踏み台転生者の末路   作:カカオ_

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クロノとかざとの相談

~クロノとかざと~

 

クロノはかざとのいる場所にきていた。

 

「かざと、すまない」

クロノがかなり苦虫をかんだような顔をしている。

「すごい不本意ではあるんだが、お見合いを受けてほしい」

 

かざとの顔は引きつっていた

「・・・おい・・・俺のお見合いを海の人間であるお前が持ってくるのはどういうことかわかってるんだろうな?」

 

クロノも頭を抱えており

「しかも・・・空と聖王教会も絡んでいる。」

 

クロノの顔も立ててやりたい所だが、お見合いをすることよりも完全に政略お見合いじゃねぇか!と思い。

「はぁ・・・断らせてもらう。」

 

まぁ当然の反応だよなと思いクロノは納得した顔をしていた。

「そうだよな。君はそういうというのも分かってた。」

 

分かってるのならこんな話持ってくんなと思いながら。

「ならなんでこんな事になってるんだよ」

 

「はぁ・・・ヴォルケンリッターの件あっただろう?」

「ああ、あったなぁ・・・」

「あれで機動六課の後見人たち、まぁ僕の母親と聖王教会が暴走した」

 

「はぁ?」

(いやなんで、そこが暴走・・・。

ああ、確かにあいつらの処遇決める時にそういえば聖王教会に連絡を入れてなかったな。)

 

「後見人責任と取られる事態と判断したようだ。」

「自分からわざわざ被害妄想で巻き込まないでほしいんだがなぁ」

 

襲撃事件を公表する事態になったらそれはいろんな意味で関係破綻した時である。

そもそも、こちらとしては管理局全体を巻き込んだ全滅戦争なんぞ求めてはいないし起こしてもいけない。

完全開き直りをされても多少困りはするが、それも多少ではある。。

つか、後見人責任がとか言い出すのならば公表されたときに責任取ってくれ。

 

 

「分かってるよ!

しかも君の場合、それに気づいたところでそんなの気にしないだろう!?

僕だってあの取り決めをしているときにいたんだ!

しかもあの時の内容だって、強気で行けるのにまともな落とし所しかだしてないじゃないか!

なんか手伝ってくれとか言われたら犯罪でもなければ手伝うつもりだったよ!」

「落ち着けってクロノ。・・・・まさか先日のあの飲み会って・・・」

「ああ、察しの通りだ・・・。エイミィまで味方につけられてな!」

 

クロノは泣き出している

クロノからしても、本当に不本意なのにエイミィからも押されてしまっていた。

基本出張ばかりなので家庭内では尻に敷かれやすいのだ。

かざとからしても、いやお前の結婚相手も母親も次元航行隊経験者だろう・・・。

なんでそれで、尻に敷けるんだよと同情的であった。

 

「もう落ち着けって!特にクロノの事を責める気はないから!

・・・・いや・・・まて・・・よ・・・。おいクロノ何があった!?

反応が尋常じゃないって事はさらに何か追加で問題が発生したな!?」

 

ここからクロノは報告した内容を説明してくれた。

女性の好みは「過去のはやて」と連絡をしたのだが、おそらくはやてをお見合い相手に選ぶであろう。

ここまではかざとも理解ができた。

しかしここからは理解の範疇を超えていた。

 

さらにここから、クロノは予測とそこからの行動の結果を話し出した。

ヴァロッサ(クロノの悪友らしいが面識はない)がどうも動いた可能性がある。

お見合いの日程調整の連絡が来たのだが日取りがおかしい。

普通相手の予定なども考慮に入れて、そこそこ先の日程を取るはずである。

なんで、日程の一つに翌日なんてのがあるんだ。

急遽はやてと連絡をつけようとしたが連絡がつかない。

ルークからもさすがに日程がおかしくねぇかこれ?とクロノに連絡が来ている。

ルークはあくまでも、政略要素はあれどお見合いとして見ている。

 

 

「なっ!?」

かざとも、あちこちに連絡を取りはやての行動の履歴を追い始めた。

高頻度で孤児院に来ていたこともあり、行先は聖王教会と確定できた。

これはお見合いを計画してから、関係者に通達したのではなく。

関係者(はやて)の確保ができたからお見合い計画を行ったとみるべきだろう。

あんまり長くはやてを拘束し続けると地上本部も動き出しかねない。

そのため不自然と思える日程が出てきた。

だからこそクロノも気づくことができたのだ。

 

「くそっ!お見合いの場に行って断る形にした方がよさそうか?」

はやての確保を最優先に考えるべきだろう。

 

優先順位

1.はやての確保

2.お見合いを断る

 

「ああ、その方がいい気がする。

間違いなく現地でなら、はやてはいるはずだ」

「クロノ味方になってくれるな?

さすがに首謀者の一人とはいえ、家で尻に引かれてるのは知ってるから怒りはしない。

だが」

「ああ、さすがにはやてと連絡がつかなくなるなんてのは想定外だ。

可能な限り協力させてもらう」

 

~かざと思考中~

本気で落としどころが思いつかん。

 

リンディさんも、クロノとか言わずに直接言えよ!?と言いたい!

つかそっちにまでなんかするつもりねえんだよ!?

こっちからするとなんで陸のまともな権利獲得のためにこんなに苦労しなきゃいけないんだ!

 

ルークはクロノとかの連絡を見るとおそらく白だろう。

今後の事もあるし、プライベートでも交流を取るべきだろう。

 

しかし海・空・聖王教会での陸に首輪はめようとしてるようにしか見えんぞこれ。

 

 

問題は聖王教会だ。

 

管理局に訴えた所でたかがお見合い、大したことはできないだろう。

こちらは断るだけの話だが、問題ははやての安否がわからないことだ。

はやても一応聖王教会にも所属していることになる。

カリムの貢献度や、ベルカ式関連の情報提供など考慮すると間違いなく内部での揉め事として処理される。

 

あいつら前々からこちらの地上の事には手を出してこなかったくせして、機動六課の件といい良い度胸だ。

やり口がひどいのに、公的な方法では特に何も手を打てそうにないというのが腹が立つ。

 

ただはやてを助け出したとしても、メンタル的に大丈夫か?との心配もあるし

一度、聖王教会からも距離をおかせるべきなのかもしれない。




暑い・・・夏バテみたいになる・・。
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