~孤児院前~
現在午後9時(地球換算)
そこには決戦に挑む男たちの姿があった。
お酒とつまみの入ったビニール袋を片手に持ち。
「さぁ・・・行くぞ・・・・」
クロノは一人号令をかけた。
ユーノと手島は後ろから静かにクロノを黙ってみていたが
その悲壮な姿に若干涙を浮かべていた。
インターフォンを鳴らす。
「は~い」
中からパジャマ姿のはやての姿が出てきた。
時間が時間なので悪い人だったらまずいと思い率先して出てきたのと会わせてちょうどかざとは風呂に入っていた。
またいる理由としては子供たちがすごい懐いてしまい(餌付けしたともいう)、ちょくちょくお泊りをしているはやてであった。
はやて本音:どうせ家にいても一人やもん。
ここなら子供たちもおるし、いざ子供たちにトラブルがあった時に助けることもできるんやもん。
かざと本音:実は若干頭を抱えている。
元の原因が原因でありヴォルケンリッターの事も考えると少し思う所もあってしまうのだ。
(無意識化ではやてが身内判定寄りに入りだしている)
3人ともはやてを見た瞬間にフリーズしてしまった。
なんで、年頃の女性がこんな時間にここにいるんだと。
「ってなんや3人ともこんな遅くに」
3人ともそれはこっちのセリフだ!?と言いたいのを必死に抑えていた。
「ああ・・・っていやいやなんではやてがこんな時間にここにいるんだ!?」
クロノが率先して声を上げた。
後ろの二人はこくこくと頷いているだけであった。
「ん、子供たちに懐かれてなぁー。よくお泊りしてるんやよ~」
少しにへらーとした顔をしている。
(((これもう、はやて候補でよくないか?)))
内心で3人とも同じ感想を持ってしまっていた。
「そ、そうか・・・・。かざとはいるか?ちょっと男同士で話したいことがあるんだ」
「なんやいったい、ちょいまってなー。あなたー。」
はやてワルノリしながらかざとを呼ぶ
「はぁ、風呂に入ってたから出てくれたのは助かるがおまえなぁ・・・」
風呂から上がってすぐに向かっていたので傍まで来ていたのだ。
「いやぁ、ついなぁ。」
少し照れてるはやて。
クロノたちに向きなおり
「で、どうしたんだ、そっちこそ3人もそろって?」
「あー、前の事件もあって疲れたから少し飲みたいなと思ってさ」
酒とつまみも見せる
子供たちが出てきて
「おねぇちゃんねよ~」
はやてに声をかけてくるので
「せやな~。私は先に寝るで~」
子供たちと一緒に寝室に向かっていく。
「「「「おやすみ~」」」」
男4人はバルコニーに移動していった
~孤児院バルコニー~
「「「「おつかれ~~~」」」」
手島「しかし大変だったなぁ。まさか早期解散になるとは」
ユーノ「大変だったらしいね」
クロノ「言うな・・・。今もまだいろいろあるんだ・・・」
少し泣き出しそうなクロノ
手島「ユーノ、なのはが帰っちゃって寂しいんじゃないのか?」
ユーノ「何言ってるんだよ、それは手島の方じゃないの?」
かざと「二人には悪いことしたか・・・しかしなぁ・・・あのまま無茶させるのも」
手島・ユーノ「いや良く止めてくれた!」
手島「あのままだと、次は5年後か10年後にまた大怪我しかねないし・・・」
ユーノは隣で頷いている
ユーノ「どんだけ言っても止まらないんだもんなぁ・・・。心配する方の身にもなってほしいよ」
かざと「まぁそんだけ仲よかったって事だろ?
いいことじゃないか」
クロノ「まぁ、当時はさすがに女の子ばかりだったからあれだと思う感情もあったが
今思い返すといいものだったと思う」
かざと「そうかー。まぁ、少しは憧れるけどな。」
まぁ、10歳の頃はそれ以下の屑だったなぁと思ってしまった。
クロノ「なら、あの時誘ったときに戻ってこればよかったじゃないか」
かざと「この10年いろいろあったさ。
もしやり直せたらなんて思ってもさ・・・。
それに、悪いもんじゃなかったよ。
みんなで無いものを知恵を凝らしたりとか、協力しあってなんとかするとかさ。
あれが苦楽を共にした戦友っていうんだろうな・・・。
ただ俺は・・・地上の状態を改善させて・・・師匠とレジアスさんと一緒に笑いながら酒を飲みたかった・・・。」
コップに涙が一滴ぽたんと落ちていった
クロノ「そうか・・・」
かける言葉が見当たらず、口に酒を含んでいた。
静寂があたりを包んでいた。
手島「あーそうだ!前々から思ってたんだけどお前、女性の好みってどうなんだよ!」
クロノ・ユーノ(こいつ直球で行きやがった!?)
かざと「いきなりどうしたんだ?」
手島「いやさ、俺たちの好みはばれてるのにお前のだけわからないってのはどうなのかなぁと」
クロノ:結婚済み
ユーノ・手島:なのは取り合い
かざと:不明
かざと「そんなこと言われてもなぁ・・・。」
うーんと頭を上げている
クロノ「一時期オーリス三佐とのうわさがとりだたされたこともあったじゃないか」
かざと「お前、事情知ってて言ってやがるな。」
クロノ「ばれたか」
一時期、オーリス三佐が世話を焼いてくれていた時期があるのである。
レジアスさんからの指示による見合いを避けるための軽いうわさ作りであった。
内部では話は漏れており、実はかざとが頭の上がらない相手の一人である。
過労で倒れた時には自宅での看護とかもしてくれていた。
かざと「義姉さんは美人だとは思うけど、そういう感情はまったくないなぁ」
クロノ「じゃあ、なのはとかは?」
ユーノと手島の視線が一気にきつくなる
かざと「あの大砲娘にはマジで興味ないんだが・・・・」
ユーノと手島には少しあきれた目線を向けている。
その視線に目線をそらしながら、
ユーノ「フェイトはどうだい?」
かざと「いやないない」
手を振ってこたえていた。
クロノ「僕の義妹がないとはどういうことだ!」
かざと「クロノお前なぁ・・・わかるだろう・・・」
クロノ「はぁまぁお前はそういうやつだよな・・・」
地球の被害者の視点を考えてしまっていることを知っているため、何も言うことがなかった。
手島「はやてはどうなんだ?」
かざと「はやてかぁ・・・・。ん・・・・?よくよく考えてみると、あたり方向ではある気がする。
家庭的で家族に思いやりのある子が好みといえば好みなんだとは思う」
クロノ「なら!」
かざと「でもなぁ・・・今思い返すとたぶん一番好みって小学生くらいの頃のはやてのような気が・・・」
3人「ろ、ロリコン・・・」
かざと「ロリコン言うな!外見の事じゃないわ!
当時みたいにしがらみも無ければとか思っただけだよ。
管理局入局後のあれやこれや考えるとなぁ・・・。
まぁそもそも、本局や海とかの一部の連中には恨まれてるだろうからなぁ。
どこかで狙われる可能性もあるし好みは好みとしても、現実的ではないさ」
そんな感じで4人の飲み会は話を盛り上げていっていた
~寝室~
はやてはアインスに頼んで声だけを拾い上げて自分に聞こえるようにしてもらっていたのだ。
「しょ、小学生の時の・・・わたし・・・?」
顔が真っ赤になっていた。
今のではなく、過去の私という部分を考えると今度はずーんと暗くなっていた。
~報告~
クロノ「一応好みは・・・・過去のはやてのようです」
リンディ「そうはやてさんね」
ヴァロッサ「義姉さんには連絡を入れておくよ」
クロノたち報告理由
1.過去のはやて。
小学生の頃のしがらみのない頃ならばという意味であり。
管理局入局後のいろいろ。
2.しかし今はそのいろいろも改善傾向にある
3.命が狙われてもある程度何とかなるほどの戦闘力
3人娘ならだれでも適応範囲ではある。
クロノ:こんな良くわからないことからは早く手を引きたい
一度エクセルに書いてからハーメルンに転記してるのですが、リアルパソコンでトラブル。
何度かこの話書き直すはめに・・・。
大熊猫 りんりんさん誤字訂正ありがとうです。