あれからギルメン達は次々と去っていき、前世と同様、俺だけが残った。
ただ一つだけ違ったことは、
皆、ユグドラシルを遊び尽くし、トップギルドに立ったことで満足したのか、前世よりも比較的早い時期にゲームを離れて行ったことだ。
寂しい気持ちはあるが、彼らの子供とも言えるNPC達を俺に正式に引き継がせでくれたので、感謝しかない。
1人になってからはNPC達にたまに声をかけたり、外の資材やアイテム集めに連れて行ったりと、結構楽しんでいる。
傍から見ればだいぶヤバい奴だが、そんなものを気にするような小心者な気持ちはドブに捨てた。
金で手に入るアイテムや資材に関しては、第1優先はスクロールの大量入手だ。
また、課金によるデータクリスタルでナザリック内部に、食材や資源の供給施設の建築を行った。
これにより、転移後はナザリック内での自給自足(地産地消)が可能になった。
ユグドラシル金貨集めに困ることは無さそうだ。
サービス終了が近づいてきた。
そろそろワールドアイテム集めを再開することにした。
ワールドアイテムは基本的にどれも危険だが、特に危険と目をつけていたものを優先することにした。
ワールドアイテム「傾城傾国」
の入手
シャルティアを洗脳した忌々しいワールドアイテムを今世にてようやく特定した。所持していたギルドを単騎で襲撃。奪取して、宝物殿にぶち込んだ。
ワールドアイテム「ロンギヌス」
前世にて敵対して自身の死の原因となったギルドを発見後、交渉を行いそのギルドの活動が活発じゃなくなった頃に譲って貰った。
それを契機にそのギルドは解散した。
ついでにアイテムもくれた。
これにて転移後の不安もなくなった。
そのアイテム群の中に、ウロボロスが混ざっていた事に思わず奇声を上げたが、これに関しては俺は悪くない。念の為宝物殿にぶち込んで封印指定しておいた。
いよいよ今日はサービス終了日だ。
念の為ギルメン達に連絡をしたが、思っていた通り、誰も未練を抱いてないので戻って来ることは無さそうだし、仕事も忙しいらしい。
どちらかと言うと俺も1人の方が都合がいいので、良しとした。
最終日なので娯楽用に貯金してたリアルマネーは全て課金に回し、シューティングスターやデータクリスタルを複数個ゲット、
他にもワールドアイテムやゴッズアイテム、シューティングスターまでもが箱詰めで大量に投げ売りされてるので、余すことなく購入していった。
その中に、
ワールドアイテム「ネームレススペルブック」が入っていたのはご愛嬌だ。
八欲王達が持っていたらしいが、今世では俺が持っていく。
転移後の新しい魔法の修得に役立ちそうだし儲けものである。
サービス終了まであと数分だ…
全階層を訪れ声をかけて行き、
玉座の間に全てのNPC達を集めた。
アルベドに関しても、俺が知ってるアルベドは、俺が書き換えた設定を持つアルベドだ。少しだけ申し訳ない気持ちもあるが、そもそも今世での俺の行動が自己中心的で、自己満足によるところが大きい。
だからこそ、あの一文を。
「モモンガを愛している。」
準備は万全だ。出来うる限りの対策は施した。それも全力で楽しんで、だ。
もう………
この世界には悔いはない。
「アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!!!!!!!」
『『『『アインズ・ウール・ゴウンに栄光あれ!!!!!!!』』』』
あぁ、……俺は戻ってきた……
家族がいる……
歪んでる自覚はある。
だが、俺は、この子達と一緒にいたい。
「ねぇ、俺の子供たち、お前たちに話があるんだ」
いよいよ、モモンガさんが転移しました!
考えられる限り、万全を期した対策が取られてます。
ナザリックLvルナティックです。
戦闘シーンはほぼないですが、万が一彼らに敵対すると、殲滅以外ありえません。