さて、小学生以来の絶賛木登りなうな訳なんですが、どうやら近づいて来たのは1人だけみたいだな。無線らしき会話は聞こえてくるが詳細までは聞き取れない。多分女性だな、しかも年下と見た。
「ホントにここなんですか?その・・・人が転移してきて倒れてるってのは?」
やっぱり俺探してるし。服装は布地のズボンにTシャツ、何故かこの森の中でローラーブーツ。一番異常なのは右手に着けたなんかゴッツイナックルか。リボルバーも付いてるから射撃も出来そう。・・・重たくなかったら俺もあんなの欲しいなぁ。身のこなしを見てもある程度の訓練をしているのはわかる。
でも、戦場で必要なモノが足りてないな。・・・注意力と経験だ。チョイと気が引けるが状況も確認したい。奇襲して武装解除、それからお話を聞きましょうかね。丁度木のすぐ下に来てくれているから飛び降りて背後だな。とりあえず拳銃抜いて、装填は・・・着地と同時だな。念のために身体強化は全身に。3-2-1-GO!
チャキンッ
「動くな、無線を切れ。ヘタなコトしたら撃つぞ。」
………
八神部隊長に転移者の捜索をお願いされて指定ポイントに着いたと思ったらいきなり木から背後に飛び降りてきて銃を突き付けられました。スバル・ナカジマです。多分この人なんだろうけど、隊長の言ってた捜索対象。言われた通りに通信は切った。とりあえず話して落ち着いてくれるといいんだけど・・・。
「まずはその武器を預かろうか。こちらも危害を与えるつもりはない。いくつか質問に答えてくれれば解放するし、武器も返す。」
リボルバーナックルのことを言っているみたい。悪い人ではなさそうだし、指示に従ってナックルを預ける。
「判りました、お答え出来る事なら話しますんでその銃降ろして貰ってもいいですか?」
「ん、いいだろう。まずは君の所属を聞こうか。身分証も出してくれ。」
………
身分証と聞いて見たのには理由がある。軍属の人間は例え外出時でも身分証は持ち歩くのが規則となっていることが殆どだ。これで軍の身分証が出てこなかったら民間人の証明になる。・・・が、見たことも聞いたこともない所属を当たり前の様に言われてしまった。
「時空管理局機動六課所属、スバル・ナカジマ2等陸士です。」
時空管理局?少なくとも俺の知っている軍でそんな名前はなかった。
「じゃぁ次だ。ここの地名は?」
「ミッドチルダの・・・・・・・・」
うん、わからん。地球上にそんな地名はなかった・・・はず。
「・・・スバル2士からみての俺の今の状況は?」
「次元漂流者ですね。いきなり飛ばされて見知らぬ土地、誰だって不安になりますよ。」
「最後の質問だ。君達はなぜ俺を探していた?」
「私は部隊長に言われて・・・」
「その部隊長と話すこと、出来るか?」
さっきの会話の相手は恐らくその隊長のはず。後味悪くなるがこの子を上手く交渉のカードにして対応していこう。
「できますけど・・・繋がりました。どうぞ。」
さて、狐が出るか、狸が出るか。情報を聞き出さないと。
はい。遂に原作メンバーとの邂逅です。
今回の様な状況にするか、模擬戦中に転移させて戦わせるか悩んだんですが、どう考えても実弾を使わざるを得ない状況になりそうなのでこちらにしました。
なら誰を向かわせるか。スバルとエリオの2択でしたがエリオには今後頑張って貰うのでスバルです。スバルカッコいいし可愛いよねっ!
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