踏み台転生者の末路   作:カカオ_

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はやてのその後 その4

~聖王教会~

 

はやては一人、カリムに謝るために聖王教会に赴いていた。

ヴァロッサから義姉さんにも直接謝りに行ったらどうだいと言われその通りだと思い、聖王教会に一人で行ったのだった。

確かに機動六課関連で迷惑をかけたので通信で謝るのもどうかと思い直接出向いていた。

 

カリムは少し変わった所に今いるらしくそこに案内をされた。

 

私が案内をされ、一人部屋に入った。

中には、ベッドやトイレなどが見えた。

「あれこの部屋・・・なんかおかしく・・・」

ばたんっ。扉が閉められた

 

「なっ、開かへん!?開けてやー!」

扉をどんどんと叩く。

 

外からカリムの声が聞こえてくる

「はやて聞こえますか?」

 

「カリム、ここどこや!?だしてーな!」

扉をどんどん叩く

 

「はやて落ち着いてください。」

カリムは落ち着いた優しい声をかけてきていた。

 

しかし私はそれを聞いても落ち着くことなんてできず。

「なっ!なんでこんなことするんや!」

 

「はやて、あなたにはお見合いをしてもらいます」

 

いきなりのお見合い発言に一瞬理解ができなかった。

しかし我にかえり。

「お見合いやて!?なんでやいきなり!?」

 

「聖王教会は機動六課に絡みいろいろと支援をしてきました。

無事ゆりかごを止めれた所まではよかったのですが・・・。

問題はそのあとです。

 

管理局の空からも当然クレームが入りました。

そこまでは許容範囲だったのですが、先日のヴォルケンリッターの事件とそれによる機動六課解散が止めです。

 

機動六課関連による聖王教会の損失補填のためにお見合いをしてもらいます。」

 

「なっなっなっ・・・・・」

 

確かに機動六課の件は、申し訳ないとは思っている。

全員で相談をして決めた部隊立ち上げでもある。

功績の書き換え、あれを行ったのは本局であり私たちではないのだ。

だが、そこにヴォルケンリッターの件と言われるとなんともいえなくなってしまった。

 

「大丈夫ですよ。はやて悪いお見合いではありません。

ある地位のある方となります。

まぁその方には幼い子を一つの家に押し込め、自分色に染めるという癖はありますが」

(嘘は言っていない。)

 

「それただの変態やないの!?

というか犯罪者やないか!?

いややだしてーな!

はっ、アインス!」

 

(なっ妙な抵抗感がある!?魔法がなかなか発動せえへん!?まさかAMF空間!?)

 

 

「ゆりかご内部でAMF空間を展開されていたとの話は聞きました。

聖王教会でも試作としてある部屋をAMF空間としたのです。

そこがその部屋です。

明日お見合いがあります。

その前には修道士たちがドレスや湯あみを用意するので準備をしてください。

 

無理して外に出ることもできるでしょうがその場合、4名の次の配属先はさらに厳しいものになるでしょうね」

そういうとカリムはかつかつかつと扉から離れていった。

 

 

はやてはそのベッドに突っ伏した。

瞳からは涙が零れていた。

 

~カリムの話~

 

今回の内容はただの言いがかりである。

 

もともと多少はやてをからかう癖はあったが、はやての傾向も危険視をしていた。

 

その後八神風輝の影響を受けて改善傾向にあるというのだ。

「今のタイミングでこちらからも最悪の場合どうなるのかを経験させておくべきかもしれない。」

(改善に便乗してるだけである)

はやての恋心も知っているので結果は問題ないだろう。

 

圧力をかけるとかをやり組織の力を使いすぎると、貢献も求められてしまう事を教えるための姉心のつもりであった。

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