トムホ版ピーターになっちゃった… 作:匿名
携帯に表示された名前に顔を引きつらせながら通話に出るピーター。
「あー…やあ、セーブル、急になんの用?パーティのお誘いならまた今度にしてくれる?」
『黙れ。要件の前に貴様の口を縫い付ける必要がありそうだな』
「おっと、怖いなぁ。それで、なんの用?」
『チッ…まあいい。貴様はバルチャーという男を知ってるか?』
聞き覚えのある名前にピーターが目を見開いて、ネッドを見る。ネッドも首を傾げてピーターを見ていた。
「ねぇ、なんで君が彼を知ってるの?」
『シムカリアの状況は知ってるな?』
「確か内戦してたよね…って、もしかして」
『そうだ。奴の作った武器が私の国に流れてきた』
「…何それ最悪。ねぇ待って、君ってもしかしてニューヨークに来てたりする?」
『後ろを見てみたらどうだ』
その言葉にバッと後ろを見てみると、ガラス張りの壁の向こうにあったのはどこか見覚えのある戦闘機。というかセーブルの戦闘機だった。
「…マジ?」
「おいおい、なんだありゃ」
「シムカリアの戦闘機!多分セーブルが乗ってる」
慌ててスパイダースーツを着たピーターはガラスを開けてもらって戦闘機の上に飛び乗る。
「ねぇネッド!ちょっと行ってくるけど…アークリアクターの事よろしくね!」
「あっ!おい!…全く、アイツってほんとに…」
ネッドを置いてけぼりしたピーターは戦闘機の中を覗き込む。中には不機嫌な顔をしたセーブルの姿があった。
「ねぇセーブル!中に入れてくれない?」
「…さっさと入れ」
空いた窓の中に飛び込んだピーターは席に座ってきちんとシートベルトをしめる。
「シムカリアはどんな状況なの?」
「最悪だ。当たった瞬間人を炭化させる銃だの反重力ガンだので溢れかえってる。今のシムカリアはバルチャーからすればいい資金源になってるだろう」
「ハンマーヘッドの件が片付いたと思ったら次はバルチャー?最高にクールだね。…ねぇカレン、シムカリアの様子って見れる?」
『検索してみましょう』
ピーターは顔を顰めると、カレンに検索してもらった映像を見ると、紫色の石がハマった武器を持った兵士が戦っている映像が流れる。
「うわっ、これはやばいね…。セーブル、なにか作戦とかある?」
「そんなものは無い。奴を始末さえ出来れば良いからな」
「相変わらず君って脳筋。でも明後日僕に用事あるんだよね」
「用事?なんだそれは」
「学力コンテスト!ワシントンであるんだよね」
身振り手振りで大袈裟に話すピーターにため息をついて、鼻で笑うセーブル。
「貴様は本当にお気楽だな。…まあいい。なら、奴を殺るならその後だ」
「ありがと。でも僕の前では誰も殺させないよ」
「ふん、相変わらず甘いな」
またも鼻で笑ったセーブルにムッとした様子でピーターが腰に手を当てる。そんなピーターの様子を見てまた鼻で笑うセーブル。
「酷いなぁ…って、ねぇ。アレなに?」
「知るか。銀行強盗かなにかだろう」
「だよね…じゃ、ささっと捕まえてくるよ!また何か進展あったら後で連絡ちょうだい!」
返事は無かったが、多分連絡してくるだろうとタカを括ってピーターは飛び降りる。ピーターが飛び降りた瞬間、セーブルの戦闘機は透明になってその姿を消した。
これを書くのは久々すぎてなんか変なところがあっても許してください…
それか、こっそりここ変って教えてください…。
セーブルがムズいなんて物じゃない。