やはり俺のぼちキャン△は間違っている。   作:乱A

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(`・ω・)八幡の誕生日は8月8日だそうですが、この作品では都合により11月18日に変更しました。
…何処の部長さんだ。
後、前も言いましたが基本八幡視点なので原作で他のキャラの行動を八幡がしたりします。


第七話「キャンプめしとキャンプめし」

志摩~

 

土曜日、自転車にキャンプ道具を括り付けながら空を見上げれば晴天で絶好のキャンプ日和、今日のご飯はカップ麺ではなくこの前読んだアウトドア料理を試す予定だ。

そういえば野クルの連中はキャンプはするのだろうか?

結局あの後は私もレクチャーに付き合わされたしな。

 

さてと、そろそろ出発するかと自転車に乗ろうとすると比企谷からラインが届いた。

 

 

八《志摩は今日は何処でキャンプするんだ?》

 

リ《比企谷の方から聞いて来るとは珍しいな》

 

リ《富士山の目の前の麓キャンプ場ってとこ》

 

リ《そう言う比企谷は?》

 

八《ふっふっふっ》

 

リ《気持ちわりぃ》

 

八 画像

(ナンバープレートを付けてキャンプ道具を乗せたスーパーカブの写真)

 

リ《な、なん…だと!?》

 

八《誕生日迎えて速攻免許を取った》

 

八《一足先に県外デビュー》

 

八《ギアを上げて行くぜ》

 

リ《ぐぬぬ》

 

リ《гΞΦξ》

 

八《?》

 

リ《犬のう○こふんずける呪いをかけた》

 

八《…ならばその事故現場の写真を送りつけてやる》

 

リ《やめろ…、本気でやめろ》

 

八《まあ、冗談はさておき長野に向かってる》

 

八《ボッチが高ボッチ山高ボッチ高原でボッチにキャンプする》

 

リ《自虐ネタやめい》

 

 

 

くそう、私も取る予定だったのに先を越されたか。

それにしても今日は別の場所かと、そんな寂しさを感じつつ私は自転車を漕ぎ出した。

 

 

 

 

ー◇◆◇ー

 

八幡~

 

俺は爺ちゃんが譲ってくれたスーパーカブで長野に向かっている。

中古だが、爺ちゃんのメンテナンスが良かった為に運転するのには何の問題も無い。

まあ、流石に今の季節は寒いがな。

 

寒さに震えながら走っていると対向車線を走っていたカブにはウインドシールドが付けられていた。

 

「良いな、アレ」

 

もう少し寒くなったら俺も付けよう。

とか言ってるうちに漸く高ボッチ山に到着、夜明け前から走っているから流石に疲れた。

たしか、もう少し進んだ所に高ボッチ鉱泉があった筈だから其処で冷えた体を温めよう。

 

 

 

 

……そう思っていた時がありました。

 

 

 

八《おのれ志摩め》

 

リ《何だいきなり》

 

八《さっきのお前の呪い、別の形で発動した》

 

リ《どういう事だ?》

 

八《おんせん、つぶれていた》

 

リ《ざまあ( `・ω・´)b》

 

八《гΞΦξ》

 

リ《そんなものは効かん》

 

八《くそう、明日の帰りには絶対温泉に入る!超入る》

 

リ《おう、入れ入れ》

 

 

 

志摩~

 

とまあ、ざまあなどと言っては見たが……

 

「二千円かぁ」

 

キャンプ場の利用料が結構高く二千円。

それにバーナーやコッヘルなども持って来て、アウトドアごはんを満喫しようとしたが途中にはスーパーは一軒も無くて結局コレ(カレーメン)だもんな。

 

「はぁ、散歩行くか。初めてのキャンプ場だし二千円も払ったし、色々と元を取らないと損だ」

 

そして、散歩して周ったが中々いい場所だ。

でかい顔の建物があったり、ライオンっぽい像もあったり、きれいな逆さ富士が撮れる池があったり。

 

途中で犬どもに昼めしにされそうになったりしたが、まあ文句は無い。

そう思っていると……

 

「嘘だろ…」

 

呪いの影響なのか辺り一面にう○こが落ちている、比企谷め恐ろしい奴。

 

 

 

 

テントに戻って本を読み、コーヒーを飲んでいると何時の間にか富士山はピンクに染まっていた。

そんな富士山を眺めていると各務原の事がふと頭に浮かんだ。

あいつがこの富士山みたらやっぱりはしゃぐのかな。

 

ヴー、ヴー

 

バイブがラインの着信を告げると相手は斉藤だった。

 

 

斉《リン、調子はどおーー?》

 

リ《問題ない。今、まったりとコーヒー飲んでるとこ》

 

斉《そっかー》

 

リ《そうだけど》

 

斉《残念だったな相棒。まったり時間、終了のお知らせだ》

 

リ《どういう意味だ》

 

斉《貴様のいるキャンプ場になでしこちゃんを放っておいた》

 

リ《は?》

 

斉《まあ、普通にリンがキャンプしてる場所を教えただけだけどねー》

 

リ《何故に?》

 

斉《んー、気分が変わるかなって》

 

リ《まあ、いいけどさ》

 

斉《晩ご飯にお鍋作るって張り切ってたよ》

 

リ《お鍋…》

 

斉《じゃねー、二人で楽しみなよ》

 

リ《うい》

 

 

 

 

各務原が来るのか。

まあ、この間は嫌そうな顔して悪かったなと思っていたからその埋め合わせという事でいいか。

 

「リンちゃーーん」

 

早速来たかと振り返ると食材や鍋などの道具が入った大きな篭を抱えて走って来る各務原がいた。

 

「えへへ~~、来ちゃったよ」

「いや、来たのはいいんだけどまさか自転車で来たのか?」

「ううん、お姉ちゃんに車で送ってもらったんだよ」

「ああ、あのお姉さんか。一緒にいるの?」

「今は富士宮の方に遊びに行ってるんだ。9時ごろ戻って来りゅって…、へ、へ、へぷしっ!」

「ひいぃっ!」

 

くしゃみをした各務原から飛びのいたが幸いあの悲劇は繰り返されなかった。

 

「お姉ちゃんが来たら車で寝るの、おふとんも持って来たし。あ、でもそれじゃキャンプした事にならないのかなぁ?」

「別にいいんじゃない。車中泊する人も結構いるし」

「あれ、そう言えば八幡君は?」

「別に何時も一緒の場所でキャンプしてる訳じゃないから。今日は長野の方に行ってる」

「そっかー、残念だなぁ。こないだのお返しに食べてもらいたかったのに」

 

篭の中の材料を見ながら残念そうに呟く、と言うかこいつはごく普通に名前を呼んでいる。

くそ、本当は私だって(だったらリンも素直になればいいのにーー)やめろ!脳内でツッコミを入れるな!

 

「さてとー、まずはお鍋に水を注ぎましてー」

「何か手伝おうか」

「だいじょうぶ、ゆっくりしててー。出来るまで覗いてはダメですよ~」

 

なでしこの恩返しかよ。

まあ、手出しするのはかえって邪魔だな。

料理好きなのか、各務原はふんふ~ん♪と鼻歌を歌いながら料理を進め、具材を入れ終わると蓋を閉め、後は煮えるのを待つだけだ。

 

 

 

 

八幡~

 

星が瞬き始めた空の下で晩飯を食っていると志摩からラインが届く。

 

 

リ《各務原が鍋しょってやって来た》

 

な《餃子鍋だよー♪》

画像(餃子鍋を食べながらピースサインする二人》

 

 

何がどーなったのかは分からんが各務原と一緒にキャンプをしているらしい。

 

 

八《おお、中々美味そうだな》

 

な《餃子鍋おいしいよーー♪》

 

リ《唐辛子がじんわり効いてポカポカと温まる》

 

リ《そっちのボッチ飯は美味いか?》

 

八《……》

 

八 画像

(焚き火グリルで豚バラとカルビを焼いている)

 

リ《!!!!》

 

な《お肉だーー!》

 

八《ボッチ山でのボッチ焼肉うめぇ》

画像(箸で持ち上げた肉汁したたるカルビ肉)

 

リ《な、な、な》

 

な《+。:.゚おぉ(灬º﹃º灬)ぉぉ゚.:。+゚》

 

八《こんなのもあります》

画像(ハラミ、タン、トントロ、ホルモン)

 

リ《う、裏切り者!裏切り者!》

 

な《うらぎりものーー!(怒`Д´怒)》

 

八《何とでも言うがいい》

 

八《焼肉丼どーーん》

画像(ご飯の上に焼肉が乗っている)

 

な《じゅるり|๑╹﹃╹) 。o0(コレハ…オイシイヤツ…)》

 

リ《гΞΦξ、гΞΦξ》

 

八《そんなものは効かんと言ったのはお前だ、ウワーーッハハハハハハハハハ!》

 

 

 

 

などと言いつつ……

 

「くそぅ、餃子鍋美味そうだったな」

 

と、心底悔しがっている八幡という男がいたそうな。

五月蝿ぇよ!

 

 

 

 

志摩~

 

”なでしこ”という乱入があったが、まあ満足の行くキャンプだった。

昼過ぎに家に帰り着き、道具などを下ろしているとバイブが着信をつげたのでスマホを覗いて見ると……

 

「…うげぇ」

 

八 画像

(モザイク処理された事故現場の写真)

 

「あのやろう……」

 

 




(`・ω・)翌日、当然八幡はぶん殴られた。
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