白兎に遺された、最強と最恐の造られしもの   作:覇幻

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かなりご無沙汰しております。
一身上の都合により、更新できませんでした。
頑張って何とか更新できました。

今年最後の更新です。
今年は多く見ていただき、ありがとうございました!
2026年は1話でも多く更新できるよう頑張ります!


第439話 暴喰、絶句

この糞爺…。

この場をかき回しやがったな。

 

もうめちゃくちゃだ!

くそっ!【ゼウス・ファミリア】のいつものパターンじゃねえか!

何で俺は見抜けなかったんだ!

はぁ…たるんでいる証拠だな。

 

しかし…あのようなヘラは初めてみるな。

今までのヘラはちょっとしたことでも、もの凄いヒステリー起こすんだけどな。

気軽に話しかけられたのはあの馬鹿だけだ。

俺やマキシムでも覚悟をしておかないと駄目なのにな。

 

あのツラ………また何かを企んでいるな。

ヘラのことを聞くなら今だな。

「おい、爺。ヘラが俺の知っているヘラと違うんだが?」

『んむ?あー、ヘスティアじゃな。ヘスティアがおるとヘラはああなるんじゃ。』

「……神ヘスティアがいないと、あの時のヘラになるのか…。」

『いや、あの時は更にひどくなった状態じゃ。100年に1回ぐらいヘスティアのあのぱふぱふにヨシヨシされないと禁断症状が来るんじゃ、ヘラは。』

「は?ぱふぱふ?ヘラが?ヨシヨシ?」

あの女神が?

誰にも屈することもなく頭を下げることがない女神が?

えげつねえことを平気で笑いながらやる超絶サディストの女神が?

 

あり得ねえ!

神時代最恐と言われたヘラが?

「おい糞爺、嘘こくんじゃねえ。あのヘラがそんなことするわけないだろうが!」

『事実じゃ。ヘスティアのアレは別次元じゃ…。天界を滅ぼすほど怒り狂ったヘラでも一瞬で穏やかになる恐るべきモノじゃぞ…。』

「何…だと…。」

『デメテルもでかいが、ヘスティアのはでかいだけではない。全てを包みこむ…そう誰もが純粋な素直なバブ神になってしまうものじゃ、荒ぶる神だけでなく頑固な鍛冶神でもクソガキな旅の神でもな…。オリンポスの神々で、ヘスティアのアレにお世話にならなかった神はおらんし抗った神もおらん。そう!イロイロとしでかした儂でもな☆アレは恐ろしいモノじゃった…。神でもそうなるのじゃから、お主ら子供はもっとじゃろうな。』

まじかよ…。あのヘラが?想像もできねえな。

そういえば、この爺とヘラより年上と言ってたな…あのようなナリでか?

神は本当にワケわからん。

ベルは本当にいい女神を当てたな。

 

「そ、そこまでなのか…。なら、降臨する時に神ヘスティアを連れてこいよ!おかげで俺等があんな目に合うことがなかっただろうが!」

『あー無理じゃ、無理無理。ヘスティアは天界でも上位に入るぐらいのグータラじゃ。引きこもったら、全力の儂でも引っ張り出すことすらもできん。それに、あの時は地上がヤバかったから至急降臨する必要があったんじゃ。』

……さすがに完全無欠とはいかないか。

まあ、グータラ程度なら問題ないだろう。

この爺の破天荒な行動とヘラの暴虐ぶりと比べれば、屁でもないな。

改めて思うぜ、ベルは本当に大当たりの女神を引いたな。

 

「……ベルは本当に運がよかったんだな(俺等と違ってな)。」

『それは確かじゃな。安牌のデメテルあたりを予想しとったがのう…。まさか、確率激底のヘスティアに拾われるとは思いもせんかったわい。それを聞いた時は思わずガッツポーズしたぞ?』

そうだな。

神デメテルでもいいが、あの女神がいてもこの馬鹿夫婦の喧嘩を止められなかったからな。

むしろ、ヘラから睨まれるぐらいだ。

…そういえば、神ヘスティアがヘラから責められるのは復活してから見たことないな。

むしろ、構ってくれとつきまとうのをよく見るぐらいだな、

 

はぁ…、15年前いや1000年前に一緒に降臨してくれればよかったんだがな。

そうすれば俺等が黒竜に敗れた後でも残った団員ごと、特にメーテリアを引き取ってくれただろう。

いや、まとめてオラリオを追放されていたかも…。

 

いかんな、俺までもたらればにハマってしまっているな。

「俺もそう思う。ん?じゃあ、ベルはアレを毎日?」

『いんや、メイに聞いたんじゃがなかったようじゃな。もったいないのう…。』

「そうか…。それ以前にベルは爺ほどやらかしはしないだろ?」

『イロイロと教え込んだのにのう…。』

「おい、アルフィアたちが怒るのも無理ないぞ…。今は無乳のところへお鉢が回っているがな。」

『ふははは!儂の策略にこう乗せられるとはな!』

「この糞爺…。」

はぁ…本当に変わらんな、この糞爺は。

ベルはこの爺と14年間も過ごしてきたというのに、何故ああ純真無垢なんだ?

俺等でも例外ではなかったぐらいなのによ。

偉業に値するぜ…。




ザルドの苦労が滲み出ていますね・・・。
ダンクロでもベルに対して、アルフィアと違い甘々で親戚の叔父さんとして接していましたね。
あの後、アルフィアに
「は?洗礼を浴びせなかったのか?何を考えている!」
「あの子は14歳か…7年後か。待て、なぜ知っている?話した?おい、詳しく話せ!」
「ふざけるな!きゃっちぼうるだか知らんが、あの子と遊んでいただと!?」
「しかも飯と一緒に食っていただと!?私でもしたくてもできなかったというのに!」
「殺す…殺してやる!」

エレボスは。
「まあまあ「「お前は黙れ。あの子と同じ声をしている。せっかくの余韻が薄れるから黙れ」…ハイ。」

と予想してみました。

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今年は多くみていただきありがとうございます。
来年も更新しますので、ぜひ見ていただけると嬉しいです!

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