踏み台転生者の末路   作:カカオ_

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モンスターハザード

~~第94管理世界~~

クロノの部下たちとともに大規模モンスターハザードの発生した世界に到着。

各集落に対してモンスターが大量に押し寄せてきているため、各集落の人たちを救出すると言う事だった。

 

 

そこからは大変だった。

クロノの部下たちも順次怪我を負いながらだんだんと撤退していき、残っているのは俺含めて少数であった。

実はあちこち怪我を負っていたが幻術を使い怪我をしていないように見せていた。

 

「ちくしょう。まだ数がいるのか」

俺はクロノと二人で最前線の集落にまで来ていた

「風輝、冷静になれ。まだ助けないといけない人はたくさんいるんだ!」

「ああ分かってる」

そうすると、サイ型のモンスターが少女に突っ込んでいこうとしていた

「あぶねぇ!!」

俺はその身を盾としモンスターの体当たりを受けながら、少女を抱き上げた。

「おい、大丈夫なのか!」

頭からは血が出ておりおそらく、肋骨当たりが折れたのだろう。

少し苦しそうにしていた。

「ああ、大丈夫か?」

俺は少女に声をかけていた

「おにいちゃん、血が・・・」

「大丈夫さ、それよりも歩けるか」

少女はこくんとうなづいた。

「じゃあ、お兄ちゃんたちがあのサイの相手をしているからあちらに思いっきり走るんだ。その先に君の家族もいるよ」

「お、お兄ちゃんはどうするの!?そんなに大けがしてるのに」

「お兄ちゃんたちはまだまだみんなを避難させないといけないからね。だから行くんだ。怖いかもしれないけど一人じゃないから」

と少女の頭をなでた。

 

今まで、ニコポナデポの効果はなかったためそんな能力は無いと風輝は思い込んでいた。

しかしそれは勘違いであった。3人娘に効果がなかったのは、嫌悪感の方が先にでていたためであった。

今回のケースでは、自分を助けてくれたお兄ちゃんであり悪感情などは全くなく

撫でられた事で顔が少しづつ赤くなっていた。その手を離した風輝は

「よし走れ!」

と言い、少女をみんなの元に避難させるとクロノと共に次の場所に向かっていった。

「風輝、お前も避難しろ」

「はっ、クロノこそ何言ってんだ。まだこの先に集落がいくつもあるじゃないか。先にそっちに行くぞ」

彼はその怪我を幻影魔術で隠しまるで怪我をしていないかのように見せながら集落に向かっていった

 

(頼まれてミッドチルダに行かせたが、いったいあそこでなにがあったんだ。まるで別人じゃないか・・・)

各集落の救出を進めるために俺は最前線でモンスターたちへの遅滞行動をしながら避難を進めていった。

 

 

 

 

~~なのは視点~~

わたしたちは友達の浩之君と共にこの世界に救援にきました。

 

避難民たちは一度アースラへ転送して保護することになっており、その転送ポイントの警護が私たちの仕事となった。

避難状況はかなり進んでいたため、近くに来たモンスターを排除しながら私たちを避難民の人たちをアースラに転送したの。

 

3時間もすると、局員は全員撤退と言う指示が出たけど

どうも、クロノ君と八神君がまだ戻ってきていないのでそこまでは待機と言うことになった。

 

浩之君は

「そろそろ終わりが見えてきたみたいだな。」

「そうみたい。助けられてよかったの。」

「ああそうだな。クロノと八神はまだ戻ってこないのか・・・。また八神が足を引っ張ってるんじゃないだろうなぁ」

今までの八神君の行動を思い返すと全員乾いた笑いしか出てこなかった。

 

そういう話をしていると、クロノ君が肩を貸しながら八神君を連れてきていた。

それを見てみんなやっぱりかぁと言う顔をしていたけど、全員でアースラに戻った後・・・

 

「八神!お前毎回毎回誰かに迷惑かけるくらいなら独断行動するなよ!」

「・・・ああ・・・わりぃ・・・」

文句も言わずに素直に答えていることにみんな困惑していた

 

「ひとまず君は医務室に向かうんだ」

そうクロノ君が言うと、八神君は一人医務室にあるいていった

 

「クロノ、アイツ外したほうがいいんじゃないのか?また足を引っ張るぞ」

「その件だが、近く彼は抜けることになった。これは確定事項だ」

「それをアイツが認めているのか。また文句をいわれるんじゃないか?」

「彼自身からの提案だ。悪いがまだ仕事が残っているからここで失礼させてもらうよ」

 

~~医務室~~

クロノが見舞いにきていた

「八神の容態はどうですか?」

「重症ですね。しばらくは入院がいると思いますが・・・」

「そうか・・・八神、養生しろよ・・・・。

あと聞きたい事があったんだがミットチルダで何があったんだ。

正直今までとまるで別人だぞ」

風輝は苦しそうな顔をしながら

「良い出会いがあっただけさ・・・」

「本当にミッドチルダに移住するのか?こちらとしては、残ってもらってもいいんだが」

「ああ、師匠と言える人が見つかったからな。その人に師事をしていくさ。」

 

後日ゼスト=グランガイツが迎えに来た事により、アースラではひと騒動となった。

 

~~なのは視点~~

それから数日がたち、私たちは4年生になった。

私たち4人は同じクラスになったことを喜んでいたけど、八神君も同じクラスであった。

同じ苗字であるはやてちゃんは、絶対に近い席になるためまた俺の嫁ーとか言ってくると思うと「いややーーー」と嘆いていた。

しかし、それで教室に行かないわけもいかず覚悟を決めて教室にいったがホームルームの時に

 

「みなさん4年生になったばかりですが、悲しいお知らせがあります。八神君が転校することになりました。」

 

私たちはその話を聞いて、念話で話をしていた

 

 

(誰かそんな話聞いてた?)

(しらへんなぁ)

(でも、もし転校するとかならリンディさんたちがなにか言うんじゃないかな)

(クロノが抜けるって言ってただろう。嘱託魔導士じゃなくなってどこかに一人でいったのか。まぁ迷惑をかけていたってことを自覚したということかな)

(まぁ、何があるかわからへんし1度クロノくんたちに確認したほうがええんやない)

(じゃあ放課後にアースラに行く事でいいかな?)

4人はその方針に決めた後に放課後アースラに向かった

 

アースラにつきクロノ君の執務室に向かっていると

「君たちが私たちを救助に来てくれたひとかい?」

とたくさんの避難民の人たちから囲まれた

 

「ありがとうねー。所で君たちの中に銀髪の子はいないのかい?」

「銀髪、八神のことか・・・」

「八神と言うのかねあの子は、なら彼にお礼を言っておいてほしい。

怪我を幻影魔法で隠しながらもみんなを勇気づけながら救助してくれたことを感謝する。」

 

4人は顔を見合わせて

「「「「怪我!?」」」」

 

「これは何の騒ぎだ」

とクロノ君が騒ぎを聞き様子を確認しにきた

 

「クロノ君、八神君がけがって」

「その件か、だいたい2週間から3週間くらいの入院になるそうだ。」

「あと、転校するっていう話も聞いたんだけど」

「彼は嘱託魔導士をやめてミッドチルダに引っ越すそうだ。」

「ミッドチルダに!?それどういうこと!?!?」

「そこらへんに関しては僕からいうことではないな。彼から直接聞くべきだと思う。」

「お見舞いに行こう!」

「いやそこそこ重症なのでミッドチルダの病院に送ったから今は医務室にはいない。」

「なんやいやなかんじやなぁ。今まで迷惑をかけてきて、いきなりハイさよならって」

「クロノ、見舞いに行くことは可能なのか?」

「さっき輸送艦を出したからしばらくは無理だな」

 

結局、その後彼が退院をした後に出会うことはかなわなかった

 




小雨乃小藪さん誤字報告ありがとうございます。
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