~~ハラオウン家の場合~~
彼が陸でだんだんと名声が上がるにつれて、当時のアースラクルーの能力評価はどうだったのかと言う疑惑は発生していた。
それも、10年の間にて風化したのだがここにきて再燃してしまった。
分析結果を見た人たちは、そもそもこれほど優秀な人間が陸にわたった理由はなんなのか。
その結果、管理局に重大な危機が発生しかねないと言う状態になっている。
彼は劇薬のようなものであり、その結果管理局は急速に変わりつつある。
つまり彼を海に所属させ続けていれば、海はこの恩恵を多分に受け入れられていたのではないかと責められる事が起きていた
「はぁーーーーもう勘弁してほしいですよねぇ」
「そうねぇ・・・・・・」
苦情を読み終えたリンディとエイミィは息をのんでいた
「しかし結果は結果だ・・・当時見極めれなかったのも事実として認めざる負えないだろう・・・」
クロノは事実を認めていた。
「でも他の人たちは当時のクソガキ状況を知らないからこんなこと言えるんですよ」
「確かに未熟だったのは事実だけどここまでくると魔導士としての優秀性とは別方向の才能よ。」
「あのままアースラに残ってくれていたら良い戦力になってくれたということだろうな・・・。
もしくはあそこまで育て上げた師匠がよかったか。
まぁ、他からどう見られるかは覚悟しとくしかないだろうな」
「それにこの戦力評価って本当なんですか?あのなのはちゃんが、高確率で戦死するって・・・・」
「間違いないわ。戦技共同会の封印された戦闘映像を見せてもらったのだけどそもそも戦闘にすらなってないわ。」
「こちらでも、確認した。戦闘映像を提出させるのに苦労したが・・・。しかし、このレポートにある魔法術式・・・欲しいなぁ・・・」
「「クロノ」くん?」
「ごほんなんでもない」
「エイミィ、今後もこの手の苦情は来ると思うからお願いね。」
「はい」
二人は若干暗い顔をしながら家事に戻っていった。
一人はいざという時の切り札、本気で貰えないだろうかと考えていた。
~~機動六課メンバー~~
はやて以外の面々はレポートを見ていた
「あの、なのはさん・・・・・・このレポートいまいち理解ができないのですが・・・これなんで個人でここまで影響力あるんですか?」
「これまでの積み重ねなんだろうねぇ・・・。
本当に私たちと別れた後になにがあったんだろうね・・・。
纏めると人への影響力、陸の予算関連の裏を彼がかなり持ってた。だから陸の存続に影響が出てるってことだね。」
「はぁお兄さんすごいですねぇ・・・」
「兄ちゃん、かっこいいなぁ」
「・・すごいのは事実だけどそれで大問題になってるんだから・・・」
「あの・・・なのはさん・・・この戦闘能力の所・・・・」
「・・・事実・・・だよ・・・・。殺傷設定で襲ってきたらと思うと正直考えたくないかなぁ・・・」
「でも戦闘能力のことよりも一番の懸念点は管理局とは違う治安組織を作られる所なんだろうね。
管理局では、管理世界では陸の部隊を置く必要があるけど、「管理局」とは違う陸を統治する組織ができることは避けたいんだろうね・・・」
全員、その予想になんで個人でそんな懸念生じるレベルになってるんだと震えていた