やはり俺のぼちキャン△は間違っている。   作:乱A

10 / 16
(`・ω・)前回はお気に入りが減ったりするんじゃないかとヒヤヒヤしてました。


第八話「キャンプ会議」

=放課後、野クルのメンバーは何時もの裏庭に集まっていた=

 

「よぉーしお前ら、野クルのメンバーも三人になった事だし改めて冬キャンについて話し合いをするぞ!」

「おす!」

「オス!」

「ぶちょう、いつキャンプするんですか?」

「おう、それを今から話し合うぞ」

「ぶちょう、どこでキャンプするんですか?」

「それも今から決めていくぞ」

「ぶちょう、おやつは…」

「よーし、ちょっと黙ろうか」

「ぶちょう!」

「だからなー」

「あそこに八幡君がいます!」

「何ぃ!よし者共、ひっ捕らえろーーっ!」

「「おーーーっ!」」

「な、何だ何だ!?」

 

 

 

ー◇◆◇ー

 

八幡~

 

まあ何だ、色々と柔らかかったです……

じゃ、なくて!

 

「一体、何の用だ?」

 

結局、各務原に捕まってしまった俺はこいつらと一緒に焚き火を囲んでいる。

 

「私達も本格的にキャンプしよーって話しとってな、ちょっと経験者に色々聞きたいんよ」

「それならこの前も志摩と一緒に教えてやったろ」

「そーなんだけど、あたし達は初心者ってゆーか、キャンプ自体やった事無いからもちっと詳しくお願いします」

 

大垣が頭を下げてそう言うと他の二人も一緒に頭を下げる。

嫌って言えねーじゃねぇか、一種の脅迫だよコレ。

 

「はぁ…、まずは持っていく道具をまとめてみろ」

「「「おーーー!」」」

 

「テントと寝袋」

「着替えと歯みがきセット」

 

大垣と各務原が提案を出し、犬山がメモにまとめていく。

 

「ランタンと懐中電灯」

「トイレットペーパーとごみ袋」

 

「レジャーシートと調理道具」

「マンガとおかし」

 

「ハンモックとウクレレ」

「わんことフリスビー」

 

「途中からキャンプ道具や無くて遊び道具になっとるでー」

「まあ、後はそれらの道具が実際にあるかどうかだな」

「えっと、テントはあるし、コンロは」

「うちにあります。リンちゃんとのキャンプで使った実績と信頼があります」

「テントとコンロはOKやな」

「ランタンは防災用のがうちにあるぞ」

「これもOKやな」

「それから…」

 

などと道具類をまとめていく。

足りない道具などは俺が貸してやっても良いんだが、それではこいつらのキャンプにはならないだろうからあえて黙っておく。

 

「後はキャンプする場所の情報などを事前に調べておく事だな」

「おお、確かにそれは大切だな」

「聞いた話やけど、いきあたりばったりでキャンプしよーとしたら異世界に行ってもーて魔王と戦う事になってもーた人がいるんやて」

「ええっ!そ、それでその人どうなったの?」

「無事に魔王は倒せたんやけどこっちの世界には帰って来れんやったんやて」

「そんな!うう~かわいそうだよ~」

 

各務原は犬山の話を信じきっている様だが、帰って来れないのならその話は誰が伝えたのだろうかという事に気付いてはいない。

 

「おい、なでしこ。奴の目を見ろ」

「え?」

「……うそやでー」

 

大垣の言う通り犬山の目を見て見ると、その目は明後日どころか来月あたりを見ていた。

 

「悪いが俺はバイトがあるからそろそろ帰るぞ」

「そっかー、あんがとな比企谷君」

「残念だけどしかたないね。じゃあ、また明日ね八幡君」

「また今度頼むわ比企谷」

 

もうごめんだと思うものの、結局は逃げられねーんだろうな。

 

 

 

 

ー◇◆◇ー

 

志摩~

 

放課後、誰もいない図書室で私はスマホで写真を見ている。

この前に麓キャンプ場で撮ったでかい顔の建物や富士山、わんこ共。

なでしこが作った餃子鍋、富士山をバックにピースサインをするなでしこ、桜さんにいたずらされる寝ているなでしこ、二人で撮った自撮り写真。

 

比企谷が送って来た高ボッチ高原、夜景の写真に焼肉の写真…ゴクリ。

嫌がらせのつもりなのか、肉を焼いている焚き火グリルとの自撮り写真まで送ってきやがった。

例の”事故現場”の写真は速攻削除してやったがな。

 

「おおー、比企谷君の写真だね」

「ひゃうっ!」

 

後ろからスマホを覗き見してくる斉藤。

何故こいつは何時も何時も気配を殺して来るんだ。

 

「待ち受けにするの?」

「するわけないだろ!」

 

今日みたいに何時、覗き見されるか分かったものじゃない。

何時までも見ていると何を言われるか分からないので画像を戻して行く。

 

「これがなでしこちゃんが作った鍋?」

「ああ、結構美味かったよ」

「私も食べたかったなー」

「なでしこに頼んだら作ってくれるかもな」

「おお、名前呼び」

「いいだろ別に」

「まー、いいけどねー」

 

そう言うと斉藤はニヤリと笑う。

何かろくでもない事を言いそうだ。

 

「比企谷君の事は何時名前で呼ぶの?」

「……予定なんかねーよ」

「またまたぁーー」

「うぜえ」

 

まあ何だ、そりゃあ何時かは…

じゃ、なくて!

 

 

その後、色々と話をして図書室を閉め廊下を歩いているとスマホのバイブが着信を告げる。

 

 

な《宅配便でーす》

画像(ベンチの上でダンボールに梱包された大垣)

 

リ《何してんだよお前ら》

 

犬《上手に梱包出来たやろ》

 

八《クーリングオフで》

 

大《何でだよ!》

 




(`・ω・)劇場版、楽しみなんだけど行けないんだよな。
近場に無いし、体弱いもので。
  1. 目次
  2. 小説情報
  3. 縦書き
  4. しおりを挟む
  5. お気に入り登録
  6. 評価
  7. 感想
  8. ここすき
  9. 誤字
  10. よみあげ
  11. 閲覧設定

▲ページの一番上に飛ぶ
X(Twitter)で読了報告
感想を書く ※感想一覧 ※ログインせずに感想を書き込みたい場合はこちら
内容
0文字 10~5000文字
感想を書き込む前に 感想を投稿する際のガイドライン に違反していないか確認して下さい。
※展開予想はネタ潰しになるだけですので、感想欄ではご遠慮ください。