なかなかネタが浮かばずにほっぽってました( ̄▽ ̄;)。
さて、なぜ四季がここまで怒っているか。
前世は日本の平凡な学生かつ日本国民として勉学に励んでいた彼女だったが、ボランティア活動に参加して、学びたくても勉強できない子供を何度も見てきていたのだ。
その関係で一般人を馬鹿にする上級国民を心底嫌っているのである。
要するに上級貴族の悪魔を心底嫌っているということでもあるのだ。
「馬鹿なのですか?あなた方は??」
「なんだと!」「貴様!!無礼だぞ!!」
「まったく…確かに私は部外者ですが一応は来賓なんですがね?なのに暴言とは悪魔の質もお察しというわけですか」
「貴様!ふざけるのもいい加減に!?」
シュラン!!
「そっちこそいい加減にしなよ?」
一瞬で上級貴族の首筋に小町の鎌が向けられていた。
そして黙らせた四季は説明を始めた。
「そもそも文明国の基準で言えばこの冥界は発展途上国レベルですよ?国際法の適用にあたって,政治・経済・法律制度のみならず,社会 慣習にいたるまで,欧米諸国(文明国)の水準に達しているか否か。これが文明国標準となります」
四季はそう話し始め…
「というかなんでもかんでも武力で解決しようとする時点であなた方は遅れているんですよ。多少なりとも国を自称するならまず法をしっかりと守りなさい。その点で言えばソーナ・シトリーさんはあなた方よりも数段立派です!」
「「「「「なっ!?」」」」」
四季のこの言葉に上級貴族たちは愕然とした『お前たちは文明国以下であり、少女の方が優秀である』と断言されたのだ。
「そもそも彼女のことを侮蔑するならばまずは拉致・誘拐してきた人々や妖怪たちをさっさと解放しなさい!知っているんですよ!!あなた方が誘拐・拉致して眷属化させた人々が奴隷扱いされていることは!!」
四季は激怒しながら一人の上級貴族の首をつかんで…
「さっさと返しなさい!!我々の国の国民ですよ!!日本神話では侵攻作戦を行ってでも奪還すべきなんて意見まで飛び出しているんです!!」
と恫喝していた。
あまりの覇気に魔王がなだめようにも近づけず、結局上級貴族が失神するまで説教は続いた。
その後、彼ら上級貴族の元で奴隷として扱われていた日本の関係者たちは悪魔上層部たちの指示によって返還された。
とはいえ日本神話の怒りは全く収まっておらずこれが後々に三大勢力にとって悲劇をもたらすこととなるのだが、それは現時点ではまだ誰にも…四季さえも分かっていなかった。
なにはともあれ、ソーナ・シトリーの意見はその後、認められて学校の建設が行われることとなり、四季は「これからまともな悪魔が出てくることを祈りますよ…」と言ってさっさと帰った。
次回もしばらくかかります…(-_-;)