中々出てこないもんですね。でも感想のお陰でモチベがちょっと戻ってきました。有り難や。
⚠︎かなり無理やりな独自解釈の元独自性溢れる術が出てきます。思いついちゃったんです。許して← 後書きに説明と言い訳を書いておきました。
「五条先生を物理的にぶん殴れる方法ってあるんすか?今のままだと多分ぶん殴るより先にぶった斬っちゃいません?」
「そりゃそうだ。僕最強だから出来ない…なんてのは巡の剣があるから言えないか。ある事はあるよ〜。僕の術式をどうにかすれば良い。無効化したり乱したり。昔なら不意打ちも選択肢に入ったけど今はなっしんぐ!」
「なんにせよ術式は相手にしなきゃならんと。」
「そーゆー事。巡は領域展開出来るんでしょ?なら領域展延も術式の対抗策にも入ってくる。出来るはずだしやってみたら?」
「後でちゃんと教えてくださいよ?」
2月。百鬼夜行も片付き高専の復旧も終わりに近付いた頃の校庭での会話である。その後理論と効果諸々は習ったがちゃんと実践を見てもらったことは無かった。今の今まで。
学年が上がったり、担任が変わったりと五条悟と千葉巡は気軽に会える程度の距離感にはなれていなかった。
今の担任に聞いても使えないと言うし、五条先生は自分の任務と1年の世話で大変だからといつの間にやら頭の端に追いやられていたのだ。
領域展延の主な効果は自らの身体の周りに領域の性質の膜を創り満たす事による領域効果の中和。簡単に言ってしまえば相手の術式を中和し無効化する術である。
その代わりに発動している間自らの生得術式は使用できないといったデメリットも含まれる。
さて、これを巡が発動した場合どうなるか。
記憶の端に追いやっていたソレを引っ張り出すことに成功する。五条先生なら何れ解析して解除出来るかもしれないが自分は厳しい。故に何でもできそうなら試してみようと行動に移す。
「五条先生、ちょっと時間貰います。」
「おっけー。」
帳の前で構築していた須佐能乎を解除すれば帳とも、五条先生とも少し距離をとる。
領域展開、それを自らの身体の形に押し固める。簡単にいえばそれまでだが難易度は高い。集中力を最大限に高め呪力をイメージ通りに形作る。
須佐能乎の様に鎧を纏い、その中を水の様に領域の性質を持つモノで満たす。数分で完成した巡の領域展延。その雰囲気の変わり様に五条先生は態々巡の方に六眼を向けた。
白い羽織に謎の錫杖。黒球達が背中に張り付くように回りながら付随し、極めつけは眼とその身に纏う呪力では無い何かに大きく目を見開く。
そう、身体の周りを領域の性質である自然エネルギーで満たす事により擬似的に六道仙人モードを発動する事に成功したのだ。
額には布が巻かれ第三の目は開かれていないもの両眼は既に輪廻眼と成っている。生得術式は使い物にならなくともこれら全て瞳の固有能力に過ぎない。
ゆっくりと浮かび上がり帳の真上まで浮かび上がれば、五条先生もそれに続くように真横に転移してきた。
「巡の生得領域って面白いよね?」
「木しか無いとこですよあそこ。皆もそんなもんでしょうけど。」
「僕のは先ず物質なんかないけどね。後で色々聞くとして、どうやって帳を破壊する?」
「帳を構築している楔は見えたのでそれを破壊するだけですね。『畜生道・六道口寄せの術』見えるあの杭みたいなやつ全部破壊してこい。」
生得術式は使っていない。これこそが六道の便利なシステム。口寄せ主体の畜生道から他に五つある輪廻眼に備わった基本能力。本来ならば領域展開発動時で無ければ発動出来なかったこれらも領域展延時には使用することが出来るようになった。
空中に口寄せの陣が現れたと思えば大きな煙が立ち、収まったと思えば両目が輪廻眼で構成されている頭が2つの巨大な犬と同じ程度の大きさのカメレオンが口寄せされる。
巡からの命令が発せられれば犬は奔り、カメレオンは空間に溶ける。他の案の方が早かったりはするのだがこれが他の生徒や先生を巻き込みかねない故の判断。「天道・地爆天星」で地面ごと根こそぎ粉砕して星にしてしまう案も考えたが多分それをすると地図が変わらざる得ない。
「この輪廻眼は産まれた時から縛られているみたいで、普通は使えないんですよ。俺が領域展開を習得した時に初めて開眼したのでそれが条件かなぁと思ってたんですけど…多分違いますね。【自然エネルギーを眼に通した時のみ使用可能】かな?」
五条先生の眼は誤魔化せないなぁと横目に見つつ、簡単に説明をする。領域展延の性質上巡の身体の周りには常に領域の性質で満たされている。故に自然エネルギーで満ちている事と同等であり、巡の身体は自然エネルギーを無理なく吸収出来る身体に仕上がっている。
求道玉や羽織は一緒に現れた付属品。輪廻眼を揃え条件付きではあるが第三の輪廻写輪眼も持つ巡だからこそ現れたとも言える。
見た目で帳が上がることが分かる数秒前に帳が完全に破壊されたのが輪廻眼により確認される。
用済みである口寄せ獣を解除すれば片手にある錫杖をクルクル回して一応の間合いや感覚を馴染ませる。反撃の時間…では無く蹂躙の時間。五条悟と千葉巡、特級の括りすら嘲笑うような二人が戦場を俯瞰する。
「うんうん、悠仁もちゃんとパワーアップしてるね。あそこは悠仁、真希、葵に任せて良さそうだね。じゃ僕はこっち、巡はあっちだ。」
指を刺された先には歌姫先生と見た事の無い呪詛師。五条先生が向かう先は楽巌寺学長の元。瞬時に転移できる五条先生においてけぼりにされながら真っ直ぐトップスピードで歌姫先生の所へ向かっていった。
領域展延→術式を中和する代わりに自分の生得術式が使用不可になる技術。巡の術式である六道呪術は使用できなくなります…が、それ以外は使えるという抜け道が見つかってしまった為写輪眼及び輪廻眼の能力は使用可能というガバガバ設定になってしまいました。
相手の術式を中和しながらこっちは輪廻眼の力が使える強さバケモンみたいなやつの完成は反省してますが多分こうもしないと筆が進まない才能のない作者を呪ってください。
感想評価頂けるとほんとやる気になります。よろしくお願い致します。