常日頃、正義とは何者なのだろうかと考えている好青年の戯言遣いことぼくは、玖渚友のあるお願いに流されてしまい、所謂正義の味方———『リコリス』に入ることになってしまった。それも、女装だった。澄百合学園以来、もう二度と女装はしないと胸に誓っていたのに、いつの間にこんなことになってしまったのだろうか。まぁ、流されることには慣れているおかげで必要以上にダメージを受けなくて済んだのは不幸中の幸いだ。これが他の人でなく、僕で本当によかった。他人が傷つくくらいなら僕が背負う。背負うものが人であろうと、国であろうと。それでこそ、正義の味方冥利に尽きるものだ———まぁ、そんなのは全部戯言だけどね。
『戯言シリーズ』の戯言遣いこといーちゃん、『リコリスリコイル』の千束ちゃんが出会ってしまった話。
『戯言シリーズ』の戯言遣いこといーちゃん、『リコリスリコイル』の千束ちゃんが出会ってしまった話。
| 特筆することもない、いつもの戯言。 | |
| もう二度と、女装はしないと誓ったはずなのに。 | |
| まずはこの子らを言い包めないといけないらしい。 | |
| ネタバラシ。そしてぼくの勤務初日。 | |
| 面倒臭くて胡散臭いのに、きなの香りだけしない。 | |
| 貸すほどの力が、ぼくには無い。 | |
| 嵐の前の静けさ。 | |
| 健康で軒昂な彼女らの反抗期。 | |
| エピローグ。 | |
| 例の占い師と例の頼み。 | |
| なら、皆で助ければいいじゃん! | |
| 彼女の予言を捻じ曲げる。 | |
| 再会(再開?) |