いつだったか、グリムの手には風元素の神の目が握られていた。遺跡守衛を撃退した時からだったかもしれないとグリムは思う。
それと同時期に弟にも神の目が出現した。氷元素の神の目だ。
二人はそこから活躍し、西風騎士団の部隊長と副隊長の役職を賜った。
しかし、ある時。
弟がアビス教団に無惨に殺された。そこでグリムは悟った。神の目による代償を。
「そういう、ことかよ……」
グリムは抜け殻となった神の目を握り呟く。
彼の持つ風元素の神の目の代償、それは〝親しい者を失う〟こと。
つまり、風元素の神の目を手に入れてしまったばかりに弟は神の目の代償として死んでしまったのだ。
その日からグリムは右手に風元素の神の目を、左手に氷元素の神の目をつけるようになった。
本来、既に神の目所持者に二つ目が来ることはない。しかし、もし抜け殻をもって神の視線を一身に集める瞬間があれば、二つの神の目が反応するのかもしれない。
そんな可能性の物語。
それと同時期に弟にも神の目が出現した。氷元素の神の目だ。
二人はそこから活躍し、西風騎士団の部隊長と副隊長の役職を賜った。
しかし、ある時。
弟がアビス教団に無惨に殺された。そこでグリムは悟った。神の目による代償を。
「そういう、ことかよ……」
グリムは抜け殻となった神の目を握り呟く。
彼の持つ風元素の神の目の代償、それは〝親しい者を失う〟こと。
つまり、風元素の神の目を手に入れてしまったばかりに弟は神の目の代償として死んでしまったのだ。
その日からグリムは右手に風元素の神の目を、左手に氷元素の神の目をつけるようになった。
本来、既に神の目所持者に二つ目が来ることはない。しかし、もし抜け殻をもって神の視線を一身に集める瞬間があれば、二つの神の目が反応するのかもしれない。
そんな可能性の物語。
| プロローグ | |
| 一話 モンドの復讐コンビ | |
| 二話 四大家系 |