幼馴染はどうやら転生しても続くらしい 作:ぶり大根(元・孤高の牛)
エンディングのキレッキレで踊るラウダが可愛いのなんので…いやーこれで2期にしかほぼ出てこないの確定してるのが勿体ない
せめてウチのラウダはもっと出番増やさなきゃ…いやルーデもだけど
でもしばらくほとんど出せなさそうなんだよなあ…共和国編、Web版にせよ書籍版にせよどっちにしろ二次小説でやるにはあまりにも動かしにくくて…はい、技量が無いせいですね
とにかくラウダの可愛さを…広めないと…見てない方は是非本作3章をご覧下さい、力入れてラウダを描写しているので
「ふっ……今日は素晴らしい冒険日和だ。そうは思わないか?」
「まあ良い天気だとは思うぞ。少なくとも俺にとっては」
「く、曇り空なのに?」
ナルシス先生を連れてレスピナス領のダンジョン手前までやってきた、勿論計画通りにノエルも連れてきている。
リオンは渋ったが傍にいた方が安全だろう事とノエル自身も生活費をついでに稼げるのとで一石二鳥と言ったら諦めてくれた、わざわざ俺があの日から距離ちょいちょい置いてるのにアンタのかっこいいところを未来のアンタの嫁に見せる為に連れてきたんだから寧ろ感謝してほしいもんだ。
「こういうのは気分の問題ですよ、ナルシス先生」
「いやいや今どう考えてもディーンハイツ君は天気の話してたよね!?」
ダンジョンの構造は至ってオーソドックスな洞窟タイプだ、王国にも沢山あるようなやつなので聖樹の苗を見つける以外に関しては俺達の中だとしても正直一番フィジカルに不安のあるブラッドでも油断さえしなければソロ踏破可能なのではないだろうか。
「ふむ……予備はある程度あった方が臨機応変に対応出来るだろうと持ってきたがこれくらいなら嵩張りもしないだろう」
「お兄様!わたくし頑張りますわ!」
「お、おう。まあ無茶はすんなよ?」
「大丈夫ですわ!それよりもあまり運動出来ていなくて身体が鈍っていたところですの!是非ともよろしくお願い致します!」
クリスはいつも持っているロングソードではなくダンジョン用の短剣を何本か腰に提げていた。うむうむ、コイツらも良く成長しているなと感心。
……実のところ、ノエルを連れにリオンの屋敷に向かう時に何を勘付いたのかラウダから通信で自分も連れて行ってほしいと言われて断り切れずに押し切られちまったんだよな。
これ以上連れていくのは残してきた戦力として最大値の人間が抜けて襲われるリスクが若干高くなるからマルには留守番を頼んだ、許してくれ。
「とりあえずさっさと中に入りましょう」
「え、あ、うんそうだね……大丈夫なのかなあ」
「みんな、凄く余裕そうな顔してるけど……」
「ま、問題無いさ」
ドン引きしている先生とノエルにブラッドが余裕そうな表情で答えているが、果たして2人はどれだけ分かっているのだろうか。
きっとそこまで信用はされてないんだろう、王国が突出した冒険家稼業発展国家なのであって他国はそこまでアクティブでも無ければフィジカルも強くないし冒険家稼業も発展していないのだから。
その後も先生やノエルはリオンのロストアイテムに興味津々だったり王国組が全員爆弾を常備していることにドン引きしていたが些事だった。
いやまあだって冒険家メインでやってる人間なら常識だしな……別段持ってて驚くことじゃないんで。
「アル以外の連中ー?大丈夫かー?」
「何故ディーンハイツ以外が対象なのかは知らないが俺は無論問題無い、金も稼げているからな」
「アルフォンソは規格外側だからね、全く末恐ろしいよ。ま、これくらいで心配されるほどじゃないけど」
「王国のダンジョンの方が難易度は高かったように思える。気を緩めはしないが剣を振るうには少し物足りないな」
ダンジョンは思ったより相当楽だった。王国の難易度がバカ高いのか共和国の難易度がバカ低いのかは分からないが、とにかく根っからの王国人だと軽めのウォーミングアップ程度の難易度にしかなっていない。
連れてきた3人も余裕そうだ。俺ら2人に王国の上級貴族子息3人は些かオーバーパワーが過ぎたかねえ。
「まあ俺ら王国組よりか共和国組のが心配だな。ペース落としてるとはいえ俺ら基準で、だし。ラウダは……」
「お兄様とダンジョン!楽しくて仕方ありませんわ!お兄様の勇姿確と見届けさせていただきます!もちろんですがお役にも立ちます!立っているでしょう?」
「うん、元気そうだなあ。1人で余裕そうに立ち回ってる」
「はい!それはもう!王国のダンジョンにお兄様達と潜っていますから!」
ちなみにラウダもしっかりとフィジカルが王国人に染まっていた。最初は王国ダンジョンの難易度に圧倒されていたがなんかすぐ馴染んでいたのを思い出す、ルーデは今でも若干引いているのでこの子が天性の冒険者気質なのだろう目を輝かせながら平気な顔でモンスターを切り伏せては戦利品を手に入れている。なんて逞しいのだろうか。
「はぁ……はぁ……す、凄いねみんな……」
案の定ノエルは息を切らしていた。どうやらいつもよりモンスターの数と質が高いらしい……え?これで?正直王国で比較すると初心者向けダンジョンの深層レベルでしかないんだが……まあそれを言うのは野暮というものだろう。
リオンが気遣ってるし、格好良いところ見せて尚且つ優しい奴なのをノエルに認識させるには丁度良い。ここでポイント稼いでいけリオンよ。
「いやはや凄いねこれは。さっき出てきたモンスター、数もいたし結構強い方なんだけど君達6人いるとオーバースペックにしか見えないよ。王国民はみんなこんな感じなのかい?」
「これくらいなら倍いても我々だけで対処可能です」
「倍もいたら俺は嫌だけどな」
「倍くらいなら弾薬が切れる心配は無いしそんな影響無いだろ」
「本当に凄いな君達は……」
ナルシス先生は感嘆していた、冒険が好きな人だから素直に俺達の実力にはしゃいでいるのだろう。分からなくは無い。
さて、しばらく歩いていると如何にも重要な遺跡らしき場所に辿り着いた。恐らくここが一番のメインイベントだ。
お宝にも興味はあるが聖樹の苗木さえ手に入れば俺はどうだって良い、正味お宝が誰の手に渡ろうと気にはしない。
ちなみにユリウス、ブラッド、クリスの3人は取り敢えずドアを破壊するという回答をしていた。うむ、なんて素晴らしい答えだろうか、それでこそ王国民らしいハチャメチャ意見だ。
「理解出来たでしょ、コイツら野蛮人ですよ」
「ではバルトファルト伯爵やディーンハイツ子爵ならどうするのですか?」
まあ俺達の方の回答も既に決まっているがな。
そんなお宝見つけて「誰の手に渡っても気にしない」とは言ったが手に入れられるのであるなら躊躇する訳が無いので。
「そりゃ勿論、なあ?」
「ああ、アル、ラウダ、答えは決まってるな」
「ええ、そうですわね」
――勿論、中のお宝だけ全部抜き取っていくに決まっているのである。証拠さえ残さなきゃお宝は俺達のもんだ、考古学なんて知ったこっちゃねえ。
少なくとも王国の冒険者からしたらダンジョンに眠ってるお宝は全部自分の物になる可能性を秘めている物体でしかない、重要文化財があるならそもそも王国上層部が直々に送り込んで回収してるっつーの。
「リオン君、アルフォンソ君、ヘルトラウダさん……多分それが一番怖いと思うよ?」
ノエルにドン引きされていたが気にしない。先生はあんまりにもあんまりな答えでげっそりしていた、欲しいならさっさと回収すりゃ良いだけなんだからそこまで落ち込まなくて良いのに。
落ち込むナルシス先生を尻目にドンドンドンドンと深部へ進行していくのだった。
「……結局手応えあったのはこのキメラビーストくらいか。まあそれも数分で終わったけど」
黒い煙となって消え去っていくこのダンジョンのボスっぽいキメラビーストを見送る。再生能力と攻撃力が高かったが弱点さえ分かればどうという事は無かった、特に俺の二丁拳銃による同時目潰しでほぼ行動封じちゃったしな。
これくらいのモンスターは厄介ではあるが一体だけなら別にユリウス達でもソロでも苦戦はするが倒せなくはないはずだろうし、ほんと感動も何も無かったな。
まあ今そんなもの別に要らないがな。
さて、それよりもこの先に聖樹の苗木があるはずだ。
「この先にあるんだよな、リオン」
「そうだな。……っと、あったあった」
リオンが早速聖樹の苗木も見つけたみたいだしある程度稼ぎも得られたからさっさと掘り返して帰るとしますかね。ジャリエールを早くギッタンギッタンに潰したくて堪らないんだよこっちは。
「2本もあるなんて、アルフォンソとバルトファルトはツキが良いな」
「2本!?」
俺渾身の叫び声であった。
「どわっ、びっくりさせないでくれたまえよアルフォンソ。何をそんなに驚いているんだ?」
「い、いや……まさか2本もあるなんて思ってなかったというか……」
「1本も2本も変わらんだろ。ほらアル、1本はお前のだから」
意味が分からない、なんで聖樹の苗木が2本もあるんだよ。
俺が見てきたものと同じであるなら1本のはずなのに頭がおかしくなりそうだ、着いていけそうにない。
「も、ももも持ち帰る!?キミは何を言っているんだ!?」
「何って、これをエサにジャリエールを釣り出すに決まってるでしょう。それに2本もあれば食いつきも良いはず」
「俺の分もあんのかよ……ま見つけちまった以上はそうするけどさあ」
「そうしないで!?アルフォンソ君!?キミなら物分かりが良いと思ってるからもう少し冷静に考えて!?」
「いえ冷静に考えてこれですが」
はぁ不幸だ、このイレギュラーはきっと俺にまずい流れが起きる予兆に違いない……そうだこうなったら全部ジャリエールに八つ当たりしようそうしよう、それでしか俺の心の安寧は計れない。
「アルフォンソくーーーん!?」
なおその裏では連れてきた4人が遺跡を荒らし回って金稼ぎをしていた、特にラウダなんかは目を光り輝かせながら他の3人からレクチャーを受けて嬉々として金目の物を取っていた。
この子に関しては金稼ぎが目的じゃなくて「冒険と言えばお宝ゲット!ですわ!」とはしゃいでいるのでまあそういうことだろう。ナルシス先生は真っ白になっていた。
「よーし、手に入れたお宝は……ラウダは欲しいの最低限だけ取り分けて他は全部飛行船に載せてくれ。今回手に入れたお宝は王国に持ち帰ってから売り払うから今渡せる報酬は前金になる、そこは我慢しろよ」
「ああ、構わない」
「お兄様お兄様!!こんなに綺麗な宝石を見つけました!」
「構うよ!?私は構うよ!?」
どうして共和国に来てからずっとこうなんだろう俺の周り。
胃が痛い、助けてマリー。もういっそ全部ぶちまけて甘えてやろうかな、しないけど。しないけどそれくらいしても許されると思う、それくらい俺は胃が痛い。
あとラウダが可愛い、アリシアを思い出して唯一の癒しだった。
この子がいなかったら多分ぶっ倒れてるよ俺、いや冗談抜きで。
【調査その3】独自解釈で話を進めていく展開が将来的にあるけど大丈夫そう?
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大丈夫だ、問題無い
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無理
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アルマリでイチャイチャしろ