~はやて~
私は一人、なのはちゃん家に来ていた。
そしてなのはちゃんに用事があったわけではなく士郎さんに二人っきりで相談をお願いしていた。
士郎さんはそのお願いを快諾してくれており今、少し離れたカフェテラスに二人できていた。
「ごめんなさい、お手数をかけて」
「いや構わないよ。それよりも何か相談をしたい事があるそうだが・・・」
「・・・私はどうしたらええんでしょう・・・」
「それはツヴァイちゃんのことかな?」
「はい・・・・」
「これは、大人としての立場になるんだが。
家族だからといって一生一緒にいるわけではないよ?
一生一緒にいる相手は、結婚相手くらいなものだと思う。
家庭環境にもいろいろとあるけどね。
かざと君はそこらへんがわかっていたからツヴァイちゃんを君の所に送り出していたんだよ。」
「そうなんでしょうか・・・。」
「なのはがいい例だろうね。まぁ日本でも、寮とかもあるからね。家族と暮らすのを早い段階で無くなってる子もいるよ。
一度、かざとくんがどう思っているかを聞いてみるといい。
あの場では彼も指摘を中心に話をしていたからね。
何を思っているのかを聞いてみるといいと思うよ」
~孤児院~
あれから後日の夜
私は一人で孤児院に来ていた。
「ごめんなさいやで~」
私がインターフォンを押すと聞きなれた声が流れた
「はいはい~、どちらさまでしょうか~」
そこにはツヴァイの姿が表示されていた。
怪訝な顔をしながら
「はやてちゃんどうしたんですか~?」
その反応に涙が零れ落ちそうになっていた。
「いや・・あんな・・・・かざとに相談があるんやけど・・・・ダメ?」
はぁとツヴァイはため息をつき
「お父さんに聞いてきますね~」
ふよふよと飛びながら、ツヴァイが話を聞きに行ってくれた。
~孤児院教室~
少しおびえているはやてとちょっと疲れているかざとの姿がそこにはあった。
風輝はあきれた目で頬杖を突きながらはやてを見ている。
「で、何が聞きたくて来たんだ?」
ぽろぽろと泣き出しているはやて
「なぁ・・・私はどうしたらよかったん・・・・?」
「はぁ・・・どうしたらよかったなんてのは結果論に対して批評してるだけだ。
だいたい何を気にしてるんだ?
ツヴァイが居なくなったことか?
それとも機動六課が批判されてる事か?
人員を戻そうとしても断られたりしてる事か?」
「・・・全部や」
「はぁ・・・お前一度、一人暮らししたらどうだ?」
「・・・私やって一人で暮らしてた期間長いんやで?」
「正直、はたから見ててお前とヴォルケンリッターの関係性はよくないと思う」
「どこがよくないっていうんや・・・」
「お前たちは共依存みたいになっていると思う。
確かにお前の境遇も理解はできる。
家族ができて喜んでいるのも分かる。
でもな。
お前たちはなるべく一緒にいる事を中心としているように見える。
そもそもザフィーラが管理局にいないのもどうなんだ?
お前たちは公的には闇の書の被害者、未成年、魔法世界知識がなかったと言う事やいろいろな事情もあって隠蔽処置がされただろう。
でも、お前は闇の書の罪を償うと言っていたそうだな?
はやての罪ではないと思うがな。
焦っているとも思える。
でも被害者たちの感情を想像してみろ?
正直、あの4人は管理局の備品扱いされてぼろぼろになるまで働かされ続けても不思議ではないんだぞ?」
「なっ!?そんなのいやや!」
「情状酌量の余地は十分にあるとは思うが、それでもあいつらはこれから先も貢献で示していかないといけないと思う。
もし何かの時に情報が外に流れだせばそれだけで管理局のスキャンダルになるんだからな。
その時に、今は立派に管理世界を守っていますと言う方がまだ体面はいいだろう。
その上で、あの犬が管理局に正式に入局もせずにいる事には正直あきれ果てている。」
「犬やなくて狼やで」
「まぁつまり、お前たちはなんだかだった行って許されたと言う甘えのようなものがあると思っている。
それに就職をしたら年に10日くらいしか会わなくなるのもざらにあるんだ。
クロノ家を思い出せ・・・」(ちょっと遠くを見て可哀そうになってる)
「うっ!?」
クロノ・ハラオウン
第97管理外世界に住居あり、そこに母親・妻・子供が在住している。
次元航行艦に普段いるため、仕事が終わったからと言ってすぐに家に帰れるわけではない。
そもそも、激務である。
転移魔法・転送装置も距離制限はあるし、時空間嵐のようなものがあると次元航行艦すら進めなくなる時がある。
つまり基本艦内生活
「まぁなので、ザフィーラを管理局に入局させてヴォルケンリッターはまぁ1年は別々の所に住むとかして行くべきだとは思う。
その上で、堅実に働きながらいろんな観点で人助けをしていくべきだと思う。
別に連絡を取り合うなとは言わない。
ただ距離を取って自分を見つめなおせ」
「・・・そうなんかな・・・・」
その後はやては、家に帰宅をしていった。