2周目モモンガの肩肘張らない支配者生活   作:ゆいニキ

12 / 13
第12話

「先程言ったように、俺は世界征服には全く興味がない。

 

今世での俺の目標は、お前たちと楽しく穏やかに、家族として暮らしていくことだ。

 

もちろん、何かしらの脅威があるのならば全力で抗う。

しかし、基本的な方針は専守防衛だ。

 

 

地上で何かあったとしても、それは俺たちは関知しない。

俺たちの名前を知らしめる必要も無い。

 

 

もしかしたら、影で暗躍する必要があるかもしれないけど、要らない敵を作らないように動く。

 

 

あとは、できるだけお前達の望みもある程度叶えさせたいとも思っているよ、俺たちは同じナザリックに暮らす家族なんだ。

あまり、家族には遠慮をさせたくないんだよ。

 

 

 

さぁ、では、デミウルゴスとアルベド、パンドラズアクターは後で俺のところに来てくれ。色々今後について具体的に話すことがある。

そこで決まったことは、他の者達に通達しようか!

 

 

じゃあ、一旦解散!」

 

 

《デミウルゴスside》

 

「モモンガ様が仰ったことが全て事実ということは、

1周目でモモンガ様と共に過ごした私達は、モモンガ様に支配者であるようにとの望みを押し付け、あげく主の真意を汲み取ることなく暴走してナザリック崩壊に追い込んだ

、ということですか…………

 

そして、モモンガ様はその、あまり頭がよろしくも無い、とも……

信じ難いですが……

 

いえ、でもそうなのでしょう。

モモンガ様を『深謀遠慮を体現したようなお方だ』と認識している今のこの私の反応こそが、モモンガ様のお言葉の正しさを証明していますね。

 

 

……モモンガ様は私達の望みを叶えたいとおっしゃいましたが、私達こそモモンガ様の望みを叶えたい。

そう思うのは不敬でしょうか?」

 

思わず声に出てしまった言葉に、カツン!と靴を鳴らしたパンドラズアクターが答えた。

 

 

 

「ンモモンガ様が先程仰っていたではありませんか!

 

 

私達ナザリックの者たちと、家族として穏やかに過ごしたい、と。

 

これこそがモモンガ様が、2度目の生を受けて、そして見出された望みなのですよ。

 

 

それならば!

畏れ多いとは思いますが、私達は今まで抑えていた気持ちは我慢しないで思う存分甘えても構わない、ということかもしれませんよ?

 

 

…これはもしや、私はモモンガ様を『父上』と呼んでもいいということでは?

 

 

ンン父上ぇ!!!んん〜、いい響きです!」

 

「なっ!ちょ、パンドラズアクター、それはズルくない?アタシだって、お父さんって呼びたいんだけど!

 

もしくは、あな、た…とか…ゴニョ」

 

「お、お姉ちゃん!ボクも呼びたいよ…パパ…えへへへへへへ」

 

「私ハドウニモ…父上…トイウヨリモ主君カ、殿ト呼ンデミタイ」

 

 

「パパ?お父様?親子プレイ?

 

これがキンシンソウカンというものでありんすか?ペロロンチーノ様ぁ!ウヘヘヘヘ」

 

 

「くふ、くふふふふふふふ…タブラお父様がモモンガ様に私を託したということは、嫁入り!?

 

というかもう夫婦!?

 

旦那様とお呼びするべきかしら?

悩むわぁ。」

 

 

 

うん、みんな結構大丈夫そうだね。

プレアデス達もみんな嬉しそうだ、珍しくシズも嬉しさが分かりやすい。

 

 

 

どうやら私は難しく考えすぎていたようだね。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

確か、モモンガ様とウルベルト様はご兄弟のように仲良かったはずだ。

 

 

私にとっての、叔父ということになるのかもね…

 

 

 

 

 

 

 

《モモンガside》

知恵者の3人を呼んで、この世界に関して軽く話しておいた。

 

周辺国について、過去に転移してきたプレイヤー達、武技とタレントの存在、

竜王達と彼らの使うワイルドマジック…

 

「まぁ、こんなもんか。詳しくは、俺が前準備としてやってきたことも含めてアッシュールバニパルに製本して置いてある。

 

 

とりあえず、早めに済ませたいことについて話すか。

1つ目は、防衛方針の見直しだね。これに関してはアルベドとデミウルゴスの2人で詰めておいてくれ。

2つ目、大凡は分かっているけど一応情報収集もしておきたい。

恐怖公の眷属を使おうか。彼の眷属を放って誰にも悟られずにどんな細かいことでも情報を集めて、3人で纏めてくれ。

 

 

3つ目、ユグドラシル金貨の収支に関してだ。これはパンドラズアクターに任せたい。

ナザリックの施設は基本的にユグドラシル金貨を消費することで稼働しているのは分かってるね?

 

エクスチェンジボックスを使えば容易にユグドラシル金貨を得ることができる。

そのためには元になるアイテムが必要になるんだが、

俺はユグドラシル金貨に依らないナザリック内での食材や物資、資源の供給施設をユグドラシル時代に作っている。

 

この供給された物や、作られたアイテムの換金率を調べてリスト化して欲しい。」

 

 

「わかりました(ン)モモンガ様!」

 

 

「この最優先事項の3つが済めば、みんなで食事会でもしようか。

 

終われば、BARナザリックで酒も飲もう!」

 

「「「!!??」」」

 

「「「全力で当たらせてもらいます!!!」」」

 

 

「うん!楽しみにしてるよ!」

 

 

いや、本当に楽しみだなぁ!

 

ナザリックの食事と酒は美味しいんだろうなぁ!

楽しそうだ!!




お久しぶりです。

またダラダラと書きますので、のんびりとお待ちください。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。