9-nine- ―最高の結末を追い求めて―   作:コクーン√

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お久しぶりです……。(5ヶ月振り?)

ちょーっと四月から手が空かなくて放置しちゃってました。申し訳……。

再会するのもう少し後になりそうでしたが、9-nine-のアニメを見ているとこう……衝動が抑えられなかったので無理矢理書き綴りますw

アニメの方もイーリスが出てきて、オーバーロードも本格的に使い始めましたね!ヒロイン石化のシーン、丁寧に描写されててなんか笑ってしまいましたw
(しかもヒロイン全員が味わうデスカレー回……)




第9話:素材が良い人はなに着ても似合うって言葉、本当なんだなぁ……

 

 

「んー……そろそろかなぁ」

 

白巳津川で一番人が行き交うと思われる駅の入口で一人、スマホを触りながら待ち合わせ時間まで暇を潰していた。

 

今日は休日の土曜日。家族や友人と思われる人達と一緒に楽しそうに話しながらどこかへ向かう姿が多く見られる。中にはスーツや仕事服を着てせかせかと歩いて行く人も居る。

 

と言っている私も前者の内の一人になる。本日は天ちゃんからのお誘いで九條先輩と香坂先輩の四人で遊ぶ?約束をしている。どこへ向かうとかは詳しく聞いて無いけど、特に休日何かをするとかの予定は無いし天ちゃんからのお誘いとあれば喜んで返事をした。

 

……ん?結城先輩と新海先輩は居ないのかって?どうやらお二人は今日は別個で会う予定が合ったらしいのでこちらには不参加、との事らしいです。

 

新海先輩本人と連絡して確認済みなので確定ではありますが、なんと言いますか……急展開?と言えば良いのか、私が把握している情報よりも距離が縮まるのが早い……と思えるのですが、こう言う物なのかな?

 

少し前までは特定の誰かと多く交流を持っている感じはしなかったのですが……うーん、見逃していたのか、それとも私の見立てが甘かったのか……。

 

まぁ、個人の友好関係に深く首を突っ込むのもどうなのかとは思いますが、今の私にやることって皆さんが良い感じの関係を持てるように頑張る!とかしかない気がして……。先輩に誘われてプラモデル?を作っては見ましたが、手先の力加減がダメダメなので上手く出来ないし熱を持てる気イマイチ……先輩もそれには気付いていたようで早々に切り上げてくれていたし。

 

あ、でも狩りゲーの方は買いました。おじいちゃん達に申請した次の日にはセットで届いてました。

 

初期の設定?とかがあって、おじいちゃん達もやったことが無いからと首を傾げてたので璃玖さんにお願いして設定を完了させてから、早速プレイをしましたよ。

 

最初は先輩の部屋でしたのと同じ流れだったのでサクサクと進んでいたのは良いけど、ランクが上がるにつれ流石に装備の貧弱さを感じ始めたので、一旦装備品を整えるターンに入っている途中です。装備品を揃えるだけで強くなれるって……ゲームの主人公は肉体自体は最初から最強なのかな?けど、自分の体の何倍もデカく強靭な相手に立ち向かうのだから身体能力は限界まで上げるのが普通かも……。

 

そんなこんなで頑張ってはいるけど、新海先輩や結城先輩と一緒に出来るのは何時になるやら……。

 

って、そうっ!話を戻しますがお二人ですよっ!新海先輩と結城先輩!

 

休日に男女が二人でお出掛け……これは世間一般でデート、と言う物では?目的地とかまでは流石に聞き出すのはあまり知られたく無さそうな言い方だったのでスルーしました。

 

うーむ、この枝はゲームの記憶は役に立たないのでよく分かりませんが、アプローチ的な動きをしていると考えても良いのでしょうか?そうなると……結城先輩側から?確かゲームでも四章だと割と序盤から新海先輩に好印象と言うか好感度高い感じでしたし……。それなら目立つような出来事が無くても納得出来ますし……。

 

けど、新海先輩の文章を見るに結城先輩じゃなくて先輩の方が主体に動いていると感じたのは私の気のせいでしょうか……?

 

多少なりと物事が動くときは新海先輩が中心と考えてるのがそう思わせているだけかも?

 

いや、早計な判断かもしれないしもう少し様子を見ても大丈夫かも……?ただ単純に用事があっただけかもしれないしね。

 

新海先輩がこの枝で誰を選ぼうと私はそれを全力で応援……は、ちょっと難しいかもしれない。そりゃ他のあり得た可能性的な記憶を持ってますし?ゲームのだけど。それでも誰か一人を選ぶと同時に他の三人の可能性が潰えると考えるとやっぱり少しはこう……罪悪感的な物がふつふつと、あったり無かったり?あくまで記憶だけど。

 

「………」

 

それならいっその事、四人全員が……は流石に無理か。現実的じゃ無いもんね。法律とか色々な面で駄目そうだし。

 

「……あ、来た」

 

顔はスマホの画面に向けながらも周囲に意識を向けていると、少し離れた場所から九條先輩が歩いて来るのが見えたので、顔を上げる。

 

九條先輩へ手を振ると、向こうも私と目が合い手を振り返して来る。

 

……こんなに可愛くて優しい先輩と付き合っていた枝が存在していたなんて、新海先輩は一体どんな徳を積んで来たのやら。

 

「お待たせ~、来てるのは舞夜ちゃんだけかな?」

 

「ですですー。天ちゃんと香坂先輩はまだ電車で合流したばかりなので……あと10分内にはこっちに着くはずです」

 

「それじゃあ、駅内で待っていた方が良いのかな?」

 

「ですね、結構人通りが多いので探すのに苦労するかもしれませんし、改札横で待機しておきましょう!」

 

2人にメッセージを送りながら九條先輩と一緒に改札横に移動する。

 

「やっぱり休日だから人が多いね」

 

「学生が一番多いですが、家族連れも想像以上に居ますね~。何かイベントとかってありましたっけ?」

 

「ん~……どうだろ、もしかしたらショッピングモールとかで何か催しがあるとか……?」

 

「親御さんが連れているのが小学生より下の子供が多いので可能性はありそうですね」

 

九條先輩と待ち時間を話してる内に電車から降りてきた二人と合流する。

 

「いやぁ、お待たせいたしやした」

 

「おー、お二人ともお疲れ様ー」

 

「お、お待たせしました……」

 

「いえいえ~全然待って無いですよ?それに九條先輩とお話が楽しかったので気が付いたらでした。ね?九條先輩」

 

「ふふ、そうだね。舞夜ちゃんとの話してたらすぐでした」

 

「そんじゃあ、メンバーが揃ったという事で向かいましょい!」

 

「おー!って私どこ行くかよく聞いて無いけどね!」

 

「そんなの決めてない!とりまショッピングっしょ」

 

先導するかのように天ちゃんが先頭を歩き、それを九條先輩が微笑みながら続く。

 

「では、行きましょうか」

 

「は、はい……!」

 

四人で歩き始め、前に天ちゃんと九條先輩、後ろに私と香坂先輩の組み合わせになって駅内を出る。

 

「香坂先輩。先輩は今日の内容聞いてるのですか?」

 

「え、えっと……実はあまり詳しくは聞いて無くて……」

 

「おぉ、それでよく来ましたね」

 

「天ちゃんからのお誘いでしたし、それに……こうやって誰かとお出掛けに行くのって、き、貴重なので……!」

 

「あ~……なるほどです。友達と遊ぶと分かっただけで充分でしたと」

 

「はい、……それと、気になったのですが……、今日は希亜ちゃんは居ないのですか?」

 

「あ、そこも聞いて無かったのですね。らしいですよ?私も詳しくは聞いては無いですが、今日は新海先輩と用事があるから参加できないとかなんとか……?」

 

「あ、新海さんと……お二人で……?」

 

「と、聞いています。香坂先輩は何か聞いてますか?」

 

「い、いえ……私も特には何も……」

 

「そうなんですか……。ま、タイミングが悪かったという事で」

 

「そう、ですね……」

 

「……もしかして、気になりますか?」

 

「ぇ、……いえ、……その……少しは……、はい……」

 

「ちょっと、おやぁ?と思ったり……?」

 

「い、いえっ、希亜ちゃんから……そう言った相談とか、雰囲気は無かったので多分違うだろうとは、思いますが……」

 

「なるほど。一番接点持っている香坂先輩が言うのなら信用度高そうですね」

 

あと、確か結構鋭い人ですしね。

 

「私も気にはなりますが……、九重さんの方も、気になってるのかなぁ……と」

 

「私ですか?……まぁ、ぶっちゃけますとそこそこ気になってるのは確かですねぇ……。正直、お二人が良い感じの雰囲気になって二人きりでお出掛けをしてる、みたいな感じでは無さそうだなぁっと」

 

「そう、ですね、私も……同じ意見です」

 

「ちょっと、秘密にしておきたい雰囲気を新海先輩から感じ取れたので逆に気になってしまった感じですね。ですが、だからこそ変に勘ぐったりは良くないので……この辺でお話は終わりにしておきましょうか!」

 

「は、はい……っ、それが良いと、思います」

 

「ですね!天ちゃーん。最初はモールで良いー?」

 

「おうさ。あまり外で歩きたく無いから室内行こっ!」

 

「はーい、……らしいですよ?」

 

「ウィンドウショッピング……ですか。な、なにをすれば良いのでしょう?」

 

「……適当にお洋服とか商品を見て回ればよろしいのかと?」

 

「こ、九重さんは経験がっ?」

 

「経験……、一応?姉と一緒にたまに買い物をしたりはありますね」

 

「あ、お姉さんが居るのですね」

 

「はい、歳は10歳ちょっと離れていますが」

 

「一緒に、買い物に出掛けられる程、仲が良いのですね……」

 

「あはは、そうですね。と言っても姉は身長が170以上あるので自分が着れない服をしょっちゅう私に着させてきますね!」

 

「もしかして、今日の服装も……?」

 

「ですです。以前一緒に買いに行った時の物を着てたりしてますっ」

 

「そうなんですねっ……!なんか、センスいいな……って思ってて……、カッコイイと可愛いが一緒みたいな……」

 

「ありがとうございます。ま、私は姉の言う通りに着せ替え人形に成ってるだけなので、私自身はセンス皆無ですがっ!」

 

「ぁ……私も、あまりそういうのは得意じゃ無くて……、今日の買い物の時に意見を聞いてみたかったのですが……」

 

「心配ご無用ですよ!ここには天ちゃんと九條先輩も居るんですからっ!私なんて要らない位ですよ!」

 

「そ、そうですよね……!あ、い、今のはっ!九重さんが、要らないって意味では、無くて……っ!」

 

「大丈夫ですって、ちゃんと理解出来てますからっ!香坂先輩がそんな言葉を言う人じゃ無いってことくらいは」

 

「け、けど……たまに……いえ、いつも余計な事を口走ってしまうので……っ」

 

「私は気にしてませんので問題ナッシングですよ?寧ろ個性的で超好みですっ!ま、他の一般の人には気を付けた方が良いとは思いますが……」

 

「そ、そこは大丈夫です。普段他の人と、話さないので……。基本ボッチですので……」

 

「それは大丈夫として片付けて良いんですかねぇ……」

 

 

 

 

 

 

 

「ふぃ~、一息つけましたねー……」

 

隣に座る天ちゃんが手に持った飲み物をテーブルに置いて力を抜く。

 

「お店、並んでる人多かったね」

 

「それだけ、人気、と言うことなのでしょうか……?」

 

「かもしれませんねぇ……休日ですし」

 

周囲を軽く観察してみると、家族で来ている人はほとんどおらず私達と同じ様に友達同士で来ている人が大体だ。

 

「ここのケーキが美味いってこの前クラスメイトから聞きましてねっ、是非とも皆さんで来てみたかった訳ですよ!」

 

「ふふ、楽しみだね。お料理も美味しいって噂だよね」

 

「そうっすそうっす。だから期待値グングンっす」

 

右隣で正面の九條先輩と楽しそうに話している天ちゃんを見ながら、前方の香坂先輩に意識を向けると手元のジュースを黙々と飲んでた。

 

「香坂先輩は天ちゃん推しのご飯頼んでいましたが、大丈夫でした?」

 

「……ぁ、ぇ?あ……、はい。自分ではどれが良いのか分からなかったので……寧ろ、天ちゃんに選んで貰って助かったと言いますか……。こ、九重さんは、何を頼まれたんです、か?」

 

「私ですか?チーズハンバーグとエビフライのセットにしましたよ?」

 

「エビフライ……美味しいですよね……」

 

「先輩のオムライスも写真結構美味しそうでしたよ?……なんなら一本食べます?エビフライ」

 

「い、いえ……っ!二本しか無い、き、貴重なものを……そんなっ!」

 

「あはは、大袈裟ですよ」

 

「それなら……対価……!対価として私のオムライスを三分の一程……」

 

「いやいやいや、それは流石に渡し過ぎでは無いですか……?」

 

想像以上のトレードに首を振る。

 

「……そう、でしょうか?私はこれ位が妥当かと……」

 

「まぁ、香坂先輩がエビフライにそれほどの価値を持っているという事ですが……私にもご飯は付いて来ますのでそんなに貰っても食べれませんから、一口から二口程度で充分ですよ?」

 

「そ、それだけで、良いのでしょうか?」

 

「はい!それに中身は口実で、こうやって友達と一緒にご飯を食べに来て、お互いのおかずを交換し合う……良いとは思いませんか?」

 

「っ……!?はい……、すごく……っ!」

 

ニヤリと笑って問いかける私に驚く表情を浮かべ、噛みしめるように頷く。

 

「おうおうおう、お二人で楽しそうな話をしてまんな。あたしらも混ぜて貰わなきゃ困るってもんだぜ?」

 

「天ちゃんも?良いよー、何と交換しちゃう?」

 

「ん~……エビフライッ!」

 

「そ、天ちゃん……?」

 

先程のやり取りを聞いていたのにも関わらず答えた天ちゃんに対して、九條先輩が困惑の表情を浮かべる。

 

「ほほう、お主……我がエビフライの残機を知っての上でその発言……覚悟は出来ているのだろうな?」

 

「ふっ……あたぼうよ。このあたしが気を遣う様な女に見えるのかい?」

 

「くく……この土壇場で覚悟を見せるとは……、気に入ったっ!持ってけ泥棒っ!」

 

「やったー」

 

「ぇ……?ええ……?」

 

「あ、あの……や、やっぱり、私の、エビフライは無しで……!」

 

私の分が無くなることを案じて香坂先輩が自分の分の取りやめを言い出して来たので、それを手で制止する。

 

「先輩、これはあくまで私と天ちゃんの取引です。それに、既に私と先輩の取引はお互いの合意の下、了承しています。なので先輩が撤回を名乗り出ても私がそれを認めない限り……取引は決行されます!」

 

「……っ!?そ、そん……な……っ」

 

あ、この人めっちゃノリ良いな……。

 

私の適当な返しに驚愕の表情で口元を手で抑えている。

 

「ま、舞夜ちゃん……?私のを少しもらう?」

 

「ほう、九條先輩のを、ですか……?しかしながら先輩?私の記憶が正しければ、確かサンドイッチだったかと……?」

 

「うん、大丈夫だよ?写真で見た感じ二つあったから……、ね?」

 

「なんですと……」

 

この人マジか……!?自分の食べ物の半分を無償で明け渡すなんて……!少しなんてレベルじゃないでしょうかっ!!

 

「……負けました。完敗です。流石九條先輩です」

 

「ぇ……?負けた……?え?」

 

「いやー流石はみゃーこ先輩だね。最強だわこれは……」

 

「優勝者には私のチーズハンバーグを贈呈します……」

 

「優勝者……?何かしてたの……?」

 

「と、まぁ、冗談はこの辺りにしておかないと舞夜ちゃんのおかずがサラダだけになりかねない」

 

「だね。丁度店員さんが料理を運んで来てくれたみたいだし」

 

通路に視線を向けると、最初の一品を手に持った女性の店員さんがこちらに来た。

 

「厚切りベーコンと濃厚チーズのカルボナーラのお客様」

 

「はい、あたしです」

 

半身横にずらして天ちゃんの正面にご飯が置かれる。

 

「うぉー……来た来た。めっちゃ旨そう」

 

カルボナーラの濃厚な匂いが漂って来るのを見てる内に、皆の注文した料理が次々とテーブルに並ぶ。

 

「全員分揃ったことですし、いただきましょ!」

 

手を合わせ食べ始めるのかと思うと、何かに気付いたのか手を止めてスマホを取り出す。

 

「っと、その前に~……」

 

テーブルに並んだ全員の料理を画面内に収まる様に距離を調整して写真を撮る。

 

「料理の方はこれで良しっと」

 

続けて今度は料理では無くカメラ機能をインカメラに変えてこちらへ向ける。

 

「私達のも撮りましょ。舞夜ちゃん、もっとこっちに寄って寄って。香坂先輩ももうちょいこっちで」

 

「りょうかーい」

 

「こ、こうでしょうか……?」

 

奥の香坂先輩がちゃんと映るように姿勢を少し下げて天ちゃん側へ身体を寄せる。

 

「あ、そんな感じで……んじゃ撮りますね。はい、チーズ。……おっけーっす。撮れやした」

 

撮影が終わり元の位置へ戻る。

 

「写真は後でグループの方に送っておきますんで。それじゃ、いただきまーす!」

 

「香坂先輩、これ、約束のブツです。どうぞお納めくださいな……」

 

「ぁ、あ……ありがとうございます……」

 

「んな、まるで怪しい取引現場みたいな……」

 

私がコソコソとおかずを渡している現場を見られる。

 

「え、えっとそれじゃあ……私のは……こ、小皿に分けますね」

 

「はい、お願いします!……先輩、ストップ」

 

笑顔で返事をし、香坂先輩がオムライスを分ける姿を見ていると、三分の一程度の場所にスプーンの切れ込みを入れ始めようとしたので即座に待ったを掛けた。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

「ただいまーっと……」

 

皆との休日のお出掛けから帰宅し、一息つく。

 

「あ、天ちゃんから写真送られてる……」

 

今日入ったお店で食べたご飯やデザートなどの写真、皆が映ってる写真などが送られてきた。

 

「これは……香坂先輩の着せ替えシリーズのだね」

 

下へスクロールしていくと別の写真が目に入る。天ちゃんと九條先輩+私で先輩に着て見て欲しいのに着替えさせた時の写真である。

 

「香坂先輩、一番身長あるしロング系の服合うよねー」

 

恥ずかしそうな表情で顔を少し俯かせているが、そこもまたポイントがお高い。

 

「………」

 

楽しそうにしている皆の写真を撮るの……良いかも。思い出って感じがして。

 

今日の事を写真と一緒に振り返りながら、グループ内での会話が盛り上がっている内容を見て不思議とそう思う。

 

「私のって確か、数年前におじいちゃんや澪姉に連絡用にって渡された物だし……」

 

どうせ写真や動画を撮るのなら綺麗な状態でしたい。それなら機能が良いスマホが望ましい。

 

「……善は急げって言うし、早速おじいちゃんに連絡しよっと」

 

こう……入学祝いとか、記念として新しいのにしたいとかで今はキャンペーンをしている携帯会社が多いから、時期としては悪くないはず。

 

携帯電話とかの機器に詳しい人って誰なんだろうかと考えながら、おじいちゃんへメッセージを送った。

 

 





主人公視点での休日回でした。
結局翔の趣味作り作戦はイマイチ成果は見えずだったが、結果として切っ掛けくらいの効果はあった……のかもしれない?

次回は翔方面で手紙の件の続きになるかと思います。恐らく……。

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