第一試合。
第二試合。
この二つの試合は、両極端な盛り上がりを見せた。
拮抗した実力、くノ一の新術とチラリズム。
会場を駆け巡る雷鳴と再び降臨した閃光。
観客達は胸を躍らせ、興奮し、まるで決勝であるかのように、ボルテージは最高潮に達していた。
対して、その興奮冷めやまぬなかで姿を現した美しい悪魔の圧倒的な実力に観客達は唖然とし、恐怖した。
それはすべてを燃やし尽くす灼熱の炎の如く。
それはすべてを凍りつかせる極寒の冷気の如く。
悪魔と恐れられるその所以を、観客達は少なからずその肌で感じ取ったことだろう。
しかし、此度の中忍試験はこれだけでは終わらない。これだけの試合を見せられ、観客達はもはや満腹状態の夢見心地のはず。それでも、此度の中忍試験には食後の締めくくりがしっかりと用意されている。
そして今、先の試合にも勝るとも劣らない試合が…
第五試合──── うちはサスケ VS 我愛羅
滅亡した天才エリート一族の最期の末裔。木ノ葉の白い悪魔、二代目黄色い閃光に次ぎ、此度の中忍試験にて注目される下忍が、一族の代名詞たる術を披露する。
「(あの落ちこぼれのウスラトンカチがッ…!うちは一族出身のおれを上回っているだと!?ふざけるな!そんなことあってたまるか!)
うちはをッ……舐めるなァ!!
〝火遁・豪火破却〟!!」
うちはサスケが体内で練り上げたチャクラを灼熱の炎に変化させて口から吹き出したそれは、これまで彼が見せてきたであろう数々の火遁を遥かに凌駕するほどのもの。
その凄まじさは、先の試合に大きく感化されたのもあるだろう。まるで、怒りの咆哮の如し。
「くははははは!
おれの砂を覆い、焼き尽くさんばかりの火遁!いいぞ、いいぞォォォ!うちはサスケェェェ!!」
ただ、先の試合に感化されたのは、なにもうちはサスケだけではない。砂を手足のように自在に操る砂隠れの我愛羅もまた同様である。とくにこの我愛羅に対して、氷也達の試合は悪い影響を与えていた。
本来なら、氷也の第二試合のあとにもう二試合控えていたのだが、第三試合と第四試合に出場するはずの他里の選手達の不参加と棄権によって、そのまま第五試合へと流れることになってしまったのである。
場違い感を感じながらも出場するつもりであった木ノ葉隠れの奈良シカマルと、想い人であるナルトの勇姿に感化された日向ヒナタにとっては、何もすることなく準決勝進出となってしまい拍子抜けな展開ではあっただろうが、氷也達の試合に感化されすぎてしまい、今にも殺戮衝動が爆発しそうな状態であった我愛羅を思えば、結果的にはこれで良かったのかもしれない。
その一方で、試合が早まったことにより、モチベーションが最高潮に達してしまった我愛羅を相手にしないといけなくなってしまったうちはサスケにとって、この状況は果たして如何に…。
「凄い!やっぱりサスケくんは凄い!
(これまでとは段違いの火遁!
氷也とナルトにも負けてない!ううん……サスケくんの方が凄いに決まってるわ!!)」
無論、うちはサスケも我愛羅同様にモチベーションは最高潮に達しており、その姿に同じ班員のくノ一である春野サクラは興奮気味だ。本選までのこの1ヶ月で、うちはサスケが大きく成長したことを感じ取っている。
「カカシ先生!
サスケくんといったいどんな修行したの!?」
「まァ、色々とな。
(サスケは強くなった。
それは確かだ。疑いようがない……が、それでも…)」
この1ヶ月、マンツーマンでうちはサスケに修行をつけた彼の師であり、担当上忍であるはたけカカシも、弟子の成長をはっきりと感じ取っているようだ。しかし、カカシはそれと同時に一抹の不安を感じていた。
いや、不安以上の何かを…。
「火遁で駄目なら仕方ねェ。
(ウスラトンカチと当たるまで隠しとくつもりだったが、
そんなはたけカカシの不安をよそに、うちはサスケは我愛羅と距離を取り、会場の壁へと降り立つと同時に印を結び、左手にチャクラを集中させ始めると同時に、両目が三つ巴の写輪眼に変化した。それから少しすると、うちはサスケの左手から鳥のさえずりのような音が鳴り響き始め、その音が徐々に大きくなり、それはいずれ千の鳥のさえずりにまで至り、左手には視認できるほどの膨大なチャクラが…。
「これで終わらせる!!
〝千鳥〟!!」
うちはサスケが放った火遁は、下忍レベルを優に超えた
してしまった。もしこれが、氷也が重宝する蝦蟇油を組み合わせた火遁や、血継限界の一つである灼遁だったならば、結果は違っていたことだろう。
ともかく、我愛羅に火遁は一切通用しないことを悟ったうちはサスケは、
だが、うちはサスケは重大な失敗を犯してしまっていた。うちはサスケは、師であるはたけカカシから伝授された忍術で一気に終わらせるつもりでいるのだが、この流れは
「あはははは!
来いッ──うちはサスケェ!!
〝流砂瀑流〟!!」
チャクラによる肉体活性で自身のスピードを高め、雷遁の性質変化を加えたチャクラを左手に集中させながら猛スピードで突進するうちはサスケに歓喜する我愛羅は、砂の波を放ち真っ向から勝負に出た。
「なッ……!?
(砂の波…だと!?)」
絶対的な硬度を誇る砂が守り抜くのか…。それとも、雷を斬ったという逸話を持つ雷遁が絶対防御を斬り裂くのか…。
「どいつもこいつも…ッ…!
うちはを…舐めるなァァァ!!」
咆哮を上げながら砂の波へと突っ込むうちはサスケ。彼の雷遁は砂の波をものともせず突き破りながらその先へと……我愛羅へと向かう。
とはいえ、その勢いは砂の波によって確実に殺され、どうにか砂の波を突き破り我愛羅へと迫るも、持ち味の速さは完全に殺されてしまった。
「いいぞ!よく破った!
だが、もうこれ以上は進めまい!!」
あと一歩のところで、うちはサスケは我愛羅の砂によって拘束されてしまう。両腕に纏わりつく砂が、うちはサスケの動きを完全に封じてしまっており、勝負が決したのは誰の目にも明らかだ。
「ぐ…くそがッ!
はァアアア……らァ!
〝千鳥流し〟!!」
それでも、うちはサスケは天才エリート一族の末裔としてのプライドを見せる。
千鳥は、はたけカカシが開発した術であり、カカシ唯一のオリジナル忍術とされている。その術の概要は、チャクラを雷に性質変化させた上で放電するように形態変化させた術なのだが、どうやらこの1ヶ月の間で、千鳥を習得したうちはサスケは、それだけでは満足などせず、千鳥に新たな息吹を吹き込んでいたようだ。千鳥を纏うように全身に流し、
「どこまでも楽しませてくれる!!」
「はあ…はあ…はあ……まだ…だ…まだ終わってねェぞ!!」
うちはサスケが己の力で道を切り開いた瞬間だ。
観客達の誰もが、うちはサスケの負けを悟っていた。しかし、まだ勝負は終わってなどいない。
多くの観客達が、自ら運命を切り開く若者の勇姿と可能性に期待と興奮を抱いている。
誰もが、うちは一族の復活を感じ取っていた。
「ふふふ、上出来よ……サスケくん」
そんな、うちはサスケの勇姿に、誰よりも強い興奮を抱いている者が一人。その者は舌舐めずりし、その瞳に狙った獲物を捕らえている。ただ、今狩るべき獲物として狙っているわけではなく、それはまるで、美味しく熟すのを待ち望んでいるかのようで…。
「楽しみで仕方ないわ」
するとその者は、会場へと静かに降り立った。
何者かが静かに降り立ったことに観客達は騒然とする。それと同時に、木ノ葉の忍達の間に緊迫した雰囲気が流れた。
「さて……始めましょうか。
木ノ葉は今日、滅びるのよ。
〝口寄せの術〟!!」
次の瞬間、口寄せの術によって大蛇が姿を現し、大蛇の頭に乗ったその者の隣には、
今この瞬間、先ほどまでの盛り上がりがまるで夢であったかのように絶望へと変わる。
例年にない盛り上がりを見せる中忍試験は突如として幕を閉じ、舞台は戦乱へと向かう。
❄
時は少し遡り…。
中忍試験会場の一角にての盤外戦ならぬ、ご褒美タイムが繰り広げられており…。
「ふう…ふう…この1ヶ月我慢してたんだから、いっぱい私を可愛がって。乱暴にしてもいいし、なんでもしていいから…はぁん…氷也の印をいっぱい刻んで…」
息を乱し、潤んだ瞳を想い人に向け、他の者達が試合中であるにもかかわらず発情するエロい女──テンテン。
本選までの1ヶ月、己自身で決めた選択だったとはいえ、彼女の
ここが試験会場の一角であろうと、他の者達が試合中であろうと関係ない。
テンテンが今望むのは、1ヶ月という長きに渡るお預け解禁だけなのだ。
「素晴らしい試合だった。
素晴らしい術だった。
さすがは……いや、ますます惚れた。
テンテン、そんな君に俺からご褒美を上げるとしよう」
「は、早くぅ」
負けはした。
しかし、テンテンにとって一番の優勝トロフィーはこれ以外にはあり得ない。
彼女はくノ一であると同時に女なのだ。
それも、氷也によって今現在進行系で進化し続けるドスケベな女である。
「頑張った女へのご褒美。
〝イチャイチャリウォード〟。
マンネリ化しつつある夫婦、恋人達に変化を与える刺激のある作品になるかもしれないな。
もっとも、俺とテンテンにマンネリ化など決して、天地がひっくり返ろうとあり得ないのだがな」
「氷也ぁ」
観客達の歓声とはまったく種類の
どんな時も、いつの世も、空気を読まない人間は必ず存在する。
「ちッ……まだまだコレからだというのに、相変わらず空気を読めない奴だ」
「はあ…はあ…はあ…氷也?」
いや、中忍試験本選真っ只中だというのに、試験会場の一角で
それでも、テンテンとの盛り上がりが最高潮に達した後とはいえ、瞬時に会場の異変に気付くあたり、やはり氷也の忍としての才能は群を抜いている。
「どうやら、ご褒美はまたいったんお預けになりそうだ」
「むぅ…もっとシてほしいのに。
この中忍試験終わったら、気絶するくらいのご褒美頂戴ね!」
そして、即時に切り替えられるテンテンもまた、くノ一として大きく成長しているのだろう。それにしても、自ら気絶を望むなど、まさしく氷也好みに育ちすぎている。テンテンにとってのご褒美は、氷也にとってもご褒美のようなもの。
テンテンからの申し出に口角を上げ笑みを見せる氷也は、彼女が乱れた
「大蛇丸なの?」
すでに、氷也は犯人を突き止めており、テンテンの問いに無言で頷いた。そもそも、犯人が大蛇丸であることは考えるまでもなく、氷也が動くのもまた当然のこと。
今となっては、大蛇丸は氷也の専任のようなもの。
そもそも、氷也もそのつもりで準備し、構えていた。
「予想通りすぎて泣けてくるくらいだ」
この結果は、氷也にとって残念でならないだろう。物事が予想通りに進んで遺憾とは如何なものか…。
これがドスケベな女相手だったならば大喜びだったはずだ。しかし、S級犯罪者専任の下忍など、いくら忍界広しと言えど、氷也以外には存在しないのもまた事実。
「氷也が泣いたら、私がその涙舐めて癒してあげるね!」
いや、身内に敵ありとはよく言ったものである。大蛇丸など後回し。ここに押し倒すべきドスケベな女がいた。
「あ!ひょ、氷也ぁ。
あん!ま、待って!
さ、さすがに…あぁッ!」
里の危機。
氷也は今、ウォーミングアップを始めた。
❄
木ノ葉隠れの里の至る場所に現れ、暴れ回る大蛇。
未来ある若者達の晴れ舞台が、突如として戦場と化してしまっていた。
里が破壊され、罪なき里の者達の悲鳴が上がる。
「きゃあぁぁぁぁぁ!!」
ただ、どんな危機的状況であろうとも、木ノ葉隠れの里は決して滅びることはない。
なぜなら、木ノ葉隠れの里には
その
里の至る所で鳴り響いていた悲鳴が、突如として鳴り止んだ。大蛇に襲われそうになっていた女が閉じた瞳をゆっくりと開けると、そこには氷の金棒を持った氷の鬼が大蛇を叩き潰し、その女を守るように鎮座していた。
それは、仕掛けてあった結界陣に大蛇が触れてしまったからなのか…。それとも、
「氷の…鬼?
あ!も、もしかして
(んッ…ナニもしてないのに子宮が疼いて、熱く…間違いない。氷也くんだわ。近くにいなくても私を守ってくれているのね)」
はたまた、仕掛けてあった結界陣の近くに、氷也に
真実は術を施した本人にしかわからない。
「頑張って氷也くん。
全部終わったら、最高に美味しいラーメンを用意して待ってるから。
(替え玉はもちろん、私のすべてをあなたに…)」
一つだけ言えることがあるとすれば、木ノ葉隠れの里には氷也が
暖かく迎え入れてくれる優しい笑顔が特徴のこの娘もその1人。氷也がうずまきナルトと共によく通うラーメン屋〝一楽〟の看板娘のアヤメである。氷也は通う度に、氷也限定のサービス……
とにかく、木ノ葉隠れの里には頼れる英雄がいるということだ。いや、他里から恐れられる悪魔も、木ノ葉にとっては守り神といことなのだろう。
現に、氷の鬼が出現したのはこの場所だけではなく、この場所を含め全部で
今日、事が起きるであろうことを、氷也は確信していたのだ。まるで未来でも視ているかのように…。いや、大蛇丸という忍を多少なり理解しているならば、未来予知などと大それたものなどではないことは明白だ。大蛇丸を理解しているなど、氷也は口が裂けても口にしないだろうか…。
己の女を守っただけ。氷也はそう口にするだけだ。
そして、ドスケベな女の声援を背に、氷也は敵を殲滅するのである。すべては、戦いの終わりに待つ〝替え玉〟の為に…。氷也は勝利の美酒を大層に好んでいるのだから…。
場所は中忍試験本選会場。
此度の騒動の中心地にて、氷の大太刀と名刀が衝突する。
「
常に進化と成長、そして変化を追い求めぬ男は、女に捨てられるぞ──大蛇丸」
「あら、その点については自来也の息子と同じ考えだというのが癪だけど同意見だわ。
けど、私の何がお決まりの展開なのかしらねェ!?
お決まりの主役は遅れてやって来るを体現するあなたこそ飽きられて捨てられるのではなくて?」
鍔迫り合いから互いに弾き合い、距離を取る氷也と大蛇丸。
遂に、宿敵同士がこの場に揃ってしまった。
木ノ葉隠れの里を崩すべく、二度も苦汁を飲まされた最大の障壁である氷也を葬り去ろうと挑む大蛇丸。
そして、今この場で大蛇丸を葬り去ろうと準備万端な氷也。
今、世界の中心はこの2人であるかのように、敵味方関係なく、木ノ葉の忍達も、攻め入った砂と音の忍達の誰もが息を呑み、視線を逸らせずにいる。
悲しいかな……大蛇丸の部下らしき人物が行使した幻術──〝涅槃精舎の術〟によって、忍以外の観客達のほとんどは眠りについており、これから起きるであろう戦いを見ることができないのだ。もっとも、これから起きるであろう戦いの規模を予測したならば、幻術にかかったままのほうが安全であろうが…。
「俺が捨てられる?
50代でもうありもしない妄言を吐くようになるとは…。お前のように年は取りたくないものだな。ガキの尻ばかり追いかけてないで、我が父を見習え」
目にも止まらぬ速さで印を結び影分身を出現させた氷也は、巨大な氷遁の龍と灼遁の龍を大蛇に乗る大蛇丸に向けて放つ。
木ノ葉にも、氷也が二つの〝血継限界〟を扱えることを知らない忍はおり、その者達は顎が外れんばかりに口を大きく開き驚愕していた。
「父親同様に女の尻ばかり追いかけるドスケベがよく言うわ。親子揃って里の癌じゃない。この親にしてこの子ありとはよく言ったものね。
〝五遁・大連弾の術〟!!」
対して、負けじと4体の影分身を作り出した大蛇丸は、本体と合わせて5人で同時に、火、雷、水、土、風の五大性質変化すべての忍術を同時に放つ。
極寒と灼熱の巨大な龍と強大な五大性質変化すべての術の衝突に、多くの者達が悟る。この戦いに割って入る隙など決してないことを…。
「うッ…!
(おれが手も足も出なかった大蛇丸ってやつを相手に……くそ…くそッ…くそぉぉぉ!
テメエはどれだけおれの先を行ってやがるんだ!?)」
その戦いをもっとも間近で見ることになってしまったうちはサスケは、今の己の力では到底扱いこなすことのできない忍術を平然と扱う氷也と大蛇丸に打ち震える。今の忍術の衝突を前にしたら、己の試合を潰されてしまったことを忘れてしまうのも無理はない。
「木ノ葉の白い悪魔!
おれと戦えェェェ!
〝流砂瀑流〟!!」
ただ、もう1人は違う。うちはサスケと対戦していた我愛羅は、圧倒的な強者の存在に
「させないってばよォ!」
無論、このような状況で氷也の相棒が黙っているなどあり得るはずがない。
左右の手に同時に発動した螺旋丸で砂の波を突き破ったナルトがそのまま我愛羅へと突進し、強烈な蹴りを見舞う。
「ぐあッ──〝黄色い閃光〟!
貴様がおれの相手か!?
それもいい!!木ノ葉はどこまでもおれを楽しませてくれるな!!」
氷也の隣に降り立ったナルトは不敵な笑みを浮かべがら、
「
『おいナルト。
儂とあの弱っちい狸を同類扱いするんじゃねェ。狸はペット枠で十分だ』
氷也が大蛇丸を相手にする一方で、木ノ葉と砂の〝人柱力〟同士の戦いも始まろうとしている。
木ノ葉崩しという戦争が今……開戦。
うちはを舐めるなァ!
▪️豪火破却
豪火滅却の劣化版。
マダラ去りし後のうちは一族に豪火滅却を単独で扱える者が現れず、いつしかこちらの術がうちは最高峰の火遁へと
今思えば、性質変化と形態変化という設定が第二部で出てきて、千鳥の雷遁設定は後付けって考察をわりと見るけど、千鳥/雷切は第一部の時点で雷遁として見ていたかもしれない。雷切が初登場した時点で、火遁と土遁はすでに出てたし、名前と見た目からして雷遁なんだろうなァ…みたいな…。
▪️氷遁結界陣・
六角形、雪の結晶の布陣で施されたトラップ結界術。
発動すると同時に、氷の金棒を持った6体の氷鬼が出現し迎撃される。
無論、前以てチャクラを消費して設置してある為、発動してもチャクラ消費はない。
此度の発動は、大蛇がトラップに引っかかったからなのか、それともアヤメの淫紋と悲鳴に共鳴したからなのか……はてさて。