比企谷八幡、ウマ娘トレーナーになる!   作:生焼け肉

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駿大祭と歌

 

 

八幡side

 

 

夏合宿から帰還して、再び学園での普通の日々とトレーニングを開始してから数日。学園でも伝統行事の準備に力を注いでいる。秋になればこんな言葉が頭をよぎる、【天高くウマ肥ゆる秋】。夏を乗り切って秋に向けて一層逞しくなったルドルフ、春と同じく3つの大きなレースに向けてトレーニングをに励んでいる。それは変わらないのだが、現在少々困った事が起きている。

 

 

八幡「駿大祭の奉納舞に?」

 

秋川「肯定っ!!駿大祭は無病息災を祈願して毎年秋に執り行われる伝統行事っ!是非ともシンボリルドルフ生徒会長にはその行事の奉納舞に参加してもらいたいっ!!」

 

八幡「(またこの人は………)あの、理事長もご存知かもしれませんが、自分とルドルフの掲げている目標は国内の王道路線の制覇です。今は9月で最初の天皇賞・秋は10月の末、端的に申し上げると時間がありません。一応ルドルフにも相談はしますが、期待はあまりしないでください。」

 

秋川「感謝っ!!では先方に「まだやるなんて言ってませんよ〜?もし言ったら………」り、理解っ!!よく分からないが理解っ!!」

 

 

………あれ?俺今何言おうとしたんだ?本当によく分からないが、理事長が勝手な事したら何かが起きるような感じがしたんだよなぁ……駿川さんから理事長にって構図で。

 

 

※詳しくはエアグルーヴ編94話

2人目の話

とフジキセキ編231話

幸先悪いスタート

をご覧下さい!

 

 

八幡「とりあえず、ルドルフに相談するか。今なら生徒会室に居るか?

 

 

ーーー生徒会室前ーーー

 

 

コンコンコンッ

 

 

エアグルーヴ『はい、どちら様でしょう?』

 

八幡「トレーナーの比企谷だ。」

 

エアグルーヴ『……入れ。』

 

 

ガチャッ

 

 

八幡「失礼する。おっ、ルドルフも居るからちょうど良かった。」

 

ルドルフ「?何か用事かな?」

 

八幡「あぁ、ちょっと理事長室に呼ばれててな。そんで駿大祭の事で提案があったんだ。」

 

ルドルフ「提案?」

 

八幡「あぁ、理事長がお前に奉納舞をやってほしいんだと。目標の事もあるからあまり期待はしないでくれって言いはしたが、お前はどう思う?」

 

ルドルフ「うむ……確かに難しいね。」

 

八幡「だろ?それに駿大祭は晩秋にやるから秋のGⅠの開催真っ只中だ。俺達の出走予定の天皇賞・秋も例外じゃない。ていうか1番その期間に近いし。」

 

エアグルーヴ「確かに現実的では無いな……会長、私もするべきでは無いと思います。」

 

ルドルフ「はははっ、分かっているよ。八幡君にエアグルーヴの言う通りだ、今回は申しわけ無いが、断りを入れよう。理事長に報告に行く時は言ってほしい、私も直接お話したい。」

 

八幡「分かった。じゃあトレーニングを始める前に理事長室に報告しに行くか。あっ、今日の昼飯は秋刀魚尽くしなんだが、食べるか?良い秋刀魚をいただいたから早速調理しようと思ってるんだが。」

 

ルドルフ「今の季節にピッタリの食材だね。今日のお昼ご飯が楽しみだよ。」

 

八幡「ん、じゃあ作っとく。」

 

エアグルーヴ「………」

 

八幡「……お前も食うか?」

 

エアグルーヴ「……あぁ、頼む。」

 

 

さて、それまでは俺も仕事するか。

 

 

ーーートレーナー室ーーー

 

 

八幡「………」カキカキ

 

葵「……相変わらずの処理能力の速さですね。」

 

同期1「ね〜。貰った書類はすぐに終わらせてたづなさんに提出しているし、噂だと教官達が作ってる筈のトレーニングメニューを作ってるらしいよ?」

 

葵「えっ!?生徒会長以外にも未担当の子達のトレーニングメニューも作ってるんですか!?」

 

同期1「噂だけどね。だって目に見えてレベルが上がってるんだもん。アレ絶対比企谷君のトレーニングの影響だって言われてるよ。」

 

葵「……流石は宰相ですね。」

 

同期1「ね〜。」

 

 

……よし、終わった。次は……って、もう無いのか。昼までまだ時間はあるから少し外でもブラつくか。なんかあるかもしれないし。

 

 

ーーー校庭ーーー

 

 

とか何とか思って校庭まで来たはいいものの、ウマ娘達は授業中で皆は教室に缶詰、トレーニングコースとか体育館でトレーニング中だからこんな所に誰かが居るわけねぇよなぁ〜。

 

……ん?声?いや……歌か?

 

 

シービー「♪〜♪〜

 

八幡「………何やってんだアイツ?こんな所で。」

 

シービー「♪〜……っ!!♪〜

 

 

あっ、気付かれた。

 

 

シービー「八幡じゃん!!こんな所で奇遇だね♪」

 

八幡「うん、出会う筈の無い所で出会ったな。君、一体何してんの?」

 

シービー「歌の練習。音楽室だと気乗りしないから許可を貰って色んな場所で歌ってるんだ。」

 

八幡「ふぅ〜ん……」テクテク

 

シービー「待った!何処行くの?」

 

八幡「授業中だから邪魔したらアレかなって。」

 

シービー「いやいや、八幡なら大歓迎だから。寧ろ一緒に歌おうよ。大声出すのって気持ち良いんだよ。ほら、次はこっち!」グイグイッ!

 

八幡「お〜い引っ張んな〜。」

 

 

それからは校庭から体育館、ステージ、コース場と色んな場所を見て回った。そして最終的に校舎の屋上が1番良いという事で収まった。

 

 

 




流石に大舞台控えてるから無理かな。

そんでシービーは青空教室ww
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