この貧乏ポンコツ店主に祝福を・・・   作:黒音195(kurone)

32 / 32
過去編!vsセナ

 

「サトウカズマ!貴様を国家転覆罪の容疑で拘束する!」

 

翌日、王都から派遣されてきた騎士と検察官、セナさんはカズマさんを見つつ険しい顔で言い放った。

 

「ちょ、ちょっと待ってください!」

 

「はい?」

 

「国家転覆罪ってなんですか!?」

 

その言葉を聞いて全員ずっこけた。だって知らないんですもん!

 

「んんっ!国家転覆罪とは、国家の存立や基本的な統治秩序を暴力的に破壊しようとする行為を処罰するものです。」

 

「?ならカズマさんがそれに該当するとは考えられないんですけど・・・」

 

「いえ、彼にはアンデッドのスキル、ドレインタッチを使用したという目撃情報もありまして」

 

「それがなんで罪になるんです?」

 

「これはリッチーのスキルで」

 

「冒険者してたらリッチーだろうと会うと思いますよ?実際私もリッチーに会ったことありますし・・・その時に盗み見て使い勝手が良いから覚えたんじゃないですか?」

 

「ですが、彼には魔王軍関係者と接触したという情報も!」

 

「以前アクセルの街にデュラハンのベルディアという魔王軍幹部が来ましたよ?知らないんです?あぁ、知りませんよね、あの時も私達冒険者が倒しましたし」

 

「では、領主の屋敷を狙ってコロナタイトを投下したというのは?」

 

「狙ってやってるわけないじゃないですか、場所も知らないのに」

 

「・・・なら率直に聞きましょう。サトウカズマは魔王軍関係者ですか?もしくはテロリストですか?」

 

「どちらもNoです。魔王軍と敵対してるって点ではある意味で関係者に当たるかもしれませんけど」

「・・・分かりました、今日の所は貴女の顔を立てましょう。小さな冒険者さん。ですが、領主殿の屋敷の賠償は払って頂きたい」

 

「因みにそれって幾らくらいなんです?」

 

「貴女には払えないでしょうけど、3億エリスです」

 

「3億・・・3億かぁ・・・・・・それって今じゃなくてもいいんですよね?」

 

「えぇ、借財という事になりますが払えるなら」

 

「因みに、その領主?が逮捕されたりしたらどうなるんです?」

 

「おかしな事を言いますね、領主殿に限ってそんな事は・・・」

 

「私知ってるんですよ、大人って皆意地悪で傲慢で、悪い事をしてもごめんなさいが出来なくて、あまつさえそれを隠すんだって」

 

「・・・貴女、その歳でどんな経験を?」

 

「今は関係ないので」

 

「・・・そうですね、確かに今は関係ありませんでした」

 

「それで、もし領主さんが悪い事してて、バレて捕まったとしたら・・・払わなくても良くなりませんか?」

 

「えぇ、その場合は大丈夫です」

 

「言質、取りましたからね?」

 

「私は嘘をつかないので」

 

「そうなんです?私は嘘つきです」

 

チン、と初めて机に置かれていたベル型の魔道具が鳴る。いつの間にか置かれていたらしいそれは、嘘を看破する魔道具だそうだ。日本で言う嘘発見器?らしい。

 

「・・・正直者なんですね」

 

「?大嘘つきですよ、私」

 

チン、と再び鳴る。

 

「私この魔道具嫌いです、ついでにおねーさんの事も嫌いです。」

 

チン

 

「私は好きですよ、どんな些細な嘘も見破れますから」

 

 

このすば!(今度これ作りましょうか)

 

検察官の人と騎士団が帰っていき、ギルドは騒然として行く。

 

「あの検察官に少しも怯まないで押し問答するとかすげぇな!」

 

「流石店員ちゃんだぜ!」

 

「よっ!アクセル1の魔法使い!」

 

「・・・さて、私はこれから用事あるのでこれで失礼しますね」

 

「お、店番か?頑張れよー」

 

 

このすば〜(恥ずかしいのです)

 

 

過去にミユがやらかした話・・・

  • 見たい
  • 見たくない
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。

評価する
一言
0文字 一言(任意:500文字まで)
※評価値0,10は一言の入力が必須です。参考:評価数の上限
評価する前に 評価する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。


  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

読者層が似ている作品 総合 二次 オリ

この素晴らしい魔道具店副店主に幸福を!(作者:白峰 真紀)(原作:この素晴らしい世界に祝福を!)

▼ カズマがいた世界とは更に別の世界からやってきた主人公、伊青悠也。紆余曲折あってリッチーのウィズが経営する魔道具店の副店主になり、日常を過ごしていくお話。▼ *基本的に原作沿いですが、一部オリジナル話を入れていこうと考えてますのでご了承下さい。▼ このすばは書籍版とWeb版全読破。アニメは1期のみ履修。爆炎やよりみち等短編その他諸々も大体見てます。▼ 出来…


総合評価:109/評価:-.--/連載:27話/更新日時:2026年05月21日(木) 06:00 小説情報

この小さな母娘に幸福を!(作者:赤いUFO)(原作:この素晴らしい世界に祝福を!)

若くして子を産み、娘と共に死んでしまった少女、白河凉葉。▼彼女は女神エリスにより、別世界への転生を果たす。▼そこで彼女は個性的な冒険者のパーティーに住み込みで家政婦として働きながら娘を育て、今度こそ幸せを掴む物語。▼春風駘蕩さんに素敵なイラストを頂きました。感謝です。▼【挿絵表示】▼


総合評価:3537/評価:7.57/連載:86話/更新日時:2026年05月22日(金) 06:00 小説情報

このすば*Elona(作者:hasebe)(原作:この素晴らしい世界に祝福を!)

あなたはノースティリスの冒険者だ


総合評価:108986/評価:9.62/連載:151話/更新日時:2025年08月21日(木) 21:41 小説情報

転生者がfate世界でノッブの家臣になって英霊になるまで(作者:ゼロさん)(原作:Fate/)

織田信長の家臣『有須浦 増麻(アスラ ゾウマ)』は転生者である。型月特有のYAMAで体を鍛えたアスラは身長2m60cmの巨大な体と転生する際に貰ったチート。そしてガバガバな知識チートと倫理観でノッブに擦り寄り出世を目論むのだ!▼転生者「あなや〜!凶弾(チャカ)をいっぱい撃てば人が死ぬなり〜!」▼ノッブ「コイツ拾ったの間違いだったか⋯?」▼作中で薬物に関する描…


総合評価:1375/評価:7.48/完結:10話/更新日時:2026年06月17日(水) 14:53 小説情報

オラリオで娯楽革命を(作者:寝心地)(原作:ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか)

オラリオでテレビゲームとか携帯ゲームとかカードゲームとか作って売っちゃう話。▼ダンまちにゲームキャラが転生とかゲームキャラで転生とかはあるけどゲームその物がオラリオにあるのって見ないなぁ〜と思って作りました。▼


総合評価:3087/評価:7.46/連載:106話/更新日時:2026年07月03日(金) 10:00 小説情報


小説検索で他の候補を表示>>