やはり俺のぼちキャン△は間違っている。   作:乱A

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(`・ω・)ゴメンなさい!ゴメンなさい!
どーしても書きたくなったんです!
前回、キャンプを終えた後の八幡の話です。


閑話2「スーパーカブのすれ違い」

高ボッチ山でのキャンプを無事に終えた俺は何とか念願のと言うと大げさだが温泉に入る事が出来て漸く落ち着いた。

 

「ふい~~、暖まった暖まった」

 

志摩達の方はといえば、姉の車で寝ていた各務原は富士山からの日の出を見終わった後、志摩のテントに潜り込んで二度寝をしてたらしい。

 

「さてと、出発するか」

 

エンジンを始動させたカブに跨り、走り始める。

家に帰り着くまでがキャンプだしな。

 

 

だが、せっかく温泉で暖まったが長野から山梨に入った辺りで寒さに震え出した。

フェイスカバーの付いたヘルメットに、ハンドルにはハンドルカバーも付いてはいるが打ち付ける風が体感温度を下げる。

何処かで何か暖かい物を補給して少し休まなければと思っていると丁度スーパーが目に入った。

 

「此処で休憩を取れば家までは持つだろうな」

 

自動ドアを潜り抜けて中に入ると暖房の暖かさが迎え入れてくれる。

 

 

 

 

 

ー◇◆◇ー

 

??~

 

椎の店でコーヒーを飲んだ後、私は一人スーパーカブで走っている。

礼子は『海風を浴びに行く』などと訳の分からない事を言って何処かに行ってしまった。

 

何時もとは違う道を走っているとスーパーが目に入り、そういえばレトルトの残りが少なくなっている事を思い出し、買っておくかと駐車場へと入って行く。

 

「あれ?これって…」

 

其処で私が目にしたのは色々な物を括り付けたスーパーカブ。

なんと言うか、旅の途中って感じで…うん、カッコいい。

写真撮りたいな、でも黙って撮っちゃダメかな?

 

携帯を弄りながら悩んでいると、誰か男の人が近づいて来た。

 

 

 

八幡~

 

「マッ缶あって助かった。家の近くじゃ売ってる所少ないからな」

 

まずは暖かいのを一本飲み、そして五本ほど買い足しておいた。

本当はもっと買いたかったが流石にそれ以上は荷物になる。

体の中と外が程好く暖まった所でさあ、帰るかと思っていると俺のカブの所で一人の女の子が何かうろうろしている。

 

「あのぉ…、何か?」

「え、あの…その…すみません、ちょっとカッコいいなと思って」

「え?」

 

え、え、え、何?カッコいい?え?え?

 

「あの…写真、撮っても良いですか?」

 

写真?そ、そんな…、写真写りなんて自信ないぞ。

 

「あ、大丈夫です。ナンバープレートは写しませんから」

「え、あ、ど、どうぞ」

「ありがとうございます」

 

そう言うと彼女は笑いながら携帯でカブの写真を撮っていく。

カブね、うんカブカブ。

ですよねー、そうだと思ったんデスヨ。

ちょっとトランクスさん、タイムマシン貸して。

さっきの俺、殴りに行くから。

うん、安西先生も『まるで成長していない』って呆れ返ってるよ。

 

彼女は何枚か撮って満足したのか笑顔で振り返る。

 

「ありがとうございました」

「ど、どういたしまして」

「あの、これって何の道具なんですか?」

「これ?ああ、テントなどのキャンプの道具だよ」

「キャンプ…」

 

彼女が言うには自分もカブに乗っているが、俺のカブが旅の途中みたいでカッコよかったらしい。

 

「じゃあ、俺はそろそろ帰るから」

「あ、引き止めてしまってすいません」

「別にいいよ。さよなら」

「さようなら、ありがとうございました」

 

手を振る彼女に俺も手を振り返し、スーパーカブで走り出す。

 

「あ~~!恥ずかしい恥ずかしい!こんな事誰にも言えねぇよ!」

 

 

 

 

 

 

=そして数分後、信号待ちで足を付いた時に”事故”は起き、加工した”事故現場”の写真を志摩に送る八幡であった。=

 

 




(`・ω・)今回はあくまでも番外編であって小熊の出番はコレだけです、本編には出て来ませんしヒロイン枠には入りません。

椎《当然です、小熊さんは私のものです》

…だそうです。
ちなみに前話で八幡とすれ違ったのは小熊の前にウインドシールドを買ったおっちゃんです。
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