超次元ゲイムネプテューヌ Origins Succession   作:シモツキ

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 本来ならば、第一話の時点で書いておくべき事でしたが…参加して下さっている皆様。各自のキャラの口調や他者への呼び方などに関して、「あ、ここはこうしてほしい」…のような要望を抱いた際には、お気軽にお伝え下さい。


第四話 一日目はまだ続く

 別次元や別世界から来た客人を、イリゼとセイツでそれぞれに案内する事で、彼女等を招待しての一日目は終わった。……と、表現すると多少の語弊がある。夜を一日の終わりと表するなら、間違ってはいないが…何も案内を終え、教会に戻れば後は休むのみ、などという訳ではない。

 即ち、案内の終了後は、一日目の終わりと同義という事ではない。皆と過ごす初日は、まだまだこれから…そういう事である。

 

「ねぇイリゼ。イリゼの部屋って、どんな感じなの?」

「あ、それわたしも気になるわ」

 

 組を二つに分けて街を回った一行は、それぞれに教会へ戻り、リビングで合流した。もう一組の側は、どんな所に行って、何をしてきたのか…合流してからの話は専らそれで、その会話がひと段落したところで、ルナがイリゼへと尋ねる。そしてイリゼが返答するよりも早く、エストがそれに反応し…二人以外からも、ちらほらと興味の視線がイリゼに向かう。

 

「…見てみたい?」

『勿論』

「そっか、なら先に案内しようかな。どっちにしろ場所は教えるつもりだったし、紹介しておきたい子達もいるし」

 

 二人からの即答を受け、イリゼは案内する事を決定。私の私室と執務室は知っておいてもらった方が良いだろうから、という思考の下で全員に声を掛けて、イリゼはソファから立つ。

 

「イリゼさん、紹介しておきたい子というのは…?」

「それは会ってのお楽しみ、だよ。あ、でも怖がりな子もいるから、驚くだろうけど大きい声を出したり、ましてや攻撃しようとしたりはしないでね?」

 

 廊下を進む中で、イリゼはビッキィの問いに答え…たものの、訊く前よりもビッキィはきょとんとした顔に。

 されどそれも、求められた答えは言ってない上、ヒントでもない情報だけは発した事を考えれば当然の事。そういえばこんな感じの事、前にも言ったなぁ…と思いながらイリゼがグレイブ、愛月を見れば、二人は全部分かってる様子で楽しみそうな顔をしていた。

 

「さて、到着っと。ここが私の部屋だよ…って言っても、中に入らなきゃ感想も何もないよね。ちょっと待っててくれる?」

「いいよいいよ〜。さてと、入る時はこれを持って……」

「突撃隣のイリゼ部屋…って、何妙な事を書いた巨大しゃもじを用意してるんですかネプテューヌさん…。…いやどこからそんな物持ってきたんです!?いつの間に!?」

 

 イリゼが部屋に入る間際、聞こえてきたのはピーシェの二段階突っ込み。そ、そんな物をどこからか用意してたのか…と内心狼狽しながらイリゼは入り、準備をし…数十秒後、もう一度廊下へ。

 

「さ、それじゃあ皆…ようこそ、私の部屋へ」

「おっじゃましま……おぉぉ!?」

 

 扉を開き、横へと移動しイリゼは部屋への道を開ける。やはりというべきか、一番乗りはネプテューヌで…入った直後、ネプテューヌが上げたのは驚きの声。ルナやエストを始めとする、興味を示していた面々も次々と入っていき…すぐに驚く。イリゼの思った通りに、予想通りに。

 

「ぬ、ぬらら……!?」

「ちる〜…ちる!ちるっる、ちるる〜!」

 

 驚く皆の視線の先、そこにいたのはイリゼの家族。家族ながら、見た目はどう見てもモンスターなライヌちゃんと…そもそも本来は信次元の住人ですらないるーちゃん。続々と入ってくる面々に、ライヌちゃんはぶるぶると震え、るーちゃんは興味の浮かんだ表情を浮かべた後、見覚えのある相手を見つけてその場から飛び立つ。

 

「よっ、久し振りだなるーちゃん。…って言っても、俺達的にはちょっと振りなんだけどな」

「ちちる!ちーる、ちるぅ〜!」

「ふふっ、るーちゃんはほんとにふわふわだね。ライヌちゃんも、ちょっと振り〜」

「ぬら…ぬらぁ……!」

「あっ……うぅ、やっぱりまだ駄目かぁ…」

 

 楽しげにるーちゃんは二人の周りを飛ぶ一方、ライヌちゃんはイリゼが部屋に戻るや否や彼女に駆け寄る。イリゼの脚の後ろに隠れ、びくびくしながら来客達の様子を伺う。そんな状況に対し、一行の殆どはぽかーんとしており…次に動いたのは、イリス。

 

「るーちゃん、ライヌちゃん、また会えた。…ライヌちゃん、おいで」

「ぬ、ら…?……ぬらっ」

「え?わっ…さっきまで凄く怯えてた……ら、ライヌちゃん?…が、すーちゃんには躊躇いなく近寄ってる…」

「人を襲わないモンスター…けど、海男達とも違う…?」

 

 おもむろに近付くイリス。これまでとは一転して、怖がる様子がなくなるライヌちゃん。そうしてイリスがライヌちゃんを抱き上げると、ライヌちゃんは素直に抱かれて…また全員から、それも今度は「おぉー…!」という類いの驚きが上がった。予想外の光景に、茜は目を丸くし、イヴは知人…否、知モンスターとも何か違う、と疑問を抱く。

 

「…イリゼさん、このモンスターは…スライヌ、ですよね?というか、モンスターですよね?」

「そうだよ。でも見ての通り、人を襲ったりしないし、それどころか極度の怖がりでね」

「信次元には、こういう人を襲わないモンスターが極稀に現れるらしいわ。…まあ、世の中には人を襲わないどころか、会話が出来たり人や女神に協力したりするモンスターもいたりするけど、ね」

 

 全員の気持ちを代弁するようにピーシェが問えば、まずはイリゼが回答。続いてセイツも解説をしつつ、ライヌちゃんを撫でようとする…が、すると途端にライヌちゃんは緊張の面持ちへと変わってしまい、まだわたしにも慣れ切ってはくれてないのよね…とその場でがっくり肩を落とす。因みにその最中、アイとイヴは「それって…」と顔を見合わせていたが、その後の思考を中断させたのはもう一方のモンスター。

 

「ちるー?ちるちるち、ちるーち?」

「おおっと、こっちの…るーちゃん?…は、人懐っこそうな感じッスねぇ。見た事ないッスけど、この鳥もその、人を襲わないモンスターッスか?」

「いいや、るーちゃんは前にイリゼが俺達の世界に来た時、イリゼについてったんだよ」

「だからるーちゃんは信次元じゃなくて、僕達の世界の出身なんだよね」

 

 ぱたぱたと棉の様な翼をはためかせ、興味津々な様子で一行の周囲を回るるーちゃんを見て、今度はアイが尋ねる。その問いには、グレイブと愛月の二人が答え……

 

「…………(あれ、こんな感じのモンスター、ポシェモンで見た事ある気が…)」

「…………(前に行った世界の中で、似たようなのを見た気がするわね…ポケモン、だったかしら…)」

「…………(…見た事ある…ってか、チルット…だよな…?え、って事は…グレイブと愛月は、ゲームの世界の住人なのか…?)」

「…………(うーん、ポケモンが実在する世界がある事は、二人と出会った時点で理解していたが…まさかイリゼまでとはね!というかこのチルット、色違いじゃ…?)」

「はっ…何か今、わたしとかネプギアとかいーすんとかにも該当する思考が出てきた気がする!」

 

 主に可愛らしい生物だ、やそんな経緯があったのか、という感想を各々が抱く中、四名程大分方向性の違う事を考えていた。ディール、エスト、カイト、ズェピアと、まるでグラデーションの様に内心での驚きが増大していた。

 

「そうだイリゼ、折角だし皆をるーちゃんと会わせてやってもいいか?」

「いいよ…って言いたいところだけど、それは別の部屋でもいいかな?…ほら、今だと流石に部屋の中が狭くなり過ぎるからね……」

「皆?…という事はグレイブ君、君もこのようなモンスターを?」

「あぁ、俺も愛月もポケモントレーナー…えーっと、こういう生き物を捕まえて、一緒に色んな事をしてる人間だからな」

(ポケモントレーナー…やっぱり二人はあの世界の住人なのか…。……そういえば、ズェピアさんも確か…なんだったかな、ワラキアの……)

「うん?どうかしたのかなカイト君」

「あ、いや…そのマント、リーチが長かったり、実は当たり判定があったりします…?」

「…いやいや、何を言っているのかな君は。ゲームじゃあるまいし、マントに当たり判定なんてある筈ないだろう?」

 

 また別の問いをワイトが口にし、グレイブがそれに答える中、カイトとズェピアもまた会話を交わす。何とも言えない表情をしたカイトの発言にズェピアは肩を竦め、返しを受けたカイトは記憶違いだろうか、と釈然としない思いを抱きながらも一応は納得。……その後ひっそり、「ビビった…」という声が漏れたのだが、その声は誰にも聞こえていないのであった。

 

「本来外敵であるスライヌに、別次元のモンスターか…芯が通っていると言うべきか、我が強いと言うべきかは分からないが…ほんと、イリゼはイリゼだな」

「…どっちも合っているんでしょう。芯も我も強い…何ともイリゼさんらしいじゃないですか」

「はぁん…!影君とピーシェによる、イリゼへと向けるちょっと冷めた感情のダブルパンチ…!けれど一方は穏やかで苦笑気味な、もう一方はちょっぴり俯瞰するような思考から生まれた、似てるけど違うイリゼへの思い!この不意打ち的感情の発露、素敵ぃ…!」

「あははー、せーちゃんは面白い事言うね。けど、えー君が魅力的だからって、惚れちゃ…駄目だよ?」

「…か、会話の流れが全く分からない…まさか、別次元ではこれが普通……」

「じゃないッスよー、ビッキィ。茜はそういうキャラなだけッスし、セイツの事は…まだよく分からないッスけど、多分ネプテューヌと同じで常に思考のアクセルをベタ踏みしてるだけッスからね」

「ふふん、思考のアクセルはベタ踏み一択、ネプテューヌです!……あれ、これわたし褒められてる?」

 

 人数の多さ故に、ふとした事でもやり取りは生まれ会話が広がる。来客を恐れず、興味津々な様子を見せながら飛び回るるーちゃんに心惹かれたのか、初めにディールが、続いて女神達が戯れ始め、ほんわかとした雰囲気が広がっていく。

 

「イリゼ。この子が、ライヌちゃんだったんだね」

「え?…あ、そういえば……」

 

 そんな中、イリゼの隣へと移ったルナは、イリスに撫でられているライヌちゃんを見ながらイリゼへと言う。言われたイリゼは初め、不思議そうな顔をしていたが…数秒後、思い出す。ルナとは、ひょんな事から一度、ライヌちゃんに関わるやり取りをした事があった、と。

 

「ライヌちゃん、可愛い?」

「勿論。ルナこそ、エル君は可愛い?」

「うん、とっても」

 

 端的なやり取りを交わして、二人は微笑む。それ以上の会話はない。しかしそれでも、心を通わせたモンスターがいる、という共通点で、イリゼとルナは通じ合っていた。

 

「あ、それはそうとイリゼおねーさん。あれっておねーさんのぬいぐるみよね?なんで自分の部屋に、自分のぬいぐるみがあるの?」

「あー、あれは…愛月君が作ってくれたんだよね」

「ははぁ、だから他のぬいぐるみと一緒に飾ってある訳ッスね。…この出来栄え、プルルートとも良い勝負出来そうッス」

「このレベルのぬいぐるみを全員分作ってくれたんだから、大したものだよね。…そういえば、今日回ったお店の中にも、こういうのの専門店があったっけ…」

 

 大したものだ。ピーシェからのその言葉に愛月は照れ、それから照れ隠しをするように、「そういえば、前のイリゼの部屋よりぬいぐるみ増えてるよね」と幾つも飾ってあるぬいぐるみ、その数について言及する。そこからはぬいぐるみを幾つも飾ってある事に話の中心は変わり、それを「可愛い」と評された事で今度はイリゼが照れて赤面。

 

「あぁっ、照れてるイリゼもいいわ…!ナイス、ナイスよ皆…!」

「君は本当に愉快な性格をしているね。ゲイムギョウ界女神というのは、往々にしてこうなのかな?」

「いえ、流石にそんな事は……」

「…そんな事は?」

「…はは……」

 

 返答の代わりに、誤魔化すようにワイトが零したのは乾いた笑い。ない、とは言えないのか、とズェピアは察し…自分の主を含め、とても「ない」とは言えなかった…どころか思えなかったワイトは、「すみませんブラン様…」と何とも言えない表情になりつつ内心で謝っていた。

 

「にしてもあれだよねぇ。人数が多過ぎるせいで、こういう時の定番イベントである部屋荒らし…じゃなかった、隠してる物探しが一向に発生しないのって何気に凄いよねぇ」

「どこが凄いのかは分からないけど、女神様の部屋を荒らしたらそれはもう犯罪なんじゃないかな…」

「落ち着いてルナ。女神じゃなくても人の部屋を荒らしたらそれは犯罪よ」

「イヴさん、ルナはこれが素なんです。イリゼさん程アレじゃないだけで、ルナもそこそこ『しっかりしてるようでしっかりしてない』系の子なんですよ」

『しっかりしてるようでしっかりしてない系って何!?』

「しっかりしてるようでしっかりしてない、か…。…………」

「あ、今えー君『茜は逆に、しっかりしてないようでしっかりしてる系かなぁ…後、アイもそんな気がするな』って思ったね?」

「さらっとそこまで読めるの恐ろしいッスね……え、というかウチ、地味にdisられてないッスか…?」

 

 ネプテューヌの言葉通り、部屋そっちのけで会話が四方八方へと展開を続ける。暫くし、漸く(?)一行の興味が部屋に戻ってからも、幾度となく脱線をして全く進まない部屋紹介。されど部屋の場所を伝える事、ライヌちゃんとるーちゃんの存在を教える事、それが済んだ時点でイリゼは目的をほぼ果たしていたという事もあり、イリゼはあまり気にせず皆との会話を楽しんでいた。

 

「けどほんと、女神はあんまり神…って感じないよな。強いし、心から凄いって思える場面は色々あるけど、こう…良い意味で、親しみ易さがある…というか」

「確かに部屋の内装は、見た目相応だものね。けれどカイト君、世の中には親しみ易さなんて微塵も感じられない…それこそ人の価値観なんて欠片も通じない神だっている。それは覚えておいた方がいいよ」

「ゲイムギョウ界だって、犯罪神がいますしね。…ところで…イリスちゃんは、一体何を…?」

 

 部屋を知り、カイトが親しみ易いと口にすれば、違う世界にはそうではない神もいるのだとズェピアが伝える。ディールも犯罪神の事を実例に上げ…それから怪訝な顔をして、イリスを見やった。そして、問われたイリスはといえば……

 

「ぬら…ぬらら……」

「ん」

「ぬら?ぬらぁ〜」

「…………」

「……!…ぬ、ぬらら……」

「ライヌちゃん」

「……?ぬらぬら〜♪」

 

 一行の方を向き、ぷるぷると震えるライヌちゃん。くるりと自身の方を向かせるイリス。途端に表情が緩むライヌちゃん。何を思ってか一行の方は向け直すイリス。また震え出すライヌちゃん。再び自身と向き合う抱き方に直すイリスちゃん。やはりその瞬間から緊張が緩むライヌちゃん……と、何ともよく分からない行動を繰り返していた。その行為の意味は、女神のみぞ知る…ではなく、イリスのみぞ知る事である。

 

 

 

 

 賑やかな街探索、部屋紹介を経ての夕食。別次元や別世界からの客人との最初の夕食という事で、イリゼが選んだのは教会の一角を使ってのバイキング形式だった。

 やはりと言うべきか、夕飯の間も一行は大いに談笑。そして夕食を終え、入浴も経て…また一行は、リビングに集まっていた。

 

「えぇっ!?これだけの美男美女が揃ってるのに、お風呂のシーンはないの!?」

「ふふ、知らないのかなネプテューヌちゃん。このシリーズって、実はお風呂のシーンがあんまりないんだよ?」

「っていうか、自分で美男美女って言っちゃうんだネプテューヌお姉ちゃん…」

 

 いきなり突飛な発言をするネプテューヌへ、慣れた様子で茜と愛月が言葉を返す。他の者…このネプテューヌとは今日初対面の面々も「相変わらずだなぁ」という反応をしている事からも分かる通り、『ネプテューヌ』の基本のテンションはどこでも変わらないものである。

 

「にしても、まさかここにまた全員揃うなんて…」

「さっきまであれだけ賑やかだったのに、もうお風呂も済んだからって部屋で一人…っていうのは寂しいって、皆思ったんじゃない?っていうか、愛月さんもここに来た一人でしょ?」

「それは、まぁ…うん。…あ、というかエストさん。僕の事はさん付けじゃなくても大丈夫だよ?別にさん付けでも大丈夫だけど」

「あ、そう?だったらそうさせてもらうわね」

 

 賑やかだった分、基本一人となる個々の部屋、割り当てられた部屋に行く事に寂しさを感じたからだろう。その発言に、内心で数人が同意を示し…それを感じ取ったのか、愛月、それに他数名と呼び方に纏わる会話をした後エストはイリゼの方へ振り向く。

 

「って訳でイリゼおねーさん、今日は一緒に寝ない?ディーちゃんもそっちの方がいいでしょ?」

「え?…まぁ、嫌じゃない…けど」

「あ、それ私も賛成!前の時みたいに、布団敷いて皆で寝ようよ!」

「前の時…あぁ。なんかちょっと懐かしいですね」

「うん、同感だよ。あの時は…私の話に付き合ってもらったね」

 

 エストの提案に、茜が賛成。前の時という言葉から、カイトとワイトもその時の事を思い出し…提案されたイリゼは少考。

 

「うーん、そうだね…この人数だと、広間にした方がいいかな?」

「おや?イリゼ君、男女別々にはしないのかい?」

「あー、っと…流石に分けようか、うん。でも早々に分かれるのも味気ないし…もう暫く、皆で話そっか」

 

 という訳で、布団を敷く為イリゼは教会内にある広間の一つへ。各々が協力した事で準備はすぐに済み、一行はリビングへと戻って、さぁ話を再開しよう、という雰囲気になったのだが……一度途切れた事で、次なる話題に行き詰まってしまう。

 

「なんか急に話が続かなくなったな…さっき言ってた『前の時』は、どんな話してたんだ?」

「それは…あー……」

『……?』

((男女混合で恋バナは、ちょっと…ねぇ…?))

 

 そういえば…と言うように訊いたグレイブに対し、ルナが答えようとする…が、途中で止まる。同時に何とも言えない表情を浮かべたルナに対し、皆は怪訝な顔を浮かべ…その場にいた五人、ルナとイリゼ、ディール、茜、アイの五人は、それと同じ話題をする訳にはいかないだろうと肩を竦め合っていた。

 

「えーっと…じゃあ、二人の方は?ワイトが付き合ってもらった話っていうのは?」

「俺達が飛ばされた空間に対する話、だったな。何かおかしい、ただの別世界とか、見知らぬ場所…って訳じゃなさそうだって話をしたんだよ。…そういや、ワンガルーは元気かな……」

「元気なんじゃないッスかねぇ。何となくしぶとそうなぬいぐるみだったッスし……って、イリゼ?」

「…あ、えと…どうしようこれ、やっぱり伝えた方が良いかな……」

 

 仕切り直すように、今度はセイツが質問。そこから会話は派生し…イリゼは一人、何とも複雑そうな表情に変わる。だが、すぐにイリゼは注目を集めてしまった事に気付き、話題を逸らす。

 

「そ、そういえばイリスちゃん!今日一日振り返って、何か気になる事はあったかな?今は皆が集まってるし、気になる事を訊くなら今だよ?」

「気になる事?…んと…ある。アイと、ワイト、ブランの匂いがする。それは、何故?二人は、ブランと仲良し?」

「に、匂いって…イリスちゃんはおね…ブランさんの匂いを認識してるの…?」

「…匂いと言えば、わたしの知ってる超次元のロムちゃんは、自分の姉と神次元のブランとを、おんなじにおい、って言ってたわね」

『え……?』

 

 何気ない表情でセイツが口にした、衝撃(?)の発言。その言葉にディールは固まり、エストも「え、分かるの…?」とばかりの表情でディールを見やり…い、いやそれはわたしじゃないからね!?わたしは分からないからね!?…とディールは全力で否定していた。そんな様子に、他の面々は苦笑していた。

 

「まあまあ落ち着くッスよディール。ブランちゃんの良い匂いは、分かる人には分かるものッス」

「あ、アイさんは分かると…!?」

「はっはっは、冗談ッス。けどまぁ、ウチからブランちゃんの匂いがするとしたら、それはイリスの言う通り、ウチとブランちゃんが大の仲良しだからッスね!」

「私の場合は、近衛の立場柄ブラン様と接する機会が多いから…かもしれないね」

「このえ…?」

「あー、カロス地方の街の」

「それはクノエでしょグレイブ…」

「アーチャーのクラスカードを触媒にしてたり、気まぐれな堕天使だったりするあの…」

「それはクロエですピーシェ様…」

 

 ディールを軽くからかった後にアイが、続けてワイトがイリスに返答。近衛、という言葉にイリスが小首を傾げれば、まぁそうだろうね…と肩を竦めた後にワイトは更に返答をする。

 

「近衛というのは、君主…国のリーダーを守る人や、チームの事を言うんだよ。私の場合は、ただ守るだけじゃなくて、一緒に戦ったり、問題を一緒に何とかしようと考えたりもするけどね」

「ブランは、女神で、国のリーダー。ブランを守ったり、一緒に戦ったり、考えたりするのが、ワイト。守る、戦う、考える……はっ」

「…分かったかな?」

「つまり、ワイトはブランのナイトさま?」

「な、ナイト…?」

 

 はっ、と合点がいったような声を出したイリスに対し、身を屈めて視線を合わせたワイト小さく笑う。屈強な外見とは裏腹の、優しげなワイトの物腰に皆も穏やかな気持ちとなり…しかし次なるイリスの発言により、ワイトは目を丸くした。

 

「違うの?」

「ち、違…うっ……(これは、童話好きな子供の無垢な瞳…!ひ、否定し辛い…)」

「くくっ…いいじゃないッスかワイト。ワイト程の男なら、ナイトとしてブランちゃんを任せられるッス」

「うんうん、ワイト君は誠実だし頼れる大人、って感じだもんねぇ」

「アイ様もイリゼ様も乗らないで下さい…!お二人共ふざけ半分なのは口元で分かりますからね…!?」

「ナイト…ナイトのワイト…ナイトオブワイト……」

「詰まらないですネプテューヌさん」

「ピー子酷い!」

(その逆だと俺も似たような感じになるなぁ…)

 

 じっと見つめられてワイトが口籠れば、アイとイリゼが口を端をひくひくとさせつつナイトを推す。しかしこれは不味い、と収拾が付かなくなる前にワイトが「ナイトとは少し違うんだ、すまないね」と言うと、割とすんなりイリスは納得し……それからくるりと振り向く。

 

「あら、今度は影?彼からも匂いがするの?」

「いや、俺は……」

「する。でも、ちょっとだけ。…影は、昔ブランと仲良しだった?」

「……っ!」

 

 何気無くイヴが訊けば、イリスが首肯。そしてそのまま、影にも訊き…息を呑んだのは、茜だった。ただ、仲良しなのかと訊いたのではない、『昔』という言葉を含んだ問いに表情を崩し…問われた影より先に、言葉を返す。否…返そうと、する。だが……

 

「え、えっとねすーちゃん、それは……」

「…あぁ、昔は仲良しだったさ。凄く、仲が良かった。けど、色々上手くいかなくて、なのに自分で全部何とかしようとして…どうしようもない位、ブランに迷惑をかけてしまったんだ。もし、今の俺をブランが見たら、怒って…それから呆れるだろうな。全く、貴方は困った男ね…って」

「そう。なら、次に会った時は、ちゃんと謝るといい。謝るのは、大事。ブランは優しいから、ちゃんと謝れば、きっと許してくれる」

「……そうだな。次に会えた時は…そうしなくちゃ、な」

「えー君……」

 

 ぽふり、とイリスの頭に手を置き、静かな声でそう返す影。その影を茜は見つめ、イリスはよく分からないという雰囲気を醸しつつも「その方が良い」と答え…やり取りは、終わった。

 

「…………」

「…………」

「…え、えーっと…そうだイリゼ!匂いといえば香水、香水といえば女の子!女神なイリゼはどんな香水をお使いに……」

「──イリゼ、影とブランとの交流の場を作るわよッ!何が何でも、何があろうともッ!」

「なんか変なスイッチ入ってる!?い、いやせーちゃん、それは色々と無理が……」

「無理など女神の前では障害足り得ない!それが精神に起因するものなら、私が覆そう!物理的な事であれば、私が切り開こう!必要とあらば、我が名において信国連艦隊の派遣も辞さない!そして概念が邪魔をするのなら、奇跡で以って創り変え……」

「ぜーちゃんまで!?お、落ち着こうね二人共!後、シリーズ本編で出てきてないであろう連合艦隊的なのを、こんな場で出そうとするのもどうかと思うよ!?」

 

 何となくだとしても、全員がただの喧嘩や仲違いではないのだと感じたのだろう。それ故に話は途切れ、雰囲気に重さを抱いたルナは別の話題を振ろうとした……が、その時イリゼとセイツは燃えていた。放っておいたら本当に国レベルでの何かをしそうな程に、思いが燃え盛っていた。これには茜も目を白黒とさせ…他の面々、特に女神達は二人に嘆息。

 

「…いや、まぁ…イリゼさんらしいと言えば、らしいけど……」

「なんかイリゼおねーさん、会う度尖った性格に変わっていってる気がするわね…セイツおねーさんは言うまでもなさそうだし……」

「…この国、大丈夫かな…トップがこれだと、プラネテューヌとは別方向で独特過ぎる国になりそうな気がしてきた……」

「お?心配してあげてるんッスか?やっぱりちょっと冷めてる感あっても、ピーシェはピーシェなんッスねぇ」

「う……あ、呆れてるのは事実、です」

 

 流石に放置出来ない、と茜他数名がイリゼとセイツのクールダウンを図る中での、女神達の会話。にやりと笑ったアイの発言に、ピーシェは目を逸らしながら反論をし…ま、それは同感ッスけどね、アイも返した。

 

「なんかどんどん話が飛ぶよなぁ。今の話の前は何話してたんだっけ?」

「赤と紫のどっち買った?どこまで進んだ?って話じゃなかったっけ?」

「凄くタイムリー!そしてグレイブ君と愛月君がいるから、なんか色々微妙なラインのネタになってそうな気がするよ!?」

「随分とメタを気にしない発言だねルナ君…これもこの次元、いやこの世界の影響かな?」

「そう言うズェピアさんも、全然気にしてないですね…って、あ…わたしもだ…何これ、指摘の無限ループ……?」

 

 グレイブとネプテューヌの発言から続く、三度の突っ込み。その三人目、ビッキィは妙な部分に戦慄をし、聞いていた面々もそれには何とも微妙な顔に。

 しかし結果的にとはいえ、重かった雰囲気は完全に霧散。代わりに他愛のない話が次々と生まれては続き、雑談で夜は更けていく。

 

「ふぁー、ぁ…」

「いや、それより俺は…っと、もう愛月が眠そうだな。グレイブはまだ大丈夫か?」

「大丈夫かどうかって言われたら…眠い」

「ま、もう子供は寝る時間だものねー。…イリスなんてもう、ぼーっとしちゃってるし」

「では、そろそろお開きにしましょうか。恐らく明日以降も色々と計画して下さっているであろうイリゼ様達の為にも、寝不足になるのは宜しくないですし」

「そうですね…(良かった…わたしもちょっと眠かったけど、言い出すのは少し恥ずかしかったし…)」

 

 周りを見回し言ったワイトの言葉に、ぼーっとしているイリスを除いた全員が首肯。それからイリスを誰が布団を敷いた部屋に運ぶか、という話になったものの、寝惚けた彼女が立ち上がり、「…ロム、ラム、もう寝る…?」と尋ねた事を受けて、肩を竦め合ったディールとエストがそれぞれ手を繋いで連れて行くという事に決まった。

 

「…夜、といえば……」

「おや、何かなイヴ君。吸血鬼とて、朝に起きて夜寝る事もあるものだよ。夜に起きて昼に寝る人間がいるように、ね」

「あ、そうだ。男の子の皆、えー君は寝起きがどうしようもないレベルで悪いから、起きそうにない時は放っておいてね?」

「あぁ……寝起き、寝起きかぁ…」

『……?』

 

 リビングから部屋へと移動する最中も、当然のように会話は続く。その最中、イリゼは不意に遠い目をし…同時に浮かんだ、何とも複雑そうな表情を見て、周りは小首を傾げたのだが、イリゼがそれについて話す事はなかった。…というより、注目されている事に気付いていなかったようである。

 

「それじゃあ皆、ゆっくり休んで頂戴。何かあったら…いや、国の中心である教会で何かあっちゃ不味いんだけど、とにかく私かイリゼを起こしてくれればいいわ」

「照明の調子が悪くなった、空調の付け方が分からない等でも呼んでくれて構わない、という事だろう?分かっているよ、セイツ君」

「…まぁ、それだけの為に女神様を起こす、というのは気が引けますけど…ね」

「あはは、確かに……」

 

 頬を掻くワイトの発言に、苦笑しながらルナが同意。言われてみればそれもそうか、とセイツ自身もこれには苦笑し、そうして一行は男女それぞれで別れて部屋へ。

 

「ほれ愛月、布団入って寝ろー」

「そうする…じゃ、皆もお休み……」

「あぁ、お休み愛月君。グレイブ君も、無理せず寝るといい」

「そうさせてもらうよ。…よいしょ、っと」

 

 真っ先に愛月が布団へと入り、グレイブもワイトの言葉に頷き腰を下ろす。そうして残ったのは、大人三人に青年一人。

 

「この二人は、親友…ってか、ちょっと兄弟っぽくもありますね」

「兄弟、か…。…………」

「…ふむ、君は人間関係で色々と古傷があるようだね。いや…今回の面々を考えれば、君『も』と言うべきかな」

「…その中には、自分も含めているのか?」

「ふふ、どうだろうね。だが一先ず、この話は止めにしよう。折角さっきまで愉快だった雰囲気が、ここまで来て冷えてしまうのでは興醒めにも程がある」

「別に俺も、話を広げようとは思ってない。というか変に話を広げていると、イリゼはともかく姉の方が察して飛び込んで来そうな気がする…」

「いや、幾ら女神様とはいえ、そこまでの事は……」

((…ありそうだから困る……))

 

 まるでイリゼの部屋でのやり取りを再現するかのように、また途中で言葉の止まったワイト。しかも今回は、四人全員が同じ事を考えていた。イリゼと違い、まだ各々との交流が少ない筈のセイツだが…妙な部分は、既に全員から理解されていた。

 

「ま、まあともかく、我々も寝るとしましょう。電気は消しても?」

「構わない。ここは広いし、何かしたければ奥だけ電気を付けて、そこに移動すれば良いだけだしな」

「必要なら、個人用のフロアスタンドを用意するよ?」

「うおっ…ズェピアさん、今どこからそれを…?」

「ちょっとした能力さ。爆発したりはしないから安心するといい」

「…フロアスタンドを作り出す能力…?」

「な訳なかろう。そんなピンポイント過ぎる生成能力は、どこぞの手から和菓子を出せる力だけで十分だよ」

「…というか、起きてたんだなグレイブ」

「いやそりゃ、うとうとしてる訳でもなかったら横になって数十秒で寝るとか出来ないって」

 

 むくりと起きたグレイブにカイトが声をかけ、手を横に振りながらグレイブが返答。その後またグレイブは横になり…起きていた四人も各々のタイミングで身体を休める。

 人数の少なさと面々の性格故か、男性側は比較的静かな雰囲気で就寝へと入っていった。しかし、やはりというべきか女性陣はそうでもなく……

 

「くしゅん!…誰かわたしの話でもしてたのかしら…どこかでわたしの存在が誰かの心を揺らしてたのなら、光栄だわ……!」

「下手な発言かと思いきや、凄い独特な発言してるねセイツ…ねぇイリゼ、こういう姉だと面白いけど毎日大変だったりするんじゃない?」

『…………』

「止めて!?全員で揃って『えっ、ネプテューヌがそれ言う…?』みたいな反応するのは止めて!?全員でやられると、流石にわたしも傷付くよ!?」

「ネプテューヌちゃん、イリスちゃんが起きちゃうから静かにねー?」

「うっ…ごめんなさい……」

 

 布団の上に座る者、仰向けとなり、頬杖を付いている者…それぞれ体勢は違うながらも、まだまだ賑やかに話を続けていた。声こそ控えめながら、流れる速度は然程変わっていなかった。

 

「イリゼさん、明日は何を予定してるんです?」

「そうだね…ビッキィは何したい?」

「え?…そう、ですね…折角なので、身体を動かしたいです。別次元まで来て、屋内にいてばっかり…じゃ詰まらないですし」

「ブランさんが聞いたら『そんな事はないと思うけど…』って言いそうですね…。…イリゼさん、仕事は大丈夫ですか?」

「大丈夫。皆が来た時にも軽く言った気がするけど、守護女神だからこそ自由を効かせられる部分も大きいからね。…ふむ、そうだなぁ…身体を動かすって事なら、明日はスポーツでもする?」

「スポーツ…前の事を考えると、ほんと平和だよねぇ。…いや、前も坂を駆け上がったり、鬼ごっこみたいな事したり、状況とミスマッチな事を色々したけど……」

「やるならそういう『遊び』の方がいいんじゃないかしら?スポーツはルールを覚える必要があるし、気軽に…単に遊ぶだけなら、スポーツである必要はないと思うわ」

 

 右腕の指を軽く立てて提案するイヴ。それもそうか、と他の面々も納得をし、ならば何にするかという話に移行。女神の面々は勿論、他の者も所詮遊び…という冷めた思考はしなかったが為に、話は盛り上がり…それでも何人かが眠そうにし始めた事で、明日への話もお開きとなる。

 

「ふふっ、明日も楽しみだねピーシェ」

「あ、うん(ピーシェ、か…そう呼んでくれてほっとしたような、でも少し寂しいような……)」

「皆、寝坊…は別にしてもいいけど、あんまり遅かったら置いてっちゃうから気を付けてね?…あ、それと私、朝だけはやる事あるから、ちょっと朝ご飯が遅くなったらごめんね」

「おー、神生オデッセフィア二日目の朝は、イリゼの朝ご飯から始まるんだね。これは楽しみだなぁ」

「ふふふ、わたしも楽しみにしてますよ、イリゼお母さん」

「いや、そこまで期待しないでよ?少なくとも今日の夕飯みたいに豪勢な朝食には……ってもう!さらっとお母さん呼びしないでよねビッキィ!」

「お母さん…?ぜ、ぜーちゃん…ぜーちゃんはえー君の妹なんじゃなかったの…!?」

「妹でもないよ!?後茜、反応がわざとらし過ぎない!?」

「イリゼが妹なら、わたしやイストワールは姉と妹のどっちに…って、じょ、冗談よイリゼ…そんな、セイツまで乗ろうとしないで!?…みたいな顔をしなくても、本気で掘り下げたりはしないって……」

 

 寝る前というには、あまりにも高いイリゼのテンション。しかしイリゼを知っている面々からすれば、むしろそれこそがイリゼらしいのであり、イヴもまた「あぁ、彼女はやっぱりそういう女神なのね」とイリゼの性格を把握しつつある様子。

 

「…全くもう…あ、そうだ」

「んー?どうしたの、イリゼおねーさん」

「皆、今日一日…最初の一日は、楽しめた?」

 

 今度こそお開き…となりかけたところで、ふとした表情を浮かべた後に、イリゼは問う。自然な雰囲気で、気軽な様子で…しかし内心では、少しだけ緊張を抱きながら。

 その問いを受けて、来訪者達は顔を見合わせる。そして、小さく肩を竦めて…言った。勿論、と。

 

「ふふっ、ありがとう皆。そう言ってもらえるなら…わたしも、明日も、皆が楽しめるよう精一杯頑張るわ」

「ま、程々に頑張ってくれればいいッスよ。ウチ等も別に、もてなしを期待して来た訳じゃないッスからね」

「だよね。それじゃあ…皆、お休み」

 

 ルナの呼び掛けに皆も「お休み」と返し、こちらの面々も眠りに着く。

 様々な次元や世界から呼ばれ、神生オデッセフィアに集まった者達の一日。訪れた瞬間から一日の終わりまで、徹頭徹尾濃密な時間が彼女達の間には流れ…しかし、まだこれで終わりではない。彼女達が共に過ごす時間は、まだまだ始まったばかりである。




今回のパロディ解説

・「突撃隣の〜〜しゃもじ〜〜」
ヨネスケこと小野五六さんの出演する、ワイドショーや情報番組のコーナーの一つのパロディ。このネタも、既にやった事のあるパロディ…だったと思います。

・「アーチャーのクラス〜〜」
Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤに登場するキャラの一人、クロエ・フォン・アインツベルンの事。こちらのクロエは知っている人もそこそこいるのでは、と思います。

・「〜〜気まぐれな堕天使〜〜」
千年戦争アイギスに登場するユニットの一人、堕天使クロエの事。こちらは作品そのものはまだしも、キャラまでは知らない、という人も多いかなと思います。

・「赤と紫の〜〜」
ポケットモンスター スカーレット バイオレットの事。こういうタイムリーなネタは、上手い事入れられると楽しいですね。パロネタの魅力の一つ…かもしれません。

・「〜〜どこぞの手から和菓子を出せる力〜〜」
D.C. 〜ダ・カーポ〜の主人公、朝倉純一の持つ魔法の事。ただ、厳密には彼だけの魔法ではないですね。彼に限定しても、その魔法は祖母から受け継いだものですし。
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