それと……
ちょっと、やっちまったかな?
それでは、どうぞ〜
「お兄ちゃん…もう逝っちゃうんだね……」
「うん、字が違うけどもう行くよ」
聖道 流波は数多の試練を乗り越えて早一年、この神界から去ろうとしていた。 ここにいるのはロングストレートの少しウェーブのかかった銀髪、透き通るような青色の瞳をした美少女が流波を見送ろうとしていた。
はい、一年間の修業風景の様子をかっ飛ばした聖道流波です。別に修業を見ているよりも先に進ました方がいいでしょ?
え?
そんなことは聞いてない?
さっきの女の子は誰だって?
いつ誘拐したんだって?
ちなみにあのじいさんはどうなった?
うむ、それらの疑問を答えるのには少し時を遡らなくてはいけないな……
では、その時の事件を プレイバックだ‼
〜時 は 戦 国 時 d………終了〜
チョットマッテクダサイヨ ダンナ⁉
次はふざけないでちゃんと、ちゃんと話しますからね⁉火縄銃をこちらに向けないでーーーーー!!!
コホン……それでは テイク2いきます…
〜半年前〜
「ただいま〜」
ここは色とりどりのお花畑に囲まれている一軒家という、実にファンシーな場所に俺、聖道 流波と何故かじいさんと一緒に住んでいる。
今日も修業が終わり家に帰ってきたのだが…
「お帰りなさい! お兄ーちゃん♪」
そこには銀髪の美少女がいたそうな…
「お兄ちゃん、ご飯にする? お風呂にする? それとも~ワ・t「言わせねーよ⁉」…ぶぅ~~」
「可愛く不貞腐れてもいけません! そういうことを無闇やたらに言ってはいけません!」
やれやれ、「これは生涯お兄ちゃんの前でしかやらないよ〜」と言っていることは置いといて……
ーーして?この女の子は一体誰だ?
「エミだよ〜」
「アレ? 俺は喋ってないからエミちゃんはあのじいさんと同じ神様かな?あっ、そう言えばここに住んでいるはずのじいさん何処にいるか知らない?」
「エミだよ〜」
「い、いや、そういうわk「だ~か〜ら~」じゃ……うん?」
「そのおじいさんは
HAI?
じいさん=エミちゃん?
way?
イヤイヤイヤイヤ………
ドゥーユゥーコトナノヨゥー⁉??
あっ、スワンスワン、今近くにボ○ちゃんが通ったんだ……って違ーう⁉
--この子何を言っているんだーーーーーーー!!!
詳しい詳細を望みたい‼とエミちゃんに突撃取材をかけようと思ったら……
「お兄ちゃん…あのね……///」
モジモジと頬を紅く染めて少し俯き、視線を左右に漂いながらいじらしく言ってきた……
ウワー…めっちゃ悶えますやん……
「はい…これ……///」
まさか…プレゼントだと⁉
俺は前世でも、女の子からプレゼントというのを貰ったことはない!…はずだ…
はず…と言うのは前世の友達のことを思い出そうとすると、白いモヤが掛かって見えないんだよね~
俺は思い老けて感激していた……
えっ…………………………?
ああ、 変わった形の縄跳びか…
「違うよ~///調教用の鞭だよ〜///」
この時、俺は ブラックアウトならぬ ホワイトアウトした………
「それでねぇ〜///
俺は思考の奥底からマッハで駆け登った…
フゥー、しゃーなしだな… そんなつぶらな瞳で懇願してくるならここは男を見せるため、鞭をしならせてふr……って、違う違うよ違いますよ⁉
ナゼダ⁉ 何故エミちゃんはそんなアブナイ発言する⁉
はっ……まてよ……じいさん=エミちゃんの方程式が成り立つのなら……
俺には心当たりが、少し…いや ビックバン級にありまくるーーーーーーー!!!
それはじいさんと一緒に住んでいることで必ず起こることなんだが、そのじいさんは年寄りの筈なのに年寄りらしからぬ イタズラをしてくるのだ。
ちょっとだけだったら見逃したのだが、日に日に エスカレートしていく イタズラについに堪忍袋の緒が切れました。
その時に影の力の制御と説教(という名のお仕置き)の一石二鳥をしていた。別に年寄りが影の鞭で叩かれているところを興奮するような変人じゃないので、高級耳栓で塞いで瞼を閉じて波導で周りを確認していましたよ。
だけどそのことがあったにも関わらず イタズラをしていくからさあー、こっちも張り合ってたんだけど……
じいさん=エミちゃん
エミちゃん=じいさん
俺は…沈んだ……リアルに………
「みなさんと…同じ大地を歩こうとして…すみません……」
「お兄ちゃ~ん‼ しっかりしてーーーーーーー!!!」
アハハハ、このまま生きててもしゃーなしだろ、俺? ああ、もう死んでいるんだっけ? だったらいっそ無になったほうがみなさんの幸せに繋がるのではないだろうか?
「お兄ちゃんが…お兄ちゃんが元気になってくれるなら…私は…」
僕は…君を傷つけたんだよ?なのに、僕の為にもったいないぐらいの涙目で向けて説得するなんて…君は…僕にとって…眩しすぎる太陽だ……
「拘束監禁プレイを受けるから……///」
--ダメだ…死のう……
〜〜回想終了〜~
いや~一日中飲まず食わず凹んでたけどエミのおかげでなんとか立ち直ることができたよ。 アノことについては考えないことにした。
しかし、残りの半年が大変だったな~
何があったて?色々あったんすよ、色々とね……
「お兄ちゃん、これから転生するにあたって言わなければならないことがあります。」
真剣なときは口調も変わるんだよなー それとエミはちゃん付けはしないでくれって。何でだろう?
「もう、そんなの当たり前じゃないですか…」ボソボソ
「ん?どうした、エミ?」
「何でもありません。それで注意事項なんですが…一つ目、デバイスは転生したら送ります。」
今はデバイスなしでも プロテクトや防音結界ができるが…名前どっしよっかなー?
「二つ目、あっちではお兄ちゃんの両親は居ません」
うーん、そうか…まあ、こっちでエミと住んでて楽しかったからいいか!大変だったけど…
「三つ目、これが重要なんですが…これから転生する世界は8割か9割ぐらいに同じ世界です」
「つまり、どうなるの?」
「例え、お兄ちゃんが原作に介入しようとしても、しないとしても、必ず イレギュラーが起こるのです」
「そこは原作に介入しないといけないのか?」
「お兄ちゃんの思うがままに進んでください♪」
う〜ん…今は考えなくていいか?
「以上で説明終了です。 後、これはプレゼントだよ♪お兄ちゃん♪」
すると、エミの手から光の玉がフワリと浮いて俺の身体に入ってきた。
「エミ?何を入れたんだ?」
「ふっふーん。アレはポケ○ンの特性の“ふくつのこころ”を魔改造した代物…その名も……“
「おい、待てや⁉高町 なのはのデバイスって確か“レイジングハート”だったよな⁉ いいのかそれて⁉」
「大丈夫だよ、お兄ちゃん。所詮ソウルとハートの違いだから」
いいの……かな?
「はあ〜分かった分かった…ありがとな、プレゼント」
「うん、どういたしまして、お兄ちゃん///」
「やっぱし、笑った顔がいいなエミは……」
「あっ、ありがとう…///」
「……それじゃあ…行くよ…」
「……うん…」
青年は扉に向かって歩き出す…少女の悲しみの笑顔を背に…
これから始まるのは第二の人生…未知なる世界…
青年はそこで何を…護り…闘い…得て………失うのか…
青年…否、聖道 流波は…ただ…真っ直ぐに…扉に向かって…歩み出すだけなのだから…
魔法と少女と波導使いと……
イマ…マジマル……
って、簡単に終わらしてくれないよな〜
どうせこの後エミが用意した落とし穴があって、そこに落ちたら転生完了~ということだろう。
ここは大人なお兄さん的ポジションな俺の優しさでわざと、わ・ざ・と引っかかってあげようではないか!重要なことは二回言ったぞ!
さあ、何処からでもかかってきなさい!エミ・トラップよ!俺はどんなタイミングで落ちようとも驚かn『ガシィ!!!』い……ん?
右足を掴まれた感覚がしたので目を向けると……
『■■■■■■■■■■〜〜〜〜〜!!!!!!!!!!』
バイ○ハザー○やドラ○ンク○ストなどのアンデット系のモンスターが黒い空間からターークサンミエル……
俺はとっさに後ろを振り返ると……
「いってらしゃい♪お兄ちゃん♪」
とっても素敵な笑顔で見送るエミの姿。
うん、その言葉で言われたのならちゃんと返さないとな…
「い、イイいいっってきりゃぁぁぁーーーすうぅぅぅーーー!!!!!!!」ポチャン
転生 完了……
~~エミサイド~~
「行っちゃったな〜私の…
初めてあったときは緊張と照れ隠しであんな喋り方になっちゃったけど、そんなことがあっても優しかったな~…それに…
「さてと、あっちに送るものを設定しないとね…」
カタカタカタカタカタカタカタ………
「う~ん、人体のスペックは普通の人だと耐えられないから…
「よし、後はこれの場所を「行ったか…」うわああああーーー!!!」ピィッ
「ああ、すまないなエミ!驚かしてしまって…」
「本当だよ
これで、送信っと♪
「で、お父様」
「何だ?」
「本当にお兄ちゃんの
「封印といっても一時的なものだ…それに…分かっていたらアヤツは自ら破滅を望んでしまうしな。だったらあちらでちゃんとした土台を作ってからでも良いだろう」
「そうですね……」
お兄ちゃんは心配しなくても大丈夫かな?あっ、でも多分お兄ちゃんモテてちゃうな?だってあんなにカッコ良くてやさしいんだもん…しょうがないかな?だったら……
「お父様、私、お兄ちゃんと結婚するね♪」
「だ、ダメだ⁉兄妹で結婚なんてそんなn「イ・イ・ヨ・ネ☆」ハイ………
それは人が作った法だけど、私には関係ない!
愛さえあれば関係ないよ!
さーてとっ、
ペロリッ♡
「逃がさないよ♪おにぃ〜ちゃん♪」
神界のとある所には、orzになっている父親と…
ピンク色の小ぶりで張りのある唇に、艶かしく舌なめずりをしている少女だけだった……
エミとの関係は母親違いの兄妹です。流波はこのことは知りません。
さらにこの作品はあのようなエミが言ったような発言・表現が出てくるかも?しれません。
それでもいいのでしたら、よろしくお願いします。
あんなこと話すのはエミと後1、2人ぐらいじゃないかね?