超次元ゲイムネプテューヌ Origins Succession   作:シモツキ

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技(スキル)集&機体解説

技(スキル)集

 

セイツ

 

真巓解放・信頼

 連結剣に巨大な刀剣状となったシェアエナジーを纏わせ、圧縮シェアエナジーの爆発による加速を乗せて振り抜く技。イリゼの『天舞参式・睡蓮』と対の技であり、長所や使いどころも基本的には同じだが、睡蓮とは連結剣(主武器)が芯になっている点、圧縮シェアエナジーを刀身の外からではなく、刀身の峰側に組み込んだ上で解放している点で異なる。分割(双剣)状態の連結剣で発動する事も出来るが、サイズや重量的に片手で振るのは厳しい事、小回りが全く効かない技で片手を開けても有効には機能しない事から、連結状態での使用が基本となる。

(使い手から一言)「繊細に、淑やかに…されど時には雄大且つ盛大に咲くのが花というもの。得物を芯にしてるからこそ、振った後に即解除して得物での追撃に繋がるような事も出来るわ」

 

真巓解放・貞淑

 プロセッサ各部のカートリッジに装填された圧縮シェアエナジーを一斉解放し、更に連結剣自体にも同様の加速を掛ける事で行う、超高速斬撃技。イリゼの『天舞陸式・皐月』と対の技であり、上記の信頼と同じく、長所や使いどころも共通している。基本的にセイツの圧縮シェアエナジー解放はカートリッジ方式で行うが、連結剣にはカートリッジがない関係で、イリゼと同様空中にシェアエナジーを展開し行う。また、イリゼも出来る事だが、圧縮シェアエナジーを突進や斬撃とは違う向きで行う事により、強引な軌道変更を行う事も出来る。

(使い手から一言)「駆け抜けた跡に散るシェアエナジーの光は、風に舞う花弁の様に。イリゼと対の技を同時するのは勿論素敵だけど、そこにルナまで加わった時は…興奮しない筈がないってものよ!」

 

 

ディール

 

氷爆天星(仮)

 分裂の術式を組み込んだ氷塊を放つ魔法。氷塊は精製時に設定したタイミング、或いはトリガー用の魔法を当てる事によって分裂し、続けて元通りの状態に戻る(分裂した破片が中心に向かって殺到する)事により、分裂範囲の内側にいる対象を攻撃しつつ封じ込める。個々の威力は決して高くないが、タイミング次第で全方位からの攻撃が出来、同時に封じ込められる為、拘束の為の技としても機能する。原理や使用方法こそ違うものの、一度分裂した後集合し攻撃を行う、相手の意表を突けるという性質は、ルナのクレッセント・リフレイクを参考にしている。

(使い手から一言)「単体で使うより、他の攻撃とか味方の動きとかと組み合わせる事で強みを発揮する魔法…って感じかな。合図の魔法は本人じゃなくても出せるし、そういう意味でも連携向きかも」

 

 

エスト

 

治癒魔法(名称不明)

 対象に直接触れる事によって行う治癒魔法。直接触れる必要がある事から超至近距離でなければ使用出来ず、治癒能力もあまり高くはなく、更に直接触れる性質上、全身にダメージを負っている場合はどうしても相手に強い痛みを感じさせてしまう等、回復面を見ると決して優秀とは言えない…が、その分非常に燃費が良く、元から魔法に長けるエストにとってはほぼ負担なしで使う事が出来る。負担を気にしなくて良いというのつまり、他の魔法の準備や使用と並行しての発動も容易という事であり、そのような観点からは使い勝手の良い魔法とも言える。

(使い手から一言)「技術的には別に凄くない、っていうか初歩的なタイプの治癒魔法だけど、要は使い所次第って事よ。…たっちするよ?…うん、まぁ…今もその名前で使うのは、流石に…ねぇ?」

 

 

凍月影

 

Origin Heart Arms drive singllized

 対象とした女神の力を限定的に再現するシェアデュアライザー、その機能を用いた再現の内、イリゼ(オリジンハート)の力を引き出したもの。イリゼの得意とする、多数の武器を次々と切り替え使い分ける戦法を発揮する事が出来、影の卓越した先読み能力と状況分析能力が組み合わさる事で、イリゼ以上にその時々の状況や、相手の得手不得手に合わせた攻防が可能となる。但し、そもそも影とイリゼの戦い方は似ているようでその実対極である為、純粋に力を重ねて強化するという形ではなく、それこそイリゼが如く戦い方を「切り替える」形での使用が必要。

(使い手から一言)「これは技、というか形態だが…まあ、いいか。正直、他のフォームより使い勝手は悪いが、隠し球としては悪くない。……読めない?それは…俺に言われても困る」

 

 

ルナ

 

月光一閃

 月光剣を構えた状態で力を溜め、爆発的な加速を用いて接近すると共に斬撃を放つ技。単発の近距離技という、ルナの中では比較的珍しい技であり、加速を乗せた一撃は十分な威力を持つ。更にこの技の精度と速度は比例しており、即応的に使うのではなく、しっかりと溜める事で真価を発揮する技とも言える。原理や使用する力こそ違えど、その性質はイリゼの皐月やセイツの貞淑と近く、それ故に相性も良い。ただ、皐月や貞淑の攻撃そのものは純粋な斬撃なのに対し、月光一閃はその斬撃に『月』という属性を有している。

(使い手から一言)「月光…一閃!…って感じに放つ技だよ。イリゼとセイツさんに合わせて使う時は緊張したなぁ。……え、月ってどんな属性かって?月は、月だよ?」

 

転換移行(トランスコンバート)

 触れた対象からのシェアエナジー吸収及び、同じく触れた対象へのシェアエナジー供給を行う技。シェアエナジー(シェアエネルギーと呼ぶ次元もある)に限定されてはいるが、吸収、供給共に対象を問わず使用出来、吸収と供給のどちらかのみを使用する事も出来る。その性質上、女神にシェアエナジーを送る、別の女神からシェアエナジーを受け渡す、といった味方のサポートにて使われるのが基本となるが、シェアエナジーを奪う事で対象を弱体化させる事も出来る。但し触れる必要がある事、一度自分に取り込む事から、不用意に狙うのは危険とも言える。

(使い手から一言)「これは、月光剣が…相棒がいなければ使えない技。相棒と一緒だから出来る技。シェアエネルギーを渡す事で、皆を支える…それも戦い方の一つだよね」

 

 

篠宮アイ

 

カーディナル・アスター

 シェアエナジーを砲弾上に凝縮させ、蹴り放つ事で打ち出す技。紅の砲弾はそれそのものの直撃と、爆裂による爆風とで二重のダメージを狙う事が出来る(徹甲弾と榴弾の機能を併せ持つようなもの)。蹴り放つ性質上、砲弾を直接飛ばすよりも一手間増えてしまう事は欠点と言えるが、逆に女神の脚力…それも蹴りを戦闘の主体とするアイの力で打ち出される事により、砲弾は爆発的な速度を得る事が出来る為、単なる短所という訳ではない。加えてアイの場合、蹴りなら軌道や回転に調整を加える事も容易であり、むしろ蹴りこそ効率的な射出方法とも言える。

(使い手から一言)「別に長々説明する程の事でもねーと思うんだがな。シェアエナジーの砲弾を蹴り放つ。そんだけの単純な技だし、単純だから細かい調整も状況を問わない使い方も出来るってこった」

 

 

カイト

 

ミスティック・ドライブ

 極限まで精神を研ぎ澄まし、静かな…それでいて爆発的な集中の極致に至る技。ミスティック・ドライブを発動した状態では、炎の様に勢いのある士気(高揚感)と冷静な思考が共存し、それによって炎の出力も制御の精度も向上する。加えてこの状態では冷静な思考…即ち積極的ながらも落ち着いた心が保たれている為、相手の動きを正確に把握し、そこから適切な回避や行動に繋げる事も出来る。謂わば自身の最高、ベストコンディションを引き出す技であると共に、あくまでこれ自体は何の力もない、最高の状態を解き放つ為のスイッチであるとも呼べる技。

(使い手から一言)「力任せに戦うんじゃない、自分の中の勢いを殺して思考に従う訳でもない…どっちかじゃなくてどっちも、全部を最高の状態で引き出し合わせる。それが、ミスティック・ドライブだ」

 

 

ネプテューヌ

 

ブレイズブレイド

 刀身へシェアエナジーを用いた炎を纏わせる技。炎を纏う事により、炎熱の性質を付与させる事は勿論、揺らめく炎によって攻撃範囲を広げる事が出来る他、放出する事により中距離以上の攻撃に使用する事も出来る。加えて炎熱の性質を持つ一方で単なる炎ではない為、通常よりも鎮火させられ辛く、相手や状況を問わない行使が可能。とはいえネプテューヌは他の性質を刀身に付与させる事も出来る為、適宜使い分ける行使が基本となる。また、火力は溜めた力に左右される事と、元々素の斬撃でも十分な威力がある事から、十分に溜めての使用が基本となる。

(使い手から一言)「属性剣、魔法剣は刀剣使いの定番でしょう?特に炎は主人公、メインキャラ御用達の属性。つまり自分にぴったりな技って事よ。…まぁ、他の属性の斬撃も普通に出来るんだけど」

 

 

ズェピア・エルトナム

 

ブラックバンテージ

 傷や怪我を保護すると共に治癒を行う包帯を精製する技…というより、その包帯の名称。単なる医療器具に留まらず、怪我した部分の固定にも使用可能な他、十分な強度と柔軟性も有している為、傷を癒やしながらの戦闘継続を実現する事が出来る。但し、激しく動いても剥がれないようにする関係上包帯の締め付けは強く、使用中は常に痛みを伴う。加えて治癒速度も決して速い訳ではない為に、回復より戦闘継続(復帰)を重視しているとも言える(即席で作り上げた術式の結果でもある為、きちんと構築し直せば、デメリットが改善される可能性もある)。

(使い手から一言)「じっとしていられない、皆の力になりたいという思いに応える一品…といったところかな。信次元には同じく治癒魔法を包帯の形で発生させる少女もいるんだとか、少し気になるものだね」

 

偽・黒い銃身(イミテーション・ブラックバレル)

 真エーテルによって活動する存在であれば、如何なる性質や防御があろうとそれを無視して傷付けられる兵装…を、仮想空間内で出来る範囲で再現した物(術)。本来の性能での再現は仮想空間内では不可能且つ、仮に完全再現出来たとしても違う法則の世界では考えた通りの性能が発揮されるか分からないという状況であった為、単なる超威力兵装にまで劣化しているが、それでも強力。更に、影の黒切羽に組み込む形で形成している為、厳密には単体で成立している術ではなく、黒切羽に付与された機能の一つと言うべきもの。

(使い手から一言)「まさかこれまで持ち出す事になるとは、ね。因みにこれはオリジナルではなく、レプリカ版をベースにしているよ。今回の目的には、レプリカの方が性能的に合致しそうなものだからね」

 

 

山激(グレイブ)/塞牙(愛月)

 

メガ・ダイロック/メガ・ダイスチル

 ポケモンが外部からの力を受けて発揮する幾つかの能力の内、メガシンカとダイマックスの力を重ね合わせた『メガマックス』状態で山激と塞牙が放つ、全力の技。それぞれ岩タイプ、鋼タイプという性質を持つが、それだけでなく、メガシンカとダイマックスのエネルギーも限界まで込められており、単純な打撃でありながら、規格外の破壊力を持つ。因みにダイロック、ダイスチルという(ダイマックスポケモンにとっては)通常の技もあり、名称こそここから取られていると思われるが、技の内容としてはどちらも大きく異なる。

(使い手から一言)

「使い手から〜って事だが、山激と塞牙に喋ってもらっても伝わらねーし、代わりに俺達が話すとするか。いやぁ、やっぱやってみるもんだな。メガマックスもそうだが、滅茶苦茶爽快だったぜ」

「発想が滅茶苦茶過ぎて、僕はほんとびっくりしたけどね…。だけど、これに関してはグレイブが正しいのかも。無理とか出来ないとかを、ポケモンの可能性を、トレーナーが否定なんかしちゃいけないよね」

 

 

ユニゾンライズ・ヴィートクロス

使用者・イリゼ、エスト

 

 イリゼは圧縮シェアエナジーによる多数の武器を、エストは多様な魔法を飛び回りながら放った後、イリゼが突撃からの連続攻撃を行い、イリゼの離脱と共にエストが精製した巨大剣で突貫を仕掛ける合体技。離脱したイリゼがエストと合流し、巨大剣にシェアエナジーを流し込みつつ自身も剣を押し込む事により、更に威力を向上させる事も可能。魔法で精製した刃ではなく各種魔法を放っているという点こそ違うものの、端的に言えばイリゼとエストで行う『ユニゾンライズ・ペイルクロス』であり、その為に長所や短所も共通している。ただ、それはあくまで行動面の話であり、連携の性質としては、イリゼとエストらしく、協力しつつも互いに競い合い、その力を認め合う…という心の動きが強い。

(使い手達から一言)

「わたしとイリゼおねーさんの連携だから、ペイルじゃなくてヴィートクロスよ。…っていうか…もしかしてこれ、コラボ用の技名かしら?だとしたら、ここまで来て漸く二つ目っていうのは……」

「ちょっ、そ、そんなとこ突っ込まなくていいから!そこは普通に、そこそこ長い付き合いなのにそういえば連携技なかったね…みたいな話をしようよ!?…エストちゃんの指摘の否定はしないけどさ…!」

 

 

アンセンドブル・ペイルクロス

使用者・セイツ、ディール

 

 セイツは圧縮シェアエナジー弾頭による遠隔攻撃を、ディールが魔法による多数の刃を飛び回りながら放った後、セイツが突撃からの連続攻撃を行い、セイツの離脱と共にディールが精製した巨大剣で突進を仕掛ける合体技。離脱したセイツがディールと合流し、巨大剣にシェアエナジーを流し込みつつ自身も剣を押し込む事ににより、更に威力を向上させる事も可能。こちらは謂わば、セイツとディールで行う『ユニゾンライズ・ヴィートクロス』。ペイルクロス及びヴィートクロスがそれぞれ酷似しているのは、ディールとエストは双子で、セイツとイリゼも『女神としての力や性質』が通常の姉妹以上に近しく、それ故どの組み合わせも『グリモアシスター』と『原初の女神が創りし女神』となる為。

(使い手達から一言)

「連携する相手が違うのに、おんなじような感覚で出来る…っていうのは、少し不思議ですね。…ひょっとして、エスちゃんとセイツさんでやるアンセンドブルも…?」

「えぇ、その内それも披露したいわね。因みにこれは、わたしとディールちゃん…つまり妹のいる次女同士の連携でもあるの、気付いてる?ふふふっ、姉妹共々これを機にもっと合流を深めたいわ…!」

 

 

緋影双撃・閃紅十文字

使用者・凍月影、凍月茜

 

 背後へ構えられた茜の大剣の上に影が乗り、茜が振り抜くのに合わせて影が跳躍し、上からは影が、正面からは突撃を仕掛けた茜が攻撃を放つ事により、相手の後方で交差する十字の斬撃を刻む合体技。影は茜の力も借りて鋭い跳躍を掛ける事により視線を自身へと誘導し、一撃は重いが大振りな茜の斬撃をサポートしている。とはいえ、二人の能力からすれば、わざわざ一手間掛けて茜が影を跳躍させる必要はない。にも関わらず行うのは、分かり易く『連携技を行う』と示す事で相手に身構えさせ、視線だけでなく思考も『連携への対処』へと誘導する事で、影は分析能力、茜は把握能力を用いてその対処の隙や裏を突くのが目的…即ち、跳躍の強化ではなく思考の誘導こそが真の狙いである。

(使い手達から一言)

「えー君えー君、お蔵入りだった私達のコンビネーションをまさかの形でお披露目する事が出来たね!因みに分かってる人もいると思うけど、私とぜーちゃんの緋天双撃・閃紅十文字の元になったのがこれだよ!」

「確かに、まさかの形ではあるな。…緋天双撃は茜とイリゼの高い能力で相手の対応を超えて直撃させるが、こっちはそもそも対応をさせずに直撃させる。どっちがいいかは…まあ、相手と状況次第だな」

 

 

反転紅橙・百撃穿荊

使用者・凍月茜、イヴォンヌ・ユリアンティラ

 

 茜は遠近それぞれの斬撃や刺突を、イヴは光実織り混ぜた射撃を次々と放ち、連撃を重ねていく合体技。はっきりした流れの形がある訳ではないが、茜の大剣の柄にイヴが義手を重ね、二人掛かりで斬撃を叩き込む事を最後の一撃とする場合が多い。この合体技の真髄は、茜は自身の把握能力、イヴはバトルスーツの各種センサーやレーダー等を用いたデータ収集と解析を用いる事により得た『情報』を下に、最適な位置へ連撃を当てる、当て続けられる点にある。これは相手に対しては勿論、互いの動きを把握し隙のない連携を成立させる事にも一役買っている…が、情報はあくまで情報。そこから得られた最適解を実現させているのは、二人の高い技量や卓越した動きに他ならない。

(使い手達から一言)

「百歩穿楊ならぬ、百撃穿荊…ってね。えー君も推理推測で色々分析したり、義眼にそれ手伝ってもらったりしてるけど…ゆりちゃんの分析と合わせるのは新鮮だったなぁ。やっぱり息が合うのは気持ち良いね」

「寸分の狂いなく全弾叩き込む最中に、息が合うのは気持ち良いなんて考える余裕は私にはないわ…。…けど、そうね。全力で茜と合わせて攻撃を積み重ねるのは、嫌な気分じゃなかったわ」

 

 

キョクダイ豪炎球

使用者・カイト、バックス(愛月)

 

 ブレイズキックを重ねる事で火力を増した火炎ボール(どちらも炎タイプの性質を持つ)へミスティック・ドライブ発動中のカイトが最大火力の炎の斬撃を叩き込む事により、回転する火炎ボールに炎を吸収させ、巨大を超えた極大の炎弾を放つ合体技。双方の全力の炎が合わさる事で、炎は近付くだけでも燃やし焦がすだけの熱量となり、その巨大さで対象を覆い、焼き尽くす。炎が重なるには若干ながら時間が掛かり、更に炎弾の速度自体はそこまで速い訳ではない為、素早く動き回る相手には向かないが、逆に鈍重な相手や、受け止めようとする相手には絶大な効果を発揮する。更に巨大な炎が迫っていくという性質上、生半可な迎撃であれば炎弾は容易に飲み込みそのまま突き進む。

(使い手達から一言)

「バックスの炎とカイトさんの炎を合わせれば、それぞれの炎よりもっとずっと凄い火炎になると思ったけど、まさここまでなるなんて…。…うん、やっぱりキョダイカキュウを超えるキョクダイ豪炎球だよっ!」

「巨大を超えた極大、火球を超えた豪炎球…その技は知らないが、名前負けしてない火力だって俺は思ってるぜ。…けど折角だし、大剣で火炎ボールを打ってみるのも面白かったかもな…」

 

 

ぽかぼかフレンドタタリZ

使用者・ドッペル(愛月)、ズェピア

 

 自身の本質でもある『タタリ』によって作り上げた暗い森の中へとドッペルが入り込み、同じく森によって包まれた相手に対して『何か』を行う合体技。対象を包み、ドッペルが入り込んだ森が消えた時、そこに残っているのはドッペルだけであり、相手の姿は跡形も無く消えている。非常に謎の多い技であり、森の中で起きた事、恐らくドッペルが行った事は何か砕ける音がする以外は愛月やズェピアからしても全くの不明。何か分からない事が起き、相手がいなくなっているという、結果だけ見ると最強にも思える技だが、ズェピア曰く森はドッペルが『全力』を出せる場を用意しているだけに過ぎないらしい為、森の破壊や脱出によって、何か起こる前に回避する事は少なくとも可能と思われる。

(使い手達から一言)

「ドッペルにはぽかぼかフレンドタイムっていう技があってね、ズェピアさんの力でそれを引き出せるようにしてもらったんだけど…ほんとこれ、元の技でも言える事だけど、何が起きてるんだろう……」

「単に引き出せるようにしただけじゃなく、私なりにサポートもしてはいるが…正直、それについてだけは私も本当に分からない。…多分、安直に調べようとはしない方が良いんだろう…」

 

 

デュアラ・ブルブレイ・クロー

使用者・ピーシェ、ビッキィ・ガングニル

 

 共に超近距離戦を得意とするピーシェとビッキィが、空中と地上からヒットアンドアウェイを主軸とした高速連撃連携を行い、その末にビッキィの放つ鎖鎌で相手を拘束した後前後から二人が斬り裂く合体技。この技の使用時はビッキィも鉤爪を装備する。普段から上司と部下という関係で交流を重ねている二人だけあり、連携の練度は非常に高く、その状態で双方高速で動き回る為に、相手からすれば反撃はおろかまともな防御すらもままならない。攻撃の性質上、相手が素早い場合でも有効な反転、重装甲の相手には効き辛い…ものの全く効かない訳ではなく、その場合でも装甲の隙間の様な脆い場所を縫うように狙う事で、十分なダメージを与える事が出来る。

(使い手達から一言)

「こんな形でビッキィとの技をする機会があるとは思っていませんでした。……改めて考えると、女神より女神の動きに喰らい付けるビッキィの方が特異な存在なんじゃ…」

「ピーシェ様との連携技…ちょっとこそばゆいですね。でも、こういう事が出来るのも光栄で…へ?わたしの方が特異?ふふ、わたしも鍛えてますからねっ!…え、そういう事じゃない…?」

 

 

ラビット・ラピッド・ラディアント

使用者・イリゼ、ディール、エスト

 

 イリゼは近接戦を主体とする女神の身体能力と技術をフル活用する事で、ディールとエストは女神の身体能力に加えて魔法での強化を行う事で、三人同時に全力の蹴撃を叩き込む合体技。早い話が「三人同時の踵落とし」であり、攻撃としてはそれ以上でもそれ以下でもないが、ほぼ同時に三ヶ所へ強力な打撃を打ち込む性質上、全てを防御し切るのは難しく、強固な防御を誇る相手に対しても、三人が叩き込む位置を調整する事により、衝撃を交差させて突き崩すという芸当も可能。じっくりと練られた技ではなく、その場の勢い(思い付き)で生まれた技に過ぎないが、単純な内容とはいえきちんと連携技として成立しているのは、三人の付き合いの長さがあってこそとも言える。

(使い手達から一言)

「完全に即興でやった連携だけど、思ったより上手くいったよね。バニーガールの格好をしたのもそうだし、エストちゃんは勿論、ディールちゃんもなんだかんだノリが良いよねぇ」

「そりゃそうよ。今も昔も大人しいタイプとはいえ、昔はディーちゃんもわたしと一緒に散々悪戯をしてきたんだから。…にしても、この二人とバニーガールの格好で飛んだり跳ねたりするのは…ちょっと辛い…」

「エスちゃん…?…まぁ、ノるのはそんなに嫌いじゃないので、良いですけど…割と安直な技名ですよね。響きはいいので、ついついわたしも言っちゃいましたけど…」

 

 

真巓解放・信頼・交凛雪華

使用者・セイツ、ディール、エスト

 

 分割(双剣)状態の連結剣それぞれでセイツが真巓解放・信頼を発動し、そこにディールとエストが氷を纏わせる事で二振りの巨大氷剣とする合体技。氷剣は信頼を単純に強化するだけでなく、対象を斬り裂いた後に炸裂する(無数の氷の刃となった拡散する)事により、対象への内側からの追撃や、周囲への追加攻撃をする事も可能。これは氷剣側に術式として組み込まれているだけでなく、セイツの側でも圧縮シェアエナジーの解放を行っている為、炸裂のみでもかなりの威力を持つ。因みに信頼を分割状態で行うという珍しい技でもあり、対多数、対大型への効果は非常に高いが、対単体、対小型へは有効に活かし辛いという、信頼が元から持つ得手不得手が一層はっきりしている技でもある。

(使い手達から一言)

「わたしの真巓解放・信頼を強化させる方向での連携技よ。…やっぱり、二人共流石ね。サポートでの察しの良さも魔法の精度も、心強いなんてものじゃないわ」

「ま、当然ね。魔法の精度は言うまでもないし、わたしもディーちゃんも前衛の経験をそれなりに積んだ今だからこそ、前で戦う仲間の考えや求めている事が前より分かる…そういう部分は確かにあるわ」

「とはいえ、前衛の味方がちゃんと動けないと、サポートするっていうか庇う形になっちゃいますし…セイツさんこそ、信頼のおける仲間だってわたしは思います」

 

 

炎天雷光絶氷境界

使用者・ディール、エスト、氷淵(グレイブ)

 

 女神と魔導の力を受け取った事により新たな姿、グリモアキュレムG(グレイ)S(スノー)となった氷淵が放つ、炎、雷、そして氷の力を併せ持つ合体技。その為厳密には、これは直接的な合体技ではなく、二人から力を受け取った氷淵が行う、間接的な合体技と言うべきもの。燃やし、貫き、凍て付かせる…それ等が順にではなく完全に同時に巻き起こるという、通常ならばあり得ない現象を起こすその力は膨大な光となって突き進み、対象を飲み込む。この技は元から炎と雷それぞれのフォルムを持つ氷淵が、魔法による制御を全力で行うディールとエストのサポートを受けて漸く成立する程高度且つギリギリの均衡で保たれており、僅かでも狂いがあれば暴発し自爆に繋がるという側面も持つ。

(使い手達から一言)

「この技、強いのは間違いないし、わたし達の力の全てが融合した光は綺麗でもあるんだけど、ただでさえ力を送るだけでも大変なのに、更に凄い体力と持っていかれるというか…ほんと、無茶な要求だった……」

「いやぁ、悪い悪い。大変なんだろうなぁとは俺も思ってたし、そういう負担に関して俺は何も出来ないから、少し申し訳ないとも思ったが…だからって氷淵に手を抜いてやれって言うのも、二人に失礼だろ?」

「言ってくれるわね。まあ実際、無茶な要求されるよりも、気を遣われて手を抜かれる方がわたしは嫌だけど。にしてもほんと…意外な親和性だったわよね、わたし達と氷淵って…」

 

 

デュアライド・デルタスラッシュ

使用者・ミスミ・ワイト、ネプテューヌ、イリス

 

 飛翔する三連斬撃がデルタの形を描くネプテューヌの『デルタスラッシュ』の軌跡へ重ねる形で、ワイトは機体の近接格闘武装を、イリスは刃の形へ変化させた自身の腕を振り抜き斬り裂く合体技。基本的にワイトが二本の近接格闘武装を両腕部で用いる事で、二つ目のデルタを作り出す。ネプテューヌの斬撃(デルタスラッシュ)は防御の突破や対象に傷を刻む事を目的とし、ワイトとイリスの斬撃が本命への攻撃や傷への追撃を行うという、はっきりと二つの行程に分かれている技であり、攻撃範囲や威力の最高値で押し込む類いのものではないが、その分『溜め』に多くの時間を必要とはしない技でもある為、本命の攻撃としても、布石や本命への繋ぎとして使う事も出来る柔軟性のある技と言える。

(使い手達から一言)

「女神、ロボット、モンスター…色んな合体技があるけど、その中でもこれはかなり多様性に富んでると思うわ。誰とでも、何とでも手を取り合える証明の技…とまで考えてやった訳じゃないけどね」

「まあ、多様性を前提に組む技…というのも妙なものですからね。とはいえ、これは良い技だと思います。派手な爆発を起こす事や、縦横無尽に動き回る事だけが連携攻撃の意義ではありませんから」

「ネプテューヌは凄い。ワイトも凄い。だから、イリスも頑張った。頑張って、えいやーとした。…イリス、二人の力になれた?なれたなら…それはとても、嬉しい」

 

 

エクストリーム・ハーツ ver.AE

使用者・イリゼ、ディール、エスト、ピーシェ、ネプテューヌ

 

 ディールとエストが放つ魔力の光芒と、イリゼ、ピーシェ、ネプテューヌが得物での斬撃を皮切りに、種類問わず全員が持てる限りの攻撃を行い(その際ディールとエストは魔法の付与というサポートも行う)、その果てに五人同時の全力攻撃で以って締め括る合体技。女神五人の連携なだけあり、威力も勢いも凄まじく、更に攻撃の種類も多種多様である為、相手を問わない強さを誇る。一方で五人という人数で次々と攻撃を仕掛ける関係上、味方に当たる危険性も非常に高く、個々の能力も連携としての信頼も、どちらも一級のものでなければ成立しない。また、内容は大きく違うものの、女神五人の連携という事で『フルティミックハーツ』が参考にされた節があり、名前からもそれが感じられる。

(使い手達から一言)

「重なり合う女神の力、闇を斬り裂き未来を照らす思いの光、それが形となった存在の一つがエクストリーム・ハーツ。…誇張じゃなく、私は本気でそう思っているよ。皆となら、そう思える」

「イリゼおねーさんらしいわね。…ま、否定はしないし、おねーさんのそういうところはほんと好きよ。それに実際、この技が強いのは…わたし達が目一杯力を重ね合わせたのは本当だもの、ね」

「そうですね。そこまで言えるだけの強さがこの技にあるのは、間違いのない事実です。…ところで、何やら気になる文字が技の後に付いているように見えるんですけど……」

「この技の真髄は、女神が力を合わせる事、同じ思いを胸に貫く事だから、決まり切った一つの形がある訳じゃない…って事かもしれないわね。そういうの、素敵でしょ?」

「確かに、そうかもしれないですね。でも、別に違う名前にしてもいいのに、あるかどうかも分からない別パターンを想定した名前になってる理由は…気にしない方が良いのかな…?」

 

 

クロスレンジ・オブ・ブライズレット

使用者・篠宮アイ、獄炎(グレイブ)、バックス(愛月)、ビッキィ・ガングニル

 

 拳による攻撃を得意とするビッキィと獄炎、足技による攻撃を得意とするアイとバックスによる、乱舞が如き打撃の嵐を叩き込む合体技。決まった形はなく、相手やその動きに応じて全員が入れ替わり立ち替わり攻撃し続ける事で相手を追い詰めていく。基本的にビッキィと獄炎は拳を、アイとバックスは蹴りを主体に仕掛けるがその限りではなく、自身の得意な攻撃に囚われない事もまたこの連携の強み。更にその対応力は反撃を誘導し、逸らし、躱して次の攻撃に、自身のではなく仲間の攻撃に繋げる面でも発揮されており、その点もあってこれは一つの『技』というよりも、一気に畳み掛ける為の『コンビネーション』と表現する方が適切と言える。

(使い手達から一言)

「大人数だから、って言えばそれまでだが、打撃主体のメンバーがこうも集まる、ってのも大したもんだよな。…まあ、全員打撃以外の攻撃手段もそこそこあるっちゃあるが」

「バックスとアイさんでキックのコンボ、獄炎とビッキィでパンチのコンボ…だよね。手持ち次第になるけど、他の子達が参加する事も出来たのかも」

「それを言うならピーシェ様も結構打撃をするし、もっと別の形の合体技を作る事も出来ただろうね。けど、このメンバーで上手くいったって事は、それが正解なんじゃない?」

「そーそー、上手くいったんだからそれで良いってな。てかほんと、拳と蹴りだけでどんどんダメージを刻んでいくのにゃ燃える部分があるっつーか…ぶっちゃけ俺も参加したかったぜ」

 

 

双王氷帝雷炎

使用者・ディール、エスト、ルナ、カイト、氷淵(グレイブ)

 

 強大な火炎と雷電を重ね合わせた『雷炎』、それをルナとカイト、ディールとエストが力を貸した氷淵(グリモアキュレムGS)のそれぞれが作り出し、更にディールとエストが幾層もの氷結界で相手を包んで二つの雷炎の力を逃す事なく浴びせ続ける合体技。その内容から分かる通り、ディール、ルナ、カイトの合体技である『マテリアライズ・エボリュート』の拡大技であり、威力は当然それを上回る。炎と雷を重ね合わせ、氷結界で包む…完全に偶然ながら、これはグリモアキュレムGSの性質とぴったりな技でもあったが為に生まれたという経緯を持ち、ルナとカイトの雷炎は青い雷電と赤い炎で紫となったのに対し、グリモアキュレムのそれはディールとエストの存在もあり白い輝きを放っている。

(使い手達から一言)

「久し振りにやった連携だが、ルナもディールもあれから更に強くなってるんだ…って事を感じたよ。しかもそこに、エストと氷淵まで加わったんだから…そりゃ、あの時以上に凄まじい技になるよな」

「俺は無茶苦茶だってよく言われるが、カイト達こそ中々に無茶苦茶な技を編み出してるよな。この技もそうだったが、三人の時も皆がおまけの一撃を放ったんだろ?その場に俺もいたかったぜ」

「次々攻撃を仕掛けてく連携も凄いなぁって思うけど、こうやって力を…融合?…させるのも、どうだっ、って気持ちになるよね。…ところでディール達はこれ、負担大丈夫…?」

「まあ、わたし達は氷淵に力を送りつつ氷結界も作ってるから、実質負担が倍なのよね。だから大変といえば大変だけど…最強のわたし達としては、やり切ってみせるの一択って感じ?」

「いやそんな、そうよね?…って顔で見られても…。…大変なのは本当にそうですけど、遠慮しなくていいですからね?皆さんの全力は…わたしとエスちゃんが、全身全霊で受け止めてみせますから」

 

 

 

 

機体解説

 

OMG-01(A/S)【マエリルハ】

 

所属・神生オデッセフィア国防軍

設計開発・神生オデッセフィア国防軍/神生オデッセフィア企業組合

生産形態・量産型

生産仕様・A型(一般機)、S型(指揮官機)

動力・GOB-O-NG4 バーストエンジン×1

主推進器・脚部中型スラスター×2

武装

OGD-P02 携行荷電粒子機関砲/荷電粒子長砲(ビームマシンガン/ロングビームライフル)×1

OGN-P01 携行荷電粒子収束剣(ビームサーベル)×2

OGS-01 中型シールド×1

特殊機構

可変機構

視線誘導式マルチロックオンシステム

ユニットパック換装システム

 

 神生オデッセフィア国防軍MG部隊の主力量産機。メインカラーはイエローを主体にホワイトをあしらったものであり、それは国色でもある。土地や街はともかく、軍事に関しては完全なゼロから立ち上げる必要のあった神生オデッセフィアにとって、MG(とそれを運用する艦船)の開発は急務であり、神生オデッセフィアに求められる各要素を盛り込んで開発されたのが本機。この機体最大の特徴は装備の換装システム及び簡易変形システムであり、それぞれラステイションとプラネテューヌのMGを連想させるが、装備の換装は全身の装甲すら変えるラステイション製と違い背部(バックパック)を主にしている点で、変形は『簡易』の文字通りプラネテューヌ製より単純化されている点で差異が存在する。簡素化、というと一見性能が落ちているようにも思える(その一面もなくはない)が、整備性では一歩長けるという長所を持つ。

 ユニットパック(特にキエルバユニット)の装備を前提にしている本機は素の状態だと比較的軽量であり、火力も装甲も目を見張る部分はないが、反面機動性に長け、軽快な運動性を発揮する。これは実際の機体の動きだけでなく、パイロットにとっても機体が思ったように動く、挙動を感覚的に理解し易いという利点にも繋がっており、パイロットの平均練度の面でも他国には劣る神生オデッセフィア国防軍にとって、この利点は非常に大きい。その上で各ユニットを使いこなせば高いポテンシャルを発揮出来る為、本機は決して新兵の為だけの機体ではない。

 上記の二要素に加えて、本体の武装や推進器を兼ねる無人機を装備するという点ではリーンボックスのMGと通ずる部分があり、国の背景から手探りで開発が進められたという点ではルウィーのMGとも通ずる部分があるが故に、本機は信次元の四ヶ国それぞれから影響を受けていると見る者もいる。現在信次元では国家間組織である信国連(信次元国家間連携機構)としてMGを始めとする兵器の開発も行われており、そこでも各国の技術やノウハウを結集した研究が行われているが、それ等と本機とは、当然似て非なる存在と言える。

 

GOB-O-NG04 バーストエンジン

 胴体部に搭載される動力機関。有人機でありながら各国で主流となりつつある魔光動力炉ではなく通常の動力炉を採用しているのは、現段階の神生オデッセフィアでは魔法技術面でのメンテナンスも必要となる魔光動力炉の安定運用は難しいと判断された為。当然その分出力は劣ってしまうが、それを補うべく、パック側にも別の動力炉を積んでいる(魔光動力炉には劣るものの、この動力炉も決して性能は低くない)。

 

脚部中型スラスター

 本機の主推進器。サイズ、出力共に同世代の脚部搭載中型スラスターと大きな差はなく、機体を動かす上で十分な性能を持つ。流石にこれのみでの飛行は出来ないが、マエリルハは本体のみであれば比較的軽量な為、主となる推進器がこれのみでも軽快な機動を実現している。因みに空戦形態では足裏部分が完全に塞がってしまう為、下腿部背面にも噴射口が搭載されている。

 

携行荷電粒子機関砲/荷電粒子長砲(ビームマシンガン/ロングビームライフル)

 左右どちらかの腕部で保持する、携行火器。バレルを追加装備する事によって、高い連射製を持つマシンガン形態と、威力と射程に長けるロングビームライフル形態を使い分けられ、未使用時にはバレルをシールド裏に懸架する事が出来る。

携行荷電粒子収束剣(ビームサーベル)

未使用時は両肩部(付け根付近)に装備される、近接格闘用武装。高い切断能力を持つ他、ビームで刀身を形成する為エネルギー消費がある事と引き換えに、未使用時は殆ど場所を取らない。性能面で特筆する点はないが、装備位置の関係で、引き抜く動作のまま振るう事が可能。

中型シールド

左右どちらかの腕(前腕)に装備される、携行防御武装。裏面はロングビームライフルのバレルの収納場所も兼ねている他、先端は衝角になっており、サーベル程取り回しは良くないが近接攻撃にも使用可能。ルヴァゴユニットでの運用を考慮し、曲面主体の形状をしている。

 

変形機構

 ユニットにもよるが、本機は簡易変形機能を有する。簡易である為プラネテューヌ製MGに比べると空気抵抗や正面からの被弾面積等の面で劣っているが、簡易故に関節部への負担が小さく、メンテナンスのし易さや機体の剛性では逆に優っている。変形(航空形態)はバックパックを兼ねる無人機ユニットの存在を前提としている為、ユニット無しでは変形不可(変形は出来るが、飛ぶ事もまともな戦闘も出来なくなる)。

視線誘導式マルチロックオンシステム

 プラネテューヌやラステイションで運用されていたものが、技術交流の一環としてリーンボックスやルウィーと共に公開され、採用されたシステム。基本的なシステムは同じだが、パイロットの平均的な練度に合わせ、性能はややマイルドにされている。

ユニットパック換装システム

 本機の根幹となる、装備を換装するシステム。これにより一つの機体で大きく性能の違う複数の機種があるのと近い運用が可能となり、まだ配備数の少ない神生オデッセフィア国防軍MG部隊を支える要素の一つとなっている。基本的にはバックパック及び左右腰部ユニットを換装するという形をとっているが、キエルバユニットの様に、全身に装備するタイプのユニットパックもある。

 

バリエーション

A型

 一般のパイロット向けの仕様。厚みのあるゴーグルアイを採用しており、S型に比べると性能はやや控えめだが、ユニットパックの性能を十分に引き出す事が出来れば、同世代の他国製MGにも何ら劣らない強さを発揮する事が出来る。

S型

 指揮官や一部のエース向けの仕様。ブレードアンテナや高品質パーツを使う事による性能向上の他、指揮官機は通信性能も強化されている。本機体の場合、基本的にビームマシンガンのロングバレルは作戦や任務によらず、パイロットの任意で装備する事が許可されている。

 

 

UPOM-01【ルヴァゴ】

 

動力・GOB-O-NG5 バーストエンジン×1

推進器

ユニット後部大型スラスター×2

武装

OGD-P04 荷電粒子砲(ビームカノン)×1

OGI-S01 連装ミサイルランチャー×2

OGD-P03 腰部荷電粒子砲(ビームシューター)×2

 

 マエリルハのユニットパックの一つ。無人支援戦闘機を兼ねるバックパックと腰部のビーム砲で構成されており、マエリルハのユニットパックはこれが基本となる。このユニットを装備した状態であればマエリルハは航空形態に変形出来る他、本装備の上にマエリルハが乗る(空戦形態)事により、新兵でも高い安定性を確保しつつ空中戦を行う事が出来る。その安定性は同世代の機体の中でも随一だが、反面空中機動能力では劣っている為、腕の立つパイロットは状況に応じてルヴァゴから飛び立つ事も戦法に組み込んでいる。また、他にもルヴァゴを分離する事なく人型となる滞空形態もあり、ルヴァゴ底面のグリップを握る事で、素早く空中離脱する事も可能(但しその場合の運動性は劣悪)。

 人型と航空での変形時には一度本体と分離し再合体する為、通常の変形より隙が大きく危険性もある。その為、本体がルヴァゴに乗る際には先にワイヤーを射出して連結した後合体する事も出来る他、プラネテューヌ製MGより変形に時間が掛かる事為に、味方の援護や身を隠せるものがない状態での変形は推奨されていない。航空形態の空戦能力もまたプラネテューヌ製MGより低く、これ等の事がある為マエリルハの変形は戦闘よりも浮遊大陸である神生オデッセフィアでの効率的な運用を目的として採用された、という面が強い。

 また、当然ルヴァゴは無人機であり、完全に本体から分離して運用する事も可能。リーンボックスの無人機より大型な分、小回りは効かないが火力や防御性能に長ける。半自動操縦が基本となるが、手練れのパイロットは適宜指示を出す事により、地上のマエリルハと空中のルヴァゴで挟撃を掛けるような、柔軟且つ強力な運用も行っている。

 そしてもう一つの特徴として、ルヴァゴは前方の装甲で覆われている部分をコックピットに換装し、武装の代わりにコンテナを始めとする装備を搭載する事で、小型輸送機としても運用出来るという点を持つ。これはまだ様々なものが乏しい神生オデッセフィアならではのコンセプトであり、軍備の増強がそのまま平時における空輸能力の充実に繋がっていく。

 

GOB-O-NG5 バーストエンジン×1

 ルヴァゴに搭載されている動力機関。無人機側であるこちらにも動力炉が搭載されている為、本体と分離しても長時間の運用が可能となっている。流石にもサイズは本体の物より小さく出力も低いが、本体と合わせて二発の動力を積む事で、マエリルハは総合出力を高めている。

 

ユニット後部大型スラスター

 本装備の飛行能力を支える推進器。その出力は高く、直線での速度はプラネテューヌ製MGの航空形態にも劣らない。尚且つ本体が軽量な分積載能力にも余裕があり、航空形態ならばキエルバユニット装備のMGを始めとする他の機体を上部に乗せてそのまま飛ぶ事も可能。

 

荷電粒子砲(ビームカノン)

 ユニット上部中央に装備されている固定火器。射角は機体の向きに左右されてしまうが、威力、射程共に高い。航空形態、空戦形態共に使用出来る武装で、特に航空形態においては、本装備の火力と直線での速度を活かした一撃離脱が基本戦術の一つとなる。

連装ミサイルランチャー

 ユニット上部左右に装備されている固定火器。左右二基ずつ、計四基の発射口を持ち、そこからマイクロミサイルを放つ。本装備を纏うユニット唯一の実体弾火器だが、空戦形態では本体の乗る位置の関係上撃てなくなる(機体の脚部に当たってしまう)という欠点を持つ。

腰部荷電粒子砲(ビームシューター)

 ルヴァゴ本体とは分離している半固定火器。携行火器との兼ね合いで、威力と連射性の高いシュータータイプが採用された。基本的にはルヴァゴと合わせて運用されるが、下記のキエルバユニットと共に装備する事も出来る(逆もまた然り)。

 

 

UPOM-02【キエルバ】

 

動力・GOB-O-NG5 バーストエンジン×1

推進器

バックパック搭載中型スラスター×2

腰部フレキシブルスラスター×2

武装

OGD-P05 右背部荷電粒子砲(ビームカノン)×1

OGD-S04 左背部多目的電磁投射砲(マルチレールランチャー)×1

OGD-S02 頭部外装機銃ユニット×2

OGI-S03 前腕部連装グレネードランチャー×2

OGI-S02 脚部8連装マイクロミサイルポッド×2

OGI-S04 連装マイクロミサイルポッド×6

 

 マエリルハのユニットパックの一つ。強襲用の重装ユニットであり、バックパックを主体とするルヴァゴと違い、装甲共々全身に各パーツを装着する形で装備される。本装備を扱う事も想定された為に、素の状態のマエリルハは軽量な作りとなっているが、それでもキエルバ装備となると非常に重く、当然ながら変形は出来ず、単独での自立飛行も不可能となる。機動性も大きく落ちるが、それはあくまで急加減速や小回りの話であり、バックパック及び腰部のスラスターによって推進力自体は重量増加に合わせて大幅向上しており、最高速度自体は素のマエリルハとそう変わらない。本装備を纏ったマエリルハはその鈍重さや武装の多さから操縦難度は上がり、火力と重装甲を活かした敵陣への斬り込み役を担う事もある為、基本的にはそれなり以上の技量や経験を持つパイロットによって運用される。

 本装備は、ルヴァゴ及び素のマエリルハと比較して、実体弾武装が非常に多い。と、いうよりルヴァゴ及びマエリルハが光学武装に偏重しているのであり、これは神生オデッセフィアの弾薬費の節約を可能な限り行いたい、という懐事情に起因している。その一方で本装備に実体弾武装が多いのは、偏に本装備も光学武装主体とした場合エネルギー面の負担が大きくなり過ぎる為。また、誘導兵器に関しては実体弾でなければ行えない事や、装甲各部に搭載するには実体弾の方がコンパクトにする事が出来る、という実際に開発・運用する上での観点もまた、本装備の武装構成決定に影響をした。

 武装の多さからも分かる通り、本機の火力…特に面制圧火力は高いが、(ビームシューターは基本ルヴァゴ用という事もあり)光学兵器の数だけでいえば、ルヴァゴ仕様よりも減っており、一概に砲戦面で勝っているという訳ではない。また、勘違いされがちだが本ユニットは後衛用の装備ではなく前衛として突っ込む為の装備であり、火力支援用のユニットパックは別で開発が行われている。

 因みに型式からも分かる通り、本ユニットはルヴァゴより後に開発が始まったが、変形や自立飛行の実現難度から進歩は逆転し、更に建国式の警備にマエリルハを運用する際、重装備であるこちらの方が見栄えが良いという意見も出た為、ロールアウトはこちらが先になった。

 

GOB-O-NG5 バーストエンジン×1

 バックパックに搭載されている動力機関。ルヴァゴの物と同じ動力炉であり、本基がユニットの主推進器と直結している面でも共通している。そして本体及びユニットパックと同様、この動力炉と本体の動力炉(GOB-O-NG4)も同時運用を前提に開発された。

 

バックパック搭載中型スラスター

 バックパックに搭載された推進器。縦二列で構成されている方式であり、動力炉の斜め下に位置している。下記のスラスターと含めた計六基のスラスターを主とする事により、高重量による鈍重さを補い、近接戦闘にも対応出来るようにしている。

腰部フレキシブルスラスター

 左右腰部に搭載された推進器。プラネテューヌ製MGの物と同様前方にも回転させて向ける事が出来、鈍重ながらも自在な動きを可能にしている。機動力向上の本装備と、火力向上のビームシューターは一見逆の装備方式にも見えるが、これはそれぞれの性能の穴を補う事が目的。よって基本的な運用からは外れるが、逆にしての装備も決して非効率ではない。

 

右背部荷電粒子砲(ビームカノン)

 バックパック右側に背負う半固定火器。ルヴァゴのビームカノンから砲身を短くする形で開発されており、その分射程距離はやや低下している。これはそのまま装備した場合砲身が長過ぎる為で、本装備が後方からの支援用ではない事を表す装備の一つでもある。

左背部多目的電磁投射砲(マルチレールランチャー)

 バックパック左側に装備する半固定火器。電磁加速によって弾頭を放つ武装で、通常のレールカノンもあるが、基本は杭状の対艦大型鉄甲榴弾(四連装式)を放つタイプが搭載される。また、電磁投射ではない、通常のミサイルポッドに換装する事も可能。

頭部外装機銃ユニット

 両側頭部に追加装備される固定火器。他国のMGが同じ位置に装備する機銃と同じ、牽制や迎撃を主な目的とする装備であり、外装式な分、総弾数でやや勝る。因みにルヴァゴ仕様の場合、本装備が変形時に干渉してしまう為に装備出来ない。

前腕部連装グレネードランチャー

 両前腕部の追加装甲に内蔵される固定火器。単体での運用は勿論、マシンガンやサーベルでの攻撃に合わせて使う事で追撃を行う運用にも向いている。追加装甲に内蔵する方式である為、装甲の上から装着するシールドの運用を阻害する事はない。

脚部八連装マイクロミサイルポッド

 下腿部外面の追加装甲に内蔵される固定火器。マイクロミサイルタイプである為射程距離はあまり長くないが、キエルバユニットは相手と近い距離で戦う為の装備である為、その面が欠点となる事はあまりなく、小型故の多連装方式から弾幕形成をする上で有効に働く。

連装マイクロミサイルポッド

 肩部、胴体部、上腿部追加装甲に計六基内蔵される固定火器。機体の動きを大きく阻害しない範囲で搭載された関係上、個々の連装数はマイクロミサイルの割に少ないが、その分をキエルバユニットの各部に装備する事で補っている。

 

 

BUMG-X01-EX 【ブランシュネージュ・ミラージュ】

 

所属・なし

設計開発・信次元国家間連携機構(原型機)

生産形態・実験機(実機なし)

生産仕様・データ上のみの為なし

動力・GBXE-04 魔光動力炉×1

主推進器

脚部内蔵中型スラスター×2

腰部旋回式スラスター×2

ギガレールランチャー部スラスター×2

武装

OGD-P02 携行荷電粒子機関砲/荷電粒子長砲(ビームマシンガン/ロングビームライフル)×1

OGD-S02 頭部外装機銃ユニット×2

OGN-P01 携行荷電粒子収束剣(ビームサーベル)×2

OGI-S02 脚部8連装マイクロミサイルポッド×2

OGS-01 中型シールド×1

ギガレールランチャー【ロンギニウスハウザー】

特殊機構

視線誘導式マルチロックオンシステム

NPドライヴ[T]

NEPNS-AM

 

 特異な空間となった仮想世界形成装置内のデータ世界において、ミスミ・ワイトの新たな力として、『機能停止したマエリルハ(神生オデッセフィアの主力量産機)をデータ改竄する形で』『その場で』作られた機体。ベースとなったのは信次元国家間連携機構(信国連)にて五国家共同開発が行われている、まだペットネームすら設定されていない実験機(X01)であり、そこにワイトの記憶から彼の愛機『ブランシュネージュ』の外見や性能を上書きする形で構築された。その為大まかな見た目やカラーリングはブランシュネージュのそれに準じるが、彼自身も曖昧(正確には覚えていない)な部分や、再現すると原型機から離れ過ぎてデータ的な負荷がある部分に関しては、原型機寄りとなっている。

 その段階で用意出来るデータのみで構築している事、X01の武装はまだ全く開発が進んでいない事から、即座にデータへのアクセスが出来た(アクセス権限が用意出来た)神生オデッセフィア及びプラネテューヌの機体から(ワイトの要望に合わせて調整した上で)流用している部分も多く、ロンギニウスハウザー以外の武装は全てマエリルハのもの、特殊機構は全てプラネテューヌ製のものとなった(但しNPドライヴに関してはデータ改造が行われている)。

 また、突貫工事にも程がある構築であるが故に、操縦系統は煩雑極まりない、最早未完成そのもの。しかしそれを、ワイト自身が「最低限の部分以外は自分でカバーする」と言って起動を前倒ししており、実際にワイトは見事乗りこなして見せたものの、「一瞬でも気を抜けば、どんなに些細なレベルでも操縦ミスをすれば、即座に横転するかどこかへ吹っ飛ぶかして終わる」と彼が戦々恐々としていたレベル。だが姿勢制御システムすら不完全で一々パイロットが操作しなければいけない状態なのが本機であり、構築に関わったある人物曰く、「ワイトは本来片手で一体を操る(=普通の人間は両手合わせて二体を動かすのが限界)仕様の操り人形を六体同時に操作しつつ、ナレーションも同時に行い、更に観客の反応を観察して適宜アドリブを入れている様なもの」…即ち人間業ではない操縦技術で乗りこなしている、との事だった。

 

GBXE-04 魔光動力炉×1

 胴体部に搭載されている魔光動力炉シリーズの最新型。大出力機であろうと一基で賄える動力炉の新型である為通常戦闘時には何の問題もなく、高い信頼性を持つ。

 

脚部内蔵中型スラスター×2

 左右脚部に一基ずつ内蔵されている推進器。脚部内蔵型は広く普及した、最も一般的な仕様であり、X01からそのまま使われている。

腰部フレキシブルスラスター×2

 腰部両側面に一基ずつ搭載されている推進器。キエルバユニットの物を流用している。ロンギニウスハウザー搭載の為に背部にスラスターを配置する事が出来ない関係上、ワイトが求める機動性確保の為に搭載される事となった。

ギガレールランチャー部スラスター

 ギガレールランチャーに装備されている推進器。本来はランチャー使用時の反動を軽減する為のものだが、ランチャー自体が背負う形で装備されている関係から、補助推進器としても使用可能。

 

携行荷電粒子機関砲/荷電粒子長砲(ビームマシンガン/ロングビームライフル)

頭部外装機銃ユニット

携行荷電粒子収束剣(ビームサーベル)

中型シールド

 マエリルハ及びそのユニットパックからそれぞれ流用された装備。どの装備を採用するかは、ワイトの希望に沿って決定された。

脚部8連装マイクロミサイルポッド

 マエリルハの強襲用装備(所謂フルアーマー装備)である、キエルバユニットを構成する火器の一つ。脚部周りの追加装備は性能向上よりも、ロンギニウスハウザー使用時に機体が吹き飛ばないよう重量を増やす為に装備されたという面が強いが、ミサイル自体の使い勝手は良い。

ギガレールランチャー【ロンギニウスハウザー】

 恐らく必要となる、『現段階で実現可能な最高火力』の為に装備された、大型電磁投射砲。未使用時は背部に背負っており、そこから機体右側に展開後、右腕部で掴みつつ固定用のパイルバンカー(このパイルもマエリルハのある装備からの流用)を使用する事で運用する(固定せずに使用する事も出来るが、適切な体勢で使わないと腕部ごと吹き飛ぶ)。弾頭は杭の様な(そして実際突き刺さってから爆発する)徹甲榴弾で、これもキエルバ装備の物をベースにしている。

 驚く事にこれは、プラネテューヌ製のMG用超大型追加ユニットの主砲、400m級戦闘艦の副砲にも匹敵し得る巨大『ビーム』砲をデータ改竄する事によって作り出されており、いっそ非常識な程の威力を持つが、様々な面において「でっち上げ」な本機の中でも特にその傾向が強く(型番がないのも改竄元から離れ過ぎている為)、一発でも撃てば多くのエラーとバグを発生させてしまう。そして撃つごとにエラーとバグは深刻化していく為、弾頭は二発しか搭載されておらず、二発目を撃った時点でこの装備は自壊、データ消去が行われるよう設定されている(仮にシステム的な問題がなくとも、負荷が大き過ぎて三発目はこの装備か機体の腕が壊れてどちらにせよ使えなくなるだろう、とも言われている)。

 

視線誘導式マルチロックオンシステム

 プラネテューヌ製MGで活躍されているシステムの一つ。元から少々鋭敏なこのシステムを、本機は更に限界まで性能向上させている(その分使い辛くなっている)が、ワイトはしっかりと使いこなしている。

NPドライヴ[T]

 NP粒子を発生、運用する為の装置。T型と称されたこれは、NPドライヴ自体がまだ他国に殆ど情報開示をしていない装備である為に(そして完全版を搭載した事がデータ流出に繋がってしまわないように)、限られたデータの中から再現される形で作り出されたもの。その為下記のNEPNS-AMを発動する事にしか使えず、一度使うと故障してしまう不完全品となっている(…が、それでも有用な装備であり、実際この時のデータを元にT型の研究がプラネテューヌ以外で行われ始める事に繋がってしまった…かもしれない)。

NEPNS-AM

 NP粒子の「エネルギーを取り込む」性質を利用し、リミッター解除状態で機体全体を包む事によって、一時的に慣性や各種抵抗を完全に無視した機動を実現する事が出来るようになるシステム。本来NP粒子の色は薄い紫なのだが、本機のそれは青白い光を放つようなものとなっている。

 




 何度かお伝えしていた通り、今回の投稿を最後に、OSは一先ず終了とさせて頂きます。OIとOPの時の様に、時系列や展開の関係でこちらに投稿する程が適切だ、と判断する内容の話が出てきた際は、こちらが更新される場合もありますが、そのような事がなければ、基本的に更新はされない可能性が高いです。ここまでOSに付き合って下さり、本当にありがとうございました。
 そして…勿論、まだOriginsシリーズは続きます。新作(続編)、あります。それに関する活動報告を近日中(明日…つまり元旦ですね)に更新する予定ですので、もし良ければご覧になって下さい。
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