すら消えている。喉が引き攣り呼吸が浅くなるのが分かる。

 

 

 虎杖が焦った様子で、七海を見た。「ナナミン、ちょっと待ってよ。コイツも反省してるし、何より殺しちゃまずいんだよ」

 

「知ってます。この呪霊は殺しても蘇る。それが、予め摂取していたエネルギーから賄われるか、周囲の人間からその場で回収されるか、の違いはありますが。今なら前者でしょう」

 

 それを聞いた僕は、やはり七海は本気で僕を殺しに来たのだ、と確信した。

 もう戻れないのか。呆然としながら、脱力する。この呪術師と知り合う前の状態に戻っただけだというのに、僕は暗い崖の下に叩き落とされた心地がした。

 

 やがて視界が暗い影を被った。

 それを機に、まるで意識を取り戻したかのようにはっとし、いつの間にか俯いていた顔を上げる。

 

 目の前に、虎杖の背中があった。庇われている。

 

 は、は、と浅く呼吸を整え、視線を巡らせると、突きつけていたと思しき鉈の刃先を落とし、七海自身も数メートル奥で止まっている。背筋に冷たいものが走り、死にたくない、とまた思う。「言いたいことは、分かりますね」その言葉が頭に浮かぶ。

 

 

「僕を祓う方法、見つけたの……?」

 僕は、七海に訊ねる。祓除を一任された、とかつて彼は言った。

「自分で言ってたじゃないか。殺しても、また蘇るよ」

 

 七海は、虎杖を一瞥してから、僕を上から下まで眺めてきた。

 

「里桜高校で亡くなった生徒の数は、百人をゆうに超える」七海は息を吸い込み、僕を睨め付けるように言った。「それ以前の被害、千年前から換算するとなれば、まず数え切れませんか、今回の件が決定打になりました」

 

「無視しないでよ」

 

「千年前?」と虎杖が言う。

 下瞼の傷跡が開き、宿儺の目が開いたが、彼はそれには構わなかった。僕は、頼むから余計なことは言うなよ、と念じる他ない。

 

「虎杖君。そこの呪霊は、従来の等級別の呪霊とは訳が違う。今すぐ離れてください」

「訳が違うって何だよ、ナナミン。分かんねえよ」

「その呪霊は普通の祓い方が通じない。にもかかわらず、居るだけで人を呪う」

 

 したくてしてるわけじゃない。僕は内心で、そう抗議した。

 

「千年前から」反射的に虎杖が、興奮した声を出した。「祓われないで、ずっと人を呪い続けてるっていうのか」

 

 

「それは別の呪霊なんじゃないかな」と口にしそうになる。

 

 とにかく現実から目を逸らしたかった。

 同じに見えて違うもの。宇宙規模で考えてもあるのだから、呪霊にだってあるんじゃなかろうか。

 ねえ、少年。と胸の内のしこりに問いかける。

 

 

「祓えない呪霊。それだけで脅威の対象になります。虎杖君、もう一度言います、離れてください」

 

「祓えないんだろ、どうするつもりなんだよ、ナナミンは」虎杖は流れる口調で言った。

 僕も聞きたい、そう思った時だ。

 

 

封印します」相手はそう言った。

 

 

 その瞬間、なんだか胸の奥にどんよりと、黒い泥が急速に広がっていくのと同時に、今までに感じたことの無い強烈な感情を覚えた。

 それはまるで、嫌な思い出を掘り起こされるような、窮迫感、不快感に近い。思い出そうとも指の間からすり抜けていた記憶の液体が、今は自然と掴むことができた。

 

 暗くて狭い空間が、いとも容易く頭の中に再上映される。

 

 

 周りには何がいた? 自分に訊ねた。確か、カラカラとうるさい骸骨がいた。定員は一名だって聞いていたのに、だ。

 

 今、僕は何故そこに居ない?  ()()()()()からだろ。どうやって抜け出したかの方法は、覚えていないが。

 

 どうして恐れている? 死ぬわけではないし、僕の念願の平穏が待っているというのに、この拒否反応は何だ。

 

 

「宿儺の指みたいに、か?」当然、虎杖は訊ねる。「なあ、ナナミン、こいつは確かに沢山の人を殺したよ。でも償おうとしてんだ、だから、どうにかなんねえかな」

 

 相手はそれを絶対に嫌がるだろう、と踏んだ上で即座に抵抗しようとしたのだが、予想通りの反応が返ってきた。

 

「無理です。“上”からの命令ですから、私がどうこうできる問題ではありません」

 ちらりと彼の視線が横に動き、僕を見る。

「そういうわけです。一任されはしましたが、荷が勝ち過ぎた」

 

 やめてくれ、と僕は断頭台に立たされた気分になる。耳鳴りがする。

 

「挽歌、オマエはそれでいいのかよ」虎杖の必死の声が、さらに僕の絶望を深くした。「何もしないまま終わっていいのかよ」

 

「わかんないよ」僕は半分怒鳴っていた。

 

 

「良いも何も、“上”はそう決定を下している。捕縛し次第、転法輪法*1使いに連絡します」

 

 

 目の前が光った。

 咄嗟に身体を逸らす。()()()()とは最初、分からなかった。

 

 右腕に何かが当たった衝撃があり、同時に感覚が消えた。神経が痺れる。体勢を戻すと、前方の七海は平然としていた。右手の鉈で斬りかかってきたに違いないが、彼が動いた形跡もない。

 前に立つ虎杖も、何が起きたかのか分からないまま呆けている。

 

 

「……封印も、無駄だと思う」身体の芯は震えていた。

 

 右腕を切断された痛みよりも、七海の迷いない攻撃に緊張と怯えが走った。ただ、その今にも折れそうな芯を無理矢理、しゃんとさせる。

 ここで、黙っていたらおしまいだと分かってもいた。折れるな。

「またそれですか」

「挽歌、腕が……! ちょ、ナナミン、少し聞いてくれって」

「どこかに逃げたいと思って、嘘を吐いているのでは。もしくは、これから()()()()()()()でもあるんですか」

 

「そうじゃない」僕は頭に昇った感情で飛び上がりそうになる。「よりにもよって、キミがそれを言うなよ」と七海に向かって叫んだ。

 

 けれど、七海は淡々としていて、「それだけアナタは危険なんですよ」と説明するだけだった。

 

 

 手詰まりだ。「どうしよう、虎杖」と僕は、虎杖に向かって解答を求めた。彼は声に気付くと、「ああ」と呟いた。

 そして、ああ、そうか、だったら、とひとりでに相槌を打ってから、「もしかして」と何かに気付いた様子で、言った。

 

 ふと彼の顔が前を向き、七海を窺う。

 

 

「……何が、もしかしてなの?」

 

 そう言っても虎杖は答えなかった。頭の中を整理するように、二回三回頷いて、「そういうことか」と区切りをつけた。それから、「挽歌」と僕を見た。

 

「なに、七海を説得する算段でもついた?」

「オマエが、やりたいことを言え、思ったことをそのまま伝えろ」

 

「どういうこと」僕は本気で混乱していた。「やりたいことって。なんだよ、僕にそれを言えって言うの」

 

 生まれてこの方やりたいことなんて、できたことがないのに?

 

 

「話は終わりましたか」七海の声は詰問口調ではなかった。「封印しても無駄だと言われても、他に手段がない」

 

「……七海、多分、僕は過去に封印されていた。記憶はないけど。でも今はこうして、外にいる」僕は往生際悪く、言い訳とも抗弁ともつかない言葉を返す。声が震える。「だから多分、封印したって、ただ祓うのを先延ばしにするだけだ」

 

「分かってます」

 僕は肩を落とす。

 

 七海は会う度に「呪霊()を祓う」という態度を見せていたが、それにしても、こうした方法を提示されると落胆が大きかった。

 得た情報を披露した次の瞬間に、「それはもう知ってた」と同僚に指摘された呪霊の間抜けさに近いではないか。

 

 

「危険な呪霊は、存在しているだけで不安要素なんですよ。人間が対抗手段を持たない相手、それも行動原理が読めない相手なら尚更」

「僕は死にたくないだけなんだって」

「今、それを信じろと?」

 

 僕が辛うじて出した言葉の矢を、すっと横に避けるような静けさで、七海は答えた。

 

「お願いだよ」未だに虎杖の下瞼の位置から僕を見る宿儺が、忌々しい。「ちゃんと術式はコントロールするから。それでもだめなら、どこか遠くへ行くから」

 

 七海は一歩ずつ近寄りながら、虎杖に目を遣り、ゆっくりと歩みを進めるが、すぐには答えなかった。

 虎杖が僅かに脇に退く。

 

 僕は右腕の切断面に手をやり、これからの恐怖に悶え、活路を見出せない愚かさに諦念すら感じた。

 

 

「アナタに」七海がそこで口を開いた。

 

「……なに」

 

「『死にたくない』以外の理由はないんですか」

 

 

 僕は柔いところを突かれた気分になる。肉体的なダメージを感じた。「理由、って」

 

「私が前言を撤回するための、理由です」

 

「ないよ」開き直るつもりはなかったが、僕は語調を強めた。「これだけは、理解してもらうしかないんだ。……封印だって、どうせ意味がない。だって、キミらの記録にも残っているんだろ。僕の動向が途絶えた期間のこと。封印されても、出てきてるんだ。こうして」

 

「封印の仕方が悪かった、という可能性はある」

 七海はそう言って、目を細めた。

 

 

 広い海を思わせる瞳をぼんやりと眺める。逃げ出したくて仕方がなかった。

 けれど僕はそれから、じっくりと記憶を探るようにした。「『ありがとう』って言葉、好きなんだろ」

 

 

 僕の頭に、暖かい情景が流れ出す。つい数時間前にも見た、あの情景だ。

 

 僕の手を掴んだ迷子の少女、母親の遺体を前にした少年、孫の帰りを待ち続けた呪霊、そしてもう一つの場面、彼らが共通の言葉を口にした瞬間。

 どうして思い出すのがその言葉だったのかは分からなかったが、僕は急に胸がつかえ、もどかしくなる。

 

 喉元までこみ上げてくる熱を抑えながら、「これは何なんだ」と言葉にしようとする。

 

 

「着いたようです」ほどなくして、七海が言った。

 

 スマートフォンを片手に持っている。公園の外に黒いセダンが停車した。辺りはすっかり夜に染っている。

 七海がネクタイを解き腕に巻きつけようとし始め、僕は目を丸くした。

 

 

「待ってよ、僕はまだ────」

 

「『死にたくない』、だけなんでしょう」とつまらない再放送の早送りを望むかのように、言う。

 

「っ、今まで僕にはそれしかなかった。でも今は、少し変われた気がするんだって」

 

 スマートフォンをポケットに入れてから七海は、首を動かし、僕を見た。

 

「では他にどんな理由が? 凶悪な呪霊をみすみす逃す理由は何です。アナタが変わったという理由、逃げ出そうとする理由、私がアナタを庇わないといけない理由だ。無いでしょう」

 

 

 残った手で自らの髪をくしゃくしゃと触り、深呼吸を一度だけすると、そこで僕は腹を括った。

 はっきりとした口調で、言う。

 

 

 

「──……理由だなんて形式的なこと、よく言うよ」

 

 生まれてこの方出したことのない声だ。

 

「じゃあキミはなんで呪術師をしてんだ。僕は、()()()()()()()()()()()に気付いちゃったし、その正体を突き止める前に、大人しく引っ込むなんて絶対に御免だ。だいたい、マザー・テレサだって『聞いてくれる人を持たない人の話を聞いてあげるのは、素晴らしいこと』って言ってるじゃないか、少しは聞けよ!」

 

 

 

 公園がしんと静まり返った。

 

 いったい僕は何を口走ったのだ、と唖然としてしまったが、七海は息を洩らして、笑った。「いいでしょう」

 

「え?」

「悪くない」

「え?」

 

「一度だけチャンスを与えます」

 

 七海の言葉に、僕は目をしばたたいてしまう。

 

「本気で言ってるの」

 

 永遠に隔たりを作り続ける壁が、瞬時に取り払われたような驚きがあった。

 

「不治の病だとしても、何もしなければ悪化する。改善しようと努力しなければならない」

「なにそれ」

「国際関係論における一種の例えです」

「つまり?」

 

「有用性を示せ」

 

 

 隣で、虎杖が()()を突きだす。何がどうなったのかよく分からないが、それはさっきも見た。真似をする。

 

 どうやらキミの言う通りだった、らしい。

 

 

 

**

 

 

 

 七海は鉈をしまっても、即座に撤退する様子はなかった。「チャンスを与えます」と言ってくれたにもかかわらず、だ。

 

 暫くして、着いてこいと誘導されたところで、「七海さん」と黒のセダンから迎え出た別の呪術師に、「予定通りお願いします」と挨拶をし、それから虎杖と僕に手を向け、「行きますよ」と伝えた。

 

 

「行く、って……高専に?」虎杖が上機嫌を隠そうともせず、別の呪術師に言った。「あ、伊地知さんじゃん、来てくれたんだ」

 

 

 唐突に行くと言われても困る、と思いながら、「封印の……転法ナントカ使いを呼んでるんじゃないの」と訊ねた。

 

「元から呼んでませんよ。第一、私が顎で使えるような身分の呪術師じゃありませんし」

 

 七海はサングラスのレンズを拭いながら、答えた。安っぽいドッキリ番組に対して、「こんなもんか」とネタばらしをするのと似ていた。

 

 

 僕は、虎杖に引っ張られて、後部座席に詰め込まれる。待ての声も出す前に、運転席の呪術師がアクセルを踏む。前に進む勢いに負けて、後頭部を座席にぶつける。

 

 それから、隣と正面を見た。

 

 

「……え、なにこれ、どういう状況なの」

 

「残業です」と七海は言った。「結構、身体にくるんですよ」

 

「いや、そうじゃなくて、僕はどうなるの」

 

「さっきの会話でも言ったけど」と虎杖は朗らかに、僕からすれば憎らしいほど落ち着いた様子で、言った。「高専に行くんだろ。呪霊が呪霊を祓うって、どうなんだろうな」

 

 

「────いえ、違います」

 

 助手席から七海の声がして、僕の焦りはさらに増す。じゃあどこなんだ、と眉を顰める。

 

 虎杖が驚愕を露にするのを、七海はバックミラー越しに確認するようにして、「正確に言えば、虎杖君は高専付近で降りてもらいます。が、その呪霊は高専には行きません。このまま、任務に連れていきます」とサングラスをくいっと押し上げた。

 

「え、俺降ろされんの?」

「ここからは私の管轄ですから」

 

 僕は唖然としながらも、この車内の平穏な雰囲気に、慌てる。「七海」と呼んだ。小刻みに車体が揺れる。

 

「なんです」

「僕を、殺さないの」

 

「ああ」と七海は息を吐く。「いずれ祓いますよ」

 

 すると視界に、助手席と運転席に手をかけ身を乗り出した虎杖が入り込んだ。「きちんと座っていてください」と注意の声が飛ぶ。

 

 

「なあ、ナナミンはさ」虎杖が小声で、先程よりも真剣な声を出した。「最初から、挽歌がこう言う、って信じて任務入れてたのか?」

 

「そんなわけないでしょう。五条さんから頼まれたんですよ」七海は答える。

 

 悪くはないけれど、良い気もしない。何故五条が?

 

「それに──」呟かれた七海の声に、僕は顔を上げた。「──……いえ。ただ、今回に関しては、“上”のやり方が気に食わない」

 

「気に食わない」何を言いかけたのか。僕は混乱のあまり、舌がもつれる。「ってなんで」

 

「どうせ先送りにした()()を片付けるのは、次世代の若者です。無責任かつ生産性のない行動は、気分が悪い」

「先送り、ね」

 

 問題と明言された僕は、得も言われぬ顔をする。

 その直後暫く、言葉が出なかった。唇を、もごもごと動かしてみるものの、言うべきことが見つからない。

 

 

 

「あ」と視線をずらすと、バックミラー越しに運転席の呪術師と目が合った気がした。

 

 呪霊だから僕の姿は映らないのだが、彼はどうやら鏡越しに、空席にいる同乗人を確認していたらしい。

 彼はぎょっと肩を揺らし、遠慮がちに視線を逸らす。肩が上がりっぱなしだ。

 

「伊地知、って名前なんだっけ」と訊ねると、運転席の彼は、肩を強張らせる。

 

 繁々とバックミラーに映る彼を眺めていると、なにやら既視感を抱き、僕は、「会ったことあるよね」と口走った。「多分、結構前に」

 

 

 すると七海はとても真面目な顔で、横を見る。「そうなんですか」

 

 伊地知はなぜか絶望の色を濃くしながらも、目を大きく見開いた。余計なことを、と言うようでもあった。眼鏡の下に隈があり、頬は痩けて見える。

 

 

「……ああ、思い出した。やっぱり見たことある」

 

「どこで?」虎杖が訊ねてきた。

 

「交差点」と僕は頭をひねった。「去年だったかな、それくらい前だけど」

 

 未だにくたびれた影を被ってるね。内心で僕は労っている。「キミも結構大変なんだ」と。

 

 

 どうなるんだろう、僕は、何か見つけられるんだろうか。

 

 

 

*1
封印に用いられる呪法(ファンブックより)




 ここから長くなるのでキリの良いところで一旦区切ります。

 今話は呪霊と呪術師(3)[2/2]のオマージュです。ここでやっと問答は一区切り。参考にしている作品(青空文庫収録済み)の流れに添いたかったので、色々と話させました。

 改めて書きたいところのプロットを作り直したら、短いのも含めあと2~3つ分くらい新章できて草でした。ペースは不定期ですがなんとか着地させたい所存。


 たくさんの評価、お気に入り、感想、しおり等本当にありがとうございます!!!執筆の糧になります!!なんだか恐れ多くなりますが滅茶苦茶嬉しいです。本当にありがとうございます。
 前話はふざけ倒しましたが、怒られなくて内心ほっとしました。読み上げ機能使ったら楽しかったです。

 もしよければ今後も応援、お付き合いのほどよろしくお願いいたします!



 ◆


 以下蛇足。


 挽歌の祓い方

 現時点で知っているのは「真人」のみです。勘づき始めたのは「七海」「虎杖」の両名です。メロンパンは気付かないと思います。
「五条」は知っててもいいし知らなくてもいいです、どちらであっても「七海」に全て任せてます。

 挽歌の祓い方について→タイトル通り。割とすぐ死にます。最終話近くで明文化します。


 虎杖から見た挽歌

 原作では姉妹校交流戦にて、真人の仲間である「花御」に怒りをぶつけてましたが、拙作の虎杖は「挽歌」に対して、[真人の仲間]というより[順平の友人かつ変わった呪霊]として見てます。
 それゆえ、虎杖から見た「挽歌」の印象は「花御」に比べてマイナスに振り切ってはいません。それなりに人を殺してるが、同情してるのでプラマイゼロ。


 七海から見た挽歌

 もしかして、と祓い方の片鱗に気付きつつあります。そのため「さっさと封印しろ」と命じられても、元から若干の抵抗感がありました。
 そろそろ祓い方を特定する頃合い。


 伊地知

 物騒な呪霊運ばされて(物理)可哀想。
 実は拙作第1話「晴れのち呪霊」に出てますし、「挽歌」の姿を目撃しています。好きなキャラなので「いつか出したろ」と思ってました。
 良かったら探しに行ってみてください。

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