超次元ゲイムネプテューヌ Origins Succession   作:シモツキ

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第二話 子供はすくすく成長する

 どこかから…恐らくは別次元から迷い込んだビッキィちゃんを保護し、共に暮らすようになってから、暫くが経った。

 初めは心を開いてくれなかったビッキィちゃんも、積み重ねとあるやり取りを切っ掛けに、私を信用し始めてくれて…そこからは、見た目相応の子供らしい言動も見せてくれるようになった。見せてくれるというか、感情やそれに基づく姿を隠さないでくれるようになった。加えて怪我もすっかり治って、毎日元気な姿を見せてくれる。それは安心出来ると同時に、喜びというか、私の日々に新たな活力が生まれた…そんな風にさえ、私は思えた。

 まだビッキィちゃんがどこから来たのかとか、ビッキィちゃんの身体の事とか、未解決の問題もある。でも今は、毎日ビッキィちゃんが元気で、すくすくと成長している…それも大事な事だと、私は思う。

 

「じゃあ次の問題だよ。4足す2足す8は、なーんだ?」

「えっと…4と2で、6だから……14!」

「正解!なら、19引く6引く8は、何かな?」

「んと……5?」

「合ってるよ、ビッキィちゃん。それじゃ、最後の問題!13引く6足す3は、答え分かる?」

 

 ホワイトボードにペンで数式を書き、ビッキィちゃんに答えを尋ねる。ビッキィちゃんはホワイトボードをじっと見た後、頭を捻ったり指を折ったりしながら数え、ちゃんと答えを返してくれる。

 今は、お勉強の時間。私は毎日時間を作り、教科書片手にそこで私が勉強を教えていた。

 

「これは……あっ、9?」

「9?うーん、惜しいねビッキィちゃん。近いけど、違うよ?」

「え?…でも、ピンクのかみのお兄さんは、9って……」

「あ、あれは間違ってるから…そのお兄さんも妙なダンスをしちゃう位動揺するレベルの間違いだから……こほん。確かにこれ、足すと引くが両方あって大変だよね。でもビッキィちゃん、よく見てご覧。『引く6』と、『足す3』を入れ替えてみたら、どうなる?」

「いれかえ…?…えと、13足す3だと16で…16引く6は…10!わっ、かんたんになった!」

「ふふっ、正解。全部が全部そうって訳じゃないけど、計算は入れ替えると楽になる事もあるから、覚えておこうね?」

 

 凄い!…と感情を露わにするビッキィちゃんを見て、私は微笑む。

 本当に、ビッキィちゃんは喜怒哀楽をよく見せてくれるようになった。これは、この位の年の子なら当たり前の事で…でも、当たり前の事が、当たり前に起きるのもまた尊い事なのだと、私は知っている。

 

「よし、今日のお勉強はここまでだよ。ビッキィちゃん、今日もお疲れ様」

「はふぅ…ママ、おべんきょうって、走ったり力いっぱい何かをしたりするわけじゃないのに、なんだかつかれちゃうね…」

「身体はあんまり動かさないけど、頭を使ってるからね。でも疲れるって事は、ビッキィちゃんが頑張った証拠だよ」

「そう、かな?…えへへ……」

 

 ボードに書いたものを消して、部屋の端に片付けて、それから私はビッキィちゃんの頭を撫でる。すると吐息を漏らしていたビッキィちゃんは、私を見上げた後ふにゃりと表情を緩ませて……可愛い。一生懸命考えてたさっきの差がも可愛いけど、この緩んだ表情もまた可愛い。

 それに、ビッキィちゃんはまだ小さいだけあって、覚えるのが早い。この調子なら、年相応の知識を持つのも、そう遠くないと思う。…私がちゃんと教えられれば、だけどね。

 

「さてと、お勉強はこれで終わりだけど…ママは今から、お買い物に行きます。ビッキィちゃん、お手伝いに来られそう?それとも、休んでいたい?」

「お手伝い…ううん、だいじょうぶ!」

 

 ふるふると首を横に振って、一緒に行くと言うビッキィちゃん。それじゃあお願いね、と私は返し、教科書も片付けた後に出掛ける準備へ。

 と言っても、ただの買い物だから仰々しい準備はない。必要なのは、買い物に必要な物と…後は、伊達眼鏡だけ。……伊達眼鏡の理由?ほら、私は女神でしょ?女神として人前に出る場合、基本的に女神の姿をしてるし、「女神がこんな所にいる訳ない」って心理から、人の姿で街中を歩いているだけなら案外女神って気付かれないものだけど、ビッキィちゃんと一緒となると、気付かれた時に「隠し子!?」…ってなっちゃうからね。だから念の為、変装として……え?そうじゃなくて、伊達眼鏡程度で変装のつもりかって?…いやいや、伊達眼鏡だよ?前は私もそう思ってた気がするけど…伊達眼鏡なんだよ?

 

「…ママ?そこのかべに、だれかいるの…?」

「あ、ううん気にしないで。じゃあ、行こっか」

 

 何だか不安そうなビッキィちゃんに声をかけられ我に返った私は、何でもないよと答えた後に手を差し出す。こくんと頷いたビッキィちゃんも手を出してきて、その手を……長手袋に包まれた手を握って、私達は教会の外へ。

 これは勿論ファッション…とかじゃなく、ビッキィちゃんの両腕を隠す為のもの。基本出掛ける時は付けるようにしているんだけど、ただ付けてるだけじゃなくて…っと、いけないいけない。少しずつ慣れてきてるとはいえ、ビッキィちゃんはまだ興味を抱いたものへふら〜っと向かっていっちゃう事があるから、今はビッキィちゃんに集中しないと…。

 

「ビッキィちゃん、今日も前行った所だけど…場所、覚えてるかな?」

「うーん、と…うん、おぼえてる!たぶんっ!」

「うん、『多分』って言葉はそんな元気良く、自信満々に言う事じゃないよ〜ビッキィちゃん」

 

 自信があるんだかないんだか分からない返答に、苦笑いしつつも内心ほっこり。この無邪気さ、無垢さは今…というか、小さい内だからこそのものだと思うし、大事にしたい。

 なんて事も思いながら、私達は並んで歩く。目的地はそう遠くない場所だし、私からすればなんて事ない道のりだけど…ビッキィちゃんにとっては、誘惑が沢山。例えばパン屋の前を通れば、甘い香りが漂ってきて……

 

「すんすん…」

「…ビッキィちゃん、パン食べたい?」

「……は…っ!う、ううんだいじょうぶ!今は、お手伝い中だからっ!」

 

 私が肩を竦めながら尋ねてみれば、ビッキィちゃんは首をぶんぶんと横に振って強く否定。ただそれは私への否定というより、自分に言い聞かせるような否定で…けど折角やる気を出してくれてるんだから、私はその気持ちを尊重し、軽く撫でてパン屋前を後に。そうして私達が行き着いたのは…最寄りのスーパー。

 

「(…さて、買い物の量的には籠一つで済むし、当然そうなれば持つのなんて楽だけど…)ビッキィちゃんビッキィちゃん、あれを使ってお手伝い、してくれるかな?」

「……!うんっ!」

 

 店内に入り、まず私が指差したのはカート。それも、子供用の小さいカート。すると途端にビッキィちゃんは目を輝かせ、そのカートを引っ張り出してくる。

 ふふっ。小さい子は、カート好きだよね。やっぱり、操縦してる感じが楽しいのかな。

 

「これ、お願いね」

「はーい。…カットわかめ…カットわかめは、ここ」

 

 手渡された商品を受け取り、ビッキィちゃんは自分のカートへ。それから商品があった場所を指差して、覚えるように小さく呟く。

 それを見ながら、私は逆側の棚にある薄力粉を籠に入れる。出来るだけ重みのある商品は私が持ち、軽い商品をビッキィちゃんへ渡すように心がけていて…でもあんまりあからさまだと気付かれちゃうから、食事のメインとなる物も程良くカートに入れてもらう。

 

「パスタもお願いね。はい、これだよ」

「わぁ、かたい…あれ?何これ?ビスケット?」

「ううん、それもパスタだよ。今ビッキィちゃんに渡したのとは違う食べ方をするもので……名前は、ルオーテっていうんだよ」

「ルオーテ…ちょっとかっこいい……」

「あはは、そうだね。ロックルオーテとか月光のルオーテとか、なんだか合いそうだもんね」

 

 多種多様な商品を扱うスーパーは、ビッキィちゃんにとって気になるものが一杯の場所。それでもこうやってお手伝いをしてくれるのは嬉しいし、だからこそビッキィちゃんが抱いた疑問には、出来る限り答えてあげたいと思う。

 概ねぐるりと一周回って、必要なものを籠やカートに入れて、それから私達はレジへ。そしてビッキィちゃん、お菓子・玩具コーナーの所を通った時は、色んな商品をじっと見ていたけど…欲しい、買ってとは言わなかった。お手伝いだもん、がまんがまん…!…って思ってたのかな。だとしたら……うん。

 

「ママ、はんぶんもつよっ!」

「ありがとね、ビッキィちゃん。なら、こっちをお願いしようかな」

 

 そう言うと、そう言ってくれると思っていた私は、選んでる最中と同様に軽いものを中心にした方をビッキィちゃんに渡す。片手で持ってもらって、カートを片付けて、それからまた手を繋いでスーパーの外へ。

 

「わー、ビッキィちゃんが片方持ってくれてるから楽だなぁ」

「ほんと?んふふぅ…」

 

 帰りの道を歩きながら、おもむろに楽だと言う私。それを聞いたビッキィちゃんはぱっと嬉しそうな顔になり、そのまま笑う。…嘘じゃないよ?ちょっとでも、持ってくれれば楽になるんだから。それにお手伝いするって気持ち自体、『ママ』にとっては嬉しいものだから。

 

(ママって言葉も、大分しっくりしてきたなぁ…)

 

 ほっこりするけど、少し照れ臭くもある、ママという言葉。それに私は微笑んで…それから足を止める。

 

「……?ママ?」

「ビッキィちゃん、今日もちゃんとお勉強頑張って、その後は気持ち良くお手伝いもしてくれたからね。だから今日は、パンを買って帰ろっか」

 

 私からの言葉に、ビッキィちゃんは目をぱちくり。でもその後、再び嬉しそうな顔になって、「うんっ!」と頷く。

 

「外からでも匂いはしてたけど、お店の中はもっと良い匂いだね。ビッキィちゃんはどれにする?」

「えとえと…メロンパン!」

 

 言うが早いかビッキィちゃんはメロンパンの台の前へ。走ると危ないよ、と注意しながら私は追い、ビッキィちゃんの返事を聞きながらメロンパンを一つトレイへ。更に自分用とセイツ用、二つのクリームパンもトレイに乗せて、お会計して外に出る。

 こっちも持てるよ、というビッキィちゃんの気持ちを尊重し、スーパーでの買い物と合わせて二つを持ってもらい、また手を繋いで私達は歩く。メロンパンを買ってもらってにこにこのビッキィちゃんは一歩一歩が大きく、でもやっぱり元々の背の関係で私が置いていかれそうになる事はなくて…それがまた、そんな姿がまた、私には愛おしく見えた。

 

「ただいまっ!」

「あら、ビッキィちゃんお帰り。イリゼとお出掛けしてたの?」

 

 教会へと帰った私達は、行き同様裏手側の出入り口から教会の中へ。すると同じく今帰ってきたところなのか、早速セイツと出くわして、セイツの言葉にビッキィちゃんはこくんと頷く。

 

「うん!わたしね、ママのおかいもののお手伝いしたんだよっ!」

「へぇ、そうなの。ふふっ、ビッキィちゃんは偉いわね」

「でしょ?でしょ?…あ、そうだ。それでママ、メロンパンをかってくれてね、セイツおねーさんのクリームパンもあるんだよ?…いっしょに食べる?」

「はぅぅ……あ…こ、こほん。そうね、折角イリゼが買ってくれたんだし…」

 

 床に膝を突いたセイツに頭を撫でられて、ビッキィちゃんは嬉しさ半分、自慢げ半分みたいな表情に。それに…というか、その表情を生み出すビッキィちゃんの感情に対し、セイツは例の如く萌えていたけど…誘いを受けた事で我に返り、私へ視線でありがとうと言いつつ一緒に食べる事を約束する。

 ビッキィちゃんは元々無邪気で人懐っこい性格をしているからか、初めこそ少し緊張していたけど、すぐにセイツの事も信用するようになってくれた。勿論セイツもビッキィちゃんの事を大切にしてくれるから、二人の中は良好で…でも私がママだからって、セイツが「叔母さん」と呼ばれる事は特にない。多分、そもそもビッキィちゃんが「叔母」って言葉を知らないからだろうね。

 

「でもビッキィちゃん、食べる前には…というか、帰ってきたらまずする事があるわよね?」

「うん、わかってるよっ」

 

 言うが早いかビッキィちゃんはリビングへ行き、奥の台所で手を洗う。その際には当然、長手袋を外して……手袋の中から出てきたのは、滑らかな人間の両腕。

 

「あ…感触でもしかしたらって思ってたんだけど、ずっとこのままでいられたんだね」

「ふふん、がんばったのっ!」

 

 そう言って胸を張るビッキィちゃん。私は出掛けていた間の、大体の時間を確認し…もうここまで伸びたのかと、深く頷きながら感心。

 異形のものとなっていたビッキィちゃんの両腕は、そこだけ変身させていた…とかじゃない。だから、外での生活において腕はどうしても問題だったんだけど…なんとこのように、頑張れば普通の腕に戻せる事が判明した。という事で、ビッキィちゃんには戻していられる時間を伸ばす(事と、その際の負担を減らす)訓練もしてもらっていて…そっちも今のところ順調。今のペースで伸び続ければ、長手袋なしでも大丈夫になるかもしれない。

 

「ママもいっしょに食べよ?」

「うん、そうしようかな。じゃあ……」

 

 伊達眼鏡を外し、買った物を仕舞ったところで、ビッキィちゃんが呼びに来る。ただ自分が食べるだけじゃなくて、皆と一緒に食べたい。そう思ってくれる事が私は嬉しく、ビッキィちゃんを軽く撫でてからリビングのソファへ。

 真ん中のビッキィちゃんを挟むように、私とセイツが左右に座る。そうして三人揃ったところで…頂きます。

 

「ん…まだほんのり温かいのがいいわね」

「メロンパンもサクサクだよ!あ、ママ、セイツおねーさん、一口どーぞっ!」

「ありがと、ビッキィちゃん。…んっ、ほんとにサクサクだね。それじゃあビッキィちゃんも、あーん」

「ふふふっ。こっちも、あーん」

 

 柔らかなパンと、その中のまったりした甘さのクリーム。それに私の心もまったりしていると、ビッキィちゃんが一口くれて…だから私も、一口お返し。セイツもそこで頬を緩ませて、逆側から一緒に差し出して…ビッキィちゃんは、連続でぱくり。どっちも同じパンだから、味もおんなじなんだけど…二人がくれたから、二倍美味しい。それ位の笑みをビッキィちゃんは見せてくれたものだから、私もセイツも自然とつられて笑っていた。

 ビッキィちゃんは小さくて、まだまだ出来ない事も多い。でも、だからこそ日々成長を、新しい姿を見せてくれて…きっとこれが子育ての喜びの一つなんだろうって、私は思う。

 

 

 

 

「うん、そう。こっちもその予定で進めておくよ」

 

 執務室の机、そこにおいた機器を用いた、五ヶ国でのオンライン会談。前はプラネテューヌの会議室でネプテューヌ達と一緒に話したり、或いはそもそも国の長じゃなかったから不参加だったりしたこういう事も、今はこうして自国で、国の長の一人として参加するようになった。

 その会談も大方終わったという事で、私達は一度休憩に。…ふぅ…苦手じゃないけど、やっぱり対面しての会話とは勝手が違うよね。

 

「〜〜♪」

 

 ぐっ…と伸びをして、軽く身体を捻った後、少しだけ視線を前に、応接用のソファがある場所へと向ける。

 そこにいるのは、ビッキィちゃん。相手をしてあげられる人がいない場合は、長時間一人にするのは可哀想って事で、執務室に読んでいて…今ビッキィちゃんは足をぷらぷらさせながら、児童向けの本を読んでいる。

 

「……?ママ、きゅーけー?」

「うん、そうだよ。ビッキィちゃん、その本面白い?」

「これね、なぞなぞの本なの。いっぱいなぞなぞかいてあるんだよっ」

「そっかぁ。じゃあ今度、その中から何かなぞなぞを出してみてほしいな」

 

 視線に気付いた様子のビッキィちゃんはこっちを見て、私の今度なぞなぞを出してほしいという言葉に元気良く頷くと、再び視線を本へと戻す。

 読書が楽しいのか、それとも私の邪魔をしないようにって意識が強いのか。どっちだとしても良い事だと思うし…うん、今日も仕事が終わったら、静かに待てて偉いねって一杯褒めてあげなくちゃ。

 

「ねぇねぇイリゼ、ビッキィちゃん今そこにいるの?」

「あ、うんいるよ。…画面越しになるけど…会いたい?」

「もっちろん!勿論さっ!」

 

 何故か某ファーストフード店のマスコットキャラクターみたいな声音で言い直した事はともかくとして…会談の相手の一人、ネプテューヌは凄く意欲的。でも他の三人は消極的…って訳じゃなく、「あ、なら私も」「ふふ、どの位成長したのかしら」「本と言っていたわね…ビッキィちゃんは将来有望だわ」…という感じで、普通に皆会いたい様子。

 ならばとビッキィちゃんに訊いてみると、ビッキィちゃんも「いいよっ」と即答。という訳で、ビッキィちゃんを呼んで私の膝の上に乗せると……

 

「おー、ビッキィ久し振りっ!…あれ?久し振りって程だっけ?」

「うーんと…ひさしぶりじゃなくて、ちょっとぶり、かも?」

「あ、そっかちょっと振りか!ふふん、じゃあ改めて…ビッキィちゃん、ちょっと振りっ!」

「ネプテューヌおねーさんも、ちょっとぶり!」

 

 なんと早速、同レベルの会話が発生した。……あれだよね?何だかんだ言っても最後はちゃんとしてるネプテューヌだし、ビッキィちゃんに合わせてあげてるんだよね?ビッキィちゃんも楽しんでるし、その為にやってるんだよね…?

 

「ふふ、元気そうね。やっぱり子供は、元気なのが一番よ。…元気過ぎるのは少し困りものだけど」

「……?…あっ、ベールおねーさん。前にくれたチョコレート、すっごくおいしかったよ!」

「まあ、それは良かったですわ。であれば、今度は詰め合わせの大箱をそちらに……」

「ベール、やたらめったらあげてたら糖分過多になっちゃうでしょ。少しは栄養の事も考えなさいよね」

 

 微笑んだり、お菓子をくれようとしたり、全く…とそれを窘めたりと、皆の反応はそれぞれ。共通しているのは、皆ビッキィちゃんを可愛がってくれる事で…ビッキィちゃんも、皆の事は優しいお姉さん達として見ている、と思う。…まぁ、私は勿論セイツよりもずっと接する機会は少ない訳だし、となれば基本は可愛がる一辺倒になるよね。

 

「おかし…おかしはママがよくつくってくれるよ?クッキーとか、ケーキとか、えっと…きゅらそー?…とか」

『キュラソー?…イリゼ……』

「え…ち、違う違う!お酒なんてあげてないよ!なんでビッキィちゃんもそんな…って、あ……チュロス、チュロスの言い間違えだからね!チュロスなら、最近作ったし!」

 

 まさかビッキィちゃんの前で変な会話はしないだろうし…とのんびり私がやり取りを見ていたら、あろう事か皆ではなくビッキィちゃんが爆弾発言。びっくりしながら私は否定し、同時に何故お酒の名前をと考え……結果、ただ単に名前を間違って覚えていただけだったという事が判明した。…び、びっくりしたぁ……。

 

(……でも…こうやって色んな人と接するのは、絶対ビッキィちゃんの為になるよね。…今の場合は人じゃなくて女神だけど)

 

 その後も暫く、ビッキィちゃんと皆は会話。気付けば予定していた休憩時間を超えてしまっていたけど、リフレッシュという休憩の目的は十分に果たせたんじゃないかと思う。

 それに…私はこうも思う。皆の場合は初めから友好的だったから、毎回こんな感じで上手くいくとは限らないけど、人と関わるっていう事には、色んな学びや発見がある。時には上手くいかない事もあるものだけど、それだって一つの学びになるし…何よりビッキィちゃんには、もっともっと色んな人を、色んな事を知ってもらいたい。狭い人間関係、限られた環境だけで完結する世界なんて…そんなのは、悲しいから。

 

「…これでよし、っと」

「ママ、おしごとおわり?」

「終わったよ、ビッキィちゃん。今日も待っててくれてありがとね」

 

 ビッキィちゃんに膝の上から降りてもらった後、会談は再開し、終わり、その後はデスクワークを片付けていって…今日予定していた分の仕事は終了。決めていた通り、大人しく待っていてくれたビッキィちゃんの事を撫でながら褒めて、それから私達は執務室を出る。

 

「ビッキィちゃん。ビッキィちゃんは、ネプテューヌ達と話したり、遊んだりするの好き?」

「うんっ。おねーさんたち、やさしくて、おもしろいからっ」

「そっかそっか。…怖く、ないんだね」

「ほぇ……?」

 

 少し含みを持たせるような声音になってしまったからか、ビッキィちゃんはきょとんとした顔で私を見上げる。その目は今日も純粋で、真っ直ぐに私を見ていて…少し考えてから、私は答える。何でもないよ、という反射的に浮かんだ言葉ではなく…今、私が思っている事を。

 

「ねぇ、ビッキィちゃん。お外は、どう?今は買い物に出掛けたり、お散歩をする位だけど…お外も、怖くない?」

「え?…うーんと…うん、こわくないよ?」

「…だよね。普通に外に出て遊びたい、ってあの時も言ってたもんね」

 

 思い出すのは、初めてビッキィちゃんが私へ語ってくれた日の事。あの時確かに、ビッキィちゃんは普通に外へ行きたいと言っていて…多分本当に、外への恐れはないんだと思う。

 

「だったら、知らない人は?…あ、いや…この言い方だとちょっと不味いね。えーっと…ほら、お店の店員さんとか、外を歩いてる時にすれ違う人とかは、怖い?」

「うぅん…?……お外の人は…こわくない、けど…おっきぃ人とか、えと…はくい?…の人は、ちょっとこわい…」

 

 次々と投げかけられる質問に、流石に変だと思ったのか、ビッキィちゃんは少し首を傾げる。答えてはくれたけど、「ママはなにが言いたいんだろう…」みたいな顔で、私を見ている。

 大きい人が怖い、というのは小さい子なら普通に抱く事だと思う。白衣は…きっと、ビッキィちゃんが逃げてきた所にいた人達が、着ていたから。

 これについては、気を付けてあげなきゃと思う。どっちも慣れれば、大きかったり白衣を着ていたりするだけで恐れる事はなくなると思うけど、慣れる以外の方法がないとしても、怖いものは怖いんだから。でも、だからって大事にしてあげるだけじゃ、変わらない。慣れるというのは、外に出なきゃ…色んな場所で、その要素を持つ色んな人に出会わなきゃ、進んでいかないものだから。

 

「いきなり色々訊いてごめんね。…もう一個だけ、訊いてもいい?」

 

 足を止めて、顔だけじゃなくて身体全体でビッキィちゃんの方を向いて、私は訊く。何だろう…私の問いに対して、ビッキィちゃんはそんな顔をしていて……でもいいよと頷いてくれる。だから、私もありがとうと言葉を返し…言う。

 

「ビッキィちゃん…学校、行ってみたい?」

「え……?」

 

 学校。子供が勉学に励み、健康な心身を育み、多くの人と触れ合い、集団というものを…違う環境で過ごす多くの人を知る為の機関。その学校に行く事が、学生としての日々を送る事が、ビッキィちゃんにとって大きなプラスになるんじゃないかと、私は思っていた。

 

「…がっこう……」

「…学校は、知ってるよね?」

「う、うん…おべんきょうをするところで、テストがあったり、うんどうかいもあったりするところ…だよね…?」

 

 私からの言葉を受けたビッキィちゃんは、少しだけ表情が硬くなる。表情一つで、感情の全てが分かる訳じゃないけど…その表情から伝わってくるのは、不安の思い。

 

「学校はね、勉強したり運動したりもするけど、他にも色々あるんだよ?歌ったり絵を描いたりもするし、社会見学…工場とかお店の裏とか、普段は見られない場所に行ったりもするし、遠足とかもあるらしいし…それに、友達も出来るよ?入るだけで出来る訳じゃないけど…ビッキィちゃんならきっと出来るって、ママは思うな」

「…ともだち……。…うん。わたし、ともだち作りたい。…でも、だいじょうぶかな…わたし、まだ知らないこといっぱいあるし…手も、つかれるともどっちゃうし…へんな子だって、思われないかな…」

 

 学校に対して不安に思うのは分かる。きっと皆、初めて学校に行く時は、同じように不安を抱くものだろうから。だから私は、学校でするのは勉強だけじゃなくて、それ以外にも色々な事をするんだと、勉強だって普段やっているような事ばかりじゃないんだと、ビッキィちゃんへ伝えていく。

 するとビッキィちゃんは、友達に…友達が出来るという事に対して、こくんと頷く。友達を作りたいと言って…それから、答えてくれた。不安の理由を。自分は学校に馴染めるかどうか…異端だと思われないだろうかという、自分の気持ちを。

 

「…そうだよね、不安だよね。でも、大丈夫。だってビッキィちゃん、毎日一生懸命お勉強してるでしょ?手だって、どんどん変えていられる時間が伸びてるでしょ?だからきっと大丈夫。ビッキィちゃんが学校に行きたいって思うなら、それまで私がちゃーんと、ビッキィちゃんが困らない位になるまで教えてあげるから」

「…けど…うぅ……」

 

 両膝を床に突き、目線の高さをビッキィちゃんと同じにしてから、私は話す。不安な事があるなら、私が大丈夫なようにしてあげると。それに腕だって、私の方で話を通しておけば、長手袋をつけての登校をする事だって出来る。ビッキィちゃんの不安は、決して対処出来ないようなものじゃない。

 それでもビッキィちゃんの表情は晴れない。そしてそれはきっと、ビッキィちゃんの中にある不安は漠然とした、実体験に基づく不安じゃないから。だからこそ、言葉では安心し切れないんだと思う。

 

(…実際に見学させてあげるとか、学生経験のある皆に話をしてもらうとか、方法は色々ある。…けど……)

 

 少し、考える。ビッキィちゃんの不安を和らげる方法や、不安より期待を膨らませる方法を。

 だけどそれ等は、少し違う。そんな気がした。だから私はビッキィちゃんの頭を撫でて…続ける。

 

「…でもね、今ママが言った事は全部、学校じゃなきゃ出来ない事じゃないの。もしも、ビッキィちゃんがどうしても嫌なら…学校は、行かなくてもいいんだよ」

「…そう、なの……?」

「うん。勉強も運動も、絵も歌も学校以外でだって出来るし、遠足はピクニックとか日帰り旅行とかと同じようなものだし…ママは、女神様だからね。見学したいところなら、どこへだって連れて行ってあげられるの」

「…ともだちは……?」

「友達なんて、それこそ学校じゃなくても出来るものだよ。だって、ママの友達は皆、学校じゃないところで出会って、仲良くなったんだもん。何より…ママも、学校は行った事ないの。だからもし、ビッキィちゃんが学校に行かなくても、それは全然、いけない事じゃないんだよ」

 

 当然、学校の存在を蔑ろにする訳じゃない。学校がどれだけ重要な機関なのかは十分理解してるつもりだし、実際学校で得られるもの、学べるものは多い。現代社会において、学校は必要不可欠な存在と言っても過言じゃない。

 けどそれは社会全体での話であって、全ての人に必須かと言えば…違う。私や女神の皆を抜きにしても、教祖を始め、学校へ通わなかった人はいる。何故なら学校は、良くも悪くもやる事やその進度が多かれ少なかれ決まっていて、時間も自由が利かず、どうしても学校の在り方に縛られてしまう部分があるから。勿論その縛りも教育機関として機能させる上で必要な事で、教育のプロから一定レベルの各種学びを、各家庭で学ぶより遥かに低額で…というか、段階によっては無償で受けられるというのが学校の強みなんだけど……逆に言えば、十分にお金があって、普通学校じゃ学べないような事も子供に教えたい場合や、自由の利く環境で学習をさせたい場合なんかは、学校に通わないというのも選択肢になる。

 そして、私は女神。学校に行かない、独自の勉強をするという選択肢のデメリットなんて、どうとでもなる。流石にやりはしないけど、ビッキィちゃんの望みを叶える、ビッキィちゃんの為の学校を作る事だって女神には出来る。だから…ビッキィちゃんが学校に行かない選択をするのなら、それでも良い。

 

「…………」

 

 俯いたまま、ビッキィちゃんは黙り込む。そうしたいとも、それは嫌だとも言わず、沈黙したまま床を見つめる。

 素直だ。ビッキィちゃんは、とっても素直だ。…私はこう思った。黙ってしまったのは、考えているから。言われた事、与えられた情報を全部受け止めて、考えるそのさまは…本当に素直だって、私は思う。

 

「…学校、行きたいんだよね」

「…わかるの…?」

「分かるよ、ママはビッキィちゃんのママだもん。行ってみたいけど、怖くて心配…そう思うビッキィちゃんは何もおかしくないし、行きたいって気持ちより不安な気持ちの方が大きいなら、行かなくても良いし……だけどビッキィちゃんならきっと、やっぱり楽しかった、不安だったけど行って良かったって、そう思えるよ。だって…ビッキィちゃんは、ママの子だから」

 

 その言葉と共に、私はビッキィちゃんを抱き締める。ゆっくりと抱き寄せて、大丈夫、と頭を撫でる。

 ちゃんとした説明になってない事は百も承知。でもビッキィちゃんの心を、思いを後押しするのは、理路整然とした話より、こっちの方がずっと良いって私には分かる。まだまだ日は浅くても、私はお母さんだから…だから、分かる。

 初めはぴくりと肩を震わせるだけだったビッキィちゃんは、それからゆっくりと私の背中に腕を回す。ぎゅっ、と私を抱き締め返してきて……そして、深呼吸。

 

「…すぅ、はぁ……ママ」

「うん」

「わたし、決めたよ。わたし…がっこう、行く」

 

 背中から離れる手。呼ばれた事で私も離し、ビッキィちゃんの両肩に手を置き直してから、私達は見つめ合う。真剣な顔をしていたビッキィちゃんは、私を見つめて…言った。決めたよ、って。学校に行く、って。迷いの消えた……真っ直ぐな目で。

 

「大丈夫?」

「だいじょうぶ。だってわたしは、ママの子だからっ!」

 

 ふふんと笑って、胸を張るビッキィちゃん。その表情から感じるのは、確かな信用と信頼で…そんなビッキィちゃんを、私はもう一度抱き締めた。今度はビッキィちゃんの顔を胸へ寄せるように、ぎゅーっと。ビッキィちゃんも、初めは驚いたようで「わぷ…っ!」って声を出していたけど、嫌がったりする事はなくて……えへへ、と少し照れ臭そうな、でも嬉しそうな顔をしていた。

 

「そうと決まったら、これからもお勉強頑張らないとだね。ビッキィちゃんが学校で困ったりしないように、お勉強の事だけじゃなくて、生活の中で必要な色んな事、一つずつ教えてあげるからね」

「はーい!……あれ?ママ、がっこう行ったことないんだよね…?…だいじょうぶ…?」

「む?それはママが、お勉強以外の必要な事を教えられないって意味かなぁ〜?」

「わわっ!ご、ごめんなさーい!」

 

 少ししてから離して、今度はぽふぽふと軽く両肩を叩くと、ビッキィちゃんは元気よく返事。でもその後、なんだか変な…少々私を過小評価しているような事を訊いてきたものだから、私はわしゃわしゃ、ぐしゃぐしゃ〜っと髪型を無茶苦茶にするような勢いで撫でる。するとビッキィちゃんは、目をきゅっとした状態で謝ってきて……だけど少しだけ、これを楽しんでもいるようだった。…全く、ビッキィちゃんめ…ママをからかう事を覚えたら、ママだって怒っちゃうぞ?

 

「…さて。それじゃあビッキィちゃん、今日もご飯作るから待っててね」

「うんっ!」

 

 そうして暫くぐしゃぐしゃ〜、とした後、手で軽く髪を撫で付けて、立った後に私は言う。執務室でおやつをあげたし、もうお腹ぺこぺこで耐えられない…って事はないと思うけど、早く作ってあげないとね。それに今日はビッキィちゃんが学校に行くって決めたんだから、いつもより豪勢にしてあげようかな。

 なんて事を思いながら、私達はリビングへ。その最中にふと、「ビッキィちゃんが学校に行くようになったら、こうして過ごす時間も減るんだよね…」と思って…自然にそんな思考をするようになった自分は、思ったより母親が板につき始めてるんだなぁ、と軽く肩を竦めるのだった。

 

 

 

 

 ご飯の後は、一緒にテレビを見たり、遊んだりして、その後はお風呂に入って……いつもの就寝時間になると、自然とビッキィちゃんは眠そうになっていた。厳密に、この時間になったら寝るんだよ、と決めてる訳じゃないけど…大体いつも同じ時間帯に寝られるのは、とても良い事だと思う。

 

「すぅ…すぅ……」

 

 ベットで寝息を立てるビッキィちゃんを少し開いた扉から見ていると、自然に口元に笑みが浮かぶ。ビッキィちゃんの寝顔は穏やかで…ここがビッキィちゃんにとって安心出来る場所なんだと思うと、やっぱり嬉しい。

 

(…学校…私の方から言い出して、ビッキィちゃんも行く気になった訳だけど、色々と準備が必要だよね……)

 

 隣にある自室に戻りながら、私は考える。学校に通うに当たり、その為の…早々の知識や能力は勿論必要だけど、それだけあればいい訳じゃない。当たり前の話だけど、まずはどこの学校に行くかを決めなきゃいけないし、用意しなきゃいけない物だってあるし、手続きやらなんやらもある。私は女神なんだから、誰かに任せる事だって出来るけど…出来る限りは、自分でやりたい。母親として、ちゃんと親の務めを分かっていたい。

 

「それに……」

 

 既にビッキィちゃんと仲良くなれたるーちゃん、まだまだ仲は発展途上だけど、少しずつ前進しているライヌちゃん…私の部屋でのんびりしていた家族達と戯れながらも、思考を続ける。

 親としての事もそうだけど、何よりの問題は、ビッキィちゃんの出自や過去。まだビッキィちゃんがどこから来たのかが分かってないし、ビッキィちゃんも全てを知ってた訳じゃないから逃げてきた組織の事もまだ不明な部分が多いし…その組織が、ビッキィちゃんを追ってくる可能性だってゼロじゃない。教会に、私の側にいる時は問題ないけど…学校に通い始めたら、当然そうもいかなくなる。

 だからこそ、考えなきゃいけない。ビッキィちゃんも、ビッキィちゃんの通う学校やその周囲も守る仕組みや計画を。

 

「…………」

 

 考え出すと、色々出てくる。もうビッキィちゃんは心身共に回復してるし、ちゃんとした検査を…腕を始めとする、ビッキィちゃんの身体の状態、施された事を調べる必要があるんじゃないかとか、もっと母親に必要な事、子にしてあげなくちゃいけない事みたいな括りより広い、普通の親子はこんな事をしている…みたいな事も調べて、可能なものは取り入れた方が良いんじゃないかとか。そして何より、ふとした時に思い出すのは…ビッキィちゃんの、本当の家族の存在。

 もしもビッキィちゃんに辛い思いをさせた組織が追ってきたのなら、勿論私は守る。だけどもし、家族がビッキィちゃんを見つけて、ここまで来たというのなら、その時私は……

 

「…ううん、そうじゃないよ私。いつかは考えなきゃいけない事だけど…今は目の前の、今のビッキィちゃんの事を考えてあげなくちゃ」

 

 ふるふると頭を振って、私は思考にストップをかける。これも必要な思考だけど、今ビッキィちゃんが目指しているのは、学校に行く事。頑張ろうとしてるのは、その為の勉強。ならば母親である私にとって大切なのは…その為の行為。

……そう考える事で、必要な思考としつつも後回しにしている事は分かってる。だけど、それより優先すべき事があるっていうのも、間違いじゃない筈なんだ。だって…ビッキィちゃんは、私をママと呼んでくれているんだから。そう呼んで、そう思ってくれるなら…私は今、精一杯母親としての事をしたい。それが今の……私の思いだ。




今回のパロディ解説

・ピンクのかみのお兄さん
お笑いコンビ、EXITの兼近大樹さんの事。作中で言っているのは、霜降りミキXITでの一幕ですね。簡単な問題でも、時に不注意ミスが起こる…気を付けないとですよね。

・ロックルオーテ
ベイブレードシリーズの一つ、ロックレオーネのパロディ。ルオーテはほんとに食べ物らしくない名前というか、似た響きの言葉なら違和感なく置き換えられますよね。

・月光のルオーテ
バトルスピリッツ ヴレイヴに登場するキャラの一人、(月光の)バローネの事。こちらも違和感がありません。まあ、月光のレオーネ、ロックバローネでも違和感ないですが。

・某ファーストフード店のマスコットキャラクター
マクドナルドの看板キャラ、ドナルド・マクドナルドの事。今でこそ見かけませんが、「勿論さっ!」とクシャミはCMでの印象が物凄く強いですね。
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